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メルカリ経済圏拡大、次の一手は「出資」ーーC2Cや周辺領域に投資する出資プロジェクト「メルカリファンド」開始

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なんだか日本も起業のエコシステムが充実してきた感がある。 フリマアプリのメルカリは7月4日、商材・サービス特化型のC2Cやマーケットプレイスなど周辺事業を手掛けるスタートアップに出資するプロジェクト「メルカリファンド」を開始すると発表した。投資事業組合(ファンド)や投資子会社などを設置するのではなく、メルカリ本体として投資する「投資プロジェクト」となっている。出資先企業とはメルカリやメルカリアッテ…

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2016年1月、メルカリはBASEへの4.5億円出資を電撃発表した

なんだか日本も起業のエコシステムが充実してきた感がある。

フリマアプリのメルカリは7月4日、商材・サービス特化型のC2Cやマーケットプレイスなど周辺事業を手掛けるスタートアップに出資するプロジェクト「メルカリファンド」を開始すると発表した。投資事業組合(ファンド)や投資子会社などを設置するのではなく、メルカリ本体として投資する「投資プロジェクト」となっている。出資先企業とはメルカリやメルカリアッテなどの自社サービス連携も検討する。

メルカリはこれまでにもインスタントコマースのBASEや家電・カメラのレンタルサービス「Rentio」運営会社、語学レッスンサービス「flamingo」などに出資をしている。また、同様のフリマアプリ「スマオク」を運営するザワットについては今年2月に子会社化している。

同社に意図を確認したが、主たる目的はメルカリを中心とする経済圏で、より多くのユーザーのニーズに合ったサービスを揃えて「面を取る」ことにあると感じた。例えば5月にリリースした「カウル」は本という一定の市場を持った商品に特化したユーザー体験、例えばバーコードでの情報入力や相場価格の提示などを与えている。

こういった特化型サービスをメルカリ独自で取り組むことも可能だが、よりスピーディーに経済圏を拡大しようとするのであれば出資というのはごく自然な方法だろう。こちらも確認したが、ザワットのように買収に至るケースも想定しているという。

連携の具体的な方法については、メルカリIDやアッテとの連携、その他にも検討を進めており、今後適時公開していくということだった。

BASEがメルカリから4.5億円を調達ーー手を取り合う両社、それぞれの狙いとは?

また個別の出資額については開示しないということだが、昨年1月のBASEへの出資は4.5億円とそれなりのボリュームだったことを考えると、事業シナジーが感じられる出資額レンジを個別に調整するものと思われる。この辺りは外部資金を預かる投資ファンドと異なり、純粋に事業シナジーを目的とした投資プロジェクトならではだろう。

ブランド品C2Cの「スマオク」が越境ECに対応——英語・中国語への翻訳機能を備え、世界4地域に販売可能に

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C2C ブランド品オークション・プラットフォーム「スマオク」を運営するザワットは16日、海外のユーザが現地環境でアクセスできる「SMAOKU(思暮客)—スマオク越境版」を公開した。対応地域は、アメリカ・香港・台湾・シンガポールの4地域で、インターフェイスは英語と中国語の繁体字に対応している(現在のところは、中国語・簡体字が採用されているシンガポールや、英語のアメリカ向けにも、中国語・繁体字で提供さ…

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C2C ブランド品オークション・プラットフォーム「スマオク」を運営するザワットは16日、海外のユーザが現地環境でアクセスできる「SMAOKU(思暮客)—スマオク越境版」を公開した。対応地域は、アメリカ香港台湾シンガポールの4地域で、インターフェイスは英語と中国語の繁体字に対応している(現在のところは、中国語・簡体字が採用されているシンガポールや、英語のアメリカ向けにも、中国語・繁体字で提供されている模様)。

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買い手(中国語)から売り手(日本語)への問い合わせインターフェイス。質問が選択式であるため、正確に伝わる。

このインターフェイスの公開により、日本のユーザは、これまで「スマオク」のサイトやアプリ( iOS / Android )でブランド品を国内出品するのと同じ要領で、海外のユーザにも出品範囲を拡大することができる。売り手と買い手の言語障壁を、自動翻訳機能や商取引に必要な会話テンプレート集で大幅に緩和。このほか、輸出時に必要な税関申告書類の自動作成機能、売り手が国内倉庫に商品を送付するだけで海外の買い手に転送される機能、VISA / MASTER カードによる決済機能により、上記4地域からの買い手を受け入れることができる。

海外出品利用にあたっては、日本の売り手ユーザは、アプリのマイショップページで「海外販売」をONにするだけで対応可能。スマオクの国内利用においては、成約時に売り手が取引手数料10%(スマオク公式ショップは5.4%)をザワットに支払うが、海外出品では、決済手数料と送料を買い手が負担する仕様となっている。

ザワットは昨年6月、今回リリースされた越境EC対応を目的として2.5億円を資金調達している。この際の投資家の中には、中国の VC である SIG Asia Investments(海納亜洲創投)が含まれているが、越境EC の需要が多い中国が、今回のサービス対応地域に含まれないことは不可解である。

smaoku-global-deliveryこの点について、ザワット CEO の原田大作氏に尋ねたところ、中国は関税が高いこと(商品カテゴリによっては安いが、ブランド品であるため)、サーバの立て方が他地域と異なること(Great Firewall=金盾や海外との回線の細さの問題から、中国国内にサーバを立てる必要があり、ICP ライセンスが必要になる)、プロモーション方法の違い(Facebook が使えない)、決済方法の違い(UnionPay=銀聯や、AliPay=支払宝などが主流)などから、実装方法を検討中とのこと。今回の対応4地域の反応を見ながら、年内に中国本土向けのサービス開始を目指したいとした。

中国に行くと、通常の Eコマースではなく、越境EC(跨境電商)というトピックにフォーカスした講演イベントが開かれているのをよく見かけるが、越境 EC の多くは、日用品や消耗品など新品商品の取り扱いが占めている。ブランド品のリユースの越境EC は、商品供給側に、ブランド品を丁寧に使う日本人消費者がいるこそなせるビジネスモデルと言え、このセグメントに限れば、Alibaba など大手を差し置いて、スマオクが優位に立てることも考えられるだろう。

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元アドウェイズ・インドネシアの高野勇斗氏率いるChapter8が、中国・アジア向け越境EC「Jselection」をローンチ

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2011年からアドウェイズ・インドネシアを立ち上げ、昨年9月に電撃退任を発表した高野勇斗(たかの・はやと)氏。彼の去就については、インドネシアのみならず、日本のスタートアップ・シーンでも注目を集めるところだったが、その全貌が今日明らかになった。 高野氏率いるスタートアップ Chapter8(チャプターエイト)は今日、中国や東南アジアを中心とする海外向けの日本製品越境ECサービス「Jselectio…

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2011年からアドウェイズ・インドネシアを立ち上げ、昨年9月に電撃退任を発表した高野勇斗(たかの・はやと)氏。彼の去就については、インドネシアのみならず、日本のスタートアップ・シーンでも注目を集めるところだったが、その全貌が今日明らかになった。

高野氏率いるスタートアップ Chapter8(チャプターエイト)は今日、中国や東南アジアを中心とする海外向けの日本製品越境ECサービス「Jselection」をローンチした。インターフェイスはモバイル向けに最適化されており、英語、中国語(繁体字・簡体字)、タイ語、インドネシア語に対応している。Geo-IP により、ユーザが商品の目安価格を自国通貨で見られるのも特長のひとつだ。

高野氏はインドネシアからの帰任後、日本のアドウェイズで Eコマースの中国向け転送サービス「楽一番」を担当。自身で Chapter8 を起業するまで約半年間にわたり、iPhone 6 や日本の化粧品などが配送されていくのを目の当たりにしてきた。一般的に、Eコマースの海外向け転送サービスが扱う商品のうち、Amazon からのものが9割を占めているのだそうだ。高野氏によれば、これは日本の Amazon のウェブサイトであっても、アメリカの SKU(最小管理単位)を基準としていて日本語の読めない海外客にも注文しやすく、反対に、日本のEコマースサイトに並んだ商品が海外からの需要に乗りにくいのは、商品が日本語のみで紹介されており、日本の SKU で管理されているからだ。

今回ローンチした「Jselection」では、商品をリクルートのEコマースサイト「ポンパレモール」から調達。商品説明についてもポンパレモールから取得して自動翻訳しており、中国やアジアのユーザが母国語で商品を閲覧し購入できる。配送や決済については、Chapter8 が対応し、リクルートは商品供給に加え、商品に関するメール問い合わせを各国語で受け付ける。将来的には、ポンパレモール以外にも商品の調達先を拡充する計画があるそうだ。

J Selection のスキーム
Jselection のスキーム

日本に戻ってきてからは原宿に住んでいます。毎日、竹下通りを通っていて感じたのは、女子高生たちをターゲットにしていた店がどんどん無くなっていき、看板が中国語や韓国語になっていること。竹下通りは爆買客であふれています。

竹下通りに多いクレープ屋を見ていても、英語の看板しか出していない店は客入りも普通だが、中国語や韓国語の看板を出している店には爆買客が殺到している。この現実に気付かないといけない。(高野氏)

Jselection はスマートフォン向けに特化して提供され、リスティング広告、Google AdWords、Baidu(百度)、WeChat(微信)を使ったマーケティングに加え、訪日観光客向けのアプリからの送客を想定しているそうだ。爆買の本場である中国のみならず、インドネシアを含む東南アジアの需要も射程に含めているのは、この地域に造詣の深い高野氏ならではの強みと言えるだろう。

この分野では、オンライン爆買アプリの「bolome(波羅蜜)」が、Baidu(百度)など中韓数社から10月末に3,000万米ドルを調達しているほか、ブランド品オークションサイト「スマオク」を運営するザワットが6月、日本やシンガポールの VC 複数社から総額2.5億円を調達している。

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Chapter8 の創業者兼CEO 高野勇斗氏

ブランド品オークションサイト「スマオク」のザワットが2.5億円を調達、C2Cの越境ECをアジアへ展開

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C2C のブランド品オークションサイト「スマオク」を運営するザワットは11日、IMJ Investment Partners(IMJ-IP)、中国系の SIG Asia Investments(海納亜洲創投)、および、SIG と関係の深い日本の VC である MS キャピタルから総額2.5億円を調達したと発表した。今回の調達を受けて、ザワットは IMJ-IP の親会社にあたる T-MEDIA ホー…

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C2C のブランド品オークションサイト「スマオク」を運営するザワットは11日、IMJ Investment Partners(IMJ-IP)、中国系の SIG Asia Investments(海納亜洲創投)、および、SIG と関係の深い日本の VC である MS キャピタルから総額2.5億円を調達したと発表した。今回の調達を受けて、ザワットは IMJ-IP の親会社にあたる T-MEDIA ホールディングスと共に日本国内向けの中古品売買を拡大、また、SIG Asia Investments や MSキャピタルとの関係により、中国をはじめとするアジア各国向けのリユース商品の越境EC(海外進出支援)に注力する。

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ザワットは2011年5月の創業。これまでに不要品の融通や仲間同士の情報交換ができる掲示板サービス「WishScope(ウィッシュスコープ)」、カラオケに一緒に行く相手を探せる「ohaco(オハコ)」などをリリースしてきた。簡単な操作で商品を出品、落札できる C2C アプリの「スマオク」を2013年10月にリリースし、このアイデアで KDDI∞Labo(ムゲンラボ)第5期Demo Day で優勝した。スマオクでは、最短5分で勝負が決まる、リアルタイムオークション形式で、まるで本物のオークション会場にいるかのようなエキサイティングなショッピング体験を追求している。

ヤフオクはもとより、メルカリなどのフリマアプリ、minne などのハンドメイドC2Cアプリ、さらに、楽天や ZOZOTOWN など大手からもフリマアプリが続々リリースされ、この分野はレッドオーシャン化している。そんな中、ザワットはスマオクの買い手ユーザをリサーチしたところ、あるインサイトが得られたのだという。

同社 CEO の原田大作氏が説明してくれた。

リサーチをしてみると、外国籍の方が何十回も購入しているローヤルカスタマであるケースが多いことに気づきました。一方、リアルなオークション会場を訪れると、中国、台湾、タイ、インド等、アジアのバイヤーが日本人が手の届かない金額で落札を決めている事実があります。そこでは、Made in Japan product(日本製の新品商品)ではなく、Appraised in Japan 2nd hand(日本で鑑定・チェックされた良質で安価な中古品)にニーズがあるわけです。

そこで、日本で出品された商品を海外のユーザに届ける、という越境コマースを目指し、スマオクを、日本の売り手ユーザーにとっては、どこよりも高く売れるマーケットプレイス、買い手ユーザに対しては、レアな商品が気軽に買えるマーケットプレイスにすることにしました。ただ、日本の多くのユーザは英語を話せないので、物流や言語のサポートを行うなど、裏側のカスタマーサポートに力を入れていきたいと考えています。

言語、決済、物流など、国内市場とは異なるバリア(障壁)が存在することで、それを乗り越える手段を提供するビジネスが生まれる。情報や商品をニーズの高い市場へ移動させることで価値が生み出されるのは、世界各地で貿易商たちが財を成してきた歴史を見ても明らかだ。

日本の商品を海外に個人が販売する手段としては、eBay や Taobao はもとより、Monoco がピボットする前の FlutterScape など、これまでにも数多くのプラットフォームが提供されてきた。ただ、明らかに現在の状況がこれまでと異なるのは、世界的に見ても C2C が一般消費者に定着してきたという点だ。日本の 2nd hand、オークションというエンターテイメント性や臨場感、越境ECの敷居を下げることで、スマオクがアジアの消費者をどれだけ魅了できるかが見ものである。

ザワットは、2011年にシードラウンドで個人投資家とサイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)から約1,000万円、2012年にみずほキャピタル、SMBCべンチャーキャピタルから約4,000万円、2013年にはシリーズAラウンドでCAV、アドウェイズから約5,000万円を調達している。

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ユーザ・エクスペリエンスの追求で、忙しい女性のためのオークション・アプリを目指す「スマオク」

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから 数日前(原文掲載日:10月9日)、ヤフオクが個人ユーザ向けの出品手数料を無料化し、ストアの月間出店料18,900円を撤廃すると明らかにした。中古市場に多くの競合が参入する中、今回のヤフーの措置は既存顧客を引き留めるためのものだが、この賑やかな市場に、他社の追随を抑制するのには、あまり役立たっていないようだ。今月初め、2…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

数日前(原文掲載日:10月9日)、ヤフオクが個人ユーザ向けの出品手数料を無料化し、ストアの月間出店料18,900円を撤廃すると明らかにした。中古市場に多くの競合が参入する中、今回のヤフーの措置は既存顧客を引き留めるためのものだが、この賑やかな市場に、他社の追随を抑制するのには、あまり役立たっていないようだ。今月初め、20〜30歳代の女性をターゲットとした、スマオクという新しいアプリがリリースされた。

この年代の女性の多くは日々の生活に忙しく、クローゼットの中を整理する時間もとれない。彼女達は、現金収入も得られるので、オンライン・オークションで洋服の処分を検討してみるものの、多くのオンライン・オークションサイトは使いにくく、質屋のようなオフラインの方法では価格交渉もできない。このような問題の存在から、スマオクのようなサービスにチャンスが巡ってくることになるわけだ。

スマオクでは、20歳以上の女性なら誰でも店舗を開設し、スマートフォンで撮影した写真をアップロードできる。現在は招待制のため、サイト上でハイエンドなブランドものを売り買いできるユーザは限られている。

スマオクを提供するザワットのCEO原田大作氏に話を聞くことができた。他のフリマアプリと差別化している点について、彼は次のように説明してくれた。

ユーザ・エクスペリエンスの観点から、フリマとオークションは全く異なるものです。フリマは店主のマネをするのを楽しみ、お客とのコミュニケーションを楽しむものなので、一般的に若い世代に受け入れられやすい。一方、オークションサイトは、売る側が最適な販売価格を模索しながら、ワクワクしたり、ゲームのようなフィーリングを楽しむものです。スマオクはオークションサイトで、オークションだけのために時間を見つけられない、忙しい女性を満足させられるようにデザインしました。

スマオクは正式には11月上旬にリリースされ、12月には Android アプリが展開される見込みだ。ザワットは KDDI∞Labo のメンバーであり、KDDI が持つマーケティングやビジネス開発の経験を、このプロダクトの拡大に活用したいと考えている。

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ソーシャルグラフを使ったウェブサービスのコンペティション「Graph Hackアワード2013」が開催

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サノウラボは、GMOアドパートナーズが運営するインターネット・サービスの研究開発イニシアティブだ。サノウラボは毎年 Graph Hack Award というコンペティションを毎年開催しており、スタートアップ各社がソーシャルグラフを活用したサービスで凌ぎを削っている。 昨日、サノウラボは Graph Hack Award 2013 の授賞式を行い、ファイナリスト5社が審査員、投資家、メディア等の前で…

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サノウラボは、GMOアドパートナーズが運営するインターネット・サービスの研究開発イニシアティブだ。サノウラボは毎年 Graph Hack Award というコンペティションを毎年開催しており、スタートアップ各社がソーシャルグラフを活用したサービスで凌ぎを削っている。

昨日、サノウラボは Graph Hack Award 2013 の授賞式を行い、ファイナリスト5社が審査員、投資家、メディア等の前でピッチを行った。これらファイナリスト5社について見ていきたい。グランプリ受賞者には100万円、それ以外のファイナリストには、それぞれ15万円の賞金が送られた。

なお、審査を行ったのは次の方々だ。

  • グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー 高宮慎一氏
  • 小学館デジタル事業局新規事業室室長 高橋芳明氏
  • DeNA Mobage統合事業本部 椙原誠氏
  • ドコモ・イノベーションベンチャーズ 三好大介氏
  • 松本真尚氏(元Yahoo Japan CIO)
  • Paperboy & Co 代表取締役社長 佐藤健太郎氏
  • GMOアドパートーナーズ 代表取締役社長 高橋信太郎氏

<グランプリ受賞> ohaco

  • ohacoザワット 原田大作氏

ohaco は、カラオケに行く相手を見つけられるサービスだ。時代とともにカラオケニーズは多様化しており、以前は職場の終業後などに同僚と行くケースが多かったのだが、最近では「ひとりカラオケ」なども一般的だ。一人でカラオケに行くと寂しいので、自由にカラオケに一緒に行ける友人を誘えるサービスが ohaco である。

Facebook ログインによって、ユーザ・プロファイルからインタレストを抜き出し、音楽の嗜好などの条件が合うユーザをマッチングさせ、一緒にカラオケに出かけることを促す。10/3から Twitter ログインにも対応した。グランプリ受賞賞金(100万円)を使って、100人規模のソーシャル・カラオケ(ソーシャル・グラフによるマッチングで、100人を集めたカラオケ)を実施してみたいと原田氏は抱負を語った。

ザワットはこれまでに、募集コミュニティの WishScope をリリースしているが、本イベントでグランプリ受賞した「ohaco」に加え、KDDI∞Labo でインキュベーション対象に選定された「スマオク」なども、すべて同じ WishScope エンジンという、ソーシャル・グラフ技術をベースにしたものだということだ。将来的には、これら複数サービスを連携し、インタレスト・ベースのサービス・ブティックを作りたい計画のようだ。

<優秀賞> planBCD

planBCD はウェブサービスのUI改善を効率化するグロースハック・ツールだ。ウェブサービスのA/Bテストを用意に実施することができ、この一連の作業をクラウドソーシングすることもできる。これまでのPC画面のテストに加え、10/3 からスマートフォンUI への対応を開始した。競合の Growth PushFello は、スマートフォンに特化した A/Bテストを提供しているが、planBCD のスマートフォン対応に伴い、この分野の争いはさらに激化するものと考えられる。

<優秀賞> Street Academy

Street Academy は、C2C で教える機会を提供するプラットフォームだ。人に何かを教えたい人に、講座を開設し、生徒を集め、授業料を決済する機能を提供する。2012年8月のサービスローンチ以降、これまでに450講座が開設されており、1講座平均で2〜3回授業が実施されているので、通算で1,000回程度の授業が開催されたことになる。一回あたりの授業単価は2,000円〜3,000円で、主にウェブ技術、写真撮影、ヨガなどの講座に人気があるということだ。

<優秀賞> STORYS.JP

STORYS.JP は個人が持つ背景、ストーリーを伝えることを目的としたサービスだ。平均的な人々にとっては、いきなり長文を書くのは辛いので、まずはタイトルのみを共有し、その話の内容に興味を示した他のユーザが集まった段階で、文章の執筆を促す。ユーザはその行動から次の3つのパターンに大別されるとのことだ。

  1. 他の人のストーリーを読むだけの人
  2. サービスを使い始めて、自分の数度書いたり、他の人のストーリーを読む人
  3. ヘビーユーザー

特に 3. においては、STORYS.JP は執筆するストーリーの投稿数には制限は設けていないので、中には、16回にわたって連載しているユーザーも居るという。

<優秀賞> ietty

  • iettyietty 小川泰平氏

大手不動産会社出身の小川氏が、不動産賃貸市場に風穴を開けるべく開発したサービス。不動産業者にとっては、顧客が不動産屋を訪ねてくれるのを待つ「待ちのビジネス」。一方、顧客にとっては、掘り出し物の物件を見つけるには、不動産情報ネットワークには載らない物件を探すべく、物件地元の元請不動産業者を訪ねる必要がある。

ietty では、従来の不動産サイトように陳列された一覧からユーザが物件を探すのではなく、ユーザから希望する物件情報を提示し、それに見合った物件を不動産業者から紹介してもらう。非公開の物件情報も入手できるため、顧客は掘り出し物の物件を見つけられる可能性が高くなる。不動産業者は成約ベースで手数料を ietty に払うため、導入リスクが極小化されている。2013年6月にベータ版を公開し、これまでに不動産業者8社と提携している。


ソーシャルなサービスが、ソーシャルなだけで完結していたのは2012年までの話。今年は、ソーシャルにO2Oの要素を盛り込み、マネタイズにつなげようという動きが加速している。この種のビジネスは、Eコマース等と違って、一定規模の売上が見込めるようになるまでには相応の時間が必要だ。

特に、先日の500videos の記事にも書かれていた AirBnB の努力のように、ユーザとコンテンツの〝ニワタマ問題〟を解決するには、ネットワーク効果が現れるまでは結局のところ、最初は自分の手足を使って、良質なコンテンツを集めるべく額に汗するしかない。今回、ファイナリストに残ったスタートアップ5社は、程度の違いこそあれど、まさにこのフェーズにあるようだ。近い将来、いいサイクルに転じることを信じて邁進してほしい。

SF New Tech Japan Night 最終出場6社のスタートアップが決定

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 先日、東京にあるマイクロソフト社の日本オフィスで、きたるSF New Tech Japan Night の出場企業を選出するイベントが開催された。SF New Tech Japan Night は、サンフランシスコ・ベイエリアの潜在的な投資家とテック・コミュニティア向けに、日本のテック・スタートアップの才能にスポットライトを当てるものだ。このイベントは、サン…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

先日、東京にあるマイクロソフト社の日本オフィスで、きたるSF New Tech Japan Night の出場企業を選出するイベントが開催された。SF New Tech Japan Night は、サンフランシスコ・ベイエリアの潜在的な投資家とテック・コミュニティア向けに、日本のテック・スタートアップの才能にスポットライトを当てるものだ。このイベントは、サンフランシスコのウェブコンサルタント会社であるBtrax,Inc が主催し、11月3日にサンフランシスコで本戦の開催を予定している。(ネット生中継も予定)

最終予選会は、北海道生まれの日系アメリカ人 Brandon Hill 氏の基調講演から始まった。Brandon 氏は、Btraxの創設者兼CEOで、日本のスタートアップは日本だけではなく世界にもアピールする必要があると主張した。

イベントには、スタートアップ12社がノミネートされており、その中から「SF New Tech Japan Night」出場企業として6社が審査員によって選ばれる。出場企業は、デジタル業界の中心地サンフランシスコで来月、テックギーク数百人の前でプレゼンテーションを行う。

予選選考会に出場した12社および審査員や観客からのコメントは以下の通り。プレゼンはすべて英語で行なわれ、司会はPenn Olsonの寄稿者である三橋ゆか里が務めた。


1. Balloon(バルーン):株式会社nagisa

Nagisaは、広告主と消費者をつなぐ新しい宣伝メディアプラットホームの開発を目指している。Balloonはスマートフォン用のアプリで、無料グループチャット、無料グループ通話、そして加工機能がついた写真の共有という3つの機能を持ち合わせている。

同社は東京のインキュベータであるネットエイジやサムライインキュベートから資金調達している。


2. Bookpic(ブックピック):美術出版ネットワークス

美術出版ネットワークスは創業100年の美術書籍出版社の子会社だ。同社が開発したBookpicは電子書籍ビューアーで、ユーザーが読んでいるものに関するコメントを他のユーザと Facebook や Twitter を通じて共有できるというものである。

Brandon 氏(審査員として)は、この分野では競合サービスがたくさんあることを指摘し、例としてCopiaをチェックしてみるようプレゼン担当者に勧めた。Copiaは電子書籍リーダーで、読書体験を共有したりオンライン・コミュニティーを築くことを目的に作られたものだ。


3. Conyac(コニャック): 株式会社エニドア

Conyacは、誰かに文章を他言語に翻訳してもらうよう依頼ができるクラウドソースの翻訳プラットフォームだ。翻訳をしたい人がこのサービスに登録すると、その人が本当に原文を理解しているかどうかをキャプチャのような技術を使って確認させた後に翻訳をする資格を得ることができる。

複数の翻訳者がそれぞれの翻訳文を提出し、ユーザーは一番よいものを選ぶことができる。これ は資格認定プロセスとしても機能し、翻訳結果をよりよくすることにもなる。プロの翻訳家や翻訳会社と比べ、Conyacが破格的な安さでサービスを提供できるのはそういう理由からだと、ConyacのCEO兼創業者の山田尚貴氏は語った。


4. Facematch: Facematch <最終選考通過>
このアプリは大学生が2ヶ月かけて自分たちの技術を起業に繋げるために開発合宿をおこなったブレイクスルーキャンプから参加したチームで、開発合宿24チームの中で一番になったものである。

アプリのアイデアは至ってシンプルだ。パーティーでカワイイ女性やイケメン男子を見つけても、残念ながら話をする機会を逃してしまう場合がある。だが、その彼女や彼は Facebook の知り合いの知り合いである可能性はある。

このアプリは、Facebook Friend APIを利用して、同じような興味を持つ者同士を繋げてくれる。アプリを使って、その興味のある彼や彼女がどの知り合いの知人かを調べ、うまくいけばその彼や彼女を見つけることできるのだ。もし両者が合意すれば、お互いが友達となりつながるがる仕組みだ。さらに、このアプリで様々な商品やレストランのディスカウントクーポンが入手できるようになるそうだ。


5. Grow!:Grow! Inc.<最終選考通過>

Growはブログの読者がブログの運営者にチップを送ることができるプラットフォームである。それは Twitter のretweet ボタンやFacebook の「いいね」ボタンのようにブログに設置することができる。Grow!ボタンをクリックするとブログ著者にチップを送る事ができる。

このサービスのユーザは、PayPal アカウントにログインし、前もってGrow!アカウントにポイントをチャージしておく。ポイントを受け取ったコンテンツ出版社やブログ著者は、100Grow!ポイントごとに1ドルの現金と交換ができるのである。


6. MidoNet:株式会社ミドクラ<最終選考通過>

ミドクラは、クラウドエネーブリングサービスを提供する企業で、ウェブ上で管理できる仮想存在によって、ルータなど従来の形あるデバイスにとってかわる技術開発を行っている。我々が以前述べたように、このスタートアップ企業は、既に NTT Investment Partners を含むいくつかの投資団体から1億円もの資金調達をおこなっている。

チームは、14名のメンバー、うち9名のエンジニアから構成されており、その中の数名はかつてGoogleのクラウド関連部署とAmazon Web Servicesで働いていた。

[参考 サンブリッジが日本のスタートアップWondershakeとミドクラに出資]


7. ピリカ:ピリカ<最終選考通過>

ピリカは、ユーザが自分の身の回りを掃除することを促し、道路のゴミ拾いの経験を共有するためのスマートフォンアプリである。ゴミを拾った時にアプリで写真を撮るだけで、他のユーザとゴミ拾いの体験を共有できる。他のユーザがあなたの行為を称えるたびに、あなたはもっと掃除をすることを促され、世界は今よりずっときれいになる。 iPhoneとAndroidアプリの両方が用意されている。

企業の社会的責任(CSR)の観点から、ある会社がある地域のスポンサーになれば、そこでゴミを拾ったユーザーに報奨を与えることができる。報奨はたとえば地域のコーヒーショップで提供されるフリークーポンや割引クーポンでも良い。

このアプリは、頻繁にグルーミングをしていつでも身をきれいにしていることで知られる鳥の名前(アイヌ語で「エトピルカ」)から名づけられた。


8. Synclogue:情報プラネット<最終選考通過>
2台以上のコンピューターを使っている場合(たとえば家ではラップトップやデスクトップ、オフィスではデスクトップPCなど)、あなたが指定するアプリのためのプラグインの設定を同期させるのにシンクローグが役立つ。このスタートアップは無料お試しモデルを採用しており、同期させたいアプリをユーザーが3つまで無料で選ぶことができる。シンクローグはDropboxのようなPCユーザーにとって必須のアプリとなることを期待している。

このスタートアップは早稲田大学と筑波大学の学生により設立されたものだ。


9. SnapDish: Vuzz Inc.<最終選考通過>

SnapDishは食べ物の写真のシェア専用のiPhoneアプリだ。これはあなたが料理したものや食べたものを他のユーザーと共有するのに役立つ。私たちは以前SnapDishにインタビューした


10. Wishscope:株式会社Zawatt

ウィッシュスコープはあなたと同じような関心事を持つ人達とつながりを持ち手助けをしてくれるソーシャルウィッシュリストアプリだ。私たちは最近このチームにインタビューした。ここから記事をご覧いただきたい。


11.Rin:株式会社ウィリルモバイル
京都に拠点を持つスタートアップのウィルモバイルは自然言語のプロセッシング技術を使って、スマートフォン用の行動ターゲティング広告ネットワークを開発している。この技術の権威である京都大学の黒橋禎夫教授と連携している。

このサービスはユーザーから出されたクエリに含まれる単語を検出するだけではなく、クエリの文脈上の意味も解読して、ユーザーにとってベストな広告を探し出してくれるものだ。

同社は今年の4月に香港に子会社を設立し、中国、韓国、台湾、インドネシア及びカンボジアでのスマートフォン広告販売をスタートしている。


12. 5 Seconds:株式会社Miew

アマチュアビデオの最後の5秒が最も面白いと思った、東京に拠点を置くこの会社は、今年4月、5 Secondsという名のスマートフォンでビデオをシェアするアプリを開発した。ビデオ版のInstagramだと考えてもらって良い。ユーザがビデオを撮影し、エフェクトを加え、Facebook や Twitter でシェアする。2011年会計年度末までに300万人のユーザーを見込んでいる。

最終選考に残ったスタートアップの集合写真

【via Penn Olson 】 @pennolson

日本発のソーシャルウィッシュリストWishScope

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 東京に拠点を置くスタートアップZawattが、このほど日本のサイバーエージェントベンチャーズから資金調達を受け、自己資本が2千万円になったことを発表した。Zawattは現在、WishScopeと呼ばれるiPhoneアプリを開発している。WishScopeとは、自分のほしいものややってみたいこと、いま抱えている問題を解決するための手伝いを誰かに頼むことができる…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

東京に拠点を置くスタートアップZawattが、このほど日本のサイバーエージェントベンチャーズから資金調達を受け、自己資本が2千万円になったことを発表した。Zawattは現在、WishScopeと呼ばれるiPhoneアプリを開発している。WishScopeとは、自分のほしいものややってみたいこと、いま抱えている問題を解決するための手伝いを誰かに頼むことができるサービスだ。

私はZawattのCEO(最高経営責任者)の原田大作氏とCTO(最高技術責任者)鈴木伸明氏に、渋谷のインキュベーション施設 ECナビBOAT(訳注:当時。現在は、Voyage Group BOAT)でインタビューすることができた。


WishScopeについて少しお話していただけますか?

WishScopeは、助けを必要としている人とそれに貢献したり手助けできる人たちをマッチングすることにより、人々のつながりを支援するウェブサービスとiPhoneアプリです。このサービスにおいて、ユーザーは2つの異なる役割を果たすことができます。ユーザーは手助けしてほしいことを誰かにお願いしたり(この場合、ユーザーは「ウィッシャー」)、誰かがしてほしいことを手助けすることができます(この場合、ユーザーは「ヒーロー」)。

他のユーザーの要望リストがプラットフォームにリストされ、ユーザーは手伝うことができると思う案件を選ぶことができます。当社のサービスは、みなさんが解決したい問題を助けるお手伝いや、当社のプラットフォーム上で他の人たちとのつながりを促すことを目的としています。

 


Wishscopeとその他の似たようなサービスZaarly(米国)やWondershake(日本)との大きな違いは何ですか?

Zaarlyはちょうど私たちがこのサービスを立ち上げようとしているときに出てきました。大きな違いとして私たちのサービスは実名登録をしているところにあります。Wondershakeとの違いについて、Wishscopeはユーザーをつなげるだけでなく、ユーザーの興味を共有できるリストを表示することができます。これが大きな違いです。

 

 

 


なぜ、このサービスをスタートさせようと思いましたか?

私(CEO:原田)にはガールフレンドがいて、私は彼女にたくさんのプレゼントを贈りました。でも私がプレゼントをあげても、彼女はいつもうれしそうには見えませんでした。そのとき、私は他人が本当に欲しいと思っているものがなんなのかを知ることは本当に難しいと思いました。

そこで私は人々の「望み」を交換するのはとてもいいアイデアなのではないか、と考えました。「クラウドソーシング」を通じて人々がスキルを交換するサービスはありますが、それらに参加するには高いスキルや専門技能が必要とされるのではないかと思います。当社のサービスはそれよりシンプルで、技術的バックグラウンドや特別な技能を持っていない人でも、他の人の問題解決の手伝いができたり望みをかなえることができるのです。


どのようにして、ユーザにやる気を起こさせるのですか?

ペイパルで「ウィッシャー」が「ヒーロー」から受ける貢献に対する支払いができるシステムを持っています。支払いは無料でもいいですし(ボランティア作業)、5米ドル以上でも可能です。


サービスが開始されると、「卵が先か、鶏が先か(※訳注)」という問題にも直面するでしょうね。この問題をどう解決するつもりですか?

(※ ユーザが居なければコンテンツが集まらない、コンテンツがなければユーザが集まらない、という問題)

当社のサービスは、Facebook アカウントで利用できるので、Facebook アカウントを利用するとユーザーがログインするのがより簡単になります。サインインすると関心事を、ユーザの Facebook プロフィール設定から取り出し、そのの関心事にとても近い関心を持っている他ユーザを探し出します。WishScope はあなたに一番おすすめのウィッシュリストを提示し、他ユーザーとのつながりを促してくれます。

日本やアメリカの人口の多いエリアから開始し、「ウィッシャー」と「ヒーロー」の両方が十分な数に達たら、当社のサービスが利用できる街を少しずつ増やしていくつもりです。あるエリアでは、特定の大学に通う学生に当社のサービスアカウントを一定数与えてサービスを開始します。これは高い期待を呼び起こすものなので、いいアイデアだと思っています。

 


海外へのサービス拡大についてのお考えは?

先進国の「ウィッシャー」が途上国の「ヒーロー」に手助けを求めるというビジネスモデルがあると思っています。これは南北問題の解決にもつながるかもしれません。


比較的高価なプレゼントなりギフトなりをグループでお金を出し合って購入し渡す場合、その購入金額を集めるプラットフォームにもこのサービスは利用できるのでしょうか。

我々のサービスで実現できるのは、ただの「ウィッシャー」から「ヒーロー」への支払委託です。「ウィッシャー」のリクエストが実現した際に、「ウィッシャー」から「ヒーロー」への支払が行われることになる。言い換えると、我々はプラットフォームを提供するが支払や取引自体については関与しません。もし我々がグループ購入の支払を扱うと、「ウィッシャー」からの支払いを受ける立場となり、日本の金融・財政関連法上の贈与をおこなったととらえられる可能性があります。日本の金融当局によると、マネー・ロンダリングの一種に該当する疑いをかけられかねないとのことです。


将来のプランは?

ユーザに対して、「ウィッシュグラフ」という名前で、ウィッシュを元にしたユーザの関係図をを見せられる機能を追加したいと思っています。今後2〜3年のうちに、「ウィッシュグラフ」データが十分あつまったら、拡張現実(AR)技術を使って、機器を頭に取り付けて誰かを見ると、人々の願望を見て取ることができるようになるヘッド装着型ディスプレイ機器を開発したいと思っています。ウェブ上でiPhoneとアンドロイド向けにサービスを開始し、その後iPhoneとアンドロイドのアプリでもリリースする予定です。


あなたのチームについて教えていただけますか?

私は以前、ディズニー・ジャパンで新しいコンテンツサービスの開発に携わっていました。CTOの鈴木は、かつてモバイルアプリ開発会社のサイバードで働いていました。Livlisと呼ばれるほしいあげたいを無料で提供交換するサイトを開発したプログラマが、当社のサービスにとても貢献しています。また、アメリカ人、イギリス人、韓国系アメリカ人の女性が働いており、サービスの開発とユーザインターフェイスの設計に貢献してくれています。

 

 


誰があなたのサービスに投資しましたか?

香港に基盤を持つネットキャピタル・パートナーズのエンジェル投資者の江見淳氏やクロノス・ファンドの松山太河氏、そしてもう一人ある匿名の人物が当社のシード投資者です。今回のサイバーエージェントベンチャーズからの追加資金調達は、当社の海外拡大の加速とさらなるアプリ開発の大きな助けとなったので、とても感謝しています。

(情報開示:松山氏はMixiの元CTOの衛藤バタラ氏とともにEast Venturesを共同経営している。East Ventures は PennOlson に投資している。)


最後の質問です。サービスやアプリはいつから利用可能になりますか?

先ほど述べたように、当社のサービスは街から街へというベースで利用可能になっていきます。遅くとも10月には日本とアメリカのいくつかの街でサービスを開始できたら良いと思っています。


Zawatt のチームは、月曜日からサンフランシスコで始まる、TechCrunch Disrupt 2011(訳注:9月12日原文公開時点)に参加する予定だ。関心があれば、彼らのブースを訪れ、話をしてみてほしい。