<ピックアップ> Tech.eu has been acquired. You won’t believe what happens next! TechCrunch の元ライター Robin Wauters 氏が2013年に立ち上げた Tech.eu が先週、トルコのスタートアップメディアである Webrazzi により買収されたことが明らかになった。買収額は明らかにされていない。 Tech.e…
ブランドや企業向けに R&D(研究開発)と IP(知的財産権)のインテリジェンスプラットフォームを提供する PatSnap は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2と Tencent Investment(騰訊投資)がリードしたシリーズ E ラウンドで3億米ドルを調達した。
今回のラウンドには、既存投資家の Sequoia China(紅杉資本)、Shun Wei Capital(順為資本)、シンガポール政府系 Vertex Ventures(祥峰資本)の Southeast Asia & India ファンドに加え、新たに CPE Industrial Fund と Vertex Growth が参加した。
今回のラウンドにより、PatSnap はユニコーンクラブ入りし、東南アジアの未上場 B2B プラットフォームとして時価総額が10億米ドル以上に達することになる。今回のラウンドより前、同社は2018年6月にシリーズ D ラウンドで3,800万米ドルを調達している。
ロンドンとシンガポールを拠点とする同社は、この新たな資金を、イノベーション・インテリジェンス・プラットフォームのさらなる進化、製品開発の加速、R&D チームや IP チームが同社の技術を使用している産業分野での追加的なドメイン専門知識の獲得に使用する予定だ。また、調達資金により、世界各地での販売拠点の拡大、従業員の拡大、専門的な開発への投資が可能になる。
PatSnapは、2007年にシンガポールで特許分析のスタートアップとして始まり、NUS Suzhou Research Institute(NUSRI、シンガポール国立大学蘇州研究院)や NUS Enterprise(シンガポール国立大学の起業家育成部門)が運営する「BLOCK71」を通じ、中国に拠点を置いてから急速に成長した。
基幹製品である「R&D および IP インテリジェンスプラットフォーム」では、機械学習、コンピュータビジョン(画像解析)、自然言語処理、その他の人工知能技術を使用している。企業、ブランド、大学、研究機関のイノベーションチームは、これらのプラットフォームを利用して、市場、技術、競争力のある情報や、製品のアイデア出しから商業化までに必要な特許の洞察を得られる。
PatSnap は2017年、シンガポールに R&D センターを立ち上げた。これは、NUS との密接な関係を維持し、シンガポールの人材エコシステムと業界パートナーの緻密なネットワークへのアクセスが可能になったことも理由の一つだ。PatSnap のクライアントには、Dyson、Spotify、Oxford University Innovation、The Dow Chemical Company などがある。
同社は現在、アメリカ、イギリス、カナダ、日本、中国に拠点を置くグローバル企業となっている。
PatSnap のミッションは、イノベーターに力を与え、世界をより良い場所にすることだ。イノベーションエコノミーにおけるグローバルな拠点、リーダーシップ、戦略的ポジションにより、トップレベルの投資家、顧客、人材を引き寄せることができた。(PatSnap 創業者兼 CEO の Jeffrey Tiong 氏)
世界中の企業は、イノベーションのペースを上げる必要に迫られている。「R&D World」によると、研究開発に費やされる資金は2021年に2.4兆米ドルに年々増加しているが、そのリターンは減少している。「Harvard Business Review」に掲載された記事によると、研究開発の生産性が65%も低下していることが指摘されている。
PatSnapの AI 搭載技術は、この問題に対処するため、異種のデータソースに含まれる数百万の非構造化データポイント間の重要な関係を分析・接続し、研究開発の意思決定の指針となるインサイトを提供し、新しいイノベーションを市場に投入するまでの時間を短縮するのに役立つ。
プロテインが牽引する国内のスポーツニュートリション市場は600億円規模と推計されている。鈴木氏によれば、プロテインは必要三大栄養素の一つであるにもかかわらず、その多くは男性向けのスポーツ商品なのだという。いわゆる筋トレ需要だ。The Global Wellness Institute(GWI)によれば、2018年の世界のウェルネス市場は4.5兆米ドルと見積もられており、女性をターゲットにしたウェルネス向けのプロテインはホワイトスペースで、鈴木氏らはこの市場の開拓を狙う。
China Hospitality Association(中国飯店協会)は、ホテルやホームステイ事業者の74%が閉鎖を選択したと報告している。2020年は2月までに、この業界は670億人民元(約1兆円)以上の損失を出し、賃貸アパートの損失は約7億人民元(約107億円)となった。健康上の理由から、多くの国が観光客の入国を制限したり、国境を閉鎖したりしている。タイ政府観光局によると、4月にタイを訪れ…
China Hospitality Association(中国飯店協会)は、ホテルやホームステイ事業者の74%が閉鎖を選択したと報告している。2020年は2月までに、この業界は670億人民元(約1兆円)以上の損失を出し、賃貸アパートの損失は約7億人民元(約107億円)となった。健康上の理由から、多くの国が観光客の入国を制限したり、国境を閉鎖したりしている。タイ政府観光局によると、4月にタイを訪れた外国人観光客はゼロで、1月から5月にかけて1,002万人減少した。
Airbnb の共同創業者 Brian Chesky 氏は、旅行が以前と同じになることはないと考えていると述べている。彼は、欧米の人々が旅行を自宅から200マイルの範囲に限定し、自然のスポットや小さな中心地に向かうと予測している。彼は、ロンドン、ローマ、パリのような大きな目的地を訪問し、有名なランドマークの前で写真のためにポーズをとる時代は終わったと考えている。
病院に入院する高齢者は、推定で毎年200万人が転落し、うち5万人が骨折など大きな怪我を経験し、場合によっては死亡に至るケースもある。施設では人手不足から巡回・確認するには限界があり、一方で、事実上の虐待となるため、高齢者を身体拘束することも許されない。知能技術は、少人数でも効率よく高齢者を見守れるようにした、高齢者の安全性向上と、施設の職員の負担軽減を狙った AI クラウドサービスだ。ベッド近くに設置されたセンサーからデータを収集、個々の患者の行動を理解し、その傾向を把握できる。
空は、ダイナミックプライシングによるホテルの価格設定支援サービスを提供している。同社の「MagicPrice」は、ホテルが周辺の競合ホテルとの比較や過去データに基づいた需要予想にも基づき、機械学習で最適な価格をリアリタイム計算。計算された価格は、自社サイトのほかサイトコントローラを経由して、旅行予約サイトや OTA にも自動反映できるしくみだ。同社では一年ほど前からホテル分野以外への進出を模索し始めており、2ヶ月ほど前には小売業界への進出を発表したばかりだ。
KNEX……ジョージア州に本拠を置き、MIT リサーチディレクターを務める CEO が、食用鶏の飼育自動化のためのソリューション「Birdoo」を開発。鶏肉は牛肉や豚肉より需要が大きいものの、養鶏農家の減少で将来は一人で30万羽の面倒を見る必要がある。同社では 3D カメラにより鶏の体重計測、2D カメラにより死亡鶏の計測が可能。給餌量の最適化、収穫予定日の精緻化を支援。インドやブラジルの養鶏場では実装済だが、日本の鶏に合わせ AI を学習させるため、岩手・一関の銘柄鶏生産加工販売会社オヤマで実証実験を行う。
VAAK……映像を使って高い精度で人の行動を解析するスタートアップ。身の回りの危険、多くの人が集まった際の危険などの解決を目指す。具体的には、カメラで撮影した映像をもとに AI が危険を自動検知、警察に自動通報することで、危険の未然防止や早期解決を促す。警備レベルの強化に加え、人がいない時間帯の警備維持にも効果を発揮する。NTT 東日本とは、カメラや回線の整備、サービスの販売や施工、保守支援などで協業を模索。都内の施設から、通行量の多い道路に向けカメラを設置することから着手を検討。
ON FOCUS……ON FOCUS が開発・提供する「MOBILE BASE」は、車両扱いとなるトレーラー式と、登記が行える建築式の二種類からなるコンテナハウスだ。建築の職人不足、空き家問題、宿泊施設不足問題を解決する。ユースケースとしては、店舗、イベントスペース、アパートシェアハウス、グランピング施設など。NTT 東日本とは、契約期間に制約がある遊休地に MOBILE BASE を設置し、期間限定のシェアハウスやレンタルオフィスとしての事業開発を目指す。また、IoT で無人化・省人化した移動型のホテルも開発する。
広告主を満足させるために、Octopus は乗客検知を通じて Google Tensorflow の機械学習プラットフォームを用い検証済みのインプレッションを届けることで、後部座席に乗客が乗っていることを確認することもできる。これによって、広告主は広告が表示されている間に画面の前に座っている乗客についてのみ支払うことができるようにしている。