沖縄を拠点にソーシャルコマースプラットフォーム「pippin（ピッピン）」を開発・提供する EC-GAIN は12日、直近のラウンドで2億円を調達したと発表した。このラウンドは SIG Asia Investment がリードし、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、Coral Capital、Headline Asia、GxPartners、名前非開示の個人投資家が参加した。

これは同社にとって2021年8月の調達に続くものだ。Coral Capital は前回ラウンドに続く、また、GxPartners　は前回と前々回に続くフォローオン。

pippin は、クリエイターやブランド、一般ユーザに利益をもたらすソーシャルコマースプラットフォームで、商品知識を活用して収入を得るクリエイターを支援し、サプライヤーと顧客の出会いを創出し、ユーザの賢い買い物を支援することを目指している。

pippin では現在、4,000人以上の専門的なクリエイターが販売を行い、累計注文件数は20万件を突破している。今回の資金調達により、pippin はプロダクトを進化させ、クリエイターやサプライヤーとの関係を強化する。

また、pippin では今後、クリエイターの集客支援のために商品紹介メディアの開発や検索ユーザの獲得に注力する。

さらに、「AI 商品説明文生成」に加えて、大規模言語モデル（LLM）「GPT-4」を活用したサービスの強化も進め、クリエイターやブランド、ユーザに対してより良い販売体験と買い物体験を提供する予定だ。

ソーシャル EC は中国で活況だ。Pinduoduo（拼多多）が2018年に NASDAQ 上場したほか、TikTok は今年のグローバルでのソーシャル EC 売上が20億米ドルに達する見込みと試算している。

via PR Times    Summarized by ChatGPT