ニュースとコラム デジタルツインへ繋がる“ハードウェア版GitHub”ーー未来の成果物を予測する世界へ fundraise(調達) Wikifactory ハードウェア・エンジニアリングの考えが大きく変わろうとしています。 会社に集まって多人数でブレストをしたり、開発進行することが難しい今、リモート、かつオンラインで意見を出し合い、ファイルのやり取りを通じて成果物を作っていく工程が必須となりました。そこで登場したのが4月に5,000万ドルの調達を果たしたオンラインホワイトボード「Miro」や、2月に630万ドルの調達を発表したデザイナー向けプロトタイ… SCORE 2,856 Takashi Fuke 2020.12.12
ニュースとコラム お店から直接視聴者へ売り込むライブショップ「Popshop Live」ーー 1億ドル価値へ急成長したワケ Popshop Live コマース 昨今、注目されるキーワードに「パッション・エコノミー」が挙げられます。この分野に積極的な関心を寄せるVCがAndreessen Horowitz(a16z)と、ライドシェア「Lyft」や家事手伝いマッチングプラットフォーム「TaskRabiit」に初期投資したVC、Floodgateです。 参考記事 いま米国で注目される新トレンド「パッション・エコノミー」とは?ーー 個性を売りにする“マイクロ起業… SCORE 3,483 Takashi Fuke 2020.12.06
ニュースとコラム 処方箋配達を数行のコードだけで導入の「薬局版Stripe」日本の7兆円市場は誰が獲る? Amazon fundraise(調達) Truepill 処方箋デリバリー市場が大きく変わろうとしています。 オンライン診察が主流になってきており、処方箋は薬局へネットで転送され、そのまま直接自宅へ薬が届く体験が浸透しつつあります。病院へ向かうこと自体がリスクになっている中、誰もが望む体験となりました。つい先日、Amazonが処方箋デリバリーサービス「Amazon Pharmacy」を立ち上げたことからも、今後は自宅で完結する診察体験が不可逆的なものとな… SCORE 5,391 Takashi Fuke 2020.11.28
インタビュー 立ち上げ10カ月で2つの米アクセラレータ卒業ーー完全オンライン起業で学んだこと Jason Calacanis Remotehour メッセージング 2020年、怒涛の勢いでサンフランシスコ・シリコンバレーで活躍し、現地でノウハウを溜めているスタートアップがいる。山田俊輔氏が率いる「Remotehour」がそれだ。 1月にサービスを立ち上げて3月にはY Combinatorの元パートナーであるDaniel Gross氏によって設立されたアクセラレータ「Pioneer」に採択。10月にはUberやRobinhoodへ出資したエンジェル投資家、Ja… SCORE 5,653 Takashi Fuke 2020.11.20
ニュースとコラム 自分の声を多言語化する「音声クローン」技術の可能性 Descript Resemble.ai Respeecher 人工知能 2020年は音声クローン分野でサービスの立ち上げが目立ちました。 たとえばウクライナ拠点の「Respeecher」はエンタメ業界向けの音声変換技術を提供しています。Respeecherを使うと、録音音声を事前にAIに読み込ませておいた人の声そっくりに変換することができます。同社は3月に150万ドルを調達しています。 Text-to-Speechではなく、Speech-to-Speech技術を持つの… SCORE 5,310 Takashi Fuke 2020.11.16
ニュースとコラム APIで投資サービスを手軽に立ち上げ「Fintech as a Service」の波を掴むDriveWealth DriveWealth fundraise(調達) 経済デジタル化 コロナの影響で全体的に消費行動は冷え込みました。一方、給付金を使って株式投資に手を出すという需要も掘り起こされたようです。特にトラクションを伸ばしたのが投資アプリ「Robinhood」です。同社は112億ドル価値で2億ドルを8月に調達。2020年6月のDARTs(Daily Average Revenue Trades)は431万ドルであり、同年第2四半期のDARTsが第1四半期比で倍増するという… SCORE 2,305 Takashi Fuke 2020.11.09
ニュースとコラム 行動経済×チャレンジャーバンクーーイスラム教徒向けオンライン銀行「insha」 fundraise(調達) insha チャレンジャーバンク 経済デジタル化 行動経済とフィンテックの相性の良さは度々目にします。出費を抑えたり、貯蓄目標を達成させるために特定の行動をトリガーとする設計のものです。 たとえば貯蓄アプリ「Qapital」。2015年に米国で立ち上げられ(創業はスウェーデン)、3,000万ドルの調達を果たした2018年には米国市場で42万ユーザーを抱え、5億ドル近くが貯蓄されたといいます。同社はデビットカードから予算管理ツール、ロボ投資に至るま… SCORE 1,441 Takashi Fuke 2020.11.09
ニュースとコラム Zoomに足りない体験で競争加速、ちょっと便利なウェブ会議ツール市場 Grain LOOM mmhmm Vowel Zoom ウェブ会議ツールが多数登場しています。オンライン授業が中心となった教育現場と、企業の会議ユースケースにおいて多くはZoomが導入されています。そしてこの流れに乗り、Zoomには足りない多機能サービスが待望されるようになりました。Zoom自体も新たなプラットフォーム戦略を発表しています。 たとえば先日ステルスからの公式立ち上げが発表された「Grain」が挙げられます。手軽にオンライン講座・ミーティン… SCORE 3,875 Takashi Fuke 2020.10.24
ニュースとコラム フィットネス版Netflix「Playbook」ーーパッションエコノミーの流れを掴む動画市場 fundraise(調達) Playbook ヘルスケア 質の高いコンテンツを持つ個人が、プラットフォームの制約にできるだけ縛られずサービスを提供できるパッション経済の流れが加速しています。自らサービス内容を考え、市場展開できるほどの熱意ある個人事業主を指す「マイクロ起業家」の活躍です。なかでもフィットネス市場の機運が高まっている印象です。2020年はLululemonが鏡型フィットネス器具「Mirror」を5億ドルで買収するニュースが報じられたり、Ap… SCORE 2,002 Takashi Fuke 2020.10.23
ニュースとコラム 夢の別荘は近場でーーPacasoが採用した少人数・共同所有モデル(2/2) fundraise(調達) Pacaso Vacasa Zillow (前回からのつづき)米国には約3,000万戸の別荘が存在しているそうです。しかし利用期間は年間で4〜6週間。言い換えれば11カ月ほどが使われずにいます。しかもこうした物件に飽きて、不動産を売買したいとなると未だに煩雑なプロセスが伴います。ここに共同所有の考えを用いたのがPacasoです。 まず同社は顧客需要が高そうな物件を代表して購入します。その物件を欲しい購入希望者は物件シェアの1/8(12.5… SCORE 3,100 Takashi Fuke 2020.10.19