在宅医療向け夜間・休日診療支援「ON CALL」、医療機関・医師向けオペレーションシステムを提供開始

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Image credit: on call

在宅医療機関向けドクターシェアリングサービス「ON CALL」を提供する on call は、医療機関や医師向けのオペレーションシステムの提供を開始した。在籍医師の業務負担軽減を目指し、カルテ情報のスムーズな連携や往診対応時間の短縮を実現することで、増加する在宅医療の需要に応える。

ON CALL では、夜間・休日の営業時間外にリソースが不足している医療機関に対して、地域医療に貢献したいと思っている医師の紹介事業を運営している。今回リリースする機能は、患者のかかりつけクリニック・医院と、ON CALLに登録している医師との情報連携の基盤を強化し、よりスムーズな情報連携と時間短縮を実現するための「ON CALL オペレーションシステム」。

提供する機能は往診ディレクター(看護師や救命救急士)・医師向けのオペレーションシステムで、現場の医師とディレクターがスマートフォンから随時ステータスの報告を行い、医療機関がリアルタイムに医師の往診状況をシステム上で閲覧することができる。また、医療機関が自院で作成しているカルテをシステム連携し、患者情報を往診する医師やディレクターに伝達できる。

on call は2021年4月、医師の符毅欣(ふう たかよし)氏らにより創業。2022年10月、Partners Fund(Full Commit Partners)とインキュベイトファンドからシード資金を調達している(調達額は非開示)。この分野のスタートアップでは、ファストドクターが「ファストドクター for Medical」を、ドクターメイトが介護施設向け医療相談・夜間オンコール代行を提供している。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT

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