
Image credit: Tailor Works
共創コミュニティプラットフォーム「Tailor Works」を提供するテイラーワークスは18日、シリーズA1のファーストクローズで資金調達したと発表した。このラウンドに参加したのは FFG ベンチャービジネスパートナーズ、MZ Web3ファンド、ユニバースフロンティア、コムレイズ・インキュベート。コムレイズ・インキュベートは昨年3月の出資参加に続くフォローオン。
同社は今回ラウンドの調達額を明らかにしていないが、累積調達額が3.2億円に達したと報告しており、過去の調達額推移などから1億円程度と推定される。
代表取締役社長の難波弘匡氏は、テイラーワークスを2018年5月に創業。難波氏は以前、イベント運営のメジャース(2017年9月に TKP が買収)で Google や Marketo など外資系企業や Sansan やトレジャーデータなどスタートアップのコミュニティマーケティング支援に従事、その後イベントクラウドシステムの開発と販売を牽引した。
テイラーワークスは2020年10月にサービスをローンチし、事業会社、省庁・自治体、金融機関が運営するコミュニティが、コミュニティ同士や課題解決を目的としたつながりを通して、コミュニティの目標達成することを目的に運営支援している。
具体的には、テーマごとにトークする場を設けてフロー型のコミュニケーション促進を図ったり、悩みや課題感を相談でき、課題やニーズを貯めるストック型コミュニケーション機能を用意している。その他にも、イベント開催やマガジンでの情報発信を行い、コミュニティ活性化を行っている。
これまでに、 省庁が主体となって基礎自治体間の連携を促進するコミュニティ開設(経済産業省 関東経済産業局、一般財団法人日本立地センター)や全国の金融機関の交流を促進する事業者支援ノウハウ共有サイトで採択されたほか、 大学発スタートアップ創出を目的とした教育機関(北九州市立大学、PARKS)と連携したり、特定地域のステークホルダーが集うコミュニティ(静岡県、山梨県、仙台市、堺市、枚方市、東京都、大田区ほか)を構築したりした。
via PR TIMES
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