Web3における女性進出 /Webacy 五十川 × ACV唐澤・村上(6)

本稿はアクセンチュア・ベンチャーズが配信するポッドキャストからの転載。音声内容をテキストにまとめて掲載いたします

アクセンチュア・ベンチャーズ (ACV)がスタートアップと手を取り合い、これまでにないオープンイノベーションのヒントを探るポッドキャスト・シリーズです。旬のスタートアップをゲストにお招きし、カジュアルなトークから未来を一緒に発見する場を創っていきます。

今回のゲストはWebacy CEO、五十川舞香さんです。

幼少期に渡米し、スタンフォード大学でエンジニアリングを学び、Microsoftでサイバーセキュリティ業務に携わる一方、シルク・ドゥ・ソレイユにも参加するなど異色のキャリアを辿った五十川舞香さんに、サービスのことからWeb3における女性活躍の話題まで幅広くお聞きしました。6回連続でポッドキャストから一部をテキストにしてお送りします。

ポッドキャストで語られたこと

村上: 私も1個お聞きしたかったのは、クリプトの魅力というかWeb3の魅力のとこなんですけど、ブロックチェーン業界はすごい男性が多いイメージがありました。(中略)そういう中で、女性の同じような起業家とかWeb3やられてる方が増えているとか、周りの肌感はどんな感じですか。

五十川: 女性と男性で差があるのはイメージではなく事実なんですけど、テクノロジーの中でもWeb3は男性の方が多いのはみんなが知っていると思います。Web3でも女性が入りやすい入口とか出てきていて、例えばコミュニティベースの入口とか、Web3でもアーティストやマーケティングのコミュニティが強くなっていますのでそのスペースや、テクノロジーのエンジニアではない女性が入れるスペースが大きくなっています。

村上: 日本の独自の感覚なのかもしれないですけど、暗号資産を「悪い金儲けしてんじゃないか」みたいな、そういう目で見られる部分があるんです。女性だからとか男性だからとかではなくて、何かその辺あったりしますか(中略)。

五十川: グローバルに考えると、私はこれを言ったら怒られると思いますけど、女性の方がリスクを取らない方だと思います。いろいろな理由で。その理由でWeb3にリスクの感覚があると思います。他の理由も多分あると思いますけど、それがベースとして差が出てくるのでは。

唐澤:最後に我々からいろんなお話を伺ってきたんですけれども、五十川さん側から発信したいこととか、これは言っておきたいみたいな、そういう話があればぜひお願いします。

五十川: ありがとうございます。(中略)一般に言うとWeb3に入りたかったら今が良いタイミングで(中略)エネルギーが高いし自分で何か作りたかったら今がすごくいいチャンスだと思いますね。もう一つはWeb3に入る前にエデュケーションとかセキュリティの情報も学ぶこと、それが一番重要だと思います。

唐澤: 全然遅過ぎないというか、むしろ早い部類に入ると思うので、広めるための活動が大事。Webacy Worldを見つけて読み始めてるんですけど、五十川さん自身もいろんな発信をされてるのでそういうものも含めて、ぜひちょっとまたいろいろ教えていただければと思います。

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