AI位置情報解析のレイ・フロンティア、4年ぶりに開催された隅田川花火大会の人流ヒートマップを公開

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人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics/SDK」を開発・提供するレイ・フロンティアは9日、7月29日に4年ぶりに開催された「隅田川花火大会」における人流分析結果を公開した。調査データは同社のアプリ「SilentLog」から収集され、匿名化処理が行われた徒歩と滞在のデータを元にしている。対象期間は7月29日の9時から23時59分までで、東京都墨田区と台東区が調査対象エリアとなった。

隅田川花火大会は東京都墨田区と台東区を流れる隅田川沿いで毎年開催される花火大会で、2023年は4年ぶりの開催となった。当日は、隅田川沿いの桜橋〜言問橋付近と駒形橋〜厩橋付近の2箇所から花火が打ち上げられた。調査結果は地図上に描画され、時系列で人流が分析された。ヒートマップの色は人数を表し、肌色から赤色になるほど人数が多いことを示している。花火のアイコンは2箇所の打ち上げ場所を示している。個人を特定できないよう配慮され、行動履歴が少ない地点は分析対象から除外されている。

隅田川花火大会は地元住民や観光客にとって待ちに待ったイベントであり、多くの人々が訪れた。この分析を通じて、人々の動きや集中地域が可視化され、今後のイベントの計画や運営に役立つ情報となることが期待される。なお、レイ・フロンティアは SilentLog について、これまでの iOS 版に加え、Android 版をローンチした。

レイ・フロンティアは2008年5月の創業。2010年4月にサムライインキュベートから350万円、2015年4月にアドウェイズ(東証:2489)とインクルージョン・ジャパン(ICJ)から(調達額非開示)、2016年8月にみずほキャピタルとイード(東証:6038)から(調達額非開示)、2016年にいわぎん事業創造キャピタルと環境エネルギー投資から1.4億円、2019年2月に三井物産から3億円、2021年11月には ABC ドリームベンチャーズから調達した(調達額非開示)。

via PR TIMES   Summarized by ChatGPT

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