Jordan Novet

Jordan Novet

サンフランシスコを拠点に活動するスタッフ・ライター。ビッグデータ、クラウド・コンピューティング、ビジネスに関する他のテクノロジーについて執筆。以前は Gigaom に所属していた。

執筆記事

ディープラーニングによって賢くなるGoogle製品ーーGoogle翻訳もより正確になるか

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大量のデータでニューラルネットワークを鍛錬して新しいデータの予測を立てるディープラーニングと呼ばれる人工知能を活用した結果、Google製品はより賢くなった。Googleマップ、Googleフォト、Gmailなどがこの種の技術により改良されている。次に改良が期待されるサービスはGoogle翻訳である。 補足しておくと、Google翻訳の一部は「インスタントビジュアル翻訳」で既にディープラーニングを…

Above: Google Senior Fellow Jeff Dean, left, speaks with Tom Simonite of the MIT Technology Review at the 2016 Structure Data conference in San Francisco on March 10. Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat
上: 3月10日にサンフランシスコで開催された2016 Structure Dataカンファレンスにて、MIT Technology ReviewのTom Simonite氏と対談するGoogleのシニアフェローJeff Dean氏(左)
Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

大量のデータでニューラルネットワークを鍛錬して新しいデータの予測を立てるディープラーニングと呼ばれる人工知能を活用した結果、Google製品はより賢くなった。Googleマップ、Googleフォト、Gmailなどがこの種の技術により改良されている。次に改良が期待されるサービスはGoogle翻訳である。

補足しておくと、Google翻訳の一部は「インスタントビジュアル翻訳」で既にディープラーニングを使用している。これは、スマホのカメラを翻訳したい単語にかざすと翻訳してくれる機能だ。しかしご存知の通り、Google翻訳で文章を翻訳しようとしても100%正確というわけではない。

サンフランシスコのStructure Dataカンファレンスで本日(編集部注:原文掲載3月10日)、Googleコアサーチと広告技術を手がけ、現在はディープラーニングに取り組むGoogle BrainチームのヘッドでGoogle上級研究員のJeff Dean氏は、Google翻訳チームと共にディープラーニングに基づく翻訳実験のスケールアウトに取り組んでいるとインタビューで述べた。具体的には、2014年の論文「Sequence to Sequence Learning with Neural Networks」に描かれている技術をベースにした研究である。

Google翻訳製品の開発にこの技術を展開するのが意図であるとDean氏はMIT Technology ReviewのTom Simonite氏に述べた。「間もなく結果が出ると思います」とDean氏は述べている。

目標はもちろん、翻訳をより正確にすることだとカンファレンスで講演を終えたDean氏はVentureBeatに応えた。現在の翻訳は多種類の技術に依存しているが、彼の語るこの変化はより純粋に論文中に書かれている種のニューラルネットワーク、具体的にはロングショートタームメモリーネットワーク(LSTM)を基にすることができるという。

BaiduMicrosoftなどの企業もまた、機械翻訳のためのディープラーニングを研究している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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ライブストリーミングアプリ「Meerkat」が方向転換、その理由は?

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Meerkatは昨年、モバイルデバイスでのビデオのライブストリーミングで大きな注目を集めたが、本日(3月4日)、方針を変更し、新しい目的に向かって新製品開発を行うことを発表した。 このニュースは時間の問題でもあった。Meerkatには間違いなく固定のユーザ層がついており、様々なブランドがそこで実験的試みまで行っていた。しかし、PeriscopeがTwitterに買収されてから利用頻度が跳ね上がった…

Above: Meerkat for Android Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat
上: アンドロイド版の Meerkat
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

Meerkatは昨年、モバイルデバイスでのビデオのライブストリーミングで大きな注目を集めたが、本日(3月4日)、方針を変更し、新しい目的に向かって新製品開発を行うことを発表した。

このニュースは時間の問題でもあった。Meerkatには間違いなく固定のユーザ層がついており、様々なブランドがそこで実験的試みまで行っていた。しかし、PeriscopeがTwitterに買収されてから利用頻度が跳ね上がったのに対して、多くの人が、Meerkatは何をやっているのかと首をかしげた。そして、Facebookは自社のライブストリーミング機能を強く押し出し始めた。

結局2大ソーシャルネットワークとの競争が、Meerkatが方向転換、シリコンバレー風の言い回しをすれば、「ピボット」する一因となったと言える。

「Twitter/PeriscopeおよびFacebook Liveの普及率の高さによって、多くの初期ユーザが私たちのアプリから流出してしまい、計画通りの速度で成長することができませんでした。」 Meerkatの共同設立者でCEOのBen Rubin氏は数週間前、同社の投資家に対してこのようなレターを送った。本日Meerkatは、Re/codeでの記事に続き、Medium でもこの声明を発表している。

しかし、問題は、TwitterやFacebookがMeerkatと同じやり方で「立ち上がった」という単純なものではないかもしれない。ライブストリーミングのメディアは実際のところ時期尚早であり、アーリーアダプター(新しいもの好きな層)の間でだけで盛り上がっているものなのかもしれないのだ。Rubin氏は投稿の中で説明している。

今のところ、ライブ(生)の状態であることの価値というのは、セレブリティ、メディア、ニュースといった人以外にはわかりにくいものです。これらの人々、とりわけFacebookやTwitterに実際にフォロワーが大勢いる場合には、時々ライブでつながって、フォロワーにコンテンツを届けたり、彼らとコミュニケーションをとることには明確な価値があります。現在進行中のライブイベントにおける舞台裏情報などはその最たるものです。

しかし、大多数の一般人にとって、いつ、さらに言えば、なぜライブでつながらなければいけないのかということはわかりにくいです。写真をシェアするのとは違います。例えばこういうことです。Instagramが出てくる前にもどんな写真が美しいのかは皆知っており、美しい写真を撮ろうとしていました。しかし、ライブビデオについては、自分が作れる「良い」ライブビデオが何なのかがよくわかっていないのです。

とはいえ、少なくとも同社は資金不足には陥っていない。Greylock Partnersなどが1年前にMeerkatに1400万米ドルを出資している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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Instagramの利用率を大きくアップさせた、わずかなコードの変更とは?

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Facebook が所有する写真共有アプリ Instagram を開発するソフトウェアエンジニアたちは、アプリのパフォーマンスをいかに改善できるか常に模索している。パフォーマンスの改善というのは、完璧主義の行いのようにも聞こえるかもしれない。だが、実際にそうした行為が重要な指標の改善にもつながる。たとえば、ユーザーの利用が増えるというように。 それこそ、まさに最近起きたことだ。エンジニアは、モバイ…

Above: Profile page of photographer Lisa Bettany (@mostlylisa) on Instagram's iOS app. Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
上: iOSのInstagramアプリ上の写真家Lisa Bettany氏(@mostlylisa)のページ
Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat

Facebook が所有する写真共有アプリ Instagram を開発するソフトウェアエンジニアたちは、アプリのパフォーマンスをいかに改善できるか常に模索している。パフォーマンスの改善というのは、完璧主義の行いのようにも聞こえるかもしれない。だが、実際にそうした行為が重要な指標の改善にもつながる。たとえば、ユーザーの利用が増えるというように。

それこそ、まさに最近起きたことだ。エンジニアは、モバイル端末上でInstagramの各写真に20個のコメントを表示させるという機能に疑問を抱き始めた(「全てのコメントを見る」をタップしたときに、コメントがより速くロードされるように)。彼らは、コメントの数を3つに減らす決断をした。それらのコメントは、Facebookのサーバーから自動的に送信される。そうした理由はいくつかあったが、その一つは一般的なInstagramユーザーにとってはこれ以上ないほど明白なものだ。

「一般的には画像メディアの方が、コメントの内容よりもよく閲覧されます。私たちは、そうしたより一般的な使い方に最適化するべきなのです」このように、InstagramのソフトウェアエンジニアClark Gredona氏とLinji Yang氏は、本日のブログ記事で述べている。(編集部注:原文掲載3月4日)また、コメントを生成させるには、実際に多大なコンピュータ処理量がかかるとも述べている。大量のデータを圧縮することが通常難しいという点もある。

この新たなアプローチの結果はどうか? サーバーから送られるデータが減ったことで、エンドユーザーのデバイス上のメモリ使用量は減り、パフォーマンスはより安定する。ユーザープロフィール上のスクロール率は 2.7パーセント上昇した。また、モバイル上の全インプレッションが0.7パーセント上がり、「いいね」の数も0.4パーセント上がった。

もちろん、GoogleやPinterestといった他のウェブ企業もまた、最適化を繰り返すためにコードの中身を調べている。だが今回の事例で興味深いのは、こうした成果がアプリに対する比較的小さな調整によって生じているということだ。

さらに、このコメントの変更は、Instagramが使用しているFacebookのデータセンターのインフラにもプラスの効果を与えている。

「全ユーザーに対してこの変更を適用したとき、私たちの全Django上のCPUは8パーセント減り、イーグレスは25パーセント落ちました。イーグレスはサイトの健全さを測る一つの指標で、こうした落ち込みは通常問題だと捉えられます。ですが、今回のケースに関しては、インフラへの負荷を減らしているので、よいサインなのです」とGredona氏とYang氏は書いている。

彼らの取り組みの詳細については、こちらの記事を参照していただきたい。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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FacebookがソーシャルVRチームの設立を発表、Samsung Gear VRによる動画視聴時間は100万時間へ

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Facebookは、バーチャルリアリティ(VR)の取り組みに関する最新の状況について発表した(編集部注:原文掲載2月21日)。 同社は Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppの 既存サービスで公式のソーシャルVRチームを設立したと発表した。もちろんこの新チームは Facebook が所有する Oculus グループとも連携していく予定で、Oculus グループと…

 via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “Nan Palmero“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

Facebookは、バーチャルリアリティ(VR)の取り組みに関する最新の状況について発表した(編集部注:原文掲載2月21日)。

同社は Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppの 既存サービスで公式のソーシャルVRチームを設立したと発表した。もちろんこの新チームは Facebook が所有する Oculus グループとも連携していく予定で、Oculus グループと言えば Oculus Rift ヘッドセットとSamsung Gear VR ヘッドセット用のソフトウェアを世に送り出したばかりである。

Facebook はブログで次のようにコメントしている。

本チームはユーザが現代の VR 技術を使ってどのようにつながり、シェアし合えるかを研究するほか、VR がますます重要なコンピューティングプラットフォームに進化している中で長期的な可能性を模索していく予定です。

このチームには2人のリーダーがいる。 一人は Daniel James 氏で、 彼は大規模多人数プレイのカジュアルオンラインゲーム Puzzle Pirates を制作した Three Rings の共同設立者兼CEOだった人物だ。もう一人は Mike Booth 氏で、彼は一人用シューティングゲームLeft 4 Deadシリーズを制作した Turtle Rock Studios の共同設立者兼CEOだった。

新たなチーム設立のほかに Facebook は本日、Samsung Gear VR に関する新たな情報も明らかにした。これまでに同デバイスを使って100万時間の動画が視聴されており、Oculus Store にて200ものゲームやアプリが利用できるようになっているという(ブログ投稿より)。

これは、出荷数500万台で Google が Cardboard VR ヘッドセットで達成している規模には及ばない。しかし Cardboard の利用開始は2014年半ば、これに対し Gear VR は昨年11月である。Facebook は月間アクティブユーザ数15.5億人とユーザ獲得に長けている。このような企業が支援していることもあり、Gear VR はスケール面で非常に好調に推移していると言える。

VR で全方位の動画視聴を改善するため、Facebook は今後数週間、デスクトップパソコンやモバイルの動画をインテリジェントにストリーミングし、そのノウハウをGear VRの配信に活用していく

Facebook はブログで次のようにコメントしている。

これにより、VR で360度のストリーミングをする動画の解像度が4倍になりました。 一方で必要なネットワークの帯域幅の量を4分の1に削減しました。そのため動画はクリアになりプレイ速度も改善しました。

最後に、Facebook はこのサービスにアップロードされた全方位動画の数は2万を超えたと発表した。日々、利用が何百本も増えているという。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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2周年のSlack、230万人が毎日利用し、課金ユーザーは67万5000件、アプリディレクトリは280件に

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チームコミュニケーションサービスのSlackが2周年を迎えた(※原文掲載日は2月12日) そしてこのタイミングで同社は印象的な成長を示す数字を公開している。デイリーアクティブユーザー(DAU)は230万人となり、2カ月前の200万人から更に上昇している。 Slackは現在、67万5000件の課金ユーザーを持っており、これは昨年12月の57万から増加している。そして6400万ドル(110円換算で約7…

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チームコミュニケーションサービスのSlackが2周年を迎えた(※原文掲載日は2月12日)

そしてこのタイミングで同社は印象的な成長を示す数字を公開している。デイリーアクティブユーザー(DAU)は230万人となり、2カ月前の200万人から更に上昇している。

Slackは現在、67万5000件の課金ユーザーを持っており、これは昨年12月の57万から増加している。そして6400万ドル(110円換算で約70億円)を超える年間売上予想となっていることを同社は今日発表したインフォグラフィックスで公表している。

最近発表したSlackアプリディレクトリには、280件のアプリが登録されており、これも昨年12月の150件から順調に増加をしているようだ。そしてSlackは現在、毎月15億メッセージを送信しているのだという。

SlackはMicrosoftのYammerやVMwearのSocialCast、ビジネス向けにリリースされたFacebook at Work、AtlassianのHipChat、その他、こういった商業ツール類と競合状態にある。またそれ以外にもオープンソースのツール類もある。

サンフランシスコ拠点のSlackは、会社としては2009年に創業し、昨年、28億ドルの評価額で1億6000万ドルの資金調達を実施している。従業員は369人となっている。私たちVentureBeatが取材した2014年2月12日の最初のロンチ記事はここで読める。

※訂正:初出時にDAUが2億3000万人となっておりましたが、正しくは230万人です。訂正して補足させていただきます。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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Werckerが450万米ドルの資金を調達、コマンドラインツールをオープンソース化

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コードのテスト及びデプロイプロセスを自動化するツールのスタートアップであるWerckerは本日、450万米ドルの資金調達ラウンドを発表した(編集部注:原文掲載1月28日)。同社はまた、GitHubのオープンソース使用許可のもと、コマンドラインインターフェース(CLI)のリリースも合わせて発表した。 「新たに調達した資金により、Werckerは大企業向けの機能を備えた製品をさらに増産することができま…

上:左からWerckerのCTOのAndy Smith氏、CEOのMicha Hernández van Leuffen氏、CCOのWayne Gibbins氏 Image Credit: Gray Powell/Wercker
上:左からWerckerのCTOのAndy Smith氏、CEOのMicha Hernández van Leuffen氏、CCOのWayne Gibbins氏
Image Credit: Gray Powell/Wercker

コードのテスト及びデプロイプロセスを自動化するツールのスタートアップであるWerckerは本日、450万米ドルの資金調達ラウンドを発表した(編集部注:原文掲載1月28日)。同社はまた、GitHubのオープンソース使用許可のもと、コマンドラインインターフェース(CLI)のリリースも合わせて発表した。

「新たに調達した資金により、Werckerは大企業向けの機能を備えた製品をさらに増産することができます」と、同社設立者兼CEOのMicha Hernandez van Leuffen氏はVentureBeatのインタビューで答えた。

競合にはCodeship、CircleCI、Drone.io、Semaphore、Shippableなどがいる。

他社製品との差別化のポイントはDockerコンテナとの統合で、これによってユーザーはアプリケーションコードをひとまとめにして、簡単にサーバー間を移動させることができる。

「全てをDockerのコンテナ内で作業させることができます。開発過程の中間生成物はすべてDockerのコンテナになれるのです。」とHernandez van Leuffen氏は語る。また、Docker Hubもしくは自分のレジストリからコンテナを取り出し、出荷前にコードを作ることもできる。さらにCLIがオープンソースなので、誰でもその上でコードを作ることが可能だ。

このラウンドを率いたのはInkef Capitalで、他にもNotion Capitalが参加した。現在までにWerckerは750万米ドルを調達している。

Werckerは2011年にアムステルダムで創業し、サンフランシスコにもオフィスがある。スタッフ数は17人だ。昨年同社はOrganizations機能を導入した。同氏によると、何万人もの人々が現在Werckerを利用しているという。

WerckerはGitHub及びAtlassianのBitbucketと統合している。現在のところGitLabはサポートしていない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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Google、食事の際に服薬するよう教えてくれるウェアラブルの特許を取得

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Googleは、食事の際に服薬するようリマインドしてくれるデバイス(おそらくスマートウォッチ)の特許を申請した。このデバイスはテキストメッセージやeメールを通して他のデバイスにも通知することができる。 イスラエル拠点の2人のGoogle社員、Asaf Zomet氏とMichael Shynar氏は2014年7月に初めて特許を申請し、木曜に米国特許商標局(USPTO)がそのことを公表した(編集部注:…

Above: An image showing Google's "meal-based medication reminder system." By the way, what is that on the person's plate? Spaghetti and meatballs? Image Credit: Screenshot
上: Googleの「食事の際に服薬をリマインドするシステム」を表した画像。ところで、この人のお皿の上にあるものはなんだろう? スパゲッティとミートボールだろうか?
Image Credit: Screenshot

Googleは、食事の際に服薬するようリマインドしてくれるデバイス(おそらくスマートウォッチ)の特許を申請した。このデバイスはテキストメッセージやeメールを通して他のデバイスにも通知することができる。

イスラエル拠点の2人のGoogle社員、Asaf Zomet氏とMichael Shynar氏は2014年7月に初めて特許を申請し、木曜に米国特許商標局(USPTO)がそのことを公表した(編集部注:原文掲載1月9日)。

これは、Googleが開発した健康関連のテクノロジーの中でも最新のものである。最近社名がGoogle Life Sciences(親会社Alphabetの子会社)から、よりシンプルなVerilyに変わった。11月に米国特許商標局(USPTO)は、Googleからの特許を公表し、レーザーで生体組織を取り除くことのできる外科手術システムについて詳しく説明した。また他にも素晴らしい技術として、Googleが開発した血液中のブドウ糖数値を監視するスマートコンタクトレンズもある。

今回のケースで、Google社員らはいつ服薬通知を送ればよいのか判断できるスマートな仕組みを発明した。デバイスには「1つ以上のセンサー」があり、「人間が食品を食べている行動を示す、予め定義された行動データ」を部分的に使って、人が食事をしている時がわかるようになっている。行動データには人の動きの速度や時間、ローテーションがインプットされているため、例えばスープをスプーンですくう動きなどをデバイスが検知すると、通知が送れるという仕組みになっている。

血糖値や食べる時の音、GPSを介した居場所の特定、カメラを通した顔の画像認識がともに機能し、デバイスに信号を送ることができる。もちろん時間も因子になる。(例えば、私は正午から午後2時の間に昼食をとることが多い。)

たくさんの種類のシグナルを持つことは重要である。デバイスは、通知を送る前に高い確信がないといけないからだ。Google Maps Your Timelineの機能があなたが実際そこにいたと確信していなければ、あなたが特定の場所にいたと決して言わないのと同じだ。

もちろん、特許があるからといって、このスマートウォッチが必ず一般消費者向けに市場に出るというわけではない。だが、Google社員2名が、服薬するようリマインドしてくれるテクノロジーを実装することについて真剣に考えていたことは確かだ。

Googleはこの特許に関するコメントの要請にはすぐに応じていない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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「過剰に採用してしまった」ーー人気データアナリティクスのMixpanelがレイオフを実施

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データアナリティクスのスタートアップ Mixpanelが昨日、販売部門を中心に約20名のレイオフを敢行したことがわかった(編集部注:原文掲載1月8日)。 この件に詳しい複数の関係筋がVentureBeatに明かした内容によれば、このレイオフが会社に悪影響を与えることはないとのことである。また、この件に詳しい人物によれば、今回のレイオフは健全なコスト削減策であるという。 Maxpanelの共同設立者…

Above: Part of the Mixpanel team. Image Credit: Mixpanel
上:Mixpanel チームの一部
Image Credit: Mixpanel

データアナリティクスのスタートアップ Mixpanelが昨日、販売部門を中心に約20名のレイオフを敢行したことがわかった(編集部注:原文掲載1月8日)。

この件に詳しい複数の関係筋がVentureBeatに明かした内容によれば、このレイオフが会社に悪影響を与えることはないとのことである。また、この件に詳しい人物によれば、今回のレイオフは健全なコスト削減策であるという。

Maxpanelの共同設立者兼CEOのSuhail Doshi氏がVentureBeatに語った話では、今回の雇用調整の対象者は全体で18名だそうだ。会社の従業員は230名なので、今回の雇用調整は全体の10%にも満たない規模である。

「当社は過剰に人を雇い入れたため、今回の処置は雇用調整として行われ、やるのなら、後ではなく今やるのがベストと考えました」と、Doshi氏はVentureBeatに語り、さらに会社として2016年の収益見込みを達成させたいとも付け加えた。

最近の資金調達ラウンドで8億6500万米ドルの評価額とされたMixpanelは、シリコンバレーの急成長株としてのイメージを持たれる存在まで成長した。

とはいえ、売り上げがこの会社の最重要課題であることに変わりはない。実際、「販売人員を3倍に増やし、流通競争にすばやく立ち向かう」という2015~2016年の拡大目標が2014年に行われたプレゼンのスライドの中で最初に示されていた。同スライドの中では6ヶ月から9ヶ月ごとに人員を倍増することもうたっていた。

データアナリティクス市場は、多くの企業がもっとも好ましい反応を得られるよう最適化するためにウェブサイトとアプリケーションを設計することに熱心であるため、注目を浴びてきた。利用しやすさもあって、Mixpanelはこうした環境の中で人気を集めており、同業のHeap、Amplitude、Localiticsもトラクションを得ている。

Mixpanelは2009年に創業し、サンフランシスコを拠点にニューヨークでも業務を展開している。主な出資者にはAndreessen Horowitz、Y Combinator、Max Levchin、Sequoia Capitalがある。

また、同社は「ゴールドラッシュの最中に果敢に挑むような」企業であるとMarc Andreessen氏がNew Yorkerに昨年掲載された投資家プロフィールの中でも述べている。

VCに支援されたスタートアップでレイオフを行っているのはMixpanelだけにとどまらない。Sequoiaが出資しているスタートアップInstacart も先月レイオフを行ったと報じられている。また同じくSequoiaが支援しているEvernoteも最近レイオフを行っている

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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イーロン・マスク、ピーター・ティールなどテック界の大物が人工知能研究ラボ「OpenAI」に10億ドルを提供

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テック界を代表する人物たちが共同で、10億ドルを新しく立ち上げられた非営利の人工知能リサーチ企業「OpenAI」に投入することを本日発表した(編集部注:原文掲載12月11日)。 ブログによると、Y Combinator のプレジデント、サム・アルトマン氏、Stripeの元CTO グレッグ・ブロックマン氏、TeslaとSpaceXのコーファウンダー、イーロン・マスク氏、LinkedInのコーファウン…

via Flickr by “Jiuguang Wang“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “Jiuguang Wang“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

テック界を代表する人物たちが共同で、10億ドルを新しく立ち上げられた非営利の人工知能リサーチ企業「OpenAI」に投入することを本日発表した(編集部注:原文掲載12月11日)。

ブログによると、Y Combinator のプレジデント、サム・アルトマン氏、Stripeの元CTO グレッグ・ブロックマン氏、TeslaとSpaceXのコーファウンダー、イーロン・マスク氏、LinkedInのコーファウンダー、リード・ホフマン氏、Y Combinatorの創業パートナー、ジェシカ・リビングストン氏、ベンチャーキャピタリストのピーター・ティール氏、クラウドマーケットのリーダーであるAmazon Web Services、コンサルティング企業 Infosys、最近立ち上げられた YC Research Lab が今回の取り組みに参加している。

「私たちのリサーチは金銭的な義務を負っていないため、ポジティブな人間への影響により注力することができます。AIは人間の意志の延長であるべきだと考えます。自由を認める精神の元、安全に幅広くかつ平等に分け与えらえるべきだと考えます」

今回の取り組みは、社会における人工知能のポジティブ、かつネタティブな影響についての議論の中で立ち上がりつつあるものだ。マスク氏アルトマン氏ビル・ゲイツ氏、またその他のテック業界を代表する人々は、FacebookGoogleMicorosoftAppleなどの企業がAIテクノロジーの確立とその人材の確保への取り組みを進める中で、意見を示している。

GoogleのリサーチサイエンティストであるIlya Sutskever氏が Open AIのリサーチディレクターを務める予定だ。ブロックマン氏はCTOを務める。スタンフォードの博士課程の学生でGoogleで二度インターンの経験があるAndrej Karpathy氏も加わる。AIの権威、Yoshua Bengio氏はアドバイザーを務める。

ブログの発表によれば、同組織は研究の結果を公表し、また他の組織とも協働したいと考えている。

スティーブン・レヴィによるMediumのBackchannelの記事によれば、イーロン・マスク氏は次のようにコメントしている。

ご存知の通り、私はAIについての懸念を以前から抱いていた。サム、リード(ホフマン)、ピーター・ティールやその他の人々と多くの会話を交わした。私たちは考えていた。「AIの開発が利益をもたらす形で進展することを確かにする、もしくはその可能性を高める方法はあるだろうか?」と。何度も議論を重ねた結果、501(c)(3)、つまり利益を最大化する義務をもたない非営利組織をつくることが良いだろうという結論にいたった。そして、私たちは安全性をとても重視するつもりだ。

また、哲学的に重要なポイントがある。つまり、私たちはAIを広く普及させたいと考えている。多くのAIが必要だ、いや少ない数でも良い、という二通りの考え方があった。私たちは、おそらく多いほうが良いだろうと考えた。また、個人の人間の意志の拡張として関連付けられることができれば良いだろうと思った。

アルトマン氏は、OpenAIによる非営利の仕組みの利点について、AIへの投資を強めているGoogleと比較しながら、強調している。

「私たちはGoogleのように利益を追求する企業ではないので、株主の利益を高めることに集中する必要がありません。人間性の将来について最善だと考えることに集中することができるのです」とMedium Backchannelの記事でアルトマン氏は述べている。

Asana、Hashicorp、Quipといったスタートアップは、OpenAiのチームメンバーが使えるツールを無料で提供する。

それから、OpenAIは人材を募集中だ!

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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量子コンピュータD-Waveは従来のチップより「1億倍高速」、Googleが発表

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Googleは、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるアメリカ宇宙局のエイムズ研究センターでNASAと共に稼働させている量子コンピュータ D-Wave 2Xの技術性能について、以前よりも確信を得ているようだ。 D-Waveは、量子ビットまたはキュービットを用いて動作する量子コンピューティングにもっとも近い技術だ。量子ビットは従来のビットとは違い、0か1かまたはその両方を重ねた状態をとることができ…

Above: The D-Wave 2X quantum computer at NASA Ames Research Lab in Mountain View, California, on December 8. Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat
上:カリフォルニア、マウンテンビューにあるNASAエイムズ研究所のD-Wave 2X量子コンピュータ(12月8日)
Image Credit: Jordan Novet/VentureBeat

Googleは、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるアメリカ宇宙局のエイムズ研究センターでNASAと共に稼働させている量子コンピュータ D-Wave 2Xの技術性能について、以前よりも確信を得ているようだ。

D-Waveは、量子ビットまたはキュービットを用いて動作する量子コンピューティングにもっとも近い技術だ。量子ビットは従来のビットとは違い、0か1かまたはその両方を重ねた状態をとることができる。このキュービットによって、マシンは大量の情報処理を同時に行うことができるようになるため、特定の処理においては量子コンピュータは理想的な性能を提供することができる。

2つの試験の結果、Googleの量子人工知能研究所は本日、D-Waveのマシンは従来のコンピュータチップによる量子情報処理「シミュレーテッドアニーリング」よりもかなり速く処理することができることを確認したと発表した(編集部注:原文掲載12月8日)。

Googleの技術ディレクター Hartmut Neven氏は、ブログ投稿の中でその試験の結果について次のように説明している。

1000個に近い変数の組み合わせ最適化問題を解いたところ、量子アニーリングは従来の方法を使ったシミュレーテッドアニーリングよりもはるかに機能が上回っていた。1つのコア上で動作するシミュレーテッドアニーリングに比べて1億倍以上の速度を記録した。また、この量子マシンを「量子モンテカルロ法」というまた別のアルゴリズムとも比較した。これは、量子システムの動作を真似て設計されているが、従来のプロセッサー上で動作するものだ。この二つの測定方法における規模基準は同等であるが、またしても最高で1億倍の差が生じた。

Googleは今回の結果について、論文も公開している。

少なくとも、ベンチャーキャピタルから支援を得ているD-Waveにとって、この結果はポジティブなものだ。同社は量子コンピュータをロッキード・マーティンやロスアラモス国立研究所に販売した。NASAエイムズでの本日のイベントでは、レポーターがD-Waveマシンを目にすることができたが、CEOのVern Brownell氏は今回の発見について非常に喜んでいるようだった。1億という数字が大きな印象を与えるものであることは間違いない。IT購買担当者を驚嘆させ、なぜこのテクノロジーがIntelのような従来のチップメーカーをディスラプトできるかもしれないのか語る上で、示すことができる類のものだ。

Googleは引き続き、NASAと共に量子コンピューティングへの取り組みを継続する。同時に、Googleは量子コンピューティングハードウェア研究所ももっている。その取り組みは、まだ初期段階だ。

「量子コンピュータを開発することは、本当に、本当に大変だと言えます。なので、まずはそれが稼働することに力を注ぎ、コストや規模などで悩まないようにしています」Googleのハードウェアプログラムを率いる人物であり、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校の物理学教授であるJohn Martinis氏はこのように述べた。

このテクノロジーの商用利用はすぐには起こらないかもしれない。だが、最終的には、Googleの多くのサービスで使われている画像認識のようなもののスピードアップにつながる可能性はある。また、このツールが散乱したデータのクリーニングのような従来のものに役立つ可能性もある。Google以外のことについて言えば、量子によるスピードアップは、航空の計画、スケジューリング、管理などの発展に利用できる可能性もある、と大学宇宙研究協会の応用コンピュータ科学の研究機関のディレクターを務め、NASAエイムズでD-Waveマシンへの取り組みもしているDavid Bell氏は話した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
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