ニュース

不妊治療を企業の福利厚生として提供するCarrot Fertility、Tiger Globalらから7,500万米ドルを調達

ピックアップ:Fertility Startup Carrot Raises $75 Million In A Series C Round Led By Tiger Global 重要なポイント:企業向けに従業員の不妊治療を支援する Carrot Fertility は8月18日、Tiger Global Management が主導したシリーズ C ラウンドで7,500万米ドルの資金調達を行っ…

Image credit: Carrot Fertility

ピックアップ:Fertility Startup Carrot Raises $75 Million In A Series C Round Led By Tiger Global

重要なポイント:企業向けに従業員の不妊治療を支援する Carrot Fertility は8月18日、Tiger Global Management が主導したシリーズ C ラウンドで7,500万米ドルの資金調達を行ったことを発表した。

  • 今回の資金調達には、OrbiMed、F-Prime Capital、CRV、U.S. Venture Partners、Silicon Valley Bank などの既存投資家も参加した。

詳細:Carrot Fertility はアメリカ・サンフランシスコ発の従業員向けに雇用者負担で卵子凍結などの不妊治療を提供する企業。現在は52カ国でサービスが利用できる。

  • 今回の資金調達は前回のシリーズ B ラウンドから1年足らずで実施され、同社の資金調達額は1億1,500万米ドルに達した。コロナ禍においてもサービスへの需要は高まっており、同社は過去2年間で収益を約5倍に伸ばしたという。
  • 今回の調達に関する Forbes のインタビューで同社 CEO の Tammy Sun 氏は下記のようにコメントしている。

私たちは不妊治療は女性だけの医療ではなく、人間の医療であると考えています。そのため、不妊治療だけではなく、代理出産や養子縁組などのサービスもカバーしています。

背景:Carrot社が2021年5月に行った調査「Fertility at Work」によると、不妊治療専用の福利厚生を利用できると回答した人はわずか12%にとどまっていた。

  • 一方で、Reproductive Medicine Associates of New Jerseyが2015年に行った調査では、「不妊治療の福利厚生が充実した企業に転職したい」と回答する人は68%にのぼっている。

 <関連記事>

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

via Forbes

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

郵便物受取のクラウド化「atena(アテナ)」運営、プレシリーズAで1億円を調達——千葉道場、Coralから

SHARE:

郵便物受取の代行や管理をクラウド化するサービス「atena(アテナ)」を運営する N-Technologies(N)は13日、プレシリーズ A ラウンドで約1億円を調達したことを明らかにした。このラウンドは千葉道場ファンドがリードインベスターを務め、Coral Capital が参加した。Coral Capital は前回シードラウンドに続くフォローオン。今回ラウンドを受けて、N の累積調達額は約…

「atena」
Image credit: N Technologies

郵便物受取の代行や管理をクラウド化するサービス「atena(アテナ)」を運営する N-Technologies(N)は13日、プレシリーズ A ラウンドで約1億円を調達したことを明らかにした。このラウンドは千葉道場ファンドがリードインベスターを務め、Coral Capital が参加した。Coral Capital は前回シードラウンドに続くフォローオン。今回ラウンドを受けて、N の累積調達額は約1億3,000万円に達した。

N は昨年6月の創業。atena では、代理受取された郵便物が差出人名や装丁がわかるよう表面がスキャンされ、atena のダッシュボードに登録される。登録されると、Slack や Microsoft Teams でユーザに通知されるので、ユーザはダッシュボード上から個々の郵便物が必要なものかどうか表面写真を見て判断。自身の受取住所に実物転送してもらうか、中身を開けてスキャンしてもらうか、廃棄してもらうかを選ぶことができる。

N は atena のユーザ数を公表していないが、テレワークの高まりから需要が拡大。2021年5月には、郵便物取扱数が直近半年の約6倍に増加したという(2020年5月〜11月と、2020年11月〜2021年5月との、atena がデジタル化した郵便物数の比較)。オートメーションラボの受取請求書自動処理クラウド「sweeep」に加え、LayerX の「請求書 AI クラウド「LayerX INVOICE」とも協業。電子インボイス推進協議会に入会するなど、郵便物受取→請求書読取→振込自動化を一気通貫で提供する狙いがあるようだ。

創業者で代表取締役の白髭直樹氏によれば、この1年間で Zapier 連携なども追加したそうで、例えば、毎月の郵便物受取一覧を Google Spreadsheet に書き出すような処理も自動化できるようになった。実物転送や開封してのスキャンなど、依頼からアクションまでの時間も短縮され、企業内で担当者によって操作可能な内容を設定できる権限機能も拡大した。元々は BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)のサービスだが、郵便物が持つデータをトリガーにした事業の広がりも考えられるという。

これまでは、プロダクトを作り込むことと組織体制を強化することに注力して聞いた。一定のお客様のニーズには答えられるようになったと考えている。オペレーションの強化、プロダクトの磨き込み、セキュリティの強化はある程度できたのかな、と。

ここからは、テストマーケティングに積極的に臨んでいきたい。例えば、電子契約のサービスなどに比べ、郵便物受取クラウドの認知度はまだ低い。郵便のための出社作業を、atena を使えば DX できるんだということを多くの人に知ってもらいたい。(白髭氏)

atena のメインターゲットは大企業からスタートアップまで多くの郵便物が届く企業であるが、最近は、弁護士や社会保険労務士など書類のやりとりが多い士業からの問い合わせも増えているとか。法律的な制約から全てのケースで atena にスイッチするようにはいかないとのことだったが、コロナ禍もテレワークがある程度常態化することを考えれば、法律の改正なども含め、社会に適合した環境づくりへの取り組みが必要だろう。

N ではマーケティングに加え、事業拡大のため人材採用も強化する計画だ。

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

インドの中古車売買ユニコーン「Cars24」、シリーズFで2億5,860万米ドルを調達

SHARE:

<ピックアップ> Exclusive: Cars24 raises $259 Mn at around $1.75 Bn valuation インドのグルグラム(旧称:グルガオン)の拠点を置く中古車マーケットプレイス「Cars24」が、シリーズ F ラウンドで2億5,860万米ドルを調達した。DST Asia、Alpha Wave Incubation、Tencent(騰訊)がそれぞれ7,500万…

<ピックアップ> Exclusive: Cars24 raises $259 Mn at around $1.75 Bn valuation

インドのグルグラム(旧称:グルガオン)の拠点を置く中古車マーケットプレイス「Cars24」が、シリーズ F ラウンドで2億5,860万米ドルを調達した。DST Asia、Alpha Wave Incubation、Tencent(騰訊)がそれぞれ7,500万米ドル、Moore Strategic Partners が2,270万米ドル、Exor Seeds が830万米ドル、HPS Investment Partners の CEO Scott Kapnick 氏が220万米ドル、Sen Investment Partners が47.2万米ドルを出資した。

Cars24 は昨年11月、DST Global がリードした2億米ドルのシリーズ E ラウンドの調達でユニコーンになった。この際には、Exor Seeds、Unbound、Moore Strategic Ventures が参加していた。また、今年8月には、ソフトバンクなどから3.5億米ドルを調達する見込みであることが報じられていた。Bloomberg によれば、Car24 は今後1年半から2年以内の IPO を目指している。

Cars24 は、2019年まではディーラーに代わって車を購入するだけだったが、その後、小売店販売へと事業を多角化し、現在は CarDekho、Spinny、Droom らと直接競合の関係にある。間接競合には Mahindra First Choice や Maruti Suzuki True Value らもいて、インドのほか、中東、オーストラリア、イギリスにも進出している。

インドでは新型コロナウイルスの感染拡大により公共交通機関の利用を避ける人が増加、これが昨年から今年にかけての中古車需要の高まりの牽引役となった。また、世界的な半導体不足から自動車メーカー各社は減産を続けており、Cars24 では新車を購入できないユーザの多くが中古車市場に流れると期待している。

via Entrackr

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

インドの電子機器&ライフスタイルD2C「boAt」、2022年のIPOに向け時価総額14億米ドルを目指す

SHARE:

<ピックアップ> Boat plans IPO, looks at a valuation of nearly $1.4bn インドの電子機器&ライフスタイル D2C ブランド「boAt」は、来年3月から6月に予定される IPO に先立ち、時価総額約14億米ドルを目指しているとのことだ。同社は今年1月、ニューヨークに本社を置くプライベートエクイティ会社 Warburg Pincus の子会社からシ…

Image credit: boAt

<ピックアップ> Boat plans IPO, looks at a valuation of nearly $1.4bn

インドの電子機器&ライフスタイル D2C ブランド「boAt」は、来年3月から6月に予定される IPO に先立ち、時価総額約14億米ドルを目指しているとのことだ。同社は今年1月、ニューヨークに本社を置くプライベートエクイティ会社 Warburg Pincus の子会社からシリーズ B ラウンドで1億米ドルを調達した。今年4月時点での時価総額は、約2億8,000万米ドルに達したとされる。

マーケティングリサーチ会社 IDC の報告によれば、BoAt はインドのイヤーウェア(耳に装着するデバイス)で最大の45.5%、時計カテゴリで第2位の26.9%の市場シェアを持つ。イヤーウェアとウエアラブルデバイスの両方に垂直統合モデルを導入、インドでは Xiaomi(小米)や Huawei(華為)などの中国企業各社のほか、Apple や Samsung などを凌駕する勢いだ。

この時価総額に関する情報は、本件に詳しい3人の人物からもたらされており、彼らは匿名を希望している。同社は今年4月、Qualcomm の投資部門から5億インドルピー(約7.5億円)を調達した。boAt がこの1年で成長した理由は、新型コロナウイルスの感染拡大が影響している。リモートワークやバーチャル会議が当たり前になったことで、イヤーウェアの売れ行きが好調となったためだ。

via Mint

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

米国で糖尿病予防の完全代替食D2C展開Teatis、日本の投資家から70万米ドルをシード調達——管理栄養士PFを月内ローンチへ

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 Momentum(2017年に、現在の Supership ホールディングスに売却)の創業者である高頭博志氏が始めたスタートアップ Teatis は10日、シードラウンドで70万米ドルを調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、ジェネシア・ベンチャーズ、石塚亮氏(メルカリ共同設立者)、野口卓也氏(バルク…

Image credit: Teatis

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。

Momentum(2017年に、現在の Supership ホールディングスに売却)の創業者である高頭博志氏が始めたスタートアップ Teatis は10日、シードラウンドで70万米ドルを調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、ジェネシア・ベンチャーズ、石塚亮氏(メルカリ共同設立者)、野口卓也氏(バルクオム創業者)ほか、名前非開示の7人のエンジェル投資家。今回の調達は同社が今年6月に発表したエンジェルラウンドに続くもので、Teatis の累計調達額は100万米ドルを超えた。野口氏は前回ラウンドに続くフォローオンと見られる。

Teatis は、現代人の生活習慣病の一つである糖尿病にフォーカスし、まずは約1.2億人の糖尿病や糖尿病境界型の人がいるとされるアメリカで、海藻ポリフェノールなどスーパーフードを多く含んだミールリプレイストメントを販売する。この商品は、水に溶かすとスムージーやラテとして飲むことができ、血糖値スパイクを抑制することに主眼を置いていて、化学物質や甘味料を含まず、日本で開発された特別な成分である海藻エキス(アラメ)を含み、腸管からの糖分の吸収を抑制し、血糖値を正常に保つことが証明されている。

正式ローンチの前、6月時点で Teatis にはすでに4,000人ほどの事前登録ユーザがいて、彼らに Teatis の製品を試してもらったところ、血糖値上昇を抑制できたことを実感したとのフィードバックが多数得られたと高頭氏は明らかにしていた。今後、PMF(プロダクトマーケットフィット)を図り、市場の反応が良ければ、世界中の多様な投資家から資金を募り、インド・中国・日本などに世界展開を図る。9月中には管理栄養士プラットフォーム「Teatis RD on Demand(オンデマンド登録栄養士)」を立ち上げる予定だ。

via PR Newswire

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

データを元に都市開発最適化、scheme vergeがプレシリーズAで2.2億円調達

SHARE:

データによる都市開発の最適化を目指すスタートアップ scheme verge(スキーム・ヴァージ)は10日、プレシリーズ A ラウンドで約2.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、環境エネルギー投資、山口キャピタル、サムライインキュベート。これは同社にとって、202年に実施したシードラウンドに続くものだ。サムライインキュベートは今回、シードラウンドに続くフォローオンでの参加。 今…

「Horai」
Image credit: scheme verge

データによる都市開発の最適化を目指すスタートアップ scheme verge(スキーム・ヴァージ)は10日、プレシリーズ A ラウンドで約2.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、環境エネルギー投資、山口キャピタル、サムライインキュベート。これは同社にとって、202年に実施したシードラウンドに続くものだ。サムライインキュベートは今回、シードラウンドに続くフォローオンでの参加。

今回の調達を受けて、scheme verge の累計調達額は約2.9億円に達した。同社では今回調達した資金を、プロダクト開発体制の強化と、各地での事業開発を推進するための人材採用・体制強化に充てる予定。また、今回の調達とあわせて、今後のスマートシティ領域への展開を見据え、同社は松尾豊氏(東京大学教授・人工知能学会理事)および大口敬氏(東京大学教授・次世代モビリティ研究センター長)をアドバイザーとして招聘したことも明らかにした。

scheme verge は2018年7月に設立。多様化・個人化が進む観光客のニーズに応えることに特化した、スマートフォンを使った交通関連サービス「Horai」を開発している。2019年に瀬戸内のアート巡りを海上モビリティの面から支援する意図でリリースしたこのアプリは数千名に利用された。また、三重県伊勢市や神奈川県三浦半島、長崎県五島列島などで MaaS 構築にも活用されている。

これまでに、国土交通省の「新モビリティサービス推進事業」「日本版 MaaS 推進・支援事業」、スーパーシティ事業では全国5つの自治体で「連携事業者候補」に採択されている。また、先月開催された第8回 MUFG ビジネスサポート・プログラム「Rise Up Festa」のデモデイでは、最優秀企業の一つに選ばれた。

via PR TIMES

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

ドイツ・中国スタートアップのAgile Robots、シリーズCでソフトバンクらから2.2億米ドルを調達しユニコーンに

SHARE:

ドイツと中国のスタートアップ Agile Robots(思灵机器人)は9日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2を中心とした投資家から2億2,000万ドルを調達し、生産と販売の拡大に投資すると発表した。このラウンドを受けて、ミュンヘンと北京に2つの本社を持つ Agile Robots の時価総額は10億米ドル以上となり、いわゆるユニコーンの地位を獲得した。 2018年に設立された Agile Rob…

Image credit: Agile Robots

ドイツと中国のスタートアップ Agile Robots(思灵机器人)は9日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2を中心とした投資家から2億2,000万ドルを調達し、生産と販売の拡大に投資すると発表した。このラウンドを受けて、ミュンヘンと北京に2つの本社を持つ Agile Robots の時価総額は10億米ドル以上となり、いわゆるユニコーンの地位を獲得した。

2018年に設立された Agile Robots は、ソフトウェアとハードウェアの両方を提供。その中には、スマートフォンの組み立てや健康管理などの場面で「スマートアシスタント」として機能する5本指のロボットも含まれる。

Agile Robotsは、これまで人間にしかできなかった産業用インテリジェント精密組立分野や医療行為の場面に、次世代ロボットを現実的に導入する。著名な投資家や顧客からの優れたサポートにより、ロボット工学を新しい時代に導くことができると確信している。(創設者兼 CEO のZhaopeng Chen=陳兆芃)氏)

シリーズ C ラウンドには、金融投資家の Abu Dhabi Royal Group、Hillhouse Ventures(高瓴集団)、Sequoia Capital China(紅杉資本)、Linear Capital(線性資本)も参加した。また、戦略的投資家として、Xiaomi Group(小米集団)、Foxconn Industrial Internet(富士康工業互聯網)、Foxconn の元幹部が設立した Midas が参加した。

中国政府はテック大手に広範な取り締まりを行い、特にソフトバンクは、中国当局によるサイバーセキュリティ審査の影で、株価が下落した Didi Global(滴滴出行)とFull Truck Alliance(満幇)の主要投資家であったことから大きな打撃を受けた。今回の投資は、ソフトバンクなどの投資家が、アーリステージや自動化などの分野に投資機会を見出し続けていることを示唆している。

via The Information

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

Geely(吉利汽車)の配車サービス部門Caocao(曹操出行)、シリーズBで646億円を調達

SHARE:

中国の民間自動車メーカー Geely(吉利汽車)の配車サービス部門である Caocao Mobility(曹操出行)は6日、国有企業グループが率いる投資家から38億人民元(約646億円)を調達したと発表した。2ヶ月前には、中国の配車大手 Didi Global(滴滴出行)がサイバーセキュリティの審査を受けていた。 重要視すべき理由:Caocao は6日に発表した声明の中で、これは同社が過去2年間に…

Image credit: Caocao Mobility(曹操出行)

中国の民間自動車メーカー Geely(吉利汽車)の配車サービス部門である Caocao Mobility(曹操出行)は6日、国有企業グループが率いる投資家から38億人民元(約646億円)を調達したと発表した。2ヶ月前には、中国の配車大手 Didi Global(滴滴出行)がサイバーセキュリティの審査を受けていた。

重要視すべき理由:Caocao は6日に発表した声明の中で、これは同社が過去2年間における最大の資金調達であると述べている。

詳細:今回の資金調達により、Caocao の累積調達金額は約50億人民元(約850億円)となった。主な投資家には、蘇州市襄城区政府が保有する投資会社である蘇州市相城金融控股集団のほか、蘇州高鉄新城集団のほか、3つの国有企業が含まれる。

Caocao は声明の中で、今回の資金を技術の向上や車両の拡大など、事業のさらなる拡大に使用する予定だと述べている。

  • 同社は現在、中国国内の62都市で旅客輸送サービスを提供しており、その数はライバルの T3(T3 出行)の約2倍だが、Alibaba(阿里巴巴)の配車サービス・地図プラットフォーム「Amap(高徳)」のフットプリントには遠く及ばない。
  • Geely は、2015年末に東部の寧波市で配車サービス Caocao のテストを開始した。2018年1月に中国の複数のベンチャーキャピタルからシリーズ A ラウンドで10億人民元(約170億円)を調達した。

背景: 中国の配車プラットフォームは、テック大手やレガシー自動車メーカーが支援しており、規制当局が7月上旬に配車大手 Didi に新規顧客の追加を一時的に停止するよう命じた後、Didi から市場シェアを奪おうと躍起になっている。

  • 中国交通運輸部(日本の国土交通省に相当)によると、7月 の Meituan(美団)の配車部門と Caocao の乗車量は、前月比でそれぞれ24%と32%増加したのに対し、Didi の乗車量は同期間に13.1%しか増加していない。
  • 中国のメディア LatePost(晩点)が関係者の話として6日に報じたところによると、7月の平均乗車回数は、Amap が1日あたり500万回以下、Meituan が1日あたり約100万回だったという。Didi は、2021年の第1四半期に1日あたり約2,500万回を数えた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

人工タンパク質繊維開発のSpiber、カーライルやクールジャパン機構などから344億円を調達——世界的アパレルブランド向けに量産体制確立へ

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 Spiber(スパイバー)は、山形県鶴岡市を拠点に植物由来の人工タンパク質繊維素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」を開発するスタートアップだ。同社は9日、カーライル、Fidelity International、Baillie Gifford、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)などか…

Brewed Protein
Image credit: Spiber

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。

Spiber(スパイバー)は、山形県鶴岡市を拠点に植物由来の人工タンパク質繊維素材「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」を開発するスタートアップだ。同社は9日、カーライル、Fidelity International、Baillie Gifford、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)などからの資金調達で244億円、「事業価値証券化(value securitization)」により100億円を調達したと発表した。

事業価値証券化のアレンジは三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券が務めた。この証券化における貸付人兼クレジット投資家は明らかにされていない。今回の資金調達は Spiber にとって、1月に実施した250億円の資金調達に続くものだ。1月の調達では事業価値証券化のアレンジは三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券が務め、三菱 UFJ 銀行が当初貸付人兼クレジット投資家として参画していた。

Spiber は、山形県鶴岡市にある慶應大学先端生命科学研究所からスピンオフする形で、2007年に設立されたスタートアップ。創業からこれまでに、推定で700億円以上を調達している。報道によれば、同社の現在の時価総額は1,330億円。

Spiber は地球上で最も強靭と言われるクモの糸に着目し、これを人工合成した繊維素材「QMONOS(クモノス)」を開発。ただ、クモの糸のタンパク質フィブロインは強靭ではあるものの水に濡れると超収縮が起こるため、これを元にした QMONOS を使った製品は、水に濡れた際の寸法安定性を保つことが難しかった。Spiber ではフィブロイン遺伝子から超収縮を生み出すアミノ酸配列の特徴を推定し、それを取り除くことで高い寸法安定性を示すタンパク質繊維を開発。QMONOS を Brewed Protein に改称した。

Brewed Protein は、植物由来の糖類(グルコースやスクロース)から微生物発酵により生産され、石油由来の原料を必要としない。アパレル分野では脱マイクロプラスチック脱動物由来の材料ニーズ、輸送分野における軽量化ニーズ、医療分野における人工毛髪の基幹素材として注目を集めている。

同社では Brewed Protein を使った、名前非開示のグローバルアパレルブランドとの共同プロジェクトを進めており、今後の需要を充足させるべく、年内に初の量産拠点となるタイ・ラヨン工場、その後速やかにアメリカ工場の立ち上げを進めるとしている。

via PR TIMES

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録

Zoom、連携サードパーティーアプリの開発を促す「Apps Fund」の出資先第1弾を公表

SHARE:

Zoom は、急成長する連携エコシステムの「成長を促す」ミッションの一環として、4月に1億米ドル規模の「Zoom Apps Fund」を発表した。このファンドは、コロナ禍における Zoom の急成長を利用して、グロースステージのスタートアップに戦略的投資を実施することを目的としている。Zoom は8月30日、このファンドから資金注入を受ける最初の企業リストを発表した。 Zoom の時価総額は、過去…

Zoom 本社
Image credit: Cristiano Tomás via Wikimedia Commons

Zoom は、急成長する連携エコシステムの「成長を促す」ミッションの一環として、4月に1億米ドル規模の「Zoom Apps Fund」を発表した。このファンドは、コロナ禍における Zoom の急成長を利用して、グロースステージのスタートアップに戦略的投資を実施することを目的としている。Zoom は8月30日、このファンドから資金注入を受ける最初の企業リストを発表した。

Zoom の時価総額は、過去18ヶ月間で3倍以上に上昇した。これは、リモートワークへの急速な移行により、クラウド・インフラへの投資や、分散した労働力が可能な限り通常の状態に近い形で機能するためのソフトウェアが急増したためだ。Zoomが「動詞」として使われるほどの地位を確立したことを受け、同社は Salesforce のやり方を見習って、Zoom のプラットフォームを利用した強力なエコシステムを構築する計画を明らかにした。Zoom は昨年10月、新プラットフォーム「Zoom Apps」をローンチした。このプラットフォームは、ホワイトボードクラウドストレージサービスから通話内容の書き起こしまで、あらゆるアプリケーションを Zoom と連携するための開発者向けマーケットプレイスとして機能する。

Zoom はこれまでにもスタートアップに投資を行ってきたが、今回の専用ファンドでは、積極的な投資家としての立場を明確にした。このファンドに参加するためには、企業は資金調達に応募し、Zoom のために作られた市場で通用する製品を持ち、すでにある程度の人気があることを証明しなければならない。この条件を満たせば、25万〜250万米ドルのエクイティ資金を受け取ることができる。

ファンドが正式に発表されてから4ヶ月が経ち、Zoom は、このファンドから投資を受けた最初の企業のうち、コラボレーションと生産性、コミュニティとチャリティ、ダイバーシティとエクイティとインクルージョン(DE&I)、ピープルオペレーション(PeopleOps)、ゲームとエンターテインメントの分野の12社を紹介した。また、名前を公表していない2社にも投資を行った。

コラボレーションと生産性

「BrightHire」

 

  • BrightHire ……… 企業がオンラインでリアルタイムにインタビューを行うことを支援する「インタビュー・インテリジェンスプラットフォーム」で、録音、書き起こし、通話後の分析などをサポートする。
  • Docket ……… 会議の優先順位付けや制限時間の設定など、会議の生産性を向上させるプラットフォーム。
  • Fathom ……… AI を活用したノートアプリで、録音、書き起こし、重要な瞬間を自動的にハイライトする機能をサポートする。
  • Hive ……… ガントチャート、カンバン、テーブル、カレンダー表示に対応したプロジェクト管理・コラボレーションプラットフォーム。
  • Polly ……… 楽しくインタラクティブな質問を用いて、ライブ Q&A をサポートし、即座にフィードバックを得ることができるチームエンゲージメントアプリ。
  • Spinach ……… まだプライベートベータ版だが、「リモートミーティングとワークフローを再構築する」ことを目的としており、当初は日々のスタンドアップ(朝会)の改善に焦点を当てている。
  • Warmly ……… ワンクリックで使える AI 搭載の名刺で、会議参加者は瞬時に自分の情報を共有し、相互のつながりを知ることができる。
  • WorkPatterns ……… 会議の議題、決定事項の文書化、フィードバックの交換、目標の設定などの共同作業に利用できる。

コミュニティとチャリティ

「Hermis」
  • Pledge ……… Zoomでのバーチャルイベントによる募金活動をサポートするために構築された。

DE&I と PeopleOps

「Canvas」
  • Canvas ……… ダイバーシティ・リクルートメント・プラットフォーム(DRP)で、データや分析をサポートし、より多様な人材の確保を促す。

ゲーム と エンタテインメント

Quicksave Interactive の「Werewolf with Friends」
  • Quicksave Interactive ……… フィンランドの開発スタジオで、「Werewolf with Friends」などの HTML5 ゲームを開発している。
  • Bright ……… 遠隔学習用のライブビデオチャットプラットフォーム。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録