Jeremy Horwitz

Jeremy Horwitz

VentureBeat でAp ple、AI 関連ニュースを担当。以前は、Intelligent Gamer、iLounge、9to5mac などの出版物で編集を担当していた。

執筆記事

家具はバーチャルに買う時代へ:3Dプレビュー後の返品は8割減に(2/2)

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(前回からのつづき)こういったケースでは、データストーリーは意図的にユーザーの見えないところで行われており、小売業者が提供する膨大なカタログをユーザーにナビゲートしやすくするために色やテクスチャ情報は静かに照合される。たとえば、ブルーミングデールによるMarxentの「写真からデザインする」技術のデモンストレーションでは、2D画像が「3D Shop the Look」機能の基礎となっており、ユーザ…

(前回からのつづき)こういったケースでは、データストーリーは意図的にユーザーの見えないところで行われており、小売業者が提供する膨大なカタログをユーザーにナビゲートしやすくするために色やテクスチャ情報は静かに照合される。たとえば、ブルーミングデールによるMarxentの「写真からデザインする」技術のデモンストレーションでは、2D画像が「3D Shop the Look」機能の基礎となっており、ユーザーは写真から色、オブジェクト、床材を素早くインポートして、同じような外観を自宅の部屋から作成できる。顧客は部屋全体を3Dでプレビューした後に小売業者から直接家具を購入することが可能だ。

現在Marxentの3D Cloudは、寝室、オフィス、キッチン、浴室、屋外の環境まで全体を視覚化することが可能で、このプラットフォームは、Lowe’s、La-Z-Boy、Ashley HomeStoreなどの主要小売店や、キッチンキャビネットメーカーのAmerican Woodmarkのようなカスタムコンポーネントベンダーによっても使用されている。顧客は実空間の新しい家具を3Dで完全にプレビューすることができるため、このプラットフォームを使用している企業の取引額は平均で50%増加し、返品は80%減少、販売サイクルは平均30%短縮されたとMarxentは述べている。

「3D対応販売はすでに新たな成長分野になっています」と、シリーズCラウンドを主導したBellini CapitalのArnie Bellini氏は語る。「新型コロナウィルスは家庭用品のバーチャル販売の需要をさらに加速させており、Marxentはこのバーチャル体験を可能にするテクノロジーリーダーとして認知されています」。

MarxentはBellini氏からの出資を活用して隣接する住宅領域にサービスを拡大し、既存の顧客から要望の高い機能の追加を行い、部屋のデザインのインスピレーションとなるものを統合するためにPinterest以外とも戦略的なパートナーシップを構築すると述べている。フロリダ州セントピーターズバーグとオハイオ州デイトンにあるオフィスに加え、同社はロンドンとパリの事業を拡大して、John LewisやKingfisherなどヨーロッパのクライアントをサポートし、ヨーロッパやその他の市場でさらに成長する計画を立てている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

家具はバーチャルに買う時代へ:Marxentが提供する「ホームデザインプラットフォーム」(1/2)

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実際の部屋をデジタル3D空間に再現し家具を配置するために必要な技術は、エンドユーザーが思うよりもかなり複雑だ。エンタープライズ向けの実世界のオブジェクト(家具、フローリング、壁紙など)をインポートするのはさらに困難なため、顧客はそれらをプレビューしてから購入することになる。企業が個々の家具からデザインされた部屋まで、あらゆるものをデジタル化して販売できる強固なコマースプラットフォーム「3Dクラウド…

Image Credit: Marxent

実際の部屋をデジタル3D空間に再現し家具を配置するために必要な技術は、エンドユーザーが思うよりもかなり複雑だ。エンタープライズ向けの実世界のオブジェクト(家具、フローリング、壁紙など)をインポートするのはさらに困難なため、顧客はそれらをプレビューしてから購入することになる。企業が個々の家具からデザインされた部屋まで、あらゆるものをデジタル化して販売できる強固なコマースプラットフォーム「3Dクラウド」を開発してきたMarxentは、Connectwiseの創業者であり、現在もフロリダ拠点の同社取締役会に参加しているArnie Bellini氏からの出資を受けてサービスを拡大することを発表した。

「ベースとなる事業が継続的に運営されているため、この1,500万ドルのシリーズCラウンドは、ターゲットを成長するための取り組みに絞ることができます」と、MarxentのCEO兼共同創業者のBeck Beseckerは本日(訳注:記事公開日は1月22日)VentureBeatに語った。 「私たちの頭の中で最も重要なことの1つは、デザイン、視覚化、購入体験をカスタマージャーニーの残りの部分につなげることです。たとえば、Pinterestは現在、顧客がインスピレーションを得て部屋の模様替えを開始する場所になっています。優れたソリューションは、購入者がインスピレーションを得たものからデザインできるようにしなくてはなりません。私たち独自の「写真からデザインする」(機能)は、コンシューマージャーニーを可能にするのです」。

Marxentのサービス拡大は、2D写真や実世界のオブジェクトを商用可能な3Dコンテンツに変換できるターンキーソリューションに対する企業の関心が高まっていることを示しているため、技術的な意思決定者にとって大きな意味がある。実際のオブジェクトや部屋のデジタルツインが3D上に作成されるようになると、コンピューターのモニターからモバイルデバイス、MRヘッドセットまで、あらゆるもので見ることができる。例えばMacy’sなどの小売業者が取り入れているさまざまなオプションは、もともとMarxentの3D Room Plannerを採用し、店頭でVRゴーグルを使用して家具を販売していたものだ。ディスプレイの多様性は重要であり、過去1年間、新型コロナウィルスの大流行により、手軽に利用可能な視覚情報を扱うハードウェアを用いた自宅からの家具や設計に関する3Dソリューションにユーザーの関心は高まっている。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

MR時代に必要な主要都市の「仮想空間マップ」Here Technologiesが公表(2/2)

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(前回からのつづき)ここで重要なことは、Hereのデータは単に末端に位置づけられるものではなく、スタート地点やインフラストラクチャとしてエンタープライズ規模の地図や位置情報サービスにも使用できることだ。開発者はHereの3Dモデル上の建物や道、都市全体により詳細なテクスチャ、照明、環境効果など高度な手法を使った独自のメタデータを追加しレンダリングできる。 幅広い分野での潜在的な可能性を持つこのアプ…

(前回からのつづき)ここで重要なことは、Hereのデータは単に末端に位置づけられるものではなく、スタート地点やインフラストラクチャとしてエンタープライズ規模の地図や位置情報サービスにも使用できることだ。開発者はHereの3Dモデル上の建物や道、都市全体により詳細なテクスチャ、照明、環境効果など高度な手法を使った独自のメタデータを追加しレンダリングできる。

幅広い分野での潜在的な可能性を持つこのアプリケーションについて同社は、エンターテインメント業界ではHereの3Dモデルを背景として使用できるようになる一方、通信会社では空間的にも正確な位置の詳細情報を使用して5Gネットワークの構築が計画できるようになるだろう、と説明している。モデルが3Dであるため、車やスマートフォン、コンピュータの画面だけでなく、ARやVRのヘッドセットにも簡単に表示することが可能だ。

Hereはすでにウェブサイト上では提供する3Dモデルを「80以上の都市」と謳っており、LIDAR、光学、衛星画像の組み合わせを使用して196ヵ国でマッピングを行っていることにも言及しているため、最初に公表された75都市はこのサービスの始まりにすぎないのは明らかだ。 Here’s Premier 3D Citiesデータのサンプルに関心のある開発者は、AWS Data Exchangeからベルリン、ロンドン、ミュンヘンの無料版マップにアクセスできる。各都市それぞれ約40〜50平方キロメートルが非商用利用で90日間試用可能となっている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

AppleのMRデバイス報道:2024年に向けた計画と「考えるべきポイント」(3/3)

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2022年、2023年、2024年に向けた計画始動 (前回からのつづき)AppleのMRハードウェアのスケジュールは延び延びになっている。2017年当時、Appleはヘッドセットを2020年には提供できるのではと期待されていた。2019年初めまではそう見られていたが、2022年という報道が出て2020年末までの実現はなくなった。時期は未だに不確定だ。Bloombergは今日(原文掲載日1月21日)…

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2022年、2023年、2024年に向けた計画始動

(前回からのつづき)AppleのMRハードウェアのスケジュールは延び延びになっている。2017年当時、Appleはヘッドセットを2020年には提供できるのではと期待されていた。2019年初めまではそう見られていたが、2022年という報道が出て2020年末までの実現はなくなった。時期は未だに不確定だ。Bloombergは今日(原文掲載日1月21日)、MRゴーグルが2022年に発売され、その後「数年内に」軽量ARグラスが発売されることを示唆した。世のCIOたちはこの兆候を無視できないはずだ。

2010年に登場し、Microsoftが「タブレットPC」で行った何年にもわたる実験に失敗した後、タブレットを実用的なプラットフォームにしたiPadのように、新しいフォームファクタをすぐに真剣に受け止めた企業は、モバイルコンピューティングへの移行に十分備えることができた。最新のスケジュールが正しいと仮定すると、Appleのアプローチは企業にとって有益だ。開発者は、(2年ではないにしろ)少なくとも1年、MRハードウェアに基づくアプリを考案してテストすることができ、ただちにエンドユーザーに採用されるよう急がなくて済む。ゴーグルの価格帯が1,000〜2,000ドルであれば、主な対象はMicrosoftのHoloLensGoogle Glass Enterprise Editionといった高価格帯商品を試しているような企業になるだろうが、短期的には、MicrosoftやGoogleが提供していないような手ごろなものとなる可能性もある。

制作・展開の戦略

企業はすでにMR体験のプロトタイプ作成に必要なソフトウェアツールをいくつか持っている。AppleのARKitは2017年から入手可能であり、現在ではバージョン4となっている。最新のiPad ProiPhone 12 Proでは、MRコンテンツが2Dディスプレイでどのように表示されるのかをプレビューできる。大きな変化は、ゴーグルやグラスを通して見たときのコンテンツの動作にある。その違いは、ほぼすべてのVRユーザーにとって想像をはるかに超えて印象的なものだろう。

進歩的な企業は、次のようなMRの多面的なニーズについて今すぐ考え始める必要がある。

  • 企業のヘッドセット採用ニーズの幅広さ。2,000ドル、1,000ドル、500ドルなど、さまざまな価格帯が考えられる。
  • テクノロジーを従業員全体に広く採用するのか、それとも価格その他の要因から従業員の2人だけがヘッドセットを使うのかによって、初期開発戦略は大きく変わってくる。
  • 一部の企業はすでにかなり高額なARヘッドセットの一括購入に価値を見出しているが、費用対効果の高いユースケースは業界が限られている。
  • 特定の業界やデータの種類について、企業がすでに持っている2Dデータ、プレゼンテーション、主要アプリを没入型3Dで視覚化する戦略を把握できる人物はいるか?もしくは企業が独自に視覚化しなければならないのか?
  • 今後数年に渡ってこれらの専門知識をもつ労働者の需要が増えると、MRアプリやコンテンツ作成の経験を持つ開発者の雇用やトレーニングは、採用や維持の課題を生じさせる可能性がある。
  • 顧客の役割には次のようなものがある。
  • VRやARをどのように使って顧客体験を豊かにするのか。
  • それぞれの価格帯のハードウェアにおいて期待される顧客のMR使用例。たとえば、自動車販売店で車両を視覚化するのに使用するなど企業が一時的に顧客へ提供するのか、webコンテンツのように、顧客が所有して、企業が提供するコンテンツへ昼夜問わず自由にアクセスするのか。

この段階で、多くの企業は、MR技術を採用するに当たって具体的な答えよりも疑問の方がはるかに多いことや、考えが熟していないことに気づくだろう。だが問題ない。Appleが何かを立ち上げて一大レースをスタートさせるのが来年なら、どの企業にも計画を立てたり前進したりする時間はまだたっぷりある。今こそ、MR時代の運営のあり方や企業そのもののあり方を考え始めるべき時だ。大事な問いはただ一つ、起こるかどうかではなく、いつ起こるかだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

AppleのMRデバイス報道:VRでもARでもない「MR(複合現実)」とは(2/3)

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MRはVRでもARでもない (前回からのつづき)仮想現実(VR)と拡張現実(AR)は、広い意味での「複合現実(MR)」の一部であり、人間が見ている現実世界をデジタル生成されたコンテンツで強化したり完全に置き換えたりするディスプレイ・コンピューティングテクノロジーを指す。AppleがVRとARのどちらにフォーカスしているかという疑問がすぐに湧いてくるが、正解は「両方」だ。製品は同社のディスプレイおよ…

Photo by Harsch Shivam from Pexels

MRはVRでもARでもない

(前回からのつづき)仮想現実(VR)と拡張現実(AR)は、広い意味での「複合現実(MR)」の一部であり、人間が見ている現実世界をデジタル生成されたコンテンツで強化したり完全に置き換えたりするディスプレイ・コンピューティングテクノロジーを指す。AppleがVRとARのどちらにフォーカスしているかという疑問がすぐに湧いてくるが、正解は「両方」だ。製品は同社のディスプレイおよびカメラの技術に大きく制限されたものになるだろう。

現時点では、Appleは主にVRにフォーカスしたヘッドセットを計画しており、AR機能はわずかだと報じられている。これはFacebookのOculus Questと非常によく似ていて、ユーザーを完全にバーチャルな世界へ没入させることに最大限の時間を割いているようだが、ユーザーは統合カメラを使って現実世界をベーシックなデジタルオーバーレイで拡張したものを見ることができる。Appleが意図するVR/ARの比率が顧客にとってどのようなものになるかは不明だが、同社はARを大きなチャンスと捉えていると繰り返し述べている。

もしこのヘッドセットの価格帯を高く設定しようとしているのなら、ゲーミングや大量消費市場向けの娯楽用VR製品として位置付けていないことは明らかだ。初めは企業向けのVR/ARアプリケーションにフォーカスすることはほぼ確実だろう。

豊富な資金を持つスタートアップのMagic Leapは、「空間コンピューティング」という言葉でMR技術全般を表現していた。同社はハードウェアの商品化に大きな問題を抱えていたが、インドア・アウトドアの両方で現実世界にデジタルコンテンツを合成できる完全にポータブルなプラットフォームを構想していた。Appleもおおむね同じ考えを持ち、野心の大きさも同じくらいのようだが、Magic Leapのハードウェア仕様を再現する可能性は低そうだ。

スタンドアロンでテザリングなし

AppleのMRプロジェクト開発が進んでも、初のヘッドセットが他のデバイス(iPhoneやMac)にテザリングできるのか、それとも完全にスタンドアロンなのかはまだ分かっていない。テザリングによってヘッドセットの重量を軽くできるが、ケーブルでつながれたデバイスの近くに常にいなければならない。この問題に対して、Facebook Oculus RiftはWindowsパソコンで挑み、Magic Leap Oneは大きなパックで対処し、Nreal LightはAndroidスマートフォンで解決している。誰もがMRは最終的にスタンドアロンデバイスになると信じているが、「オールインワン」のヘッドセット内に収まるような小型で強力な高性能チップを作ることは困難だった。

レポートによると、AppleはMRを(カスタマイズされたアプリやコンテンツを含めて)独自のプラットフォームとして扱うことを決め、ゴーグルに「従来のVR製品よりもかなり解像度の高い」Macクラスの処理能力とスクリーンを持たせるようだ。これは、スタンドアロンのOculus Questのアプリエコシステムをスマートフォンから進化させたFacebookとは対照的だ。Appleのアプローチは、企業がデスクトップパソコン用アプリを魅力的な3Dエクスペリエンスに十分変えられるパワーをいきなり与えるものになるだろう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

AppleのMRデバイス報道:Appleのどこか紛らわしいアプローチ(1/3)

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過去5年間にわたり、複合現実(MR)ヘッドセットの明らかなトレンドは「より小さく、より良く、より手頃に」であり、ソニーのPlayStation VRやFacebookのOculus Questのように数百万台を売り上げるサクセスストーリーを生み出すと同時にニッチなヘッドセットは主に企業をターゲットとしてきた。 コンシューマー向けの売り込み文句はシンプルに「このヘッドセットを着ければ別の場所へテレポ…

Apple初の複合現実ヘッドセットはFacebookのOculus Quest 2に似ているが、企業向けとして処理能力がはるかに高くなりそうだ
Image Credit: Oculus

過去5年間にわたり、複合現実(MR)ヘッドセットの明らかなトレンドは「より小さく、より良く、より手頃に」であり、ソニーのPlayStation VRやFacebookのOculus Questのように数百万台を売り上げるサクセスストーリーを生み出すと同時にニッチなヘッドセットは主に企業をターゲットとしてきた。

コンシューマー向けの売り込み文句はシンプルに「このヘッドセットを着ければ別の場所へテレポートできますよ」でよかったが、企業、特にデータ駆動型のそれでは採用が低迷している。企業向けMRヘッドセットは、高価格でユースケースが限られ、さらにソフトウェアを「自前で構築しなければならない」という課題のおかげで採用が阻まれている。だからといって、全ての企業がユースケースの発掘を諦めたわけでも、最大手のテクノロジー企業がハードウェア開発を止めてしまったわけでもない。

AppleのMRヘッドセット開発何年も公然の秘密だったが、今やその計画は次第に明らかになってきている。Bloombergのレポートによると、Appleは将来的に予定している軽量ARグラスの開発者とより広い市場に備えて、まずはニッチで高価格なヘッドセットをリリースすることから始めるつもりのようだ。

これはVentureBeatが1年前に書いた「早期アクセス版ローンチ」戦略に似ており、開発者は商業化の8割方までハードウェア用アプリの作成を進めることができるというものだ。価格設定を高くして開発者や企業にターゲットを絞ることで、少なくとも一時的に、平均的なコンシューマーを遠ざけることになるだろう。

技術的な意思決定を行う立場にとって、今回のレポートは警鐘ーー暫定措置やフライングのきっかけとなるはずだ。MRは巨大な市場になろうとしている。企業はこのテクノロジーを採用しなければ取り残されてしまうだろう。従業員が大量のデータを視覚化して操作する方法をよりスマートにしたり、顧客に対してデータ、製品、サービスをより魅力的な方法で提示したりする必要があるかどうかに関係なく、MRが進化していくことは疑いがない事実だ。だが悪魔は細部に宿るという。Appleのどこか紛らわしいアプローチは一部の企業や開発者にとって手強く映るかもしれない。どのような展開になるだろう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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MR時代に必要な主要都市の「仮想空間マップ」Here Technologiesが公表(1/2)

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かつてNokiaの傘下にあったデジタルマップメーカーのHere Technologiesは、Googleマップ、Appleマップ、TomTomからユーザーを獲得するための労力を何年も費やした後、ここ数年間はロケーションプラットフォームの改善と拡大に取り組んできた。そして本日(訳注:1月12日)Hereは、75の主要都市の高解像度3Dモデルをエンタープライズ開発者向けに提供すると発表した。これにより…

かつてNokiaの傘下にあったデジタルマップメーカーのHere Technologiesは、Googleマップ、Appleマップ、TomTomからユーザーを獲得するための労力を何年も費やした後、ここ数年間はロケーションプラットフォームの改善拡大に取り組んできた。そして本日(訳注:1月12日)Hereは、75の主要都市の高解像度3Dモデルをエンタープライズ開発者向けに提供すると発表した。これにより、企業がMRと5Gテクノロジーを活用した、マッピング、スマートシティ、エンターテインメントアプリのネクストウェーブを作り出すことが出来るようになる。

ロンドン、パリ、サンフランシスコなどの都市中心部をカバーする、Here’s Premier 3D Citiesモデルには、場所の名前や住所など建物と道路網に関する情報を含む豊富なデータレイヤーがある。各建築物は、3次元空間的にも地理空間的にもセンチメートル単位で正確で、Hereがいうには、サイズや高さを含め、実際の外観の色も再現されている。

データストリーミングとレンダリングの両方をサポートするため、HereはCesium3Dフォーマットを使用して、1平方キロメートル毎のデータを1つのタイルにレンダリングしている。ビジネスや都市のデジタル化はデジタルツイン — 建物の所有者、担当者、訪問者による遠隔での施設管理から対面ナビゲーションまですべてにアクセスできる仮想空間上にあるレプリカ — に依存しているため、技術的な意思決定者にとって、ここでの新製品の発表は重要だ。

Premier 3D Citiesプラットフォームは、その中核として、バーチャルサイトへの訪問からラストマイルの配達や緊急時の計画まで、あらゆる用途に使用できるリアルな3Dモデルへのアクセスを企業に提供する。これらのモデルは、企業が実際の都市にある自社の施設を3D上に再作成する必要性を排除または劇的に削減する。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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LenovoのARグラス「ThinkReality A3」:遠隔操作やビジネス利用が中心(2/2)

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  (前回からのつづき)ThinkReality A3はPCでの利用において基本的な機能を備えている。オフィスワーカー、エンジニア、その他のデスクワークに縛られないビジネスユーザーは、Windowsアプリケーションをいっぱいに表示した仮想モニターに最大5台までアクセスすることができる。Lenovoは、このARグラスが企業にプライバシーの向上、生産性の向上、没入感の向上をもたらすことを期待…

 

(前回からのつづき)ThinkReality A3はPCでの利用において基本的な機能を備えている。オフィスワーカー、エンジニア、その他のデスクワークに縛られないビジネスユーザーは、Windowsアプリケーションをいっぱいに表示した仮想モニターに最大5台までアクセスすることができる。Lenovoは、このARグラスが企業にプライバシーの向上、生産性の向上、没入感の向上をもたらすことを期待している。

特に没入感については複合現実をフックに構築された建築、エンジニアリング、および金融アプリケーションで使用される場合に有効だ。また、自宅や公共の場で仕事をする企業ユーザーは、(訳註:グラスを通してデータにアクセスできるので)知らず知らずのうちに見ず知らずの人にデータを共有することなく、データを視覚化した情報として扱うことができる。

スマートフォンに接続されたインダストリアル・エディションは、Nreal Light などのソリューションと競合するものだ。これは企業が「グローバルなサポートを受けながら、グローバルな規模で複合現実アプリケーションやコンテンツを展開する」ことを支援する。ThinkReality A3では、遠隔地の専門家がグラスを装着している人が見ているものを確認しつつ、グラスの中のビデオウィンドウを使って遠隔支援をしたり、クリエーターがデジタルオブジェクトをリアルタイムに3Dで可視化したり、工業技術者やその他の現場作業員がデータ・画像のワークフローをガイドしたりすることも可能になる。モバイルARアプリは、ThinkRealityソフトウェアプラットフォームに支えられることになるだろう。

ThinkReality A3は、QualcommのSnapdragon 800シリーズチップを搭載したモトローラのスマートフォンと、IntelまたはAMD Ryzenプロセッサを搭載したPCで動作する。このグラスには、独自のSnapdragon XR1チップセットが搭載されており、1080p立体視ディスプレイ、ライブビデオを遠隔地の専門家と共有するための中央1080pカメラ、左右にマウントされた魚眼カメラを備えたSLAMルームスケール・トラッキング・システムが搭載されている。USB-Cケーブルで電話やPCにテザリングし、映像コンテンツを高速で共有するにはDisplayPort機能が必要になる。

LenovoはThinkReality A3の販売を2021年半ばに開始するとしている。価格の詳細はまだ明らかにされていない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Lenovoが“現実的な”ARグラス「ThinkReality A3」を発表(1/2)

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ここ数年間、拡張現実(AR)ヘッドセットは、ある現実的な問題に悩まされ続けてきた。つまり、これらは現実世界にデジタル情報を重ねて表示することになっているのだが、一般的に見栄えが悪く実際の公共の場では装着したくないというアレだ。しかし今日、LenovoはThinkReality A3でその問題を解決しようとしている。このARグラスは、小売店や接客業などの公共の場で着用できるほどコンパクトで軽量なだけ…

Image Credit: Lenovo

ここ数年間、拡張現実(AR)ヘッドセットは、ある現実的な問題に悩まされ続けてきた。つまり、これらは現実世界にデジタル情報を重ねて表示することになっているのだが、一般的に見栄えが悪く実際の公共の場では装着したくないというアレだ。しかし今日、LenovoはThinkReality A3でその問題を解決しようとしている。このARグラスは、小売店や接客業などの公共の場で着用できるほどコンパクトで軽量なだけでなく、研究室や工場、オフィスでも使用できる。完全にファッショナブル、というわけではないが、「普通」に近づきつつあるのだ。

LenovoがこのThinkReality A3の開発を示唆したのは2019年11月だった。その年、同社はより大きなフレームと未来的なスタイリングが故に「サングラスとは間違われることはないだろう」と指摘されたARコンセプトグラスを公開している。比較すると最終的なデザインは、レンズとブリッジ(訳註:鼻にかかる部分)がやや離れており、かつ、3つのカメラが集中してついている。現代的な度付きメガネっぽい感じに落ち着いた。A3には2つのバージョンが用意されており、Lenovo傘下のモトローラブランドのスマートフォンで持ち運んで使える「インダストリアルエディション」と、LenovoのThinkPadノートパソコンやモバイルワークステーションに対応した「PCエディション」がある。

ThinkReality A3の登場は、技術的な意思決定をする人にとって重要な意味を持つ。というのもLenovoのエンタープライズへの取り組みと確立されたThinkRealityソフトウェア/サービス・プラットフォームは、あらゆる規模や種類のビジネスに「安全な」AR導入ソリューションを提供しているからだ。

小規模なARハードウェア企業とは対照的に、Lenovoは複合現実(MR)ヘッドセットだけでなく、ローカル処理やデータを処理するためのコンピューティング・デバイスや、ハードウェアをサポートするエンタープライズ・クラスのサービスも製造している。特に同社は、折りたたみ式のスクリーンを備えたラップトップ5Gネットワーク機能を備えたラップトップなど、次世代技術を搭載したコンピュータの開拓にも積極的に取り組んでいる。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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韓国の「輝かしい」5G:MRコンテンツに耐えうる高いレイテンシ結果【RootMetrics調査】(2/2)

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  (前回からのつづき)ネットワークのリクエストから応答までに必要な時間を表すレイテンシは産業用アプリケーションにとっての重要な問題であり、韓国の通信事業者はこの点についても急速な改善がみられる。数値は通信事業者や都市によって異なるが、テストを行った7つの都市では、ほとんどの場合でレイテンシは30ミリ秒未満という結果になった。これは、一般的な米国の4Gネットワークのレイテンシである60ミ…

 

上記に示されているダウンロード速度の中央値は4Gと5Gを合わせたものであり、純粋な5G接続の方が高速だ。Image Credit: RootMetrics

(前回からのつづき)ネットワークのリクエストから応答までに必要な時間を表すレイテンシは産業用アプリケーションにとっての重要な問題であり、韓国の通信事業者はこの点についても急速な改善がみられる。数値は通信事業者や都市によって異なるが、テストを行った7つの都市では、ほとんどの場合でレイテンシは30ミリ秒未満という結果になった。これは、一般的な米国の4Gネットワークのレイテンシである60ミリ秒の約半分だ。Korea Telecomの大邱でのレイテンシは16.5ミリ秒で、他の6つの都市でも30ミリ秒より遅くなることはなかった。 SK Telecomは都市によって22ミリ秒から45.5ミリ秒までの値を計測、LG U+の首都ソウルでのレイテンシの値は最も小さく22ミリ秒を記録したが、他の3つの都市では85ミリ秒以上であった。

全体的なネットワークのレイテンシが低いだけでなく、特定の場所での「URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications:超高信頼低遅延)」を実現する5Gの要件は、次世代のファクトリーオートメーションの鍵である。 0.02秒のレイテンシは、MR(Mixed Reality)ヘッドセットが視聴者に提供するストリーミングコンテンツを迅速に変更できる十分な応答性を備えているが、産業用ロボットに依存する工場では、0.01秒以下のレスポンスと、99.999%の信頼性が必要とされる。このピークレベルのパフォーマンスは、5Gのネットワーク全体ではなく、特定の産業用アプリケーションとその環境によって担保されるが、周囲のネットワークを同様の速度に進化させることで大幅に改善される。

5Gを迅速に成功させるための韓国の「青写真」へのRootMetricsの言及は、実際にはいくつかの要素に帰着する。韓国の3つの通信事業者のうち2社は100MHzの5G帯域幅を使用しており、もう1社は80MHzを使用、すべて「ミッドバンド」の3.5GHz帯に含まれるが、米国の通信事業者は、ミッドバンドスペクトラムへのアクセスに関する規制や、スペクトラムへのアクセスに対する大規模なブロックに苦戦している。また、韓国の通信事業者は都市全体に多くのネットワーク設備の導入を行うことが可能だったため、米国が初期に5Gミリ波の導入をしたのとは異なり、屋内でも屋外と比べてパフォーマンスの低下が比較的少ないこともわかった。言い換えれば、パフォーマンスの高い5Gのキーとなるのは、広く展開されているミッドバンドのネットワーク設備だ。これにより、主要な国内ベンダー政府の調整が大幅に容易になる。

このように、韓国はSamsung 5Gのネットワーク設備デバイスの可用性から大きな恩恵を受けているのは間違いない。一方、他国についても5G対応iPhoneの発売が遅れていた間に、各国の通信事業者が産業用アプリケーションと同程度、もしくはそれ以上の消費者向けデバイスによる5G需要の高まりに駆り立てられ、現在の5G環境におけるリーダーである韓国と同レベルに達しようとする動きに拍車がかかるとRootMetricsは予測している。

レポートでは、1年間のパフォーマンスの上昇ペースは、韓国が現在「指揮官」の座に就いてはいるものの「他の国のネットワークもそれに追随する可能性があり、これにより世界の5Gの競争の場が平準化されることを示唆している」と述べている。

via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】