上場企業の取締役会をDXするミチビク、2億円を調達——DIMENSION、みずほキャピタル、有安伸宏氏らから

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Image credit: Michibiku

コーポレートガバナンステックスタートアップのミチビクは17日、直近のラウンドで2億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。このラウンドに参加したのは、DIMENSION、みずほキャピタル、エンジェル投資家の有安伸宏氏らだ。金額には日本政策金融公庫、商工組合中央金庫など金融機関からのデットが含まれる。

ミチビクは2021年9月、取締役会運営の効率化を支援するツール「michibiku」をローンチした。取締役会をはじめ、重要会議の資料とコミュニケーションを集約化することで、適切な情報提供を実現し、議論の活性化に貢献する。招集通知・議事録・印鑑をクラウド化、取締役会管理を DX することで、スムーズな会議運営を支援する。

代表取締役 CEO で、公認会計士の中村竜典氏は、高等学校卒業後、トヨタ系企業に現場作業員として入社後、公認会計士試験に合格。PwC あらた有限責任監査法人に入所し、東証一部上場企業を中心に財務諸表監査、内部統制監査業務などに携わった。その後 OKAN を経て、2021年4月にミチビクを創業した。

今回の資金調達により、michibiku は取締役会自体の質向上にも寄与する取締役会 DX プラットフォームへアップデートされる。具体的には、AI を用いた取締役会などの重要会議の質向上を実現するための機能強化、導入企業増加に伴う顧客サポート体制を強化などを行う。

via PR TIMES

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