米国株・ETF資産形成アプリ「Bloomo」開発、8億円をシード調達

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Image credit: Bloomo Investment

米国株・ETF での資産形成アプリ「Bloomo」を開発するブルーモ・インベストメントは18日、、シードラウンドで8億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Spiral Capital、グローバル・ブレイン、Scrum Ventures、Angel Bridge、三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ、SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、Insignia Ventures Partners。

ブルーモ・インベストメントは2022年6月、財務省で総合企画調整・税務調査・国際金融業務に従事し、マッキンゼーで金融機関向けのコンサルティングに従事した中村仁氏により創業。サービスのコンセプトは、中村氏が15年前、東大のゼミ仲間で日銀の金融政策コンテストに提出し、最優秀賞を獲得した「貯蓄から投資へを促進する教育投資口座」に遡る。

ブルーモ・インベストメントは2019年以降、若年層の間で海外株投資を中心に資産形成が急速に一般化している背景に注目し、新しい資産形成層を支援し、より良い未来を描ける社会の実現を目指して設立された。今回の調達により、長期資産形成に特化した証券会社を発足させ、今年夏に新しい資産形成サービスをリリースする予定だ。

この分野では、Coinbase Ventures、Coral Capital、Hyper、Incubate Fund、Kindred Ventures が支援する「woodstock.club」が今年1月に正式ローンチした。アメリカでは、ミレニアルから絶大な支持を受け2021年7月に Robinhood が上場し株価急騰でにぎわせたが、現在の時価総額は当時の3分の1程度の90億米ドルに落ち着いている。

via PR TIMES

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