THE BRIDGE

Natsuki Ruri

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フリーランス。写真や紙デザイン、樹脂を使ったアクセサリーや雑貨を制作。THE BRIDGEではものづくり・ファインアートの分野の情報を発信。 Twitter : Facebook : Tumblr

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ITとものづくりベンチャーの祭典「MONOフェス」第三回が2月15日(土)に開催

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「ものづくりベンチャー」と「ITベンチャー」の祭典『SAMURAI MONO FESTIVAL(通称 MONOフェス)』が、2014年2月15日(土)に東京お台場のテレコムセンタービルで開催される。 サムライインキュベート(SSI)が主催するこのイベントは、ものづくりとITのコラボレーションを促進させることを目的としており、今回で第3回めの開催となる。 車、ウェアラブル、アートから町工場まで 会場…

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「ものづくりベンチャー」と「ITベンチャー」の祭典『SAMURAI MONO FESTIVAL(通称 MONOフェス)』が、2014年2月15日(土)に東京お台場のテレコムセンタービルで開催される。

サムライインキュベート(SSI)が主催するこのイベントは、ものづくりとITのコラボレーションを促進させることを目的としており、今回で第3回めの開催となる。

車、ウェアラブル、アートから町工場まで

会場はテレコムセンタービルの1階と14階MONO (工作設備の備わったコワーキングスペース)の2会場を使い、数多くのゲストを招きトークセッションなどが行われる予定だ。

多数開かれるトークセッションでは、様々な分野で活躍する講演者が招かれており、ITベンチャーや町工場、パフォーマーやアーティストも参加する。

セッションの内容は、大規模なイベントでも最近よく目にするようになったスマートフォン決済システムや、ハードウェアには欠かせないファイナンス事情など。以下はセッションタイトルの例だ。

    『メディアの考える、2014年のものづくりトレンド』
    『モノづくりベンチャーのファイナンス入門 〜クラウドファンディングとVCからの資金調達〜』
    『町工場から見る今後の日本のものづくり』
    『ものづくりアーティスト達のこだわり』
    『ウェアラブルデバイスが創る近未来』
    『コイニー式、プロダクトデザインの真髄』

今回はテスラ モデルSの試乗体験も予定されており、大型工業製品から身につけられるウェアラブルなガジェット製作者たちが集うイベントになるのではないだろうか。SSI主催イベント恒例の「SAMURAI MONO SHOUT(サムライシャウト)」という2分以内の短時間プレゼンも夕方から14階のMONOで開催される。

MONOフェスへの一般参加費は2000円。事前登録やセッションのスケジュールなどは「第三回SAMURAI MONO FESTIVAL」公式サイト

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変容するものづくりの世界における、アーティストの生き方

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Makersムーブメント、3Dプリンター、Fab(デジタルファブリケーション)、これらの言葉は最近特に耳にするようになってきました。 誰でも気軽に工作機械が使用できるスペースや会員制の工房も各地に増えて来て、ものづくりやDIYがより一層身近に感じられる環境が整って来ています。 今回は激しく変動していくモノづくりの世界と、アート・アーティストの関わり方について書いてみようと思います。 ものづくり世界…


Makersムーブメント、3Dプリンター、Fab(デジタルファブリケーション)、これらの言葉は最近特に耳にするようになってきました。

誰でも気軽に工作機械が使用できるスペースや会員制の工房も各地に増えて来て、ものづくりやDIYがより一層身近に感じられる環境が整って来ています。

今回は激しく変動していくモノづくりの世界と、アート・アーティストの関わり方について書いてみようと思います。

ものづくり世界の現在

まず、現状ものづくり世界がどのように変異しているのかについて。様々な技術の登場により、「作るためのツール、そしてそれらを発表する場」これらの両輪のバランスが整ってきたのではないかと思います。

冒頭に挙げたように、機材機器・設備に関しては以前と比較してみると、とても身近になってきました。時間単位で機材を利用したり、印刷(DTP)などと同じような感覚でデータを3Dで出力してくれるサービスも増えてきています。

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他にもソフトウェアが安価になったりフリーソフトの性能が向上したり、様々なガジェット、ツールも生まれ、写真投稿系SNSなどWEBツールも普及して「誰でも表現者(クリエイター/アーティスト)」というコンセプトを目にする機会も増加しました。

発表だけに留まらず、自身のお店をインターネット上で開き作品を販売することも容易になりました。そんな様々なサービスがある中、創作している人達は自身のWEBページを持っている割合は高いと思います。

変化の中、生まれている課題

複数のSNSやアプリを駆使している人も数多くいますが、更新の手順と形式が多種多様に存在し、作品を複数アプリに継続的にアップロードして行く事が難しくなってしまいます。

また、複数のサービスを組み合わせて横断的に投稿してくれるツールもありますが、未対応のサービスも多く、独自のページには反映出来ない事が多いため根本的な解決にはなっていない現状です。

更には新しいサービスなどが出ては来ても新たに登録し直したり、過去の作品をアップロードし直したり、販売している場合は在庫の管理や配送その他の作業というものがどうしても付随して来てしまいます。

アーティストの生き方

唐突に話は変わりますが、生活をしていくにはやはりお金を稼がなくてはなりません。その選択肢としては企業とコラボレート、イベントに出演、作品を販売、学校などでの講演…などの方法があると思います

その様な仕事に繋げていく為には色々な人達に興味を持ってもらい、声を掛けてもらうことできっかけを得るのだと思います。そのために、自分の作品を世に出す事を続けて行く事が大切です。先程述べた様に作品を露出できる場所は沢山増えました。増えすぎた、と言っても過言では無いかもしれません。

露出し続けていないと、沢山の人たちの中に埋没してしまうし仕事に繋がることも少なくなってしまう。けれども、その事によって創作に掛ける時間が減ってしまったら本末転倒だと思います。でもこのバランスを保つのはとても難しいです。

そのバランスの維持をサポート出来るようなサービスや仕組みが今後のアートだけでなく、ものづくり世界の全体、フリーランスで働く人達にとっても必要なものであろうと考えています。

その一つの手段として、メディアがあるのではないかと思います。アーティスト、クリエイター、職人やプロダクトデザイナー側からの発信を能動的に取り上げていくメディアの形が今後重要になっていくでしょう。
次回以降も、ものづくりの世界の話題をお送りします。

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