Spiral.AI は17日、プレシードラウンドで1.5億円を調達したと発表した。このラウンドに参加した投資家は不明。調達した資金は、エンジニアや事業開発メンバーの採用、開発インフラの拡充に使用される。Spiral.AI は、CEO の佐々木雄一氏により2023年3月に創業した、大規模言語モデル（LLM）のソフトウェア開発するスタートアップだ。

LLM は、すでに一部の領域では人間に匹敵する性能を示しており、人間の可能性を広げるツールとして活用されている。LLM の性能向上が継続することを示唆するスケール則の発見は、社会に本質的な影響を与える可能性がある。しかし、LLM には課題も存在し、プロンプトエンジニアリングのノウハウの要求や幻惑による虚偽の回答のリスクなどがある。

佐々木氏は、ニューラルポケット（東証：4058）で CTO として AI の社会実装に取り組んできた。Spiral.AI は、彼の経験を踏まえ LLM の社会実装を進め、人々が広く恩恵を受けられる世界を実現することを目指す。Spiral.AI では、「Spiral.Bot（カスタム ChatGPT を作れる高機能 AI 言語モデルプラットフォーム）」「Spiral.LLM（独自 LLM の開発と提供）」を提供する。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT