9月4日~9月8日に公開された韓国スタートアップの調達のうち、調達金額を開示したのは16件で、資金総額は1,429.5億ウォン（約157億円）に達した。

主なスタートアップ投資

• Story Protocol（스토리프로토콜）が712億ウォン（約78億円）を調達した。Web3.0ベースの IP インフラストラクチャスタートアップで、簡単に IP 開発の全過程を管理しライセンスすることができ、レベニューシェアなどの機能を提供する。a16z などグローバル主要投資家が投資したことで注目を集める。 
• Bbodek（뽀득）が180億ウォン（約20億円）を調達し、シリーズ B ラウンドを510億ウォン（約57億円）の調達でクローズした。保育園などに殺菌消毒された食器を貸し出す「Bbodek Kids（뽀득 키즈）」や、飲食事業所に皿や食器レンタルサービスを提供する「Bbodek Biz（뽀득 비즈）」などを運営する。現在、顧客会社は2,000社を超えている。調達した資金でサービスエリアの拡大を推進する。 
• ファブレス企業 Supergate（슈퍼게이트）が130億ウォン（約14億円）を調達した。2018年に設立された Level-0 デザインハウスで、半導体設計の初期段階から顧客とスペックの協議や設計までを手がける。 
• フードロボットメーカー Shin Starr Presents（신스타프리젠츠）が57億ウォン（約6.3億円）を調達した。調達資金でアメリカ事業を加速する予定で、自動調理ロボットを開発し、これを活用したサービスを準備中だ。第4四半期では、K フードブランド「OLHSO（옳소）」で、移動中に調理するフードデリバリ（食材をトラック内の冷蔵庫に入れるだけで自動調理されるため、オーダーを受けてから届けるまでの調理時間を短縮できる）とレストラン事業を同時に開始する予定だ。

トレンド分析

今週のトレンド分析は、BRIDGE 既載記事「Y Combinatorの2023年夏バッチから輩出された、AI関連／B2B SaaSスタートアップ50社をご紹介」とほぼ同一内容のため省略します。

【via StartupRecipe】 @startuprecipe2

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