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Jordan Novet

Jordan Novet

サンフランシスコを拠点に活動するスタッフ・ライター。ビッグデータ、クラウド・コンピューティング、ビジネスに関する他のテクノロジーについて執筆。以前は Gigaom に所属していた。

執筆記事

Google系列のライフサイエンス事業「Verily」が医療研究向けのコンセプトスマートウォッチを公開

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Googleの親会社Alphabetの子会社で生ライフサイエンス事業を運営するVerilyは最新のスマートウォッチに関するプロジェクトを発表した。本デバイスはセンサーや常時接続ディスプレイを搭載し、さらに長寿命の電池を使用している。これは一般向けに開発されたものではない。 Verily社の技術開発リーダーDavid He氏やプロダクトマネージャーTusharParlikar氏、 テクニカルプログラ…

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Above: Verily’s Study Watch./Image Credit: Verily

Googleの親会社Alphabetの子会社で生ライフサイエンス事業を運営するVerilyは最新のスマートウォッチに関するプロジェクトを発表した。本デバイスはセンサーや常時接続ディスプレイを搭載し、さらに長寿命の電池を使用している。これは一般向けに開発されたものではない。

Verily社の技術開発リーダーDavid He氏やプロダクトマネージャーTusharParlikar氏、 テクニカルプログラムマネージャーHarry Xiao氏はブログ記事で次のように述べている

「市場には数多くのウェアラブルデバイスが存在しますが、それでもカバーしきれていない具体的なニーズは存在します。臨床や観察研究から得たビックデータを測定可能にして蓄積するデバイスは今までありませんでした」。

Googleのライフサイエンス部門として知られていたVerilyは、今年始めにシンガポールの投資会社Temasekから8億ドルの資金を調達している。同社が過去に携わってきたプロジェクトにはスマートコンタクトレンズなどがあるが、開発研究はGlaxoSmithKline社、Sanofi社、米国国立衛生研究所(NIH)などの提携企業や団体と共に取り組んできたケースが多い。

今回リリースされたスマートウォッチは、これらのパートナーもそれぞれの目的のため利用する。オランダのRadboud大学メディカルセンターやRadboud大学、ParkinsonNetはPersonalized Parkinson’s Projectに、Duke大学とStanford大学医学部は長期的な広範に渡る発病ベースライン研究にこれを使うとしている。

Googleは2014年にAndroid Wearを出した後、2017年2月にはバージョン2.0を発表してLG WatchStyleやWatch Sportなどの互換デバイスを売り出した。

この研究用時計は常に時間がわかるようになっており、時には研究指示も表示する。常時接続ディスプレイは特に新しいものではなく、2014年発売のLG G WatchやSamsungの新製品Gear S3にも搭載されている。しかし第1世代と第2世代のApple Watchデバイスにはない。

臨床や観察研究から得られたデータは暗号化されてVerilyのサーバーに送られるとHe氏やParlikar氏、Xiao氏は述べている。

同社の広報担当者からの説明によると、このウォッチデバイスはリアルタイムOSと呼ばれるオペレーションシステムで動き、モバイルデバイスのVerily Study Hubと接続してデータをアップロードする仕組みになっているとのことだ。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

 

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アップル信者なら懐かしすぎる初期Macintoshアプリの数々、The Internet Archiveがブラウザ稼働エミュレーターを公開

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The Internet Archive、別名「archive.org」はMacファンにとってものすごく素晴らしいことをしてくれた。今日、この非営利団体は、40本以上にもおよぶ初期Macintoshアプリケーションのエミュレータを可能にしたと発表している。 つまり、80年代のソフトウェアを通常のコンピュータで実行することができるのだ。必要に応じてプログラムをダウンロードすることさえできる。素晴らし…

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The Internet Archive、別名「archive.org」はMacファンにとってものすごく素晴らしいことをしてくれた。今日、この非営利団体は、40本以上にもおよぶ初期Macintoshアプリケーションのエミュレータを可能にしたと発表している。

つまり、80年代のソフトウェアを通常のコンピュータで実行することができるのだ。必要に応じてプログラムをダウンロードすることさえできる。素晴らしい。

MacWriteのような低レベルのプログラム、Flight SimulatorなどのMicrosoftプログラム、FroggerLode Runnerのようなゲームや、さらにMacOS System 6.0.87.0.1(HyperCardを特色とする)のフルバージョンもある。実に素晴らしい。

Internet Archiveのフリー・レンジ・アーキビストJason Scott氏はブログにこのように書いている。

「Macintoshコンピュータのオリジナル・オペレーティングシステムを体験していない人にとってこれは今や当たり前のものとなっているものの興味深い組み合わせに映ることでしょう。一方で選んだものによってはとても変で的外れなものに思うかもしれません。しかし、コンピュータが発売された当時、これらは世界中の人々に新しいアイデアを届けるものであり、たちまち多くのファンと熱狂的な信者を獲得していたのです」。

グラフィックス、アニメーション、アイコン、サウンド、および書体は確かに面白いほど時代遅れだが、macOSには今日のコンピューティング体験への潮流を感じることができる。過去にこれらのシステムを使用していた場合は懐かしさを感じることだろう。まだ喜びを体験していない場合は、今がMacソフトウェアの歴史を探るチャンスだ。

【原文】

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Facebookの秘密プロジェクト「Building 8」、皮膚でコミュニケーションする技術を開発中

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Facebook が内密に進めているハードウェアリサーチグループの Building 8 のリーダー、Regina Dugan 氏は本日、同組織が取り組んでいることについて公式の場で初めて言及した(編集部注:原文掲載4月19日)。 Dugan 氏は Google に4年間在籍したのち、昨年 Faceook に加わっている。Google では応用テクノロジー・プロジェクトの部署(ATAP)でチーフを…

上:皮膚を通じて情報を理解することを可能にする人工蝸牛の入ったスリーブをしようしている様子
Image Credit: Screenshot

Facebook が内密に進めているハードウェアリサーチグループの Building 8 のリーダー、Regina Dugan 氏は本日、同組織が取り組んでいることについて公式の場で初めて言及した(編集部注:原文掲載4月19日)。

Dugan 氏は Google に4年間在籍したのち、昨年 Faceook に加わっている。Google では応用テクノロジー・プロジェクトの部署(ATAP)でチーフを務めていた。最終的には終了してしまったモジュラースマートフォンのコンセプト Project Ara も ATAP が進めていたプロジェクトである。その他、Project Vault も同様に未完で終わっている。

今週初め、The Information は Building 8 が振動する「ハプティックベスト」や、より一般的な拡張現実(AR)に取り組んでいることを報じた。だが今日は、Dugan 氏はその他の二つのプロジェクトについて語っている。

まず、Facebook はカスタムで作られた人工蝸牛を通じて特定の信号を知覚できる、腕に装着するスリーブのようなものをテストしている。

さらに、ユーザーがお互いにコミュニケーションできるような無侵襲(訳注:身体を傷つけないもの)のセンサーにも取り組んでいる。脳から1分で100ワードを入力できるようにすることが目標だ。脳内で起きているすべてのことではなく、伝えたいものだけを。このプロジェクトにおいて、Facebook はカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校、同大学バークレー校、ジョンズホプキンス大学医学部、同大学の応用物理学研究所、ワシントン大学医学部の研究者たちと提携している。

Dugan 氏は言う。「こうしたことを全てつなぎあわせれば、私が中国語で考えていることをすぐに相手がスペイン語で感じることができる日もそう遠くないかもしれません。こんな能力が世界中の、読み書きができないけれど考える、感じることのできる7億8,000万の人々に与えられた状態を想像してみてください」

Facebook は、イーロン・マスク氏が新たなスタートアップ「Neuralink」に取り組んでいることをウォールストリートジャーナルが報じた1週間後に、これらのプロジェクトについて明かした。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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VMwareの共同創業者ダイアン・グリーン氏のBebopは、求人サイト「Google Hire」に

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Google はついに、Bebop によって開発が進んでいるアプリについて示唆する動きを見せている。Bebop とは、VMware の共同創業者ダイアン・グリーン氏によってつくられた、2015年に Google が買収したスタートアップのことだ。Bebopのウェブサイトには、求人情報が hire.withgoogle.com 上に掲載されていおり、そこから Google Hire というサービスの…

上:Google Hire上の求人情報
Image Credit: Screenshot

Google はついに、Bebop によって開発が進んでいるアプリについて示唆する動きを見せている。Bebop とは、VMware の共同創業者ダイアン・グリーン氏によってつくられた、2015年に Google が買収したスタートアップのことだ。Bebopのウェブサイトには、求人情報が hire.withgoogle.com 上に掲載されていおり、そこから Google Hire というサービスのページに飛ぶことができる。

このサービスは既に展開されている。ワーナー・ブラザーズの子会社 DramaFever やスタートアップのMedisasPoyntは既にこのサービスを求人情報を載せるハブとして使っている。Axiosも、Google Hire について報じている。

数ヶ月前には、Google は企業が自社のウェブサイトに求人検索機能を追加する際に使うことができるCloud JobsというAPIのローンチを発表している。

Google Hireの潜在的なライバルとしては、Greenhouse や、さらには Jobvite、LinkedIn、Oracle の Taleo などがあげられる。

2015年には、Google の最高経営責任者サンダー・ピチャイ氏が Bebop についてこのように紹介している。

Bebop は、エンタープライズアプリケーションを簡単に開発・維持できるようにする新しい開発プラットフォームです。これによって、より多くの事業者はすばらしいアプリケーションを見つけられるようになり、クラウドコンピューティングの利益を享受できるようになると信じています。

Bebop の買収を発表したブログで、このように書いている。

この言葉が書かれてから、プロダクトがどれだけ変化したのかは定かではない。Google はコメントを辞退している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Google翻訳がさらに高品質にーーヒンディー語、ロシア語、ベトナム語の翻訳にニューラル機械翻訳技術の採用を開始

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Googleは今日(原文掲載日:3月6日)ヒンディー語、ロシア語、ベトナム語のテキストをGoogle翻訳にかける際、ニューラル機械翻訳に切り替えることを発表している。Googleのフレーズベースの機械翻訳システムからの移行は、より自然で高品質な翻訳につながる。 Googleはまず昨年9月に英語から中国語、11月に英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、トルコ語、中国語、日本語、韓国語…

Above: Google Translate for iOS.:Image Credit: Jordan Novet / VentureBeat

Googleは今日(原文掲載日:3月6日)ヒンディー語、ロシア語、ベトナム語のテキストをGoogle翻訳にかける際、ニューラル機械翻訳に切り替えることを発表している。Googleのフレーズベースの機械翻訳システムからの移行は、より自然で高品質な翻訳につながる。

Googleはまず昨年9月に英語から中国語、11月に英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、トルコ語、中国語、日本語、韓国語の翻訳に採用した。今度はさらに3言語をAndroid、iOS、ウェブ用のGoogle翻訳、Google検索、GoogleAppで利用できる。これはGoogleのChromeブラウザのウェブページの翻訳の横に表示される。

今後数週間で、さらに多くの言語でのニューラル機械翻訳のサポートが予定されていると、Google翻訳のプロダクトリードであるBarak Turovsky氏がブログに書いている。この情報は驚くべきものではないが、これらは近い将来に実施されるということだそうだ。Googleは翻訳できる103の言語のすべてについて、ニューラル機械翻訳に移行する予定だという。

ニューラル機械翻訳では、人工ニューラルネットワーク(Googleの場合はlong short-term memory recurrent neural networks/LSTM-RNN)を利用可能なデータでトレーニングし、新しい受信クエリについて推論する。Googleはこのアプローチで、様々な製品においてメッセージへのスマートな受け答えを生成するため、画像内のオブジェクトや人物を認識し、さらにはデータセンターをより効率的に運用するための人工知能(AI)への活用も考えている。

Googleは翻訳してもらうためにAIを開発する会社ではない。マイクロソフトも自社の翻訳アプリで同じことをしている。

Googleは、よりスマートになった翻訳システムを大いに誇りに思っているが、同社は翻訳コミュニティを通じた生の人々の貢献を非常に高く評価している・・・と同時に貢献するのを止めてはいけない、とTurovsky氏は書いている。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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AWSが法人向けのビデオ・コールサービス「Amazon Chime」をローンチ

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Amazon Web Service(AWS)は本日、Amazon Chimeという組織向けのボイス・ビデオコール、インスタントメッセージングのサービスを新たにローンチすることを発表した(編集部注:原文掲載2月13日)。 Cisco WebExやLogMeIn の GoToMeeting のような、法人向けのサービスへの対抗のようにも見えるかもしれないが、むしろ MicrosoftのSkype f…

Image Credit: Screenshot

Amazon Web Service(AWS)は本日、Amazon Chimeという組織向けのボイス・ビデオコール、インスタントメッセージングのサービスを新たにローンチすることを発表した(編集部注:原文掲載2月13日)。

Cisco WebExやLogMeIn の GoToMeeting のような、法人向けのサービスへの対抗のようにも見えるかもしれないが、むしろ MicrosoftのSkype for Businessの直接的な競合であるように思われる。Microsoftは、AWSの直接的な競合であるパブリッククラウドのAzureを出している。GooglegがG Suiteを通じて組織向けに打ち出しているHangouts もAmazon Chimeのローンチによって脅威にさらされるかもしれない。Googleもまたパブリッククラウドをもっている。

発表内容によれば、Amazon Chimeは、Windows、Mac、Android、iOSアプリで利用可能であるとのこと。コールに参加する際にはPINを入力する必要はないとAmazonはいう。

これはまさに、AWSが、自らのルーツであるIaaS(Infrastructure as a Service:サービスとしてのインフラ)ではなく、SaaS(Software as a Service:ソフトウェアとしてのインフラ)により進んでいく一例だ。今回のローンチは、ビジネスインテリジェンスサービスのQuickSightsの導入、メール・カレンダーサービスのWorkMailに続くものである。

Amazon Chimeは無料版を提供している。ユーザー管理機能、Active Directoryのサポート、1GBのメッセージ保管サービスのあるPlusはユーザー1人につき月2.50ドル。より多くの機能が付いたProは1人あたり15ユーロとなっている。

(本記事は抄訳です。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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Apple のティム・クック氏曰く「スティーブは移民の子」ーーグラスゴー大学で学生たちに語る

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スコットランドのグラスゴー大学で名誉学位を受賞した後、Apple のチーフエグゼクティブであるティム・クック氏はファイアサイド・チャットや質疑応答セッションを通じ、参加した大学生に向けて幅広い話題を提供した。 イベントは完売した上に座席は限られていたが、幸いなことにこのイベントのビデオ録画が YouTube にアップされていた。 (こちらをポストした9to5Macに敬意を表する) クック氏は話題の…

スコットランドのグラスゴー大学で名誉学位を受賞した後、Apple のチーフエグゼクティブであるティム・クック氏はファイアサイド・チャットや質疑応答セッションを通じ、参加した大学生に向けて幅広い話題を提供した。

イベントは完売した上に座席は限られていたが、幸いなことにこのイベントのビデオ録画が YouTube にアップされていた。 (こちらをポストした9to5Macに敬意を表する)

クック氏は話題の中で Apple の再生可能エネルギーや、Apple デバイスによる健康管理の方法、FBI 暗号化の話題、シニカルな人々への対処方法、トランプ大統領による米国渡航制限への執行命令(「われわれはそれは間違っていると思う」と彼は言及してる)、そして彼がここ数日のヨーロッパツアー中に会った数人について触れていた。

しかし、Apple ウォッチャーにとって最も興味深いコメントは、クック氏の前の代表であるスティーブ・ジョブズ氏への言及になるのではないだろうか。ーーつまり、トランプ大統領がイスラム教徒を排除しようとした話題に関連して、彼はこのように語っている。

「スティーブは移民の子だった。スティーブ・ジョブズの父、アブドルファッタ”ジョン”ジャンダル(Abdulfattah “John” Jandali)氏はシリアで生まれ育ったんだ」。

これはクック氏が数日前に従業員向けに配信したメモの中で「Apple は移民なしでは存在しないだろう」と語ったもので、これをクック氏は学生に向けて改めて繰り返していた。

これとは別に、とある学生がスティーブ・ジョブズ氏の精神がまだ Apple に生きているかどうか、特に iPad Pro で動作する Apple Pencil スタイラスの登場について質問をしていた。

クック氏はそれに対して、確かにスティーブ氏はスタイラスを嫌っていたと認めた上で「それでも Apple Pencil は創造的なツールなんだ」と回答している。そしてその上でこんな風にも語っていた。

「スティーブの DNA は常に Apple のコアとなっている。スティーブの存在は深くこの会社に組み込まれているんだ。私たちは彼を賞賛しているし、彼の哲学を讃えている。彼の哲学は Apple にとって今後、100年間生き続けるだろう。そう、そうなんだ。彼はまだ Apple そのものなんだ」。

最後にクック氏は影響を与えられた人物は?という問いに対してこう答えている。「ジョブズさ。それも『相当』ね」。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Pinterest、画像検索機能「Lens」のベータ版をAndroid版とiOS版でローンチ

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Pinterest は本日(2月8日)、サンフランシスコ本社でメディアイベントを開き、新機能「Lens」のベータ版を発表した。Lens では、携帯端末のカメラで撮影した写真から、その写真のテーマに関連したテーマやピンを検索することができる。今後数週間にわたり、Android 版と iOS 版が米国でローンチされる。 Pinterest が Lens を導入したのは昨年のことだが、これまでは誰でも利…

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2017年2月8日に行われた Pinterest の Visual Discovery イベントで講演する同スタートアップ共同設立者兼 CEO Ben Silbermann 氏
Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

Pinterest は本日(2月8日)、サンフランシスコ本社でメディアイベントを開き、新機能「Lens」のベータ版を発表した。Lens では、携帯端末のカメラで撮影した写真から、その写真のテーマに関連したテーマやピンを検索することができる。今後数週間にわたり、Android 版と iOS 版が米国でローンチされる。

Pinterest が Lens を導入したのは昨年のことだが、これまでは誰でも利用できるわけではなかった。Pinterest が Lens を導入した当初、そのコンセプトは、カメラで撮影した被写体が何であるか特定することだった。しかし、そこからエンジニアらが修正を重ねた結果、正確にマッチしたものやそれに近いものだけではなく、ここが重要なポイントなのだが、特定のオブジェクトが含まれるより広いシーンも検索結果に反映されるようになった。このような検索結果にすることで、被写体となったモノが現れる環境に関する背景情報を提供することができる。

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Pinterest の Lens機能の一例
Image Credit: Pinterest

かつて Pinterest が「ピンする(pin)」という言葉を使って機能を言い表したように、今回、Pinterest の共同設立者で CPO の Evan Sharp 氏は「レンズする(lens)」という動詞を使うことについて語った。たとえば、彼が赤い靴を見てすごく気に入ったとする。すると、彼は「あの靴をレンズして、あれと似た靴を探そう」と言うのだ。

このタイプの画像検索は、Google が Android の Now on Tap 機能で提供しているものや、Samsung が主力商品 Galaxy S8で提供しているものよりも優れている。なぜなら、Pinterest が示す検索結果には多様性があり、それぞれの画像から複数の特徴を抽出するからだ。自身のコンテンツコレクションによって、Pinterest が実装したこの機能は、ショッピングサイトが提供するもの(つまり、非常に構造化された商品検索結果)と、Facebook や Twitter などのソーシャルネットワーク(つまり、構造化に欠けるユーザ生成コンテンツ)との中間のようなものになった。

CamFind のように、モバイル端末のカメラからクエリを受けて画像検索を行うサービスを提供している小さな企業もあるが、そうした企業には大企業がすでに持っているようなコンテンツが欠けている。

ユーザインタフェースの点で言えば、Google 画像検索と Microsoft の Bing 画像検索は両者とも、Pinterest アプリで以前から使われているタブスタイルのカテゴリ検索を採用している。Lens 検索を行った際にポップアップされるテーマは、ユーザが入力したテキストに基づいており、コンピュータが予測によって生成したものではない。

また、Pinterest は「Instant Ideas」機能も導入する予定だ。この機能では、それぞれのピンの右下に円を設け、そこをタップするとディスプレイがさらに多くのピンで満たされる。

さらに、Pinterest は被写体検出機能をベースにした新機能「Shop the Look」も昨年リリースしている。ピンされた写真の人が複数のファッションアイテムを着用している場合、丸い印をタップして、そのアイテムが写っている別のピンを探すことができる。それに加えて、「How to Wear It」という新しい機能もある。Sharp 氏の言葉を借りれば、「人々はこれまでと違う方法で商品をスタイリングできるようになる」という。Shop the Look は、Android、iOS、Web でも利用可能だ。Shop the Look の特徴は、ピン上のアイテムをタップすると、リッチピンだけでなくお買い物ピンも表示されることだ。これにより、Pinterest が得られる収益は徐々に増加していくことが見込まれる。

視覚的発見というテーマは Pinterest にとっては特に新しいものではない(実際には、スタートアップが提供するものとしては最大かつ最高レベルのものかもしれないのだが)。Pinterest は、保有している視覚情報を利用する方法をどんどん編み出している。そして現在ピンの数は1,000億以上になっている。

詳細は Sharp 氏のブログで読むことができる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Cisco、アプリパフォーマンス管理のAppDynamicsを上場直前に37億ドルで買収

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Ciscoは本日、先月上場申請をしていたアプリケーションパフォーマンス管理(APM)ソフトウェアを37億ドルで買収したことを発表した(編集部注:原文掲載1月24日)。 発表によれば、この買収ディールはCiscoの2017年度第三四半期にクローズする予定だ。 この動きは珍しく、驚きに値するものだ。この発表前には今日、AppDynamicsは一株あたりの額を10-12ドルから12-14ドルにあげたばか…

via Flickr by “Diesmer Ponstein“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

Ciscoは本日、先月上場申請をしていたアプリケーションパフォーマンス管理(APM)ソフトウェアを37億ドルで買収したことを発表した(編集部注:原文掲載1月24日)。

発表によれば、この買収ディールはCiscoの2017年度第三四半期にクローズする予定だ。

この動きは珍しく、驚きに値するものだ。この発表前には今日、AppDynamicsは一株あたりの額を10-12ドルから12-14ドルにあげたばかりだった。AppDynamicsは株式公開で1億5600万ドルを調達することを目指していた。

Nasdaqのウェブサイトによると、AppDynamicsは1月26日にNasdaq Global Selectで取引を開始する予定だった。

Ciscoのコーポレート開発ヘッドのRob Salvagno氏はブログで次のようにコメントしている。

Ciscoの業界を牽引するネットワークアーキテクチャとともに、顧客はインフラからアプリケーションまでテクノロジーの全てにわたって、かつてないほどの徹底したインサイトを得られるようになります。このインサイトを用いれば、企業はカスタマーエクスペリエンスを向上させ、収益化の機会を促進できるようになるでしょう。AppDynamcsの買収は、予測可能な経常収益をもたらすソフトウェア中心のソリューションへと移行を目指すCiscoの戦略を後押しするものでもあります。

この買収は、データセンターのネットワークハードウェアに特化するCiscoの可能性をさらに広げるものだ。昨年、CiscoはIoT企業のJasperを14億ドルで買収している。

AppDynamicsの競合であるNew Relicは2014年に上場した。AppDynamicsはクラウドサービスと自社運用のソフトウェアによって、New Relicや既存のプレイヤーに挑戦してきた。

AppDynamicsのCEO、David Wadhwani氏は現職にとどまり、CiscoのRowan Trollope氏の直属となる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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Alibaba(阿里巴巴)、Intime Retail(銀泰)を非公開化し最大26億ドルでの買収を株主に提案へ

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中国の Eコマース企業 Alibaba(阿里巴巴)は、中国のデパートチェーン Intime Retail(銀泰百貨)を Intime 創業者の Shen Guo Jun(沈国軍)氏と協力して非公開化すると発表した。発表によれば、Intime の経営陣から同社株主に対し提案するこの取引で、想定される最大価値は26億ドルになるとみられる。 Alibaba は2014年に公開された Intime の最初…

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Image credit: Intime Retail(銀泰百貨)

中国の Eコマース企業 Alibaba(阿里巴巴)は、中国のデパートチェーン Intime Retail(銀泰百貨)を Intime 創業者の Shen Guo Jun(沈国軍)氏と協力して非公開化すると発表した。発表によれば、Intime の経営陣から同社株主に対し提案するこの取引で、想定される最大価値は26億ドルになるとみられる。

Alibaba は2014年に公開された Intime の最初の株式を6億9,200万ドルで取得し、現在の保有株式比率は約28%に上る。両社はこれまでも双方の経営資源を連携してきた。発表によると、もしこの取引がうまく進めば、Alibaba は Intime 株式の74%を保有することになる。

Intime は12月、自社株式の取引を中断していた。

これとは別の動きとして、Alibaba 株式を保有する Yahoo は今日(原文掲載日:1月9日)、CEO の Marissa Mayer 氏が経営陣を離れ、Verizon による買収が完了した後、Altaba という新名称のもとで運営されることを発表した。Alibaba は、新しい Altaba の一部となる。

Alibaba は2014年にニューヨーク証券取引所に上場した。今日の発表で、Alibaba は9月だけで、中国の小売市場に4.5億人のモバイルによる月間アクティブユーザがいることを明らかにした。

本ニュースに関する Alibaba の発表はこちらから。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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