防衛テックスタートアップのスカイゲートテクノロジズは8日、ジェネシア・ベンチャーズとみずほキャピタルからシードラウンドで資金調達したと発表した。調達金額は明らかにされていない。同社では調達した資金を使って、安全保障領域に適用可能なデータテクノロジーと防衛レベルのセキュリティ技術、製品開発、および事業開発を拡張する。
スカイゲートテクノロジズは2020年2月、以前は自衛官として、通信・サイバー領域の仕事に従事していた粟津昂規氏(現 CEO)らにより創業。スカイゲートテクノロジズ創業の直前までは、粟津氏は freee(東証:4478)でセキュリティマネージャーを務めていた。
近年、国際的な不安定要素が増大する中で、情報(データ)とテクノロジーを中心とした国家間の協力が重要視されている。特に、宇宙領域の状況認識強化やサイバーセキュリティ技術の発展は、安全保障と密接に関わる分野として注目されている。防衛テックは、防衛・安全保障関連の技術やサービスを開発する新しい企業群を指し、特にアメリカを中心にその重要性が高まっている。
そのような社会情勢を背景に、スカイゲートテクノロジズは、元自衛官を含む深いドメイン知識を持つチームにより、クラウドセキュリティ製品「Skygate Cygiene」の提供など、リアルタイムなセキュリティとデータ処理技術を開発している。同社では、AI を含む先端技術の開発と顧客との対話を誠実かつ確実に積み重ね、事業の拡大を進めるとしている。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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