Buy Now, Pay Later

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後払い市場、通称「BNPL:Buy Now, Pay Later」。18歳から34歳までのミレニアル・ジェネレーションZ世代を中心伸び続けているマーケットだ。若者世代×FinTechの分野では、モバイルバンク・チャレンジャーバンクがキープレーヤーとして注目され続けてきたが、それは元を辿れば「お金の使い方・管理の仕方」をデジタル化させたいという需要がそばにあった背景がある。モバイルバンクを一つ一つ見ていくと、その機能には給料前払いや無利子での自動貸付(AIがクレジットカード決済への預金残高が足りないと思ったら自動で振り込んでくれる)などをセールスポイントとして押し出し始めている。

つまり、モバイルバンクもデジタル版銀行という名目から、お金の流れにフレキシブルさ・自由さを提供し始める付加価値を目指し始めている流れがある。とはいえ、モバイル・チャレンジャーバンクは、現状飽和状態にあるのが事実。ユーザー数の違いはあれ、似たような機能を提供しあっているからだ。

その中で、後払い市場の誕生は、デジタル上のトランザクション「方向性」をダイナミックに変革するきっかけとなり、Fintechに新しい風を巻き起こしそう。例えばEC事業者側はただ単にデビット・クレジットを決済手段に取り入れだけでなく、後払いのシステムを導入することで、リテンション率向上を図ることが出来る。これは、BNPL事業者が最もセールスポイントにしている点だ。

特にあらゆる後払い事業者は、導入後のリテンション率向上をセールスポイントにしており、EC事業者へのマーケティング施策としても効果的な状況だ。

しかし、後払い(BNPL)はメジャーなプレーヤーは確立しだしているものの、まだまだ新しい発想を持ったスタートアップが誕生しているフェーズの今、市場を深く分析する価値がありそうだ。

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新世代のデジタル経済と後払いはどう関係している?

後払いはデジタル化する「信用」になるかも?

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