月曜日、Appleが長年の研究の末に独自の複合現実（Mixed reality）グラスを発表すると予想される中、ザッカーバーグ氏がこのタイミングでこのニュースを投下するのは当然のことだろう。今日、お披露目となったMeta Quest3は40％以上の薄型化を実現し、より快適に、かつディスプレイや解像度も向上している。また、このヘッドセットには次世代クアルコムチップセットが搭載され、グラフィック性能は2倍になる。なおこの製品は、まだ正確な出荷時期が決まっていない。

Quest2の全ライブラリーに対応し、さらに多くのタイトルが登場する予定だ。詳細は9月27日のConnectカンファレンスで発表される予定。本日のMeta Quest Gaming Showcaseにてお披露目されたすべてのゲームは、Meta Quest 2およびMeta Quest 3でプレイできるだけでなく、Quest 3は、500以上のVRゲーム、アプリ、体験（そしてさらに増え続けている）Quest 2タイトルと後方互換性がある。

VRやMRの新作タイトルが続々と発売される予定だ。Meta Quest 3の高度なプロセッサーと高解像度化により、発売予定の「Asgard’s Wrath 2」では、より優れた視覚体験を実現し、60時間を超えるゲームプレイもより快適に楽しむことができるようになるだろう。

また、Quest 2からQuest 3への後方互換性により、プレイヤーは現在お気に入りのゲームをすべて体験でき、Meta Quest 3が今年後半に発売された「Asgard’s Wrath」「Arizona Sunshine」「I Expect You To Die」などの新しいVRタイトルや成長中のゲームを楽しむことができる。なお、6月4日よりMetaはQuest 2の価格を128GB版で300ドル、256GB版で350ドルに引き下げる予定とした。

次のソフトウェアアップデートで、MetaはQuest 2とQuest ProのGPUとCPUのアップデートを実施する。Quest 2とProでは、CPUの性能が最大26％向上し、GPUの速度がQuest 2で最大19％、Quest Proで最大11％向上する予定だ。ゲームやアプリケーションは、フレームを落とすことなく、ピクセル密度の向上を得ることができる。開発者がこれらの変更を活用することで、両ヘッドセットでよりスムーズなゲームプレイ、より反応の良いUI、よりリッチなコンテンツが期待できるとしている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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