VR対応グローブ型コントローラー「ContactGlove」開発のDiver-X、デット含め2億円をプレシリーズA調達

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「ContactGlove」をはじめとした XR 向けインタフェースデバイスの研究開発や製造販売を行う Diver-X は19日、プレシリーズAラウンドで2億円を調達したと発表した。このラウンドには PKSHA Capital、トヨタ紡織(東証:3116)、いよぎんキャピタル、DEEPCORE が参加した。また、金額には日本政策金融公庫からのデットが含まれる。

これは同社にとって、2021年9月に発表した調達に続くものだ。DEEPCORE は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。Diver-X は今回の資金調達により、HID(Human Interface Device)の研究開発および製造販売、さらに製造業向けソリューションの開発を加速させる。

Diver-X は2021年3月創業。主にハンドトラッキング、ハプティクス、モーショントラッキング技術を基盤としたコンシューマ向けデバイスの展開を行っている。同社の主力製品の一つ ContactGlove は、触覚フィードバック機能を搭載した世界初の VR 対応グローブ型コントローラー。この製品は、形状記憶合金(SMA)とリニア・バイブレータ(LRA)を使用した独自の触覚モジュールにより、ユーザーにリアルな触覚体験を提供する。

リリースによると、既に XR 関連インターフェースラインナップの累計出荷台数は数千台に達しており、海外売上比率も3割を超えている。主な市場は北米、ヨーロッパ、韓国だ。同社の顧客セグメントはソーシャルVRユーザ(VRChatなど)、VTuber・プロダクション、製造業および医療の3種類に分類されており、特定の顧客層に依存しない収益基盤を確立しているという。

Diver-X のビジネスモデルには、要素技術ライセンシング、要素技術を用いたソリューション、要素技術を用いたコンシューマ製品(ContactGloveなど)、コンシューマ製品の OEM、ハードウェア製品をフックにした toB ソリューション(ソフトウェア)、ハードウェア製品をフックにした toC ソリューション(ソフトウェア)の6つのマネタイズポイントが存在する。これらのうち、「ハードウェア製品をフックにした toC ソリューション」以外のポイントでは、既に収益化を実現しているとしている。

今回の調達を受け Diver-X は、HID 事業で確立した顧客基盤をもとに法人顧客へのソリューション販売を行うビジネスモデルの実現を目指すとしている。また、要素技術自体の研究開発も同時に進行しており、提供できるソリューションや完成製品の幅を広げることで、成長を加速させる方針だという。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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