上海で初の調理済食品製造免許が交付、ファッションEC「Temu」がカナダでテスト開始——中国スタートアップシーン週間振り返り(2月6日~10日)

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Image credit: Temu

本稿は、Technode(動点科技)が、2月6日〜2月10日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

上海市、初となる調理済食品の製造ライセンスを発行(2月7日)

上海浦東新区は、2月1日に施行された調理済食品の新たな規制の枠組みを受け、Tramy Green Food Group(清美緑色食品集団)の子会社に同区初の調理済食品(預制菜)製造ライセンスを交付した。

中国では過去3年間、新型コロナの流行とそれに伴う閉鎖の中で、「すぐ食べられる」食事が大きな人気を博し、通常の調理ができない人々の時間とエネルギーの節約に役立っている。

Alibaba の Freshippo(盒馬鮮生)や Dingdong Maicai(叮咚買菜)などの主要なオンデマンドフードデリバリサービスは、従来のテイクアウトに代わる健康的な食事としてマーケティングすることで、この人気に拍車をかけた。新民晩報

「SHEIN」を追う中華系ファッションコマース「Temu」、カナダでテスト運用開始か(2月6日)

PDD の親会社 Pinduoduo(拼多多)が立ち上げた国際的なショッピングプラットフォーム「Temu」は、カナダで内部テストを実施していると報道された。中国メディア「Jiamen(界面)」は3日、同プラットフォームの商品の半分以上がすでにカナダのサイトで販売されていると報じた。

Temu の加盟店が Jiamen に語ったところによると、Temu は2023年前半にカナダでローンチされる予定だという。カナダは昨年9月にアメリカで開始された Temu の2番目の市場となる。

商品と在庫は(アメリカとカナダ)両市場でリンクされるため、加盟店は商品を再出品する必要がない。Temu は、低価格と多数のクーポンを提供することで、2022年後半に広くダウンロードされ、分析会社の Sensor Tower によると、先月の iPhone アプリストアでは、アメリカのすべての無料アプリカテゴリで1位となった。界面

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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