VFX制作の4th Creative Partyが同業大手WYSIWYGから25億円調達など——韓国スタートアップシーン週間振り返り(3月6日~10日)

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Image credit: 4th Creative Party

3月6日~3月10日に公開された韓国スタートアップの調達のうち、調達金額を開示したのは10件で、資金総額は747億ウォン(約75億円)に達した。

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主なスタートアップ投資

  • 4th Creative Party(포스크리에이티브파티)WYSIWYG Studios(위즈윅스튜디오)から250億ウォン(約25億円)の戦略的投資を調達した。同社は、アニメや視覚特殊効果(VFX)の製作会社で、お嬢さん(아가씨)、グエムル-漢江の怪物(괴물)、オールド・ボーイ(올드보이)など国内作品の主要 VFX 作業を担当した。独自 IP を保有する WYSIWYG Studios と今後の CG・VFX コラボレーションや共同制作・投資などを行う。
  • Indent Corporation(인덴트코퍼레이션)が105億ウォン(約11億円)を調達し、累積調達額が162億ウォン(約16億円)に達した。同社はレビューマーケティングソリューションの「VreView(브이리뷰)」、短編動画のポストプロダクションプラットフォーム「Spray(스프레이)」、短編動画のレビューに基づいたマーケティング素材を自動的に作る「AMP」などを提供している。現在、米中日から3,800社のパートナー会社を集めた。調達した資金は、グローバル進出や技術高度化に活用する予定だ。
  • Gwanag Analog(관악아날로그)が70億ウォン(約7億円)を調達した。アナログ・電力半導体を主力事業とし、高性能・低電力設計技術をもとに、音声認識ベースの車両用電力半導体を開発している。新規に調達した資金は、人材確保やグローバル市場進出などに活用する計画だ。
  • グローバルファンダムプラットフォーム「BeMyFriends(비마이프렌즈)」が49億ウォン(約4.9億円)を調達し、379億ウォン(約38億円)規模のシリーズ A ラウンドをクローズした。グローバル投資会社からの調達に成功。グローバル成長性と事業拡張性を認められ、アメリカ国内のまざまな業界顧客を獲得する計画だ。

トレンド分析

  • 本項は、追って追記・更新します。

【via StartupRecipe】 @startuprecipe2

【原文】

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