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「縦と横」に拡大する国内スタートアップ・エコシステム

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近年のテック系スタートアップのエコシステムを考える上で大切な要素として(1)資金(2)人(3)知識、があります。製造業中心だった時代と比較して、資産はソフトウェアが中心であり、人が資金で得た時間を使って新たなサービスを生み出す、といった具合です。 ポイントは知識です。この10年間で起業のエコシステムには様々なフレームワークが生まれました。2012年前後に出たエリック・リース氏の「リーン・スタートア…

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THE SEEDが京都にオープンさせたインキュベーション施設にて

近年のテック系スタートアップのエコシステムを考える上で大切な要素として(1)資金(2)人(3)知識、があります。製造業中心だった時代と比較して、資産はソフトウェアが中心であり、人が資金で得た時間を使って新たなサービスを生み出す、といった具合です。

ポイントは知識です。この10年間で起業のエコシステムには様々なフレームワークが生まれました。2012年前後に出たエリック・リース氏の「リーン・スタートアップ」をはじめとする戦略フレームワークもそうですし、磯崎哲也先生の起業のファイナンスやJ-KISSといった資本政策、Open Network Labが開始した日本版YCスタイルのアクセラレーション・プログラム、リファラル採用やOKRのような採用・組織論などなどなど。

こういったスタートアップに関する知識・経験のフレームワークは、ゼロからスクラッチで起業するよりも格段に生産能力を上げ、確実に参加する起業家の打席回数を増やしています。

この知と経験の共有に大きな役割を果たしているのが投資家・起業家コミュニティです。個人投資家やVC単体での勉強会ももちろん、大型の招待制カンファレンスなど、大小様々なコミュニティがイベントなどを通じて「知の共有」を実施しています。本当に増えました。

  • 特定個人やVC・業界団体に紐づく完全クローズド
  • 応募選考などのフィルタで参加できるセミクローズド
  • メディア主催などのオープン

パターンとしてはおおよそこのような分類ができるのですが、最近になってまた新しいタイプのコミュニティが増えています。キーワードは「縦(レイヤー)」と「横(エリア)」の拡大です。

地域特化のシード支援

昨日、シードに特化したVCの「THE SEED」が京都にインキュベーション拠点を開設したことを発表していました。ファンドを代表する廣澤太紀さんは92年生まれの若手キャピタリストの一人で、狙いは関西のスタートアップ・シーンを作ることです。

現在、京都には京都大学をはじめとする優秀な学生コミュニティがあり、数年前に廣澤さんが起業に興味のある学生を集めるためTwitterで呼び掛けたところ、あっという間に200名近くの学生が集まったそうです。

実は関西には大阪を中心に起業を支援しようという動きはずっとありました。例えば今年で7回目を迎える「Hack Osaka」などもその一つです。大阪市を中心に海外スタートアップコミュニティとの連携を模索した活動で、また大阪市は今年9月にスタートアップ拠点を目指すための官民組織を立ち上げるという発表もしています。

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福岡拠点のF Venturesが開催する「TORYUMON」も学生中心

大阪市がやや行政色が強いのに対し、ボトムアップ型で成功しているのが福岡です。2012年には現地の起業コミュニティイベント「明星和楽(※)」を中心に福岡市と協力して「スタートアップ都市・ふくおか」宣言を公表。その後、小学校跡地にコミュニティスペースのFukuoka Growth Nextを立ち上げ、地方都市におけるスタートアップコミュニティのノード的役割を果たすことに成功しました。

この福岡の地でTHE SEEDよりも先に地域スタートアップ支援を手掛けたのがF Venturesです。代表の両角将太さんも88年生まれの若手キャピタリストの一人で、ちょうど今月は6回目となる学生向けのスタートアップイベント「TORYUMON」を開催していました。地域におけるシード投資家主導のボトムアップイベントではモデルケースになりつつあります。

この活動が成功するかどうかは際立った事例がでるかどうかにかかっています。例えば福岡は孫正義さん・泰蔵さん兄弟をはじめとするビッグネームから家入一真さんのようなお兄さん起業家、地元に根ざして世界を目指すヌーラボの橋本正徳さんなど、バイネームを多く輩出しています。廣澤さんも京都でこのような際立った事例を生み出せればとお話していました。

若手のゆるやかな共同戦線

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複数の若手VC支援先をベテラン勢がメンタリング(提供:Startup Investor Track)

エリアを「横つながり」の拡大とみるならば、「縦のつながり」は年代やレイヤーによって表現できます。先日、都内で開催されていた投資家グループによるスタートアップのマッチングイベントはやや変わった趣向のものでした。主催したのは「Startup Investor Track(SIT)」という投資家の任意団体です。

<参考記事>

集まった投資家は独立系VCや、事業会社のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の代表クラスで、ここに複数の若手VCが数社集まってその支援先を紹介する、という内容でした。一度に複数VC同士が絡み合って支援先を共有できるので効率がよく、実際、とあるVCでは数社気になるスタートアップと出会えたそうです。

なんとなくありそうな集まりに見えて、通常、こういった投資家向けの支援先紹介イベントは特定VC主催のものが多く、単独で実施するケースがほとんどです。当たり前ですが、自社で投資している支援先「以外」のスタートアップを懇意にしているVCに紹介する必要はないわけです。

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非公開で実施される投資家向けのピッチ

囲い込みではなく、ゆるやかにオープンな共同戦線が張られているようになった背景に「年代」があります。実はスタートアップ投資の現場では年代は結構重要な要素で、例えば学生起業をする人には、同じ目線を持った同年代のキャピタリストの方が相性がよい、という傾向があります。前述したTHE SEEDやF Venturesもそうですが、こういった若手のVCが増えることで起業ルーキーの層が厚くなり、それを支援するベテラン投資家たち、という構図が生まれつつあるのです。

また、前述したTHE SEEDの廣澤さんもこの会に参加していて、若手を中心にとある意識の変化があると教えてくれました。それがゆるやかな合従連衡の考え方です。

国内でスタートアップ投資が始まった2010年代初頭と異なり、今はもう先行している事業が大きく成長している時代に入っています。この競争環境にあって支援先が勝ち抜くためには、単独での事業拡大はもちろんながら、売・買収といった合従連衡は避けられない状況にあるのです。

欧米で日常的に発生している人材買収(Acq-hire)がよい例で、こういった未来を考えた時、囲い込みよりも最終的に自分たちの年代で大きな成功者が生まれることの方に魅力を感じる、としていた廣澤さんの考え方はひとつの正解に思えます。

日本にスタートアップ・ブームが発生して約10年、エコシステムは随分と成長をしました。非製造業で1ラウンド・100億円を集める未公開企業も生まれ、上場後に1000億円の評価を市場から受ける例も出てきています。エコシステムの成長はあまり表立ったものではありませんが、確実に進化し、これらの結果を下支えしているのです。

※情報開示:筆者は明星和楽のイベント企画に関わった一人です。現在は現地コミュニティにて運営されており関係性は薄くなっていますが、念の為開示しておきます。

ヌーラボのプロジェクト管理SaaS「Backlog」、タスクカードをD&Dできる新機能「カンバンボード」を実装へ——多様なユーザの取込を目指す

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本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。 福岡に本社を置く SaaS 企業ヌーラボは29日、同社のプロジェクト管理ツール「Backlog」に新機能「カンバンボード」をリリースすることを明らかにした。この新機能は2020年1月以降、順次β版としてリリースされる予定だ。カンバンボードのリリースにより、視認性や一覧性が高まり、課題をドラッグ&ドロップ(D&…

明星和楽2019 のパネルセッションに登壇したヌーラボ代表取締役の橋本正徳氏
Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。

福岡に本社を置く SaaS 企業ヌーラボは29日、同社のプロジェクト管理ツール「Backlog」に新機能「カンバンボード」をリリースすることを明らかにした。この新機能は2020年1月以降、順次β版としてリリースされる予定だ。カンバンボードのリリースにより、視認性や一覧性が高まり、課題をドラッグ&ドロップ(D&D)で状態更新でき、直感的なタスク管理が可能になるという。

ヌーラボは、ユーザ数100万人を超える Backlog のほか、ユーザ数が300万人を超えるオンライン描画ツール「Cacoo(カクー)」、チャットツールの「Typetalk(タイプトーク)」(ローンチから2年経過した2016年2月時点でユーザ数1.2万人、最近のデータは無い)といった各種 SaaS を提供している。

「カンバンボード」の機能
Image credit: NuLab

今回、カンバンボードをリリースする背景について、ヌーラボ代表取締役の橋本正徳氏は次のように語ってくれた。

Typetalk と Cacoo のユーザはエンジニアじゃない人も結構使っているが、Backlog は元々エンジニア向けのビューなので、ユーザがエンジニア寄り気味。カンバンボードを導入することで、エンジニアじゃない人でも利用しやすくなる。Backlog を、Typetalk や Cacoo のユーザにも使ってもらえるようにすることが目標だ。

ヌーラボでは同社の成長戦略として、Backlog、Cacoo、Typetalk を横断したクロスセルに注力することを掲げている。ヌーラボは元々エンジニア集団だったが、同社の成長に伴って管理やサポート部門の社員が増えたこともあり、エンジニアではない人材にも Backlog を使ってもらえる可能性・必要性に気づいたという。カンバンボードは当初、ヌーラボの非エンジニア社員に試験導入され、その反応を受け今回、一般ユーザにもリリースされることが決まった。

「Backlog」のユーザ職種
Image credit: NuLab

ヌーラボでは昨年、Backlog のサービス開始当初にはほとんど利用されていなかった、非エンジニア(事務、デザイナー、マーケター、営業など、さまざまな職種)による利用が約6割に達していることを明らかにしていた。「はたらくすべての人」に愛されるツールとしての開発に注力するとしており、同じく昨年には、ヌーラボアカウントという Backlog、Cacoo、Typetalk を横断利用できる SSO(Single Sign-On)のしくみをリリースしている。

ネット接続鍵のtsumug、遊休空間をマネタイズできる「TiNK Desk」のPoCを福岡で開始——アプリ不要・LINEでワークスペースの確保が可能に

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本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。 インターネット接続型の鍵(コネクティッド・ロック)の「TiNK」や関連サービスを提供する tsumug は29日、TiNK を活用した空間アクセシビリティ制御による価値創造プロジェクト「Sharingkey」の第一弾として、新サービス「TiNK Desk」の実証実験を開始したと発表した。 TinK Desk では、遊…

明星和楽でのパネルセッション。左から:福岡市長 高島宗一郎氏、ABBALab 代表 小笠原治氏、Fukuoka growth next 運営事務局長 内田雄一郎氏、tsumug 代表取締役社長 牧田恵里氏、Qurate CEO & Founder Tom Brooke 氏、明星和楽 実行委員長 松口健司氏
Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。

インターネット接続型の鍵(コネクティッド・ロック)の「TiNK」や関連サービスを提供する tsumug は29日、TiNK を活用した空間アクセシビリティ制御による価値創造プロジェクト「Sharingkey」の第一弾として、新サービス「TiNK Desk」の実証実験を開始したと発表した。

TinK Desk では、遊休空間に TiNK や他社製品を含むロックデバイスを設置することで、サービス利用者の入退室管理と制御を実施。アプリのインストールを必要とせず、LINE だけで利用開始の手続や施・解錠が行えるのが特徴だ。フリーランサー、複業を持つ人、テレワーカーなどに、オフィスや自宅以外のワークスペースを提供する。ユースケースとしては、マンションにある空室を同棟の居住者が使えるワークスペースにし、マンションオーナーやデベロッパがマネタイズすることができる。

「TiNK」
Image credit: Tsumug

日本では人口減少により、今後空き家や空室が急速に増えると予想されている。野村総合研究所は、同社の報告書「NRI 未来年表」で、2033年に日本国内の住宅空室率は30.4%に達すると予想。空室が増えることで建物の老朽化が加速し、治安の悪化など社会全体への影響は小さくない。tsumug ではこの点に着目し、福岡市の実証実験フルサポート事業に申請し採択され、今後、オフィス家具のサブスクリプションサービス「WAAK(ワアク)」と協業しながら2020年春の正式サービス開始を目指す。

tsumug には ABBALab が出資しており、また、昨日の発表で WAAK も FGN ABBALab ファンドから資金調達したことが明らかになった。FGN ABBALab ファンドには福岡地所が出資しており、また、tsumug の本社が入居する Fukuoka growth next の運営には福岡地所が関与していることから、TinK Desk の事業展開には、tsumug パートナーの APAMAN や、tsumug の本社が入居する Fukuoka growth next の運営に関与する福岡地所をはじめ、複数の不動産オーナーや物件管理会社が協力すると見られる。

ABBALabら、Fukuoka growth nextを拠点とした新ファンド「FGN ABBALabファンド」を設立——スタートアップ14社への出資も明らかに

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本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。 ABBALab と福岡地所は29日、福岡市内で開催されている明星和楽2019で、新ファンド「FGN ABBALab ファンド」を設立したことを発表した。ファンドの LP は、ミスルトウ、西日本シティ銀行、福岡地所。ファンド規模は10億円。 主にオールジャンルのプロトタイプを持ったプレシードのスタートアップを対象に、1…

FGN ABBALab ファンドのパートナーを務める小笠原治氏(左)、榎本一郎氏(右)
Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、10月29〜30日に福岡市内で開催されている「明星和楽2019」の一部。

ABBALab福岡地所は29日、福岡市内で開催されている明星和楽2019で、新ファンド「FGN ABBALab ファンド」を設立したことを発表した。ファンドの LP は、ミスルトウ、西日本シティ銀行、福岡地所。ファンド規模は10億円。

主にオールジャンルのプロトタイプを持ったプレシードのスタートアップを対象に、1社あたりの出資金額は300万円〜2億円を出資。事業可能性に応じて、シリーズ A までのフォローオン出資にも対応する。

今回の新たなファンド組成は、2012年に福岡市長の高島宗一郎氏の行った「スタートアップ都市宣言」に端を発する。この宣言を機に、福岡市にはスタートアップカフェFukoka growth next が作られることとなり、ABBALab と Fukuoka growth next の運営を通じて創業支援に取り組む福岡地所が今回ファンドを設立することとなった。

Image credit: Masaru Ikeda

新ファンドのパートナーには、ABBALab 代表取締役の小笠原治氏、福岡地所代表取締役社長の榎本一郎氏、ABBALab パートナーの縣ニキ氏が就任するほか、ABBALab と福岡地所から1名ずつアソシエイトが派遣され Fukuoka growth next に常駐する。

新ファンドの出資額は大きくないため、他のファンドからの出資の呼び水としたり、福岡のスタートアップが活動資金を得て、東京などの VC からフォローオンで出資を受けたりするステップアップ的な位置づけが強いようだ。

なお、FGN ABBALab ファンドからは既に14社への出資が実施されており、それらの名前も公開された。

株式会社Nayutaが、awabar fukuokaでBitcoinのLightning Network決済サービスを5月31日から試験導入

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株式会社Nayuta(本社:福岡市中央区、代表取締役:栗元憲一、以下Nayuta)は、明星和楽(所在地:福岡市中央区)を発端として、福岡市のスタートアップ支援施設Fukuoka Growth Next(所在地:福岡市中央区、以下fgn.)で実証実験を行います。Bitcoinの2nd Layer技術「Lightning Network」を用いたリアルタイム決済を、fgn.内 awabar fukuo…

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3回目を迎えた〝札幌版SXSW〟のNo Maps、映像と写真で振り返る

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本稿は、10月10日〜14日に札幌市内で開催されている「No Maps 2018」の取材の一部。 SXSW にインスピレーションを得て、2016年に札幌で始まった No Maps は今年3回目を迎えた(正確には、2016年の回は第0回のテスト版とカウントされているので、今年は第2回となる)。 北の地からスタートアップシーンを盛り上げようという気運の高まりだけでなく、SXSW のカテゴリである Mu…

本稿は、10月10日〜14日に札幌市内で開催されている「No Maps 2018」の取材の一部。

SXSW にインスピレーションを得て、2016年に札幌で始まった No Maps は今年3回目を迎えた(正確には、2016年の回は第0回のテスト版とカウントされているので、今年は第2回となる)。

北の地からスタートアップシーンを盛り上げようという気運の高まりだけでなく、SXSW のカテゴリである Music、Film、Interactive、Game と同様、今年の No Maps にも音楽や映画をテーマとしたセッションが充実していたように思う。

10月10日〜14日、札幌市中心部で開催された No Maps 2018 のコア期間のセッションやデモの様子の一部を、映像と写真を中心に振り返ってみたいと思う。

No Maps 2018 のカンファレンスデイの先陣を切ったのは、日本国内で地域イベントを主催する皆さんによるセッション。福岡から明星和楽、神戸から 078Kobe が参加した。
ブロックチェーン北海道イノベーションプログラム(BHIP)主催によるセッション。LINE 砂金信一郎氏、Scalar 深津航氏、モバイルファクトリー 高橋秀彰氏、INDETAIL 坪井大輔氏が登壇。
市の中心部では、No Maps と連携し札幌国際短編映画映画祭も開催。参加者からは「ピザモンスター」人気を得ていたようだ。

札幌市中心部の商店街「狸小路」では、自動運転ロボットを使った観光客向けの荷物運搬介助のデモが行われた。実用化すれば、買い物の量にかかわらず、手ぶらでの移動が可能になる。

Open Network Lab は、北海道でアクセラレータプログラムを開始しており、その第1回デモデイが開催された。詳報はこちらの記事を参照。
お酒を飲みながら会議をすると、果たして会議は活性化するのかを検証するセッション。田村カイ氏、河原あず氏、ヌーラボ 橋本正徳氏、東急電鉄 加藤由将氏が登壇。
サッポロビールは飲料を、東洋ガラスは色を変えられる LED 搭載グラスを、富士通は映像・音声解析で会議が活性化しているかを定量的に把握できるシステムを導入。
地域イベントが連携することで、日本のイノベーションが加速するだろうとの仮説を提言。海外事例などからも、おそらくこの仮説は正しい。
田村カイ氏によるグラフィックレコーディング。
今年の SXSW で披露された「ANA AVATAR XPRIZE」にちなみ、全日空はテレイグジスタンスでのショッピング体験をデモ。東急百貨店札幌店から、渋谷ヒカリエでのショッピング体験を楽しむことができた。

地下歩行空間「チカホ」のステージで行われた、ナイトエコノミーに関するセッション。バンコクと札幌の間には直行便があることから、東南アジアからの観光客も増えつつあるが、まだまだ来訪客を楽しませる仕掛けが足りないのではないか、という議論が続いた。
ライオンが出展していた、下着にセンサーをつけるだけで、恒常的に腹囲が測定できる「ながら腹囲チェッカー」。アプリと連動し、体型維持を支援してくれる。
同じくライオンによる展示。シャンプーやリンスの買い置きは、ついつい忘れるもの。シャンプー台の下に圧力センサーを入れることで、ポンプを押されたカウントに基づき残量を判定、シャンプーを自動注文できる。Amazon Dash より一歩進んでいるのかも。高齢者の遠隔見守りなどにも応用できる。

「声の小説」を配信するWritoneのLyact、NOW、F Venturesから資金調達ーーウェブサービスとアプリを公開

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福岡を拠点に音声小説「Writone」を開発・運営するLyactは10月2日、ベンチャーキャピタルのNOWとF Venturesを引受先とした第三者割当増資による資金調達を公表した。同社は同時にVoiceBook配信プラットフォームのウェブ版とiOSアプリ版を正式に公開したことも伝えている。今回の増資で開発体制の強化を進め、今後のアップデートでの機能追加を計画している。 Writoneは作家が投稿…

Lyactのチームメンバーと出資者/明星和楽にて

福岡を拠点に音声小説「Writone」を開発・運営するLyactは10月2日、ベンチャーキャピタルのNOWとF Venturesを引受先とした第三者割当増資による資金調達を公表した。同社は同時にVoiceBook配信プラットフォームのウェブ版とiOSアプリ版を正式に公開したことも伝えている。今回の増資で開発体制の強化を進め、今後のアップデートでの機能追加を計画している。

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Writoneは作家が投稿したテキストの小説を声優が音声化して音声小説にしてくれる配信プラットフォーム。小説家と一部声優に対して限定で公開しているベータ版では500人以上のユーザーを獲得した。また一部の声優学校ではカリキュラムとして採用されることも決定している。今回のリリースにより実際に音声小説が聞ける「リスナーモード」で、全てのユーザーが公開されている音声小説を聞くことができるようになっている。

via PR TIMES

リモートワークの会話量が40%アップ、「1000万かけても価値がある」ヌーラボ”General Meeting“という方法 #明星和楽

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本稿は、明星和楽2018 Summer の取材の一部である。 取材で福岡・明星和楽に参加しています。東京以外のスタートアップを取材する際、度々話題に上がるものに「コミュニケーションコスト」の問題があります。事業面ではやはり東京が大切ということで比較的早い時期に営業所を置いたり、そこで発生するやり取りや人間関係で頭を悩ませた結果、やっぱり東京に移転という例もあります。 福岡に本社を置くヌーラボもその…

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本稿は、明星和楽2018 Summer の取材の一部である。

取材で福岡・明星和楽に参加しています。東京以外のスタートアップを取材する際、度々話題に上がるものに「コミュニケーションコスト」の問題があります。事業面ではやはり東京が大切ということで比較的早い時期に営業所を置いたり、そこで発生するやり取りや人間関係で頭を悩ませた結果、やっぱり東京に移転という例もあります。

福岡に本社を置くヌーラボもその一つです。同社は年に一度、「General Meeting」という1週間に及ぶ全社イベントを開催しており、東京、京都、ニューヨーク、シンガポール、アムステルダムなどで働く110名のメンバーが福岡の地に集まります。

一般的な社員総会の枠を超えて、経営戦略などの共有以外にも家族も参加できるバンド演奏などのパーティや利き酒、お菓子作りなどのワークショップも開催され、これを実施することで、同社の社内の会話量が40%も改善したというデータも出ているそうです。

海外からの交通費を含めると1000万円ほどのコストがかかるというこの取り組み。実施するメリットや方法についてヌーラボ代表取締役の橋本正徳さんにお話を聞きました。(太字の質問は全て筆者、回答は橋本氏)

General Meetingって具体的にどういうものなんですか?

会社の実績や次の3年間の抽象的な計画の話と1年間の具体的な計画の話を、世界中から集まった全社員と共有するミーティングがあります。

1週間あるんですよね

はい、それに合わせて超ポジティブな思い出づくりのために、3日間くらいのレクレーションなどの活動をやるんです。クラブを貸し切って家族や関係者を招待したパーティーや、ハッカソン、他には沢山のワークショップなどなどですね。前年度から社員が企画をして実行するようになりました。

会話量が4割増えたということですがこれは具体的には

コミュニケーションツール「Typetalk」を提供しているのですが、これらオンラインツールでの利用率がおおよそ40%アップした、ということです。またこういったいべんとを通じて「知らない仲」ではなくなったので話しかけやすくなったのだと思います。コミュニケーションにおいて、オンラインの強みは「情報交換」で、オフラインの強みは「感情交換」だと考えてます。

なるほど

リアルな場で会ってちゃんと感情が交換できている状態であれば、離れてオンラインで情報交換をしててもエモーショナルな部分を想像で補完できるので、コミュニケーションの内容や濃度が高まります。そうすると、会話することの価値が高まり、会話の量が増える結果になります。

それまではみんな喋らなかった?

以前がどうだったかはすでに忘れていますが、喋らなかったわけではないと思います。ただ一度も会ったことのない人と、衝突が発生しやすい仕事の会話をすることはハードルが高いと思います。しかも、異国で異文化で異言語な人たちとの会話となると、更にハードルは高まって、壁のような高さになります。

コストもバカにならないですよね。1000万円近くかかってるという話ですが、費用対効果は

日本中、世界中から100人近くが集まるのでどうしても費用はかかってしまいますね。DIY精神で極力自分たちでコンテンツを作ってますから節約はできてます。一方でやらないのであれば、組織の作り方や文化など諸々を変えていかないといけなくなり、それはきっと、ヌーラボっていう会社ではない別の会社になってしまうと思っています。

なるほど、コーポレート文化を作ることで説明コストが軽減できればこのコストは必要と考えられる、という話ですね。ありがとうございました。

EC運営に特化したロボアドバイザー「OMNI-CORE」運営のPear、7,000万の資金調達

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ECプロフェッショナル人材の採用・営業力の強化 株式会社Pear(福岡県福岡市、代表取締役:島井 尚輝、以下Pear)は、株式会社iSGSインベストメントワークス(東京都港区赤坂 代表取締役:五嶋 一人 以下、iSGS)、株式会社nomad(東京都港区麻布十番 代表取締役:小笠原 治)、大分ベンチャーキャピタル株式会社(大分市東大道 代表取締役:黒木 達夫)より、資金調達を実施したことをご報告いた…

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明星和楽2018サミットを前に、参加者100名が博多湾の島でミングルする「WARAKU CAMP 2018 SUMMER」が開催

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本稿は、明星和楽2018 Summer の取材の一部である。 9月15〜16日、福岡市内のスタートアップハブ Fukuoka Growth Next で、通算9回目を迎えた「明星和楽 2018」が開催されている。それに先立ち、博多湾に浮かぶ能古島で開かれた WARAKU CAMP 2018 SUMMER には、登壇者や海外招待者を中心に約100名が参加した。 写真を中心に、WARAKU CAMP …

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オープニングアクトでは、書道家によるパフォーマンス

本稿は、明星和楽2018 Summer の取材の一部である。

9月15〜16日、福岡市内のスタートアップハブ Fukuoka Growth Next で、通算9回目を迎えた「明星和楽 2018」が開催されている。それに先立ち、博多湾に浮かぶ能古島で開かれた WARAKU CAMP 2018 SUMMER には、登壇者や海外招待者を中心に約100名が参加した。

写真を中心に、WARAKU CAMP 2018 SUMMER の様子を振り返る。

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能古島には、福岡のみならず日本内外から明星和楽の参加者が集まった
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WARAKU CAMP の会場となったキャンプ場
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多忙な執務を合間を縫って、あの人も能古島に登場
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明星和楽の実行委員長、マツケンこと松口健司氏
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一堂に会した参加者の皆さん
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砂浜からは、福岡の街並みが見える
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日が暮れてパーティーが始まった
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DJ によるパフォーマンス
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パーティーピーポー
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パーティー終盤には焚き火。もともと SXSW にインスパイアされて始まった明星和楽は、次に Burningman を目指すらしい(一部実行委員の談)
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初代実行委員長、ヌーラボ CEO 橋本正徳氏が皿を回すレイトナイトパーティで、会場は大盛り上がり
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福岡では人気の六本松のカレー専門店「エメラダ」が出張ランチを提供
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ロシア・サンクトペテルブルクのインキュベータが自己紹介
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フランス・ボルドーのアクセラレータが自己紹介
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東京五輪の暑さ対策に対するワークショップで各チームがアイデアを披露
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各チームがアイディエーションにしのぎを削った
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投票の結果、得票の多かった優秀チームには、明星和楽での無料飲食権、AWABAR 福岡でのスパークワインボトル提供、ボルドーワインが贈られた