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アプリDL要らずのゲーム開発Playco、TikTok向けに初タイトル「Sway Stories」をローンチ

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ソーシャルプラットフォーム向けにすぐに遊べるゲームを提供している Playco は「Sway Stories for TikTok」を発表した。短編動画で絶大な人気を誇る TikTok では初の試みである。Playco にとっては、まだ始まったばかりのゲーム市場に早くから参入する大きなチャンスとなる。 Playco は「Sway House」で有名な Griffin Johnson 氏や「BFFs…

Playco が TikTok でローンチした「Sway Stories」
Image Credit: Playco

ソーシャルプラットフォーム向けにすぐに遊べるゲームを提供している Playco は「Sway Stories for TikTok」を発表した。短編動画で絶大な人気を誇る TikTok では初の試みである。Playco にとっては、まだ始まったばかりのゲーム市場に早くから参入する大きなチャンスとなる。

Playco は「Sway House」で有名な Griffin Johnson 氏や「BFFs」の Josh Richards 氏など、TikTok のスターたちと協力してプロジェクトを進めている。TikTok のユーザがアプリから離れることなくゲームをプレイできるのは今回が初めてだ。ユーザは Sway House のパーティーにサプライズで招待されたクリエイター志望の若者の役を演じ、その選択によって、若者のクリエイターの物語がどのように展開していくかを決定する。

このような機会によって、東京に本社を置くPlayco は昨年、インスタントゲーム各種開発で10億米ドルの時価総額を得て、1億米ドルを調達した。同社は、Webリンクでプレイでき、あらゆるプラットフォームで動作するインスタントゲーム用のウェブブラウザゲームエンジンの製作に注力している。

今回の資金調達は、業界で「ポスト・アプリストア」の世界が議論されている中で行われたもので、インスタントゲームは、何十億人ものプレイヤーにリーチする可能性のあるゲームを配信するための理想的な器といえるかもしれない。

Playco は、クラウドストリーミング、Google Play Instant、iOS App Clips、Facebook Instant Games、Snapchat Minis などのプラットフォームをターゲットにしている。ゲームを作り、バックエンドのインフラと分析を提供し、いくつかのインスタントゲームプラットフォームに配信する。

Playco は、あらゆるプラットフォーム上でリンクをクリックするだけで遊べるインスタントゲームを開発。
Image Credit: Playco

Playco には、オープンソースの接続プロトコル「WebSocket」開発者の Michael Carter 氏など、注目を集めるリーダーが籍を置く。他にも、Zynga の共同設立者 Justin Waldron 氏、DeNA 元取締役の大塚剛氏、HTML5 ゲームのパイオニアであるTeddy Cross 氏など、Playco には著名な社員が在籍する。

Playco の共同設立者である Justin Waldron 氏は、GamesBeat の取材へ回答で次のように述べている。

Sway Stories を TikTok のプラットフォームに完璧に適合させるために、TikTok と緊密に連携しました。クリエイターと TikTok のようなプラットフォームの両方と協力することで、ファンのための全く新しいタイプのゲームを作ることができます。今後もクリエイターとソーシャルプラットフォームの両方と協力して、クリエイターエコノミーを再構築していきたいと思います。

Playco は、Carter 氏の以前のスタートアップ Game Closure から誕生した。Game Closure は、スタンフォード大学の学生向けアクセラレータ StartXを経て、ダウンロード不要のクロスプラットフォーム向けインスタントゲームを開発していた。同社は2012年に1,200万米ドルを調達したが、HTML5 に対応していないブラウザがあったり、素早く実行できなかったりする時期に登場したため時期尚早であった。

Game Closure は2020年まで継続したが、Carter 氏とWaldron 氏は最終的に新しい会社をつくることにした。Game Closure の技術を買収し、その従業員の一部を採用するとともに、ゲーム業界から新たな人材を採用した。

Playco はゲーム市場に大きな穴があると考えている。テクノロジーの進歩により、人と人がつながり、一緒にゲームをする方法が増えたにもかかわらず、実際にはその逆のことが起きている。ゲーム市場はよりニッチでアプリベースのものになってしまっているのだ。

Playco は、何十億人もの人々にアピールできる魅力的なジャンルのゲームを、手に取って簡単に遊べるインスタントゲームにしたいと考えている。プレイヤーは、ゲームのリンクを共有するだけで、どこからでもゲームにアクセスできる。Playco は、FacebookやInstagram Messengerをはじめ、WeChat(微信)、Snap、TikTok、Tinder、Zoom、House Partyなど、人々が日常的に使用するコミュニケーションプラットフォーム上で、同社のゲームが生き生きと機能することに大きなチャンスを見出している。

ポストアプリストアの世界

Playco が TikTok でローンチした「Sway Stories」
Image Credit: Playco

Epic Games は、同社の Fortnite に関連する App Store のルールにまつわる独占禁止法上の疑惑について、Google や Apple と法廷で争っている。Epic Games は、Apple がアプリストアでのゲーム販売に制限をかけすぎていると考えており、先週の訴訟判決で Epic はわずかに譲歩した。しかし、Web リンクで配信されるインスタントゲームは、アプリストアを回避することができる。

TikTok に最初のゲームを提供することは、エキサイティングな一歩であり、クリエイター経済の新たな可能性を切り開くことに興奮しています。Playco の新しいゲームプラットフォームは、クリエイターが何年もかけて開発したチャンネルの中で、ゲーム IP や NFT のような新しいマネタイズに直接参加することを簡単にしてくれます。(Waldron 氏)

Playcoには150人の従業員がおり、今年の初めにSway Houseとのコラボレーションを開始した。Playco が開発したストーリーテリングプラットフォームは、クリエイターが自分のゲームを自分のソーシャルチャンネルに直接公開することを可能にし、ファンとの関係を深め、複数のプラットフォームと数十億人の潜在的なファンとの交流と収益化の新たな機会を提供する。

Richards 氏や Johnson 氏のようなクリエイターは、ゲームによってファンを魅了するとともに、プラットフォームに新しいユーザー体験を提供することができる。クリエイターは常に新しいコンテンツをリリースしなければならないというプレッシャーを抱えるが、Playco のプラットフォームは、魅力的なコンテンツを大規模に配信するのに役立つ。

Richards 氏と Johnson 氏は、2019年に TikTok で立ち上げた Sway House のオリジナルメンバーで、人気を博した。一方、Richards 氏は、CrossCheck Studios、CrossCheck Sports、Animal Capital、HawkeZ、Ani Energy などの多数のプロジェクトに投資しており、長期的にエクイティを構築することに注力しようとしている。

<関連記事>

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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メタバース向け3Dアバター作成ツール開発DNABlock、ソフトバンクなどから120万米ドルをシード調達

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DNABlock は、メタバースのアバターをより包括的にするために、ソフトバンクなどから120万米ドルを調達を行った。 ロサンゼルスに拠点を置く同社は、クリエイターが多様性を持つ高品質な 3D アバターを簡単に作れるようにする。さまざまな企業が「Snow Crash」や「Ready Player One」などの小説に出てくるような、すべてが相互につながった仮想世界の世界であるメタバースを作ろうとし…

DNABlock の創業者と投資家の皆さん(アバター)。
Image credit: DNABlock

DNABlock は、メタバースのアバターをより包括的にするために、ソフトバンクなどから120万米ドルを調達を行った。

ロサンゼルスに拠点を置く同社は、クリエイターが多様性を持つ高品質な 3D アバターを簡単に作れるようにする。さまざまな企業が「Snow Crash」や「Ready Player One」などの小説に出てくるような、すべてが相互につながった仮想世界の世界であるメタバースを作ろうとしている(2022年1月25日から27日に、2回目のメタバースカンファレンスを開催予定)。

投資家には、ソフトバンクの SB Opportunity Fund、Spacecadet Ventures、Linkin Park の Mike Shinoda 氏、Twitchの共同創業者 Kevin Lin 氏などが名を連ねている。

DNABlock はこれまで、Fox や Apple TV+ といったテレビネットワークや、著名なビデオゲーム、音楽レーベル、ファッションデザイナー、アワードショーなどのプロジェクトをプロデュースしてきた。共同設立者の Anthony Kelani 氏と Luc Schurgers 氏は、アーリーステージから自力で会社を運営してきたが、今回のシード資金を利用して今年後半には、個人クリエイターやウェイティングリストに登録している企業など、より幅広いコミュニティに技術を提供する予定だ。

Kelani 氏は  GamesBeat に次のように語った。

DNABlock は、ゲームとストーリーテリングへの愛情から生まれました。私たちは、創造性を発揮するのに、3D アニメーションに対する博士号レベルの理解は必要ないと考えています。

Lucと私は、技術的なバックグラウンドを持つクリエイティブな人間ですが、リアルタイムゲームエンジンがバーチャル制作にもたらした革命を目の当たりにし、この技術で 3D の制作分野を民主化できると実感しました。

ファッションイベント「Malan Breton」の登場した DNABlock のアバター。
Image Credit: DNABlock

同社は、Genies や Epic Games の Unreal Engine ベースの MetaHuman Creator など、多くのアバター企業と競合している。DNABlock は、メタバースをよりアクセスしやすく、すべての人に受け入れられるようにすることを使命と考えている。

私たちは、Unreal Metahumans と競合しているわけではありません。Unreal Metahumans のアバターを私たちのシステムに統合し、クリエイターがそれを使用できるようにしています。現状では、クリエイターがメタヒューマンを作成した後、実際に使用するには技術的な習得が必要です。

私たちはそのギャップを埋めました。3Dアバターを制作している会社には Genies がありますが、彼らはコンテンツ制作を重視しておらず、独自スタイルのアバターに限られています。私たちは、クリエイターがコードなしですべてを完全にカスタマイズすることを可能にします。(Kelani 氏)

DNABlock の技術は、Replikant というバーチャル制作ソフトウェアによるもので、これは写真からアバターへの AI パイプラインを用いて、クリエイターが自撮り写真をアップロードすると、カスタマイズ可能なアバターをわずか40秒で生成できるというものだ。

クリエイターは、あらゆるタイプのオリジナルキャラクターを作成し、服や小道具のライブラリからカスタマイズして、映画のようなアニメーションビデオをプラットフォームから直接レンダリングすることができる。

また、DNABlock では、カスタマイズ可能なマルチプレイヤー会場が用意されており、ファンは自分のアバターでライブイベントに参加し、すべてのプラットフォームにライブストリーミングすることが可能だ。クリエイターは Discord 上のプライベートな DNABlock コミュニティに参加して、経験、オリジナルアセット、コラボレーションの機会、プラットフォームのリクエストなどを共有することができる。

さらに、DNABlock は、クリエイターがオリジナルコンテンツやアバターアセットを NFT(非代替トークン)として流通させるためのソリューションを提供する。

同社の従業員数は11名。創業者は2017年に技術開発に着手し、2019年に法人化した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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食のD2CスタートアップSEAM、低アルコールカクテルブランド「koyoi」をローンチ

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食の D2C スタートアップ SEAM は17日、低アルコール(度数3%、一部は4〜5%)のカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」をローンチした。同社にとっては昨年4月にローンチしたピクルス D2C ブランド「和もん」に続くものだ。保存料・着色料・人工甘味料を使わず、素材本来の美味しさを引き出す自然違法で仕上げているという。販売開始時点では、味や風味の異なる10種類の商品を用意し、毎月順次新商品…

「koyoi」
Image credit: Seam

食の D2C スタートアップ SEAM は17日、低アルコール(度数3%、一部は4〜5%)のカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」をローンチした。同社にとっては昨年4月にローンチしたピクルス D2C ブランド「和もん」に続くものだ。保存料・着色料・人工甘味料を使わず、素材本来の美味しさを引き出す自然違法で仕上げているという。販売開始時点では、味や風味の異なる10種類の商品を用意し、毎月順次新商品を追加発売していき、商品が入れ替わる形で常時20種類程度の商品を提供する予定。

コロナ禍で飲食店での酒提供が難しくなったことをきっかけに、〝家飲み〟の習慣・文化は以前に増して定着した。一方で、滞在時間の長い家で飲んでいても深酒にならない、普段は飲めない珍しい酒を飲みたいという需要が生まれ、ビールや酒造メーカー各社からも低アルコール飲料の新商品が続々と発売されている。バーなどで飲むカクテルは、個人が自分で用意するには素材を揃えるのに費用が高くついたり、そもそもカクテルを作ること自体が難しかったりする。koyoi はそんな需要を取り込もうというものだ。

カクテルを楽しむ際には、単に酒に酔いたいとか、気分を変えたいという以外に、日常から解放されたい、異空間を体験したいといった期待を伴うことも多いだろう。koyoi は〝家飲み〟でもバー飲みを擬似体験できるよう工夫がなされていて、商品毎にテーマやシーンが設定され、添付しているポストカードにその演出について説明がされている。D2C ブランドではあるが、顧客とのタッチポイントを増やすため、今後、自社運営の実店舗展開やハイエンドのカフェやスーパーなどのへの商品卸も検討する。

SEAM は、石根友理恵氏がサイバーエージェントやワンオブゼムを経て、2017年に設立。創業時にエンジェルラウンドで2,000万円を調達、また昨年11月にシードラウンドで資金調達(調達額非開示)したことが明らかになっている。調達先はいずれも非開示だが、主に D2C ブランド運営のスタートアップに特化したエンジェル投資家などが支援していると推定される。石根氏は BRIDGE の取材に対し、「起業家として、より大きく戦っていくため、より大きな市場への参入を決めた」と説明している。

<参考文献>

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ベルリン発、妊婦ケアと助産師マッチングのKeleyaが3.9億円をシード調達

ピックアップ:Berlin-based Keleya Raises a €3M Series A to Continue Growing its Platform for Parents-to-Be 重要なポイント:ベルリンを拠点とする Keleya は2021年8月12日、同社の代表的なサービスである妊婦や両親向けアプリ「Keleya」と、姉妹サイトである助産師マッチングプラットフォーム「Amm…

Image credit: Keleya

ピックアップ:Berlin-based Keleya Raises a €3M Series A to Continue Growing its Platform for Parents-to-Be

重要なポイント:ベルリンを拠点とする Keleya は2021年8月12日、同社の代表的なサービスである妊婦や両親向けアプリ「Keleya」と、姉妹サイトである助産師マッチングプラットフォーム「Ammely」の拡大と継続的な成長のために、シリーズ A ラウンドで300万ユーロ(約3.9億円)を資金したを発表した。

  • 今回のラウンドには、Crista-Galli Ventures、Calm/Storm Ventures、SeedLink SL などが参加している。

詳細:Keleya は2017年、CEO 兼共同設立者の Victoria Engelhardt 氏がヨガ講師と共同でベルリンで設立。妊婦が体調を整え、バランスのとれた食事をし、出産に向けて十分な準備をするためのサポートを目的にアプリを開発したという。

  • 2019年末には医学的にも認定されたアプリとなり、現在ドイツ国内20社以上の健康保険会社と提携している。
  • また、同社の助産師マッチングプラットフォーム「Ammely」は、2020年4月にドイツ助産師協会(Deutscher Hebammenverband e.V.)と協力してローンチした。現在は4,000人の助産師が登録している。
  • このアプリでは出産を控えた両親と助産師をマッチングするだけでなく、産前産後のケアや育児に関する情報も提供しており、保険が適用される場合もある。
  • 現在、ドイツの出産予定者の約15%が Keleya の製品やサービスを利用しており、2022年にはさらに増加する見込みだとしている。

背景:Engelhardt 氏のコメントによると、ドイツでは COVID-19 パンデミック以前から助産師不足が問題化しており、「出産を控えた親の約30%が助産師を利用できない」という。

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

via Femtech Insider

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会計システム大手Intuit、Eメール配信のMailChimpを120億米ドルで買収へ

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<ピックアップ> Intuit to buy email marketing company Mailchimp for $12 billion in cash and stock 会計システム大手 Intuit が E メール配信プラットフォームの MailChimp を120億米ドルで買収することが発表された。これまでにも Mailchimp が時価総額100億米ドルで買収される可能性があると…

Image credit: Intuit / Mailchimp

<ピックアップ> Intuit to buy email marketing company Mailchimp for $12 billion in cash and stock

会計システム大手 Intuit が E メール配信プラットフォームの MailChimp を120億米ドルで買収することが発表された。これまでにも Mailchimp が時価総額100億米ドルで買収される可能性があるとの報道が続いていた。報道の中には、Mailchimp が少数株主持分の売却を検討している可能性があるとするものもあった。

Intuit は Mailchimp E メール配信プラットフォームを利用して、中小企業向けをさらに推し進めることになると見られるが、その詳細については明らかにされていない。2001年に設立された Mailchimp はアトランタに本拠を置いている。これまでに外部からの資金調達は行っておらず、推定売上高は5〜10億米ドル。

Intuit は昨年、クレジットスコアやファイナンシャルコーチングを提供する Credit Karma を80億米ドルで買収した。また、2009年には財務管理システムを提供する Mint を1.7億米ドルで買収している。Crunchbase によれば、同社はこれまでにスタートアップ7社を買収している。これらの買収は主に、Mailchimp の機能強化や acqu-hire を狙ったものと見られる。

via CNBC

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ソフトバンク、中国の配膳ロボット開発Keenon(擎朗)のシリーズDにリード出資

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中国の配膳ロボットメーカーである Keenon Robotics(擎朗)は15日、今回復帰した投資家であるソフトバンクがリードしたシリーズ D ラウンドで2億米ドルの資金調達を受けたことを発表した。Keenon によると、これはサービスロボット分野では過去最大の資金調達だという。Keenon の資金調達のニュースは、競合の PuduTech(普渡)が5億人民元(約85億円)の調達を発表した翌日に発…

Keenon Robotics(擎朗)の配膳ロボット
Image credit: Keenon Robotics(擎朗)

中国の配膳ロボットメーカーである Keenon Robotics(擎朗)は15日、今回復帰した投資家であるソフトバンクがリードしたシリーズ D ラウンドで2億米ドルの資金調達を受けたことを発表した。Keenon によると、これはサービスロボット分野では過去最大の資金調達だという。Keenon の資金調達のニュースは、競合の PuduTech(普渡)が5億人民元(約85億円)の調達を発表した翌日に発表された。

重要視すべき理由:

  • 今週の2つの高額調達案件は、ロボットデリバリ市場に対する投資家の注目度が高まっていることを示唆している。ロボットデリバリ市場は、商用化の準備が整っている新興分野であり、アフターコロナの非接触型経済の活況により増加傾向にある。
  • 日本のソフトバンクグループのベンチャーキャピタルファンドであるソフトバンク・ビジョン・ファンドは、ヒト型ロボットの Pepper や産業用ロボットメーカーの Youibot(優艾智合)への出資に加え、ロボットデリバリ業界への参入を進めている。
  • 今週開催された「World Robot Conference」で発表された報告書によると、今年末までに世界のロボット市場は336億ドル米規模になると予想されている。この報告書によると、中国のロボット市場は約839億人民元(約1.4兆円)で、世界市場の39%を占めている。
  • Keenon と PuduTech が手がけるサービスロボットの市場は、2021年には303億人民元(約510億円)になると予測されている。また、視覚誘導ロボットや随伴ロボットの成長により、2023年には600億人民元(約1兆円)規模になるとしている。

詳細:

  • ソフトバンクの投資額は公表されていない。このラウンドの他の投資家には、CICC ALPHA(中金甲子)と、Aramco Ventures の多角的成長ファンド Prosperity7 Ventures などがいる。今回の資金調達では、China Renaissance(華興資本)が独占的にファイナンシャルアドバイザーを務めている。
  • Keenon の創業者 Tony Li(李通)氏によれば、今回調達した資金は「社内の研究開発を通じてイノベーションを推進し、新たな効率的かつコスト削減可能なアプリケーションを提供する」ことと、「新規市場への進出や新たな見込み客の発掘を通じて、現在のロボットプラットフォームを拡大し、成長を促進して収益を増加させる」ことに使用される。
  • ソフトバンクグループ財務副統括兼投資企画室長の松井健太郎氏は、「ロボットソリューションは、反復的で退屈なワークフローを支援することで、サービス業界全体に大きな影響を与えることができると考えている。」と述べている。
  • Keenon は現在、アジア、ヨーロッパ、北米の60カ国以上で10,000以上の顧客を抱えている。

背景:

  • 2010年に上海で設立された Keenon は、不動産、ヘルスケア、ホスピタリティなどの業界向けに、商業用サービスロボットやインテリジェントデリバリーソリューションを提供している。同社は、レストラン用の配膳ロボットからスタートし、ホテル、カラオケラウンジ、病院など、徐々に応用範囲を広げている。
  • Softbank Ventures Asia は昨年12月、数十億円規模のシリーズ C ラウンド で Keenon への出資をリードした。それ以前のラウンドでは、Source Code Capital(源碼資本)や Yunqi Partners(雲啟資本)などが出資している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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500 Startupsが500 Globalにリブランド、グローバル旗艦ファンドを1.4億米ドルで組成完了

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世界的なアクセラレータ兼ベンチャーファンド 500 Startupsは、1億4,000万米ドルのグローバル・フラッグシップ・ファンドの組成完了に伴い、「500 Global」にブランド名を変更したことを発表した。これにより、500 Global はこれまでで最大のファンドとなり、運用資産総額は18億米ドルに達した。 この新しいファンドでは、500 Globalは、投資戦略をアクセラレータやシードス…

500 Global の CEO 兼創業パートナー Christiine Tsai 氏
Image credit: 500 Global

世界的なアクセラレータ兼ベンチャーファンド 500 Startupsは、1億4,000万米ドルのグローバル・フラッグシップ・ファンドの組成完了に伴い、「500 Global」にブランド名を変更したことを発表した。これにより、500 Global はこれまでで最大のファンドとなり、運用資産総額は18億米ドルに達した。

この新しいファンドでは、500 Globalは、投資戦略をアクセラレータやシードステージから企業の成長の後期段階にまで拡大する。また、投資戦略を拡大するために、リミテッド・パートナーに後期段階の共同投資の機会を提供する。

11年前にシリコンバレーで設立された 500 Global は、急成長中のテクノロジー企業を構築するアーリーステージのスタートアップ創業者に投資している。500 Global は、技術、イノベーション、資本が長期的な価値を引き出し、経済成長を促進する市場を対象としている。

プレスリリースによると、500 Global はこれまでに33社のスタートアップに投資しており、これらの企業は評価額が10億米ドルを超えるユニコーンの地位を獲得している。また、ポートフォリオに含まれる120社以上のスタートアップの時価総額総和は1億米ドルを超えている。

著名なポートフォリオ企業には、Talkdesk、Canva、Grab、Shippo などがある。また、8月にインドネシアで史上最大の上場を果たしたばかりの e コマーススタートアップ Bukalapak の IPO ラウンドプレシードにも参加していた

ベンチャーキャピタルのグローバル化が進み、アメリカ国外からのユニコーンの割合がさらに増加する中、500 Globalは深い専門知識と世界中の市場での投資実績を有している。(500 Global の CEO 兼創業パートナー Christine Tsai 氏)

500 Global は、77カ国で2,500社以上の企業を代表する6,000人の創業者のネットワークを誇る。シリコンバレーだけでなく、2011年にはラテンアメリカと東アジア、2012年には中東、2013年にはアフリカ、2014年には東南アジアと、活動の幅を広げた。500 Startups は先月、東南アジアのファンドを「500 Durians」から「500 Southeast Asia」にリブランディングした。

Refinitiv のデータによると、新型コロナウイルス感染拡大によって世界中のデジタルトランスフォーメーションに後押しされ、世界の VC ファンドは2021年のこれまでに記録的な2,687億米ドルを投資しており、これは前年の2,512億米ドルの投資総額を既に上回っている。

【via e27】 @E27co

【原文】

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Alibaba(阿里巴巴)が中秋節を前にNFT月餅を販売など——中国ブロックチェーン界週間振り返り(9月8日〜9月14日)

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Alibaba(阿里巴巴)が中秋節を前に、NFT(非代替トークン)のデジタル月餅50個を完売した。国際決済銀行(BIS)は、世界の中央銀行に対し、迅速に行動し、自国のデジタル通貨を開発するよう促している。北京の地域株式市場が、資金登録・送金システムにブロックチェーンを採用した。 中秋節の NFT 中国のテック大手 Alibaba(阿里巴巴)は、中秋節を前に、自社 e コマースプラットフォーム「Ta…

NFT 月餅
Image credit: Ayayi

Alibaba(阿里巴巴)が中秋節を前に、NFT(非代替トークン)のデジタル月餅50個を完売した。国際決済銀行(BIS)は、世界の中央銀行に対し、迅速に行動し、自国のデジタル通貨を開発するよう促している。北京の地域株式市場が、資金登録・送金システムにブロックチェーンを採用した。

中秋節の NFT

  • 中国のテック大手 Alibaba(阿里巴巴)は、中秋節を前に、自社 e コマースプラットフォーム「Taobao(淘宝)」で、1個1人民元の NFT 月餅50個を販売したと、中国メディアが9月10日に報じた。中国の人々は、9月21日の中秋節を、ランタンや家族団らん、そして伝統的なお菓子である月餅で祝う。このバーチャル月餅は、同社のブロックチェーンプラットフォーム「AntChain(螞蟻鏈)」によって作られたものだ。数据観
  • 中国の国営新聞「証券時報」は、9月10日付の論評で NFT 市場の「巨大なバブル」を警告した。記事によると、多くの買い手は NFT を価値あるアプリケーションとしてではなく、投機的な購入と見なしているという。記事では、中国の仮想通貨起業家 Justin Sum(孫宇晨)氏が今月初めにデジタルアバターを1050万ドルで購入したことを、「NFT の真の目的を逸脱している証拠」として挙げている。Cointelegraph

国際決済銀行、各国にデジタル通貨への着手を促す

国際決済銀行(BIS)の高官は、主要国の中央銀行に対し、デジタル通貨の開発に早く行動しなければ、民間の取り組みに遅れを取るリスクがあると開発への着手を促した。BIS Innovation Hub のリーダー Benoit Coeure 氏は、世界の中央銀行はデジタル決済でテック大手に遅れをとっていると述べた。中国は自国のデジタル通貨を開発した最初の主要経済国であるが、欧州連合(EU)加盟国のほとんど、イギリス、アメリカはまだその選択肢を検討している段階にある。ロイター

ブロックチェーンの使用例

  • 9月7日の国家発展改革委員会の回答によると、中国の最高経済計画担当者は、中国国営送電会社の国家電網がブロックチェーン技術をグリーン電力取引に使用することにゴーサインを出した。また、同委員会は、国家電網がブロックチェーンベースのグリーン電力証書取引システムの特許を申請したとしている。Coindesk
  • 北京四板市場としても知られる同市の地域株式市場「北京区域股權市場」は、ブロックチェーン技術を利用した資金登録・移転システムを構築しているという。同市場の高官が13日に語った。この幹部によると、このシステムは私募ファンドの取引におけるより高い機密性の要件を満たすことを目的としており、将来的には国家主導のデータ交換のための技術的基盤を築くことになるという。科創板

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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スマートニュース、シリーズFで2.3億米ドルを調達——時価総額は、単独ニュースアプリで最高の20億米ドルに

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 スマートニュースは15日、シリーズ F ラウンドで2億3,000万米ドルを調達したとを発表した。これにより、同社のこれまでの累計調達額は4億米ドルを超え、時価総額は単独のニュースアプリとしては最高額となる20億ドルに達し、「ダブル・ユニコーン」の地位を確保した。前回ラウンドとなるシリーズ E ラウンドのクローズ発表か…

Image credit: SmartNews

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。

スマートニュースは15日、シリーズ F ラウンドで2億3,000万米ドルを調達したとを発表した。これにより、同社のこれまでの累計調達額は4億米ドルを超え、時価総額は単独のニュースアプリとしては最高額となる20億ドルに達し、「ダブル・ユニコーン」の地位を確保した。前回ラウンドとなるシリーズ E ラウンドのクローズ発表から1年10ヶ月ぶりの調達となる。

このラウンドに参加したのは、アメリカの Princeville Capital、Woodline Partners、日本の JIC Venture Growth Investments、Green Co-Invest Investment、任天堂創業家のファミリーオフィス「Yamauchi No.10 Family Office」などに加え、既存投資家から ACA Investments、SMBC Venture Capital など。

AppAnnie が発表した iOS と Android のモバイルアプリの月間平均利用時間(アメリカ)によると、SmartNews は4.7時間と1位になり、2位の FlipBoard(4.5時間)、さらには Google News(2.9時間)や Apple News(0.8時間)を引き離す形となった。また、月間アクティユーザ数は2019年から倍増した(2019年時点で日米合算で2,000万人だった)。

スマートニュースは今回の追加資金を用いてアメリカでの人員を倍増させ(現時点でグローバルで500人)、特にシリコンバレー、ニューヨーク、サンフランシスコにエンジニアやリーダーを加える計画だ。また、同社では新型コロナウイルスワクチンに関するダッシュボード、ユーザがさまざな政治的見解に簡単にアクセスできる「News From All Sides」機能などを拡大するとしている。

<スマートニュースのこれまでの軌跡(関連記事)>

via SmartNews

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オフィスリニューアルSaaS開発のSwish、6,100万円をシード調達——mint、福島良典氏、河合聡一郎氏らエンジェルから

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オフィスリニューアル SaaS を開発する Swish は15日、シードラウンドで6,100万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、mint のほか、エンジェル投資家として福島良典氏(LayerX CEO)、河合聡一郎氏(ReBoost CEO)、柄沢聡太郎氏(スターフェスティバル CTO)、成田修造氏(クラウドワークス取締役副社長兼 CITO)、竹林史貴氏(LOB CEO)、安倉知…

今回ラウンドに参加した投資家の皆さんと、Swish 創業者の横澤拓海氏(前列右)
Image credit: Swish

オフィスリニューアル SaaS を開発する Swish は15日、シードラウンドで6,100万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、mint のほか、エンジェル投資家として福島良典氏(LayerX CEO)、河合聡一郎氏(ReBoost CEO)、柄沢聡太郎氏(スターフェスティバル CTO)、成田修造氏(クラウドワークス取締役副社長兼 CITO)、竹林史貴氏(LOB CEO)、安倉知弘氏(フリークアウト執行役員米国事業担当)。

Swish は2020年7月、以前はコクヨで企業のオフィス構築営業担当に従事していた横澤拓海氏により創業。オフィスリニューアル市場は主に B 工事区分(設備工事等)と C 工事(オフィス家具・内装工事等)で構成され国内だけで4.5兆円の市場規模。一方、オフィス構築における納品ミスや発注ミスは15%程度の確率で発生している(オフィス家具協会、国土交通省データをもとに Swish が算出)。横澤氏はコクヨ時代、納品ミスによる利益損失を行わない独自の工夫を行い、この経験を元に事業を立ち上げた。

Swish ではまず、オフィス家具メーカーの営業が行う見積作成と図面照合、及びその修正作業を代替できる、図面から家具情報を読み取ることで見積作成を自動化する SaaS を開発する。国内のオフィス家具メーカーへプロダクト導入、工事業者へのプロダクト導入を進め、住宅や商業施設など空間構築を手がけるベンダー各社向けに展開を図る。

via PR TIMES

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