機関投資家向け仮想資産保護のZodia Custody、SBIのリードで3,600万米ドルをシリーズA調達

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仮想通貨カストディプロバイダ Zodia Custody は、シリーズ A ラウンドで3,600万米ドルを調達した。このラウンドは、SBI ホールディングスがリードし、既存投資家の SC Ventures(Standard Chartered 銀行のベンチャーキャピタル部門)が参加した。

Image credit: Zodia Custody

Zodia Custody は機関投資家向けに、デジタル資産の管理・保護サービスを提供している。現在、Bitcoin、Ether、USD Coin など8種類の仮想通貨を対象に、これらのサービスを提供している。

資金調達の詳細

  • 資金調達額:3,600万米ドル
  • 投資家:SBI ホールディングス
  • その他の出資者:SC Ventures
  • ラウンドステージ:シリーズ A
  • 情報源

ロンドンに拠点を置く Zodia Custody は、Standard Chartered 銀行が設立し、アメリカの金融サービス会社 Nothern Trust が支援する企業だ。

Standard Chartered 銀行は最近、スタートアップとの関わりを強めている。昨年9月には、インドネシアの e コマース大手Bukalapakと共同で、デジタルバンキングアプリをリリースした

また、同行は昨年、 SC Ventures を通じて、香港を拠点とするデジタル ID プラットフォーム「Chekk」やインドに本社を置くマーケットプレイス「Solv」に出資している

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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