米ホスピタリティ産業が注目、面接動画でAIがベストマッチ人材を見つける「PALETTER」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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井上正彦さん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:AIを用いた採用向けソフトスキルアセスメントツール「PALETTER」をアメリカで提供をするのはPALETTER。ホテルやレストランチェーンといった、ハイボリュームでハイターンオーバーレート、高いソフトスキルデマンドが要求されるホスピタリティ産業をメインターゲットにしています。

Paletterの利用フローは以下の通りです。最初に採用候補者がセルフビデオインタビューを実施します。そのインタビューをAIが解析し、候補者のソフトスキルスコアを判定。リクルーターはソフトスキルが高いと判断された候補者から面談していきます。採用に関しては、一般的な問題解決能力やクリティカルシンキングといった観点だけでなく、キャラクターやコミュニケーション能力といった「その企業に合うか」という点も判定してくれるのがPALETTERの特徴です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:PALETTERがターゲットとするアメリカのホテルやレストランチェーンといったホスピタリティ産業では、不景気と言われる中でも採用ニーズは旺盛のようです。とはいえアメリカでは、レジュメ(履歴書)には(フルネームではなく)イニシャルしか書けませんし、顔写真も載せられないため、リクルーターはテキスト内容のみから候補者をスクリーニングをしなければなりません。

しかし今は、ChatGPTなどを使えば誰でも完璧なレジュメを誰でも用意可能な時代。つまり、もはやレジュメはスクリーニングに使えなくなっているのです。とはいえ、いざ採用候補者と面談してみても、自社に合わないとリクルーターが感じるケースは多く、面談に多大な時間をかける会社は少なくありません。こうした問題を解決するのがPaletterです。

Paletterは、先述したセルフビデオインタビューから、喜怒哀楽やうなずき、目線の動き、心拍情報などを読み解き、実際のリクルーターの好みを学習する技術を開発しました。アメリカの某レストランチェーンでも既に利用されており、成果を上げているようです。今後は他のレストランチェーンやホスピタリティ業界への横展開を目指します。

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