そんなグローバル・ブレインも初期投資家である葬儀関連サービスのよりそうが大型調達です。「小さなお葬式」を運営するユニクエストと比較されることが多い同社ですが、ユニクエストは既に、加藤茶の CM でおなじみ「さがみ典礼」を運営する業界大手アルファクラブの傘下にありイグジット済。このまま行けば、よりそうが終活スタートアップ初の IPO を見せてくれるかもしれません。
日本は週のほぼ半分が年始休みだったわけですが、アジア圏は旧正月、また、欧米はクリスマスに休みを取りますので、国内よりも海外のニュースが多い週でした。NFT 百花繚乱を象徴する出来事として、OpenSea のデカコーン入りのニュースは注目に値するでしょう。昨年11月に The Information が「もうデカコーンかも…」と伝えていましたが、この観測が裏打ちされた形です。
2017年に創業、2018年に Y Combinator 冬バッチから輩出。わずか3年で時価総額は130億米ドルに達しました。ここ半年程度で時価総額は約9倍に増えた計算で、OpenSea の取引量が昨年600倍超、取扱金額が直近の1ヶ月で24億米ドル以上と、超好調の業績内容が背景にあります。
広告効果分析マーケティングツールを提供するサイカは、シリーズ E ラウンドで37億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、THE FUND(シニフィアンとみずほキャピタルが共同運営)と、名前非開示の日本内外の機関投資家複数。また、日経によれば、これら投資家には、任天堂創業家のファミリーオフィス Yamauchi No.10 Family Office が含まれる。サイカにとっては、2020年9月に実施したシリーズ D ラウンドに続くものとなる。本ラウンドを受けての累計調達額は59億円。
クリュートメディカルシステムズは、直近のラウンドで3億2,000万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)、芙蓉総合リース、フューチャーパートナーズ。シリーズ C ラウンド相当と推定される。同社にとっては、2015年6月の約3.8億円(シリーズ A ラウンドと推定)、2018年12月の約2.5億円(シリーズ B ラウンドと推定)に続くもの。東大 IPC は2018年12月のラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は約9.5億円に達した。
宮崎に本社を置き、全国を対象にオンラインアシスタントサービス「CASTER BIZ(キャスタービズ)」など人材事業を展開するキャスターは、シリーズ D ラウンドで13億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、インキュベイトファンド、グリーンコインベストメント、AXIOM ASIA Private Capital 、山口キャピタル、第一生命保険。
トリビューは、シリーズ B ラウンドで10億円を調達したと発表した。このラウンドは、ニッセイ・キャピタルがリードインベスターを務め、W ventures、三菱 UFJ キャピタル、KDDI(東証:9433)、ポーラが参加した。同社にとっては、2019年8月のラウンド(シリーズ A と推定)に続くものだ。ニッセイ・キャピタルと三菱 UFJ キャピタルは、前回ラウンドに続くフォローオンでの参加。
醸造所や料飲店向けに、クラフトビール流通に関わるデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを提供する Best Beer Japan は、シードラウンドで7,000万円を調達したことを明らかにした。同社にとっては、2018年7月のエンジェルラウンド、2021年2月のプレシードラウンドに続くものだ。
クラウドベースの Web サイト作成ツール「STUDIO」を開発・提供する STUDIO は、シリーズ A ラウンドで約3.5億円を調達したと発表した。このラウンドは One Capital がリードし、D4V が参加した。D4V は前回プレシリーズ A ラウンドに続くフォローオン。同社は調達した資金を使って、プロダクトの強化と、マーケットシェアの拡大を図るため、組織体制を拡大する。
遺された家族を葬儀場や他の終末期サービスプロバイダにつなぐ、よりそうは、シリーズ E ラウンドで約30.9億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、フィデリティ・インターナショナル、農林中金キャピタル、Sumisei Innovation Fund、博報堂DYベンチャーズ、Sony Innovation Fund by IGV、HT Asia Technology Fund、ヤマシタ。なお、これとあわせて、金融機関からデットファイナンスで4.3億円を調達した。
ポッドキャストプラットフォームを提供し、台湾の Apple Podcast の中国語ホスティングパートナーを務める SoundOn Global(声浪)は、通信グループの Taiwan Mobile(台湾大哥大)から戦略的出資を受けた。取引の詳細は未公表のままだ。
インドのフードデリバリ大手「Swiggy」、7億米ドルを調達——デカコーンに(1月28日)
インドのフードデリバリ大手 Swiggy は、Invesco がリードし、Baron Capital Group、Alpha Wave Global、Prosus などが参加したラウンドで7億米ドルを調達した。各社報道によると、このラウンドでは、同社の価値が約105億米ドルになるという。
インドのEVメーカーOla Electric、時価総額50億ドルで2億米ドル超を調達(1月28日)
インドの配車サービス企業 Ola の電気自動車(EV)部門 Ola Electric は、新たな資金調達ラウンドで2億米ドル超を調達し、時価総額を50億米ドルに引き上げた。Tekne Private Ventures、Alpine Opportunity Fund、Edelweiss Group などの投資家がこのラウンドに参加した。
Ant Group(螞蟻集団)、旧正月NFTをリリースなど——中国ブロックチェーン界週間振り返り(1月26日)
Ant Group(螞蟻集団)のブロックチェーン技術部門 AntChain(螞蟻鏈)は、旧正月(今年は2月1日から)に先立ち、NFT を活用したキャンペーンを開始した。AntChainは、中国の24の博物館と協力して、中国の有名な動物の骨董品をデジタル化し、12の干支を表現した。
AI フィンテックスタートアップ Qraft Technologies(크래프트테크놀로지스)がソフトバンクから1,750億ウォン(約170億円)規模の資金調達。Qraft は金融会社にシステムを提供する企業で、ニューヨーク証券取引所に「AI ETF」を上場させている。今回調達を受け、ソフトバンクが持つ上場銘柄のポートフォリオ運営に AI モデルを搭載するなど協業の計画。
インドネシアの魚やエビの養殖業者向けのデジタル協同組合「eFishery」は、Temasek、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2、Sequoia Capital India の共同リードにより、シリーズ C ラウンドで9,000万米ドルの調達を完了した。既存投資家の Northstar Group、Go-Ventures、Aqua-Spark、Wavemaker Partners もこのラウンドに参加した。
本稿は、フランス・パリを拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens 氏によるものだ。彼は、日本で Shizen Capital(旧 Tachi.ai Ventures)のマネージングディレクターを務める。本稿は Bivens 氏の許諾を得て翻訳転載した。英語によるオリジナル原稿はこちらから。(過去の寄稿) This guest post i…
広告効果分析マーケティングツールを提供するサイカは2日、シリーズ E ラウンドで37億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、THE FUND(シニフィアンとみずほキャピタルが共同運営)と、名前非開示の日本内外の機関投資家複数。また、日経によれば、これら投資家には、任天堂創業家のファミリーオフィス Yamauchi No.10 Family Office が含まれる。サイカにとっては、…
クリュートメディカルシステムズは2日、直近のラウンドで3億2,000万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)、芙蓉総合リース、フューチャーパートナーズ。シリーズ C ラウンド相当と推定される。同社にとっては、2015年6月の約3.8億円(シリーズ A ラウンドと推定)、2018年12月の約2.5億円(シリーズ B ラウンドと推定)に続く…
宮崎に本社を置き、全国を対象にオンラインアシスタントサービス「CASTER BIZ(キャスタービズ)」など人材事業を展開するキャスターは、シリーズ D ラウンドで13億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、インキュベイトファンド、グリーンコインベストメント、AXIOM ASIA Private Capital 、山口キャピタル、第一生命保険。 同社にとっては、2020年4月の調達にお…
美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営するトリビューは1日、シリーズ B ラウンドで10億円を調達したと発表した。このラウンドは、ニッセイ・キャピタルがリードインベスターを務め、W ventures、三菱 UFJ キャピタル、KDDI(東証:9433)、ポーラが参加した。同社にとっては、2019年8月のラウンド(シリーズ A と推定)に続くものだ。ニッセイ・キャピタルと三菱 UFJ キャ…
醸造所や料飲店向けに、クラフトビール流通に関わるデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを提供する Best Beer Japan(以下、BBJ)は1日、シードラウンドで7,000万円を調達したことを明らかにした。同社にとっては、2018年7月のエンジェルラウンド、2021年2月のプレシードラウンドに続くものだ。 このラウンドに参加した投資家は、 Headline Asia PE&…
有名企業の IT エンジニアから実務が学べるオンラインコミュニティ「TechTrain」を運営する TechBowl は27日、プレシリーズ A ラウンドで1.3億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、博報堂 DY ベンチャーズ、D4V、SMBC ベンチャーキャピタル。同社にとっては、2018年12月に実施したシードラウンドに続くものだ。 前回取り上げたときには、まだコーポレートサイ…
レシート買取アプリ「ONE」を運営する WED は27日、シリーズ C ラウンドでアカツキ(東証:3932)から資金調達したことを明らかにした。投資金額や取得持分など詳細は明らかになっていないが純投資のようだ。 同社は2017年10月にプレシリーズ A ラウンド、2019年12月にシリーズ A ラウンドを実施している。シリーズ B ラウンドの実施時期は不明だが、2020年11月にグッドパッチから資…
<ピックアップ> Little Otter Announces $22 Million Series A Investment In Child And Family Mental Health 重要なポイント:13歳未満の子どもとその親を対象にメンタルケアを提供する Little Otter は6日、現段階での子どものメンタルヘルス関連企業としては最大規模となる2,200万米ドルをシリーズ A …
<ピックアップ> Zero Hash Raises $105M to Bring Crypto Products to All Financial Companies シカゴを拠点として、金融会社などに仮想通貨を取り扱うためのバックエンド機能を提供する ZeroHash は先頃、シリーズ D ラウンドで1億500万米ドルを調達した。このラウンドには、機関投資家として、著名なヘッジファンドマネージャ…
Carry1st は、アフリカ市場の需要喚起を目的としたモバイルゲームパブリッシングプラットフォームのために、著名な投資家から2,000万米ドルを資金調達した。 Web の先駆者である Marc Andreessen 氏と Ben Horowitz 氏が設立した Andreessen Horowitz(a16z)、Avenir、 Google が参加した。このラウンドは、a16z にとってアフリカ…
クラウドベースの Web サイト作成ツール「STUDIO」を開発・提供する STUDIO は19日、シリーズ A ラウンドで約3.5億円を調達したと発表した。このラウンドは One Capital がリードし、D4V が参加した。D4V は前回プレシリーズ A ラウンドに続くフォローオン。同社は調達した資金を使って、プロダクトの強化と、マーケットシェアの拡大を図るため、組織体制を拡大する。 STU…