
Image credit: Sgrum
スポーツコンディション管理アプリ「ONE TAP SPORTS」を提供するユーフォリアは1日、スポーツクラブ・スクール運営管理アプリを提供する Sgrum の全株式を取得し完全子会社とすることについて基本合意したことと発表した。これにより、ユーフォリアは育成年代からプロ・代表まであらゆるスポーツチームを支えるインフラを目指す。
ユーフォリアは2013年からスポーツチーム管理者がデータ活用による選手のパフォーマンス向上、ケガ予防を行うためのコンディション管理アプリを提供している。ラグビー日本代表をはじめとする国内外のトップアスリートから大学・高校の学生スポーツへと裾野が拡大し、71競技、1,700チーム(プロ・アマ・学生含む)が利用する。また、ONE TAP SPORTS 事業を通じて培ったノウハウを活かして、2020年10月から商品開発・マーケティング支援事業、2022年10月からウェルネス事業を開始している。
一方、Sgrum は SES 事業を受託開発事業を展開する Break’s のスポーツ事業が2017年6月にスピンオフする形で創業し、スポーツクラブ・教室向け運営管理アプリ「Sgrum」を提供している。スケジュール管理、会員への情報配信、会費徴収・決済、試合結果、掲示板、毎日のヘルスチェックなどが行え、スクール運営における業務効率化を図ることができる。現在、1,000チーム、10万人が利用している。
完全子会社化を実施することにより、ユーフォリア、Sgrum の両社は、スポーツチーム・スクールの課題解決におけるナレッジ共有やソリューション提案を行い、両社のユーザに対する顧客価値の向上、新規プロダクト開発など事業シナジーを発揮していくという。
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via PR TIMES
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