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タイに拠点を置くメンタルヘルスの遠隔医療スタートアップ Ooca は、同国最大の民間医療グループ Bangkok Dusit Medical Services (BDMS)から シリーズ A ラウンドで資金を調達した。調達額は非開示。
同社は、メンタルヘルスケアをより身近なものにすることを目的に、BDMS と共同でイニシアチブの作成と推進に取り組む予定だ。このパートナーシップは、Ooca をオンラインおよびオフラインのメンタルヘルスサービスを提供するタイ最大の企業に成長させることを目的としている。
2017年に Kanpassorn Suriyasangpetch 氏によって設立された Ooca は、ユーザが心理学者や精神科医とのビデオ相談を手配することができる。また、ビジネス顧客向けに法人向けパッケージも提供している。同社は、プラットフォームに18万人以上のユーザが参加しているという。
Suriyasangpetch 氏は Tech in Asia に次のように語った。
資金調達が困難な時期だった。
彼女は、タイのヘルステックスタートアップは、インドネシアと比較して市場が小さいため、資金調達が困難であると指摘した。
また、投資家はメンタルヘルスに関心を示しているが、「AI 搭載ツールなど拡張性のあるもの」を求めることが多いという。Suriyasangpetch 氏によると、それは、メンタルウェルネスに必要な実際のイノベーションを覆い隠すものではないはずだ。
人間の共感は、人工知能の関係が人間同士の関係と同じように満足できるものにならない限り、どんな機械にも取って代わることはできない。(Suriyasangpetch 氏)
Ooca はこれより前には、2018年に Expara Thailand がリードしたシード資金ラウンドで32万米ドルを調達している。
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【via Tech in Asia】 @Techinasia
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