CAMPFIREが10.6億円調達、ギフティ連携でリターンのeギフト化も

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クラウドファンディングのCAMPFIREは3月1日、日本政策金融公庫からの融資と第三者割当増資で10億6,000万円を調達た。第三者割当増資を引き受けたのはSBIグループとRFIアドバイザーズ、Minerva Growth Partners、ギフティみずほ証券、みずほキャピタル。同社の累計調達額は87億2,000万円になる。出資したギフティやみずほ証券とは業務提携も実施し、各社の顧客基盤を通じてクラウドファンディングの利用を促進する。

CAMPFIREは2011年のサービス開始から現在までに7万4,000件以上のプロジェクトを掲載し、支援者数は延べ920万人以上、流通金額は690億円に上る。今回の資金調達でプロダクト開発やサポート体制の強化を実施する。

ギフティとの提携では、クラウドファンディング実施の際に設定するリターン(お返し)に関する利便性向上と負担軽減を目指し、ギフティの持つ「eGift system」と連携する。例えば飲食店などでリターンにクーポンを出す場合、これまでは各プロジェクトごとに紙などで用意する必要があったが、これをeギフトとして発行することができるようになる。みずほ証券との提携では、全国の営業ネットワークに対して、クラウドファンディングの活用事例を紹介し、新たな利用掘り起こしを狙う。

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