Jeremy Horwitz

Jeremy Horwitz

VentureBeat でAp ple、AI 関連ニュースを担当。以前は、Intelligent Gamer、iLounge、9to5mac などの出版物で編集を担当していた。

執筆記事

Sillicon Mac:石橋を叩いて渡るApple、初の「M1」チップ搭載Macを振り返る(1/4)

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ようやくAppleの3つ目にして最後の秋のメディアイベントの幕が降り、毎年恒例となったiPhone、Apple Watch、iPad、Macのすべてのリフレッシュが完了した。 今年は5G搭載の4つのiPhone 12モデルのデビュー、Appleが開発したM1プロセッサを初めて搭載したMacがトップラインを占めることとなった。しかし、Appleの新しいチップやデザインがもたらす秘めたる興奮にもかかわ…

Appleの新しいM1ベースのMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniは、それらを置き換えるローエンド機とほぼ同だ。速くなったこと以外は(Image Credit : Apple)

ようやくAppleの3つ目にして最後の秋のメディアイベントの幕が降り、毎年恒例となったiPhone、Apple Watch、iPad、Macのすべてのリフレッシュが完了した。

今年は5G搭載の4つのiPhone 12モデルのデビュー、Appleが開発したM1プロセッサを初めて搭載したMacがトップラインを占めることとなった。しかし、Appleの新しいチップやデザインがもたらす秘めたる興奮にもかかわらず、新製品のほとんどはよく似たような感じ安心感はあるものの、予想以上に退屈なものに終わってしまった。

結果的に新機能を1つだけ加えただけ、もしくは機能がなくなってしまったApple Watch、基本的にはただの古いiPad、大型化したけどバッテリーライフが短く予測不可能なパフォーマンスを発揮するiPhoneなどを経て、今週はMacのお出まし、という流れだった。

Appleは、独自開発したCPUを搭載した初のMacを発表するという約束を果たしたのだが、恐らく多くのウォッチャーは旧型マシンに速いプロセッサを搭載するだけでなく、ARMベースのチップがAppleのコンピュータを再定義することを期待していたはずだ。

つまり今週のイベントは、MacプラットフォームにとってタッチスクリーンやFace IDカメラ、あるいはiPhone・iPadにインスパイアされた革新的な技術を長年低迷しているラップトップやデスクトップに導入し、競争の激しいPCの世界の中でMacを改めてポジショニングする、大きな変革のチャンスだったのだ。

なのに、だ。

新しいM1 Macの3機種はすべて同じチップを搭載していて、実質的にはすべてエントリーレベルのモデルで、昨年のモデルと同じだった。いや、確かに速くはなったな。ある意味では。

技術的にはコンシューマ向けの「Air」とプロフェッショナル向けの「Pro」のMacBookノートパソコン、コンシューマ向けとプロフェッショナル向けのラインをまたいだ「mini」デスクトップMacを選ぶことができるのだが、これらは同じCPUを搭載している。

それぞれのM1マシンには2つのUSB-Cポートと最大16GBのRAMしかなく、驚くべきことにAppleは「Pro」ユーザーに余分なポートとメモリの選択肢を残すために、古いIntel CPUベースのモデルをラインナップに加えた。これは、まさにAppleのチップがまだ完全に2020年後半の時点でIntelのものを置き換える準備ができていないことを示す微妙な兆候と言えよう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Apple Silicon「M1」チップ、その特徴(2/2)

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(前回からのつづき)Appleはシステムオンチップ設計の中では多数の処理コアをしていたが、M1については特定のクロック速度やその他の包括的なスペックを提供していない。多くの仕様はすべてのM1プロセッサに適用されようだ。ほぼすべてのモデル、MacBook Air、MacBook Pro、Mac miniでM1チップが搭載され出荷されることは判明しているが、MacBook Airの2つのモデルの内一つ…

Image Credit : Apple

(前回からのつづき)Appleはシステムオンチップ設計の中では多数の処理コアをしていたが、M1については特定のクロック速度やその他の包括的なスペックを提供していない。多くの仕様はすべてのM1プロセッサに適用されようだ。ほぼすべてのモデル、MacBook Air、MacBook Pro、Mac miniでM1チップが搭載され出荷されることは判明しているが、MacBook Airの2つのモデルの内一つが7コアのGPUしか搭載されていないという違いを持っていることが分かる。

この新たな名称は、2012年にA5Xが発表されて以降、意図的に異なる性能層を表すApple初のチップセットシリーズであることを示している。Appleは以前、モバイルデバイスのモーションコプロセッサに「M」という頭文字を使っていたことがあるのだが、X1やZ1、AS1といった新しい頭文字を使用するのではなく、Mac用に再利用したようだ。

過去8年間にわたり、AppleはiPhone(A5)とiPad(A5X)のチップを区別するため「X」を用いていた。今年初頭には、A12Xの向上版としてA12Zを発表しており、このチップ自体は、Mac開発者がインテル製アプリをARMセットに変換するのに利用できるDeveloper Transition Kits向けへと移行している。

AppleがIntelからARMに切り替えたことは、表面的には、Appleが複雑な命令セットコンピュータ(CISC)チップから縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサへと最終的に移行することを示している。しかし、Intelのチップは、CISCアーキテクチャの最後の砦と考えられがちなのだが、実際にはCISCとRISCのハイブリッド設計であり、Appleは独自のチップでRISCとARMの命令セットに全面的に取り組んでいることを示している。

初期のころのAシリーズプロセッサーは、実はARM設計のコアを利用していたが、数年前から独自のARMセットべースのCPUに切り替えていた。これは、2008年にPA Semiから買収した社内エンジニアリングチームに大きく頼っていたことが分かる。

つまり、Appleはチップコア設計をARMそのものでなく、ARMチップのアーキテクチャーライセンスを保有していると表現できる。そのため、ARM自体はNvidaに買収されるともいわれているが、直接的にAppleチップへの影響はないだろう。Appleは6月にチップを発表した際、ARMの役割をデザイン上の観点で重要視せず、Apple Siliconという名称を代わりに用いて、同社プロセッサーの将来にかかわる疑問を避けるようにしていた

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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新Macお披露目:M1チップは魅力、でも残念なところも(2/2)

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(前回からのつづき)ただし、物理的な再設計がないことのほかにも残念な点がいくつかある。新しいMacBook ProとAirは同等のiPhoneとiPadの自撮り用フロントカメラの解像度をはるかに下回る720dpi FaceTimeカメラから進歩していない。 Appleによればカメラのノイズは少なく、ダイナミックレンジが広く、ホワイトバランスも以前より改善されているとのことだが、とはいえ優れたもので…

Image Credit : Apple

(前回からのつづき)ただし、物理的な再設計がないことのほかにも残念な点がいくつかある。新しいMacBook ProとAirは同等のiPhoneとiPadの自撮り用フロントカメラの解像度をはるかに下回る720dpi FaceTimeカメラから進歩していない。 Appleによればカメラのノイズは少なく、ダイナミックレンジが広く、ホワイトバランスも以前より改善されているとのことだが、とはいえ優れたものであるとは言い難い。

さらに新しいMacBook Proは、これまでのエントリーレベルの13インチモデルに取って代わるだけのようだ。M1 MacBook Proに搭載されるのはUSBポート2つのみ、RAM8GB、ストレージ256GBだが、Intelモデルには引き続き4つのUSBポートや8GB以上のメモリのラインナップがあり、価格は1,799ドルかそれ以上だ。

興味深いことにAppleはM1モデルの価格を引き上げていない。

256GBのストレージを搭載したエントリーレベルのM1 MacBook Airは引き続き999ドルで販売される。これまで1.1GHzデュアルコアIntel Core i3、ストレージ256GB、メモリ8GBで販売されていたものと同じだ。 1,249ドルのモデルはストレージが2倍の512GBとなり、前述のグラフィックコアが追加された。 SSDが1TBと2TBのものは基本価格よりも400ドルから800ドル高くなり、16GBのRAMは200ドル高い価格で提供する。

これまでのMac miniはストレージ256GB、RAM8GB、3.6GHz 4コア IntelCore i3、IntelのCPU内蔵GPU UHD Graphics 630搭載で価格は799ドルからだったが、AppleはM1ベースの256GBエントリーモデルの価格を699ドルに引き下げた。899ドルのモデルではストレージの容量が2倍になる。 3.0GHz(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)6コアのIntel Core i5モデルもラインナップに残り、価格は1,099ドルからだ。

最後にSSDを搭載したMacBookProについては、ストレージ256GBのエントリーモデルは1,299ドルのまま、ストレージが512GBのモデルは1,499ドルで販売される。すべてのマシンは本日(訳注:原文記事公開日は11月10日)から予約注文可能で、来週からは店頭でも販売される。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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macOS「Big Sur」公開:iPadアプリと共通化されたもの(2/2)

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(前回からのつづき)以前のMac版「Messages」は、過去のアプリ「iChat」に大きく依存していたため、最新のiPadおよびiPhoneのテキストメッセージ機能の一部に対応していなかった。Big Sur版は、Memojiステッカー、メッセージエフェクト、GIF画像検索、会話のピン留め、さらにグループチャットに関してはインライン返信やダイレクトメッセージなどを備え、最新のiPadリリースと実質…

Image Credit : Apple

前回からのつづき)以前のMac版「Messages」は、過去のアプリ「iChat」に大きく依存していたため、最新のiPadおよびiPhoneのテキストメッセージ機能の一部に対応していなかった。Big Sur版は、Memojiステッカー、メッセージエフェクト、GIF画像検索、会話のピン留め、さらにグループチャットに関してはインライン返信やダイレクトメッセージなどを備え、最新のiPadリリースと実質的には同じとなっている。

同様に、Macは最新のiPadの「Maps」アプリと同じ機能を持つようになった。たとえば「Look Around」機能(ストリートビュー)、インドアマップ、EV用充電スポット、経路案内、サードパーティによるガイドなどだ。

前回Appleがプロセッサを移行したのは2006年であり、PowerPC版のmacOS 10.4(Tiger)がライフサイクルの途中でIntel Macへのサポートを追加した。それ以来AppleはmacOSのリリースサイクルを年次で行うようになり、初日に主要な新機能を提供するメジャーリリースを行っている。そのため、Appleは今日までBig Surのリリースを待ち、最初のM1チップ搭載Macの公式発表に合わせた。

Big Surは、昨年のmacOS「Catalina」を搭載する多くのMac、すなわち2013年以降にリリースされたMac Pro、MacBook Air、MacBook Proモデル、2014年以降にリリースされたiMacおよびMac mini、2015年以降にリリースされた12インチMacBookおよびすべてのiMac Proで実行される。Appleによると、Big Surは11月12日木曜日、Intel Mac向けにリリースされ、翌週には新しいM1ベースのMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniに同梱される。

編集部注:Big Surは日本時間で11月13日の現時点でダウンロード開始となっている

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Apple Silicon「M1」チップ、その特徴(1/2)

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2010年、AppleがARM技術をベースとした自社製A4プロセッサーを発表した時、ほかに十分な代替製品があるにもかかわらず貴重な自社リソースを無駄にしていると批判されていた。しかし、A4のバッテリー駆動時間はiPadやiPhone製品に最適化されており、その後10年に及ぶ開発で性能は1,000倍にも向上したと言われている。 Appleは今日正式に、自社初のMac専用AシリーズプロセッサーM1を発…

Image Credit : Apple

2010年、AppleがARM技術をベースとした自社製A4プロセッサーを発表した時、ほかに十分な代替製品があるにもかかわらず貴重な自社リソースを無駄にしていると批判されていた。しかし、A4のバッテリー駆動時間はiPadやiPhone製品に最適化されており、その後10年に及ぶ開発で性能は1,000倍にも向上したと言われている。

Appleは今日正式に、自社初のMac専用AシリーズプロセッサーM1を発表し、Intel CPUへの終わりを告げた。チップは1,600万ものトランジスタを搭載、1ワット辺りにおけるパフォーマンスとしては業界最高だと同社は主張している。

Apple Siliconと呼ばれていたM1チップだが、従来のIntelチップとは一線を画す大きな特徴を持っている。性能と消費電力が異なるCPUコアを8つ搭載していることに加えて、独自設計の8コアで構成されるGPU、機械学習に特化した16コアのNeural Engine、またカメラ、ビデオ、オーディオ、ストレージ、セキュリティー機能のための統合プロセッサーが搭載される。GPUはそれだけでも10ワットで2倍のラップトップグラフィック性能を持ち、3分の1の電力消費に抑えらえれている。

Appleは今まで、セキュリティーやオーディオ管理に際して自社開発のT1プロセッサーとT2プロセッサーなどを利用してきた。M1チップでは、これら機能をCPU、GPU、Neural Engineと同じ部分で利用し最適化を図ることで、バッテリースペースの確保などに成功している。チップ自体は冷却ファンを必要としないため、負荷がかかっても静かな状態が確約されている。さらに、Mac製品としては初めて専用AIも搭載している。

iPhone 12やiPad Airに搭載されているA14プロセッサーのように、M1は5ナノメートル製造プロセスを採用している。過去のMacでは、10ナノメートルプロセスで製造されるIntelチップを利用していた。Appleの主要なモデムサプライヤーでもあるQualcomnは、現在7ナノメートルのSnapdragon 8cxシリーズを提供しており、ファンレスなラップトップやタブレットを狙っているとされる。(次につづく)

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macOS「Big Sur」公開:iOSとの融合進む(1/2)

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Appleは本日(11月11日)、5カ月にも及ぶ長丁場のベータテスト期間を経て、Mac最新OS「macOS Big Sur」を一般公開した。macOS 11としても知られるBig Surは、IntelまたはApple M1プロセッサを搭載したMacをサポートする初めてのOSとなる。MacのデスクトップインターフェイスであるFinderは刷新され、Appleのモバイルデバイスと共通となったアプリやゲ…

Image Credit : Apple

Appleは本日(11月11日)、5カ月にも及ぶ長丁場のベータテスト期間を経て、Mac最新OS「macOS Big Sur」を一般公開した。macOS 11としても知られるBig Surは、IntelまたはApple M1プロセッサを搭載したMacをサポートする初めてのOSとなる。MacのデスクトップインターフェイスであるFinderは刷新され、Appleのモバイルデバイスと共通となったアプリやゲーム、ウェブブラウザ「Safari」大幅な強化などを特徴としている。

ユーザー目線で考えると、Big Surの最も特徴的な変更点は見た目かもしれない。ユーザーインターフェースがリフレッシュされ、透明なペインと大胆なアイコンに深みのあるシャドウイングが入っている。こういった視覚的な効果は最近のMacOSのリリースにはなかったものだ。

また、通知センターやコントロールセンター、そして従来のアイコンドックなどでiPadとの共通点が増えた。そしてAppleの新たなM1チップ搭載のMacユーザーにはもう一つのボーナスがある。それは、iOSとiPadOSプラットフォームのために開発されたアプリケーションやゲームを実行することもできるようになる、ということだ。

AppleのSafariは、ユーザーがスタートページを自分好みにカスタマイズできるようになっただけでなく、ウェブページを特定の言語に変換する翻訳機能、他のブラウザ用に開発された拡張機能のサポート、ブラウジング速度とエネルギー消費の両方の効率を格段に向上させた。プライバシーレポートと呼ばれる新しいサイン機能は、ウェブサイトが使用しているトラッキングシステムをユーザーにすばやく警告し、それらを即座にブロックする。これは、AppleがiOSのIdentifier for Advertisers(IDFA)のサポート(ユーザーがブラウジングしているとき、密かにユーザーの個人情報を特定する行為)を中止しようとしているのと同様の取り組みとなる。(次につづく)

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新Macお披露目:新型M1チップで刷新されたMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini(1/2)

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Appleは今日(11月11日午前3時)、新しいmacOS「Big Sur」を発表し、初のMac専用チップとなる「M1」を正式に公開した。それ以外にも新たなソフトとハードウェアを採用する初のMacもお披露目している。M1チップを搭載した13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniのモデルがそれだ。それぞれのマシンにはM1チップが搭載されており、従来のInte…

Image Credit : Apple

Appleは今日(11月11日午前3時)、新しいmacOS「Big Sur」を発表し、初のMac専用チップとなる「M1」を正式に公開した。それ以外にも新たなソフトとハードウェアを採用する初のMacもお披露目している。M1チップを搭載した13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniのモデルがそれだ。それぞれのマシンにはM1チップが搭載されており、従来のIntelの同等モデルの約3倍のパフォーマンスを発揮し、新しい16コアのNeural EngineによってAIのパフォーマンスは11倍以上に高速化される。

一見するとMacBook AirはかつてのIntelベースのMacと非常によく似ているが、Appleの新チップに対応した新しい機能がいくつか搭載されている。ファンレスになったMacBook Airはバッテリー寿命が長くなり、Intelの統合型グラフィックスチップ「Iris Plus」に比較してグラフィックス性能が劇的に向上した。Mac miniは従来の3倍のCPU性能と6倍のGPU性能、MacBook Proは最大5倍のグラフィックス性能と2.8倍のCPU速度を実現している。新しいマシンはすべて、Thunderbolt 4とUSB 4のほか、Wi-Fi 6とBluetooth 5.0をサポートしている。

興味深いことに、ほとんどのマシンは同じM1チップだけでなく、速度やグラフィックスのアップグレードを選択するオプションなしで出荷されるようだ。新しいモデルには同じ8コアのCPU、8コアのGPU、16コアのNeural Engineを搭載しているのだが、CPUやGPUのカスタマイズは一切しない。一方、MacBook Airではベースモデルには7コアのGPUが搭載されており、より高価なステップアップモデルには8コアのGPUとストレージが搭載されることになる。

「長寿命」は新しいラップトップの大きなセールスポイントとなった。Intel時代の13インチMacBook Airでは、1回の充電で11~12時間のビデオ再生やウェブブラウジングを約束していたが、M1バージョンでは15時間以上の駆動時間、最大18時間のビデオ再生を約束する。MacBook Proはより大きな内蔵バッテリーのおかげで、タスクにもよるが、17~20時間の駆動時間を約束している。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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MagSafeの活用:iPhone 12をプロカメラに進化させるMomentのプロダクトたち

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AppleがiPhone 12の発売と同時に再登場させた「MagSafe」は、誰もがその磁気ワイヤレス充電に注目した。しかし、MagSafeが持っている機能はなにもワイヤレス電源、というだけのものではない。Momentはこの「磁石」の方を活用した、プロの写真家やビデオグラファーのためのMagSafeプロダクトを発表した。摩擦のないシンプルな安定化マウント、照明マウント、オーディオマウントがそれで、…

Image Credit: Moment

AppleがiPhone 12の発売と同時に再登場させた「MagSafe」は、誰もがその磁気ワイヤレス充電に注目した。しかし、MagSafeが持っている機能はなにもワイヤレス電源、というだけのものではない。Momentはこの「磁石」の方を活用した、プロの写真家やビデオグラファーのためのMagSafeプロダクトを発表した。摩擦のないシンプルな安定化マウント、照明マウント、オーディオマウントがそれで、iPhone 12ファミリーがプロクラスのスタンドアロンカメラに取って代わるのに役立つものとなっている。

Moment社はこれまで、スマートフォンのレンズの性能向上を中心にケースやレンズ、アプリを開発し、デバイスの光学ズーム範囲を2倍に拡大したり、映画品質のアナモフィックビデオ録画を可能にしたりしている。

同社のMagSafeを活用した新製品は、機能性のあるマイクや照明アクセサリーをすぐに装着できるもので、スマートフォンとデジタル一眼レフの間を埋めるためのものとなっている。

コールドシューマウント(30ドル)、コールドシューと1/4インチ三脚穴の両方を備えたプロ三脚マウント(50ドル)、ビデオグラファーのマジックアーム、リグマウント、ボール雲台に使用できる3つの1/4インチと2つの3/8インチのメス穴を備えたのマルチマウント(30ドル)などがラインナップされた。

またMomentは、20~30ドルのMagSafeウォールマウント、カーマウント、ベーシックな三脚マウントを発売する。一見すると基本的なものに見えるかもしれないが、これらはすべて、カメラやビデオカメラを急激に進化したスマホに置き換えるという大きな目標を推進するものとなっている。

主要なカメラセンサーと目まぐるしいほどのプロセッサの進歩により、過去1年間で従来のカメラとのギャップは急激に縮まりつつある。そしてそれはiPhone 12 Proで最高潮に達した。

これが電話かどうかは置いておいて、リアルタイムのドルビービジョン4K HDRビデオ録画機能を備えた初のカメラを搭載したProモデルの推進にあたり、AppleはiPhoneを大型機材のコンパクトな代替品と位置づけ、どこでも使えるアタッチメントへの関心を高めてきた。

Momentは簡単にマグネットで着脱できるMagSafeの機能を活用しているが、今のところ、電源機能を備えたものは提供していない。コールドシューのアタッチメントを使用すると、当然ながらユーザーは自分のバッテリーやLightningコネクタを使ってサードパーティ製のLED照明やマイクを追加することになるので、iPhone自体の電力(極めて限られているが)を消費することはない。

ただ、最近のAppleがFCC(連邦通信委員会)に提出した書類から、iPhone 12シリーズはMagSafeを使って自身のバッテリーを共有することが可能であることが明らかになっている。これは将来的なホットシュースタイル(給電可能な)のアクセサリーへの扉を開くものだ。

新しいMagSafe対応マウントのラインナップは、裸のiPhone 12とMagSafeを装着したモデルに対応する。Momentによると、すべてのマウントには強力なマグネットが使用されているため、誤って外れたり、落下したりするのを防ぐことができるとのことだ。

Momentでは、MagSafeに対応していない標準の40ドルのケースに加え、Appleの標準的な円形のアタッチメントリングを使用した50ドルのMagSafeケースをラインナップしている。

すべてのケースには新しい「ドロップインレンズマウント」が搭載されていて、これにより、同社の従来のMシリーズの魚眼レンズ、ズームレンズ、マクロレンズ、アナモフィックレンズをiPhone 12モデルにも装着することができる。現在、Momentでは予約注文を受け付けており、11月から12月にかけて、アイテムに応じた出荷を開始する予定だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Apple新「ARM」Mac:「Face ID」搭載はあるか、そしてもうひとつの可能性(3/3)

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(前回からのつづき)消費者向けのMacの変化は、最後に挙げた2つのテクノロジーからもたらされるかもしれない。優れた画像処理エンジンを活用した「FaceTimeカメラ」の搭載がそれだ。 ついにこいつがMacにお目見えすること、それはとりもなおさず、Mac用Face IDセキュアロック解除機能の追加を意味することになるだろう。この機能はパンデミック時代の「マスク」という課題に直面しているが、デスクトッ…

新型Macのお披露目は日本時間で11月11日午前3時の予定だ/Image Credit : Apple

(前回からのつづき)消費者向けのMacの変化は、最後に挙げた2つのテクノロジーからもたらされるかもしれない。優れた画像処理エンジンを活用した「FaceTimeカメラ」の搭載がそれだ。

ついにこいつがMacにお目見えすること、それはとりもなおさず、Mac用Face IDセキュアロック解除機能の追加を意味することになるだろう。この機能はパンデミック時代の「マスク」という課題に直面しているが、デスクトップやラップトップマシンでは問題ないはずだ。

そしてもうひとつの潜在的なゲームチェンジャー、それは遅ればせながらの「タッチスクリーン技術」の採用だ。Appleが長い間、Macへの搭載は敬遠していたことで、事実上すべてのWindowsラップトップ(および一部のデスクトップ)はこの点でMacに打ち勝っている。

AppleのSilicon MacはiPhoneやiPadのアプリケーションをネイティブで実行できるようになる。ーーこれはmacOS Big Surにタッチスクリーンからの直接入力をサポートすべき理由であることを示しており、初となるARM Macにはタッチスクリーンハードウェアが搭載されていて、その互換性の可能性をフルに活用できるようになっている可能性が大いにあるのだ。しかしその上で、Appleがまたしてもタッチスクリーン対応のMacを、その点では現代のWindowsマシンに一歩遅れを取ったままにしておくことは十分にあり得ることは付け加えておく。

IntelからARMアーキテクチャへの移行により、Srouji氏が約束したワットあたりのパフォーマンスが向上することは間違いない。一方、Appleは長い間、電力効率の良いチップを謳ってきたが、チップ効率も結果的に薄くて美しいマシンもMacを世界の1位や2位、3位、さらにはAppleの母国でさえもPCの1位、2位、3位に押し上げるには十分ではなかったことは明白なのだ。「Thinnovation(薄さの革命)」という言葉は12年前のMacBook Airのためにはいい戦略だった。しかし昨今のコンピュータを単に小さくしただけで売り上げが上がるのか、それとも足止めを食らったままなのかは定かではない。

Appleの新しいチップは、Macの歴史に新たな扉を開くか、それとも何年も前から提供されてきた基本的な長所と短所を残したままただ前進するだけか、いずれかの機会となるだろう。Apple Siliconがすぐに主要な新機能を可能にするか、それともあまり目立たない内部アップグレードで古いMacのデザインにレトロフィットさせるだけなのか、その辺りも「One More Thing」のイベントの後に分かるだろう。

前者のシナリオでは新しいMacは売れるだろうが、後者のシナリオでは、Apple Silicon MacをIntelのものと差別化するために大量の誇大広告が必要になるかもしれない。

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Apple新「ARM」Mac:ARMへの移行で失われるかもしれないもの(2/3)

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(前回からのつづき)良い点から挙げよう。IntelからARMへの移行は「レガシーな」IntelベースのMacアプリにとっては問題ない、ということだ。Appleによると、Rosetta 2エミュレーションの下で適切に動作し、多くの場合でIntelからARMへのXcodeの簡単な移行方法が用意されているという話だった。 開発者はMacのDeveloper Transition Kitsを使って、Int…

Image Credit: Apple

(前回からのつづき)良い点から挙げよう。IntelからARMへの移行は「レガシーな」IntelベースのMacアプリにとっては問題ない、ということだ。Appleによると、Rosetta 2エミュレーションの下で適切に動作し、多くの場合でIntelからARMへのXcodeの簡単な移行方法が用意されているという話だった。

開発者はMacのDeveloper Transition Kitsを使って、Intel MacアプリをARMに移行するにあたり5カ月の猶予があった。15年前にPowerPCからIntelへの切り替えがかなりうまくいったことを考えると、ほとんどの人がApple Siliconへの移行はーー少なくともmacOSユーザーにとってはーー同じようにスムーズになると予測している。

一方であまりよくない話もある。

Apple Siliconへのスイッチにより高い確率で発生する「Windowsとの完全な互換性の損失」をどのように処理するかという点だ。これについては現時点では不明で、同社はMacがWindowsをネイティブに実行できるようにするツールであるBoot Campを捨てようとしているのだ。

IntelマシンとなったMacの仮想化オプションとしては唯一のものだった。つまり、Intelプロセッサ向けに開発されたWindowsアプリは、Mac上でパフォーマンスを低下させる可能性があるということだ。残念ながら、仮想化したWindows環境を提供する可能性の高いApple、ParallelsVMWareの3社からは、このトピックについてほとんど語られていない。

ただやはり、もっと大きな問題は新しいARMベースのMacが「レガシー」なIntelモデルに対してどのような利点を持つかということだ。 AppleのチップリーダーであるJohny Srouji氏は、今年のWWDC20で2つの説明をしている。 まず、Srouji氏は15年前のPowerPC-Intelの動きについて、スティーブ・ジョブズ氏にならって、新しいMacは「はるかに高いレベルのパフォーマンスを実現すると同時に、消費電力を抑えることができる」と約束している。

第二にSrouji氏は、Apple Siliconには以下の5つの機能を含む「多くのカスタム技術」が搭載されるとしている。

  • クラス最高のセキュリティのセキュアエンクレーブ
  • プロ・アプリケーションとゲームの両方に最適化された「まったく新しいレベルのグラフィックスパフォーマンス」を実現する高性能GPU
  • 機械学習のためのニューラルエンジン
  • おそらく画面改善のためのビデオ表示エンジンと
  • カメラの改良のための画像処理エンジン

確かにこれらの技術はどれも目新しいもの、とは言えない。これらはすべて何年も前からiPadやiPhoneに搭載されており、一部のMacにも搭載されているものだ。

ただその一方で、Appleがアクセルを踏めばこれらの技術はすべてMacプラットフォームにとって歓迎すべき進歩になるかもしれない。というのも、現行のiPad ProクラスのGPUでさえ、前世代のIntel製統合グラフィックスチップを搭載した低価格帯のMacでは、次世代のGPUによってグラフィックスのパフォーマンスを向上させる可能性があるからだ。

対照的に、専用のAIハードウェアについてはMacにとって初お披露目のものとなるだろう。QualcommのSnapdragon 8cxや、8c、7cのラップトップ・タブレットチップに見られるAIコアを反映させたものだ。(ちなみにAppleが5Gモデム技術について言及しなかったのは、Apple独自のチップに直接組み込む準備ができていないからかもしれないが、5Gの統合が将来のMacにとって重要になることは間違いない。(次につづく)

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