シンガポールの培養魚スタートアップUmami Meats、日本進出へ

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Umami Meats 皆さん。中央が CEO の Mihir Pershad 氏。
Image credit: Umami Meats

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

シンガポールに拠点を置く培養シーフードスタートアップ Umami Meats は11日、正式に日本市場に進出することを発表した。同社は日本でも需要が高い、ウナギ、ハタハタ、鯛、マグロなど、絶滅の危機に瀕している魚種の培養魚開発に注力しており、日本企業とのパートナーシップの構築と、現地市場向けの技術や製造アプリケーションを生み出すエコシステムの構築に積極的に取り組む。

2020年に創業した Umami Meats は、栄養価が高く、手頃な価格の培養シーフードを生産している。重金属、抗生物質、マイクロプラスチックの影響を一切受けず、従来のシーフードと同等の栄養価を持つ培養シーフードを提供し、美味しい食体験を提供することが狙いだ。Umami Meats はこれまでに、徳島の NUProtein と成長因子製造システムを導出するライセンス契約を締結している。

この分野では、鮮魚卸売のダイニチ、IndieBio、Twitch 創業者 Justin Kan 氏らが支援するアメリカ Finless Foods が植物性のマグロ培養肉の開発に成功している。住友商事(東証:8053)らが支援するアメリカの培養魚スタートアップ BlueNalu は、回転寿司チェーン大手「スシロー」を運営する FOOD & LIFE COMPANIES(東証:3563)と業務提携した。日本のインテグリカルチャーは、マルハニチロ(東証:1333)と培養魚肉の共同研究を開始している。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT

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