BRIDGE

特集:iPhone12 vs Pixel 5

特集:iPhone12 vs Pixel 5

Googleが5G対応のフラッグシップモデルのPixel 5を公表した。最新モデルの狙いは「ミッドレンジ」。前作より150ドルから最大で300ドルの値下げを実現した。迎え撃つiPhone人気は依然高く、10月に公表が期待されるシリーズ12の価格にも注目が集まる。5G対応スマートフォンをめぐる戦いの勝者はどちらに

 

 

特集:iPhone12 vs Pixel 5の話題

ドイツで進むローカル5Gの普及と日本の現在地

ピックアップ―:Germany likely to see many more private 5G networks ニュースサマリ―:2020年9月に、ドイツの通信産業を監督する連邦ネットワーク庁(BNetzA)が、ローカル5Gネットワークを展開するべく、公共部門民間部門合わせて74件のライセンスを付与したと発表した。この数字は同年4月発表時点の33件の2倍以上に及び、ローカル5G活用が積極的…

Photo by Pixabay from Pexels

ピックアップ―:Germany likely to see many more private 5G networks

ニュースサマリ―:2020年9月に、ドイツの通信産業を監督する連邦ネットワーク庁(BNetzA)が、ローカル5Gネットワークを展開するべく、公共部門民間部門合わせて74件のライセンスを付与したと発表した。この数字は同年4月発表時点の33件の2倍以上に及び、ローカル5G活用が積極的に推進されている。

重要なポイント:ここで付与されるローカル5Gネットワークは、基本はドイツが国家を上げて推進するインダストリー4.0のシナリオでの活用が期待されているが、農業や林業といった他の領域での活用の期待もされている。

詳細情報:上記のようにライセンスを付与された企業には、NTT DATA Deutschland GmbHのようなSI企業、ローデシュワルツのようなエレクトロニクス企業、AudiやMercedesといった自動車メーカー、Bayerischer Rundfunkのような放送局など多岐に渡る。

  • ドイツでは、大企業や研究機関によって既にコネクテッドな都市交通やスマートグリッド、スマート工場といった様々なトピックで5G関連のプロジェクトが走っている。
  • 日本の総務省によるとローカル5Gとは、携帯電話事業者による全国向け5Gサービスとは別に、地域の企業や自治体等が自らの建物や敷地内でスポット的に柔軟に自営のネットワークを構築するシステムを指す。キャリアの提供する5Gサービスとの相違点は、(1)携帯事業者によるエリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先⾏して構築可能(2)⽤⽤途に応じて必要となる性能を柔軟に設定することが可能(3)他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくいといった相違点がある。
  • 日本国内では富士通が2020年3月に国内初で商用のローカル5Gの無線局免許を取得し、ローカル5Gシステムの運用を開始したことを皮切りに、ローカル5Gを活用した実証実験が活発化しつつある。ここでは、多地点カメラで収集した高精細映像のデータ伝送にローカル5Gを活用し、AIによる人の様々な動作解析で、不審行動などを早期に検知するセキュリティシステムを実現し、建物内の防犯対策強化を目指す。
  • 2020年10月に「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」における実証内容が決定。既に、トヨタ自動車株式会社のMR技術を活用した遠隔作業支援やNTTデータ経営研究所の遠隔医療を始めとして、製造業・医療・農林水産業・流通業・観光業など様々なインダストリーで実証実験の実施が決まっている。
  • 富士通が日本マイクロソフトとローカル5Gを活用してリアルタイムに施設内のデータを可視化するシステムの有効性を検証したが、これはローカル5Gとクラウド環境を結合することでネットワークやアプリケーション処理の負荷に応じた最適なシステムを実現した点が特徴。
  • 川崎重工業、オプテージ、べニックソリューションでスマートファクトリーの実現に向けた実証実験を10月から開始。川崎重工播磨工場で運用中の遠隔操縦で熟練作業者の動きを再現するロボットシステム「Successor(R)-G」で、高精密画像の無線伝送による操作性の検証。将来的には、ローカル5Gを整備した工場間や工場と建設現場間を高速の光通信で接続し遠隔地でのロボットの操作を目指す。
  • 東京都とNTT東日本、NTTアグリテクノロジーの3社はローカル5Gを活用した最先端農業の実装に向けた連携協定の締結をしたように、企業同士の提携はもちろん自治体と企業が提携する事例も出てきている。

背景:電子情報技術産業協会によると、ローカル5Gの市場規模が、国内では、2020年時点で62億円のところが2030年には1兆3千億円とCAGR71.3%で成長し、グローバルでは、2020年時点で1,000億円のところが2030年には10.8兆円へとCAGR65%の成長が見込まれ、いずれも非常に大きいビジネスポテンシャルが想定されている。

執筆:國生啓佑/編集:岩切絹代

iPhone 12:5Gになって気になるのは「バッテリーの持ち」

SHARE:

これまで包括的なiPhoneのレビューを書いていた経験から言えるのだが、最も時間のかかるテストが結構重要だったりする。例えばバッテリーが実世界の条件の下で本当に持つかどうかを確認する評価がそれだ。Appleはいつも3Gと4Gの通話時間やインターネットアクセス、ビデオ再生といった異なる数字において、特定の保証をしている。しかし、熱心なレビュアーによってそれらAppleの公式の数字は常に正確でないこと…

Image Credit: Apple

これまで包括的なiPhoneのレビューを書いていた経験から言えるのだが、最も時間のかかるテストが結構重要だったりする。例えばバッテリーが実世界の条件の下で本当に持つかどうかを確認する評価がそれだ。Appleはいつも3Gと4Gの通話時間やインターネットアクセス、ビデオ再生といった異なる数字において、特定の保証をしている。しかし、熱心なレビュアーによってそれらAppleの公式の数字は常に正確でないことが発見されている。例えばデバイスがあるタスクについては謳ってる時間より遥かに長く動く一方、別のものでは早々にシャットダウンする、みたいな話だ。

ここで2つの裏話を紹介しよう。まず、これらのテストを公正かつ一貫して実施することは、レビュアーにとって本当にひどいプロセスになる。二つ目。バッテリーの寿命は、新しいセルラー世代が出たばかりのタイミングでは特に重要になる。特に5G接続はいくつかの条件下で急速にバッテリーを消耗させる。通勤している人は仕事から帰宅した時点で十分な電力が残っていないだろうし、他の何百万人ものユーザー(経営者、従業員、そして学生)は電力不足に陥る可能性がある。日中に充電でもしない限り、日が暮れる前にバッテリーはほぼ死ぬことになる。

ちなみに初期のAndroid 5Gスマートフォンの数々は、こういった懸念を予想して大きなバッテリーを搭載していた。

しかし、だ。なんと5GのiPhoneは逆の方向に行ったのだ。iPhone 12, 12 Pro、12 Pro Maxは前のモデルよりバッテリーが小さい。Appleは同じく5G接続ができるiPhone 12 miniをラインナップに加えているが、現実的に考えてこちらのバッテリー容量も少ないはずだ。

AppleがiPhoneのバッテリー寿命について口を閉ざしているのは偶然ではない。というのもこれまでにiPhoneでは、バッテリー基準を徐々に「昨年モデルに準ずる」という考え方にシフトしていって、Appleはその後、毎年更新していた「バッテリーテスト情報」のページでの寿命測定値の公開を中止してしまっていたからだ。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:発見した、ある問題点(3/5)

SHARE:

iPhoneのMagSafeユーザーインターフェイスの曖昧さ (前からのつづき)MagSafe以前からiPhoneに実装されていたワイヤレス充電は曖昧なものだった。新世代でその曖昧さはより大きくなったようだ。「急速充電」を目玉とすることもあるAndroidとは異なり、iPhoneはこれまでユーザーに対して標準的な充電の代替手段を告知してこなかった。このことは5W・7.5Wワイヤレス充電以前からちょ…

iPhoneのMagSafeユーザーインターフェイスの曖昧さ

前からのつづき)MagSafe以前からiPhoneに実装されていたワイヤレス充電は曖昧なものだった。新世代でその曖昧さはより大きくなったようだ。「急速充電」を目玉とすることもあるAndroidとは異なり、iPhoneはこれまでユーザーに対して標準的な充電の代替手段を告知してこなかった。このことは5W・7.5Wワイヤレス充電以前からちょっとした問題だった。Appleのマーケティング戦略に反して、より高価な「iPhone専用」アクセサリのほうが速く充電できるというテスト結果はほとんど、もしくは全く見つかっていない。だが、MagSafeの登場で問題はますます大きくなった。

1つの問題点として、技術的にサポートされているiPhoneの大部分はMagSafeのほうが充電が速くなるとは明示していない。見栄えのよくないパックに39ドルを払い、ウォールアダプターを19ドルで購入しても、パフォーマンスが向上しない上にユーザー体験も良くならないのだ。iOS14.1がリリースされたばかりだが、iPhone 12以前のモデルでの実行で有線・無線充電の速度に関する手がかりはないままだ。ユーザーは知っていることしか分からないのだ。

最新のiPhone 12は、Apple Watchの磁気充電ドックと同じように、MagSafeでの充電開始時に稲妻を丸く囲むアニメーションが短時間だけ表示される。しかしそれだけだ。ホーム画面に戻ると、充電にどれほど長時間かかろうとも標準的な稲妻型のバッテリーアイコンが表示されるだけだ。特別なインジケーターは用意されていない。充電速度のインジケーターがないことで、選択肢が「低速」と「それほど低速ではないかもしれない」の二択しかなくても許されるのかもしれない。だがそこに「高速」という選択肢があるとよかっただろう。

筆者はAppleがユーザーインターフェイスに美しさを求めたことは理解する。充電の低速、中速、高速をアイコンの色、アニメーション、マークなどで区別しないほうがシンプルだ。しかしやはりここは電気自動車の充電のように100%となるまでにどのくらいの時間がかかるかが分かったほうがありがたいと思う。一般的かどうかは分からないが、iPhoneにとっても助けになるだろう。iPhoneは有線でのフル充電に2時間ではなく4時間かかることは確かだ。ユーザーもこのことを知っておくべきだ。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:充電時間や使い勝手はどうなる(2/5)

SHARE:

iPhoneにおけるMagSafeのハードウェア実装 (前からのつづき)Apple Watchの磁気充電ドックは1メートルのケーブルの先に直径1インチほどの磁気パックが付いているが、iPhoneのMagSafeには直径2インチを超える大きな磁気パックが付いている。個人的にこの差は大きい。 詳しくは述べないが、MagSafeの丸い磁気アタッチメントがiPhoneケースに付けるとどれほど見映えが悪いか…

AukeyのOmnia Miniは旧型のiPhone・Apple Watch用の5W USB充電器と同じフォームファクタで20W USB-C充電を行うことができる。Image credit: Jeremy Horwitz/VentureBeat

iPhoneにおけるMagSafeのハードウェア実装

前からのつづき)Apple Watchの磁気充電ドックは1メートルのケーブルの先に直径1インチほどの磁気パックが付いているが、iPhoneのMagSafeには直径2インチを超える大きな磁気パックが付いている。個人的にこの差は大きい。

詳しくは述べないが、MagSafeの丸い磁気アタッチメントがiPhoneケースに付けるとどれほど見映えが悪いか、あるいはiPhoneを持ち上げる時に手動で取り外さなければならないことについて、SNSで不満が見受けられたことは申し上げておく。こうした問題点は第2世代のMagSafeアクセサリでは解消されるだろうと思うが、現状、少し厄介だ。

Apple Watchはごく一般的なApple 5W USB電源アダプタ(最近までiPhoneとWatchに同梱されていたアイテム)で充電できる。しかしMagSafeには新型の20W USB-Cウォールアダプタが必要だ。ほとんどのコンピューターのUSB-Cポートではフルスピードで動作しないが、最新のAppleのラップトップか、おそらく他のMacからであれば3アンペアの電力を引き出すことができる。大部分のユーザーはウォールアダプタを利用したいと考えるだろうが、iPhoneにはAppleの19ドルのパワーキューブも39ドルのMagSafeも付属してこない。上の写真のAukeyの新しいOmnia Miniを使用すれば数ドルといくらかの物理的スペースの節約になる。しかもAppleのアダプターと同じ20WのUSB-C出力を、はるかに小さいフォームファクタで提供してくれる。

Appleなどのメーカーが充電電力を測定する方法として「15W」「18W」「20W」といった数字を挙げてきたが、実際のところこれはどういう意味なのだろうか?

簡単にいうと、数値が大きいほど「ピーク時の」バッテリー充電速度が速くなる。ただし現実的には充電システムというものは、ずっとピーク速度で充電するわけではなく、バッテリーの損傷を防ぐために速度を落とす。バッテリーのサイズはデバイスごとに異なるため、最も簡潔なのはバッテリー残量が0%から100%になる時間を表示することだ。また、現在の有線充電システムにおいては2時間充電が一般的だ(最先端ではないが)。

以前、iPhoneのワイヤレス充電と有線充電の速度には大きな差があった。大まかに言えばその差は2時間どころか4時間もあった。しかしiPhone 12シリーズではおおむね解消されている。2017年のiPhone 8・iPhone Xを皮切りに、AppleはQi認定5Wワイヤレス充電と、Apple純正アクセサリでのみ使用できる独自の「iPhone専用」7.5Wワイヤレスのサポートを開始した。

それでも、ワイヤレス充電はモデルによっては4時間以上かかる場合がある。現時点でiPhone 12が15Wワイヤレス充電をサポートしているとは言え、実際にはMagSafeを使用して有線並みの約2時間で充電できるモデルもあるだろう。

その速度を実現するにはiPhone 12に20WのウォールアダプターとMagSafeが必要だ。パック内とiPhone内の磁石が充電コイルの位置を正確に合わせてくれる。これは古いiPhoneには物理的に不可能な技だ。技術的には、MagSafeは前述の8およびXのような古いiPhoneとも下位互換性がある(Appleのオンラインストアもそう謳っている)。

だがそうしたiPhoneの背面にはパックの磁石がしっかりと取り付けられないので、結果的に充電速度はQiよりも劣る。筆者がiPhone 11 ProでMagSafeをテストしたところ、30%から100%に達するのに4時間近くかかった。これはMagSafe以外の充電器と同じくらい遅い。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:「完全ワイヤレス充電」への道の始まり(1/5)

SHARE:

2020年も待望の終わりに近づく中、ワイヤレス充電技術はそれなりに一般的になり、ある程度手頃な価格となった。従来の電源ケーブルをいじくり回すよりも遥かに便利だ。消耗したスマートフォンやウォッチ、Bluetoothイヤホンを12ドルや20ドルの誘導充電パッドの上にポンと置くだけで、数時間後にはフル充電したものを手に入れることができる。 しかし、ここにきてワイヤレス充電は混乱を巻き起こそうとしている。…

Apple Watchのマグネット充電ケーブルとMagSafeクリアケース、AppleのiPhone用MagSafe充電器。Image Credit:Jeremy Horwitz/VentureBeat

2020年も待望の終わりに近づく中、ワイヤレス充電技術はそれなりに一般的になり、ある程度手頃な価格となった。従来の電源ケーブルをいじくり回すよりも遥かに便利だ。消耗したスマートフォンやウォッチ、Bluetoothイヤホンを12ドル20ドルの誘導充電パッドの上にポンと置くだけで、数時間後にはフル充電したものを手に入れることができる。

しかし、ここにきてワイヤレス充電は混乱を巻き起こそうとしている。そして意外に思うかもしれないが、Appleはその混乱の中心いるのだ。

先週、AppleはUSB-Cに取って代わられる前のMacBookに搭載されていた、あの磁気充電コネクタのトレードマーク「MagSafe」の名前を復活させた。電源につまずくことを心配していたコンピュータユーザーにとって、MagSafeは磁石で簡単に外れるにも関わらず、電源プラグのフルスピード充電を約束してくれる、まさに衝撃的な存在だった。

そして今、iPhone用のMagSafe充電器が登場したのだ。ーーびっくりするぐらいデカい金属とプラスチックのパックで、ある一定の条件下であれば特定のiPhoneにおいて充電速度と利便性の両方を約束してくれる。もちろん価格もプレミアムだ。

私の情報筋によると、2020年後半に実施されたMagSafe公開は、iPhoneが2021年に従来のコネクタから離れていくための第一歩になると考えられる。この動きはライバルたちがここ数年に示したものを追随したものになる。ここで予想されるのは、スマートフォンユーザーたちは今後このチャージプレートを探すよりも、ここにあるケーブルの方を気にし出すということだ。一方、完全ワイヤレス充電への移行は、どの企業にとっても、そして少なくともAppleにとってスムーズなものではない。

ではここからその理由を書いてみたいと思う。

5年以上の歳月をかけて

手始めとしてまず、2006年のMacBook版MagSafeを振り返ってみるのがいいだろう。実際にAppleは初代Apple Watchで完全ワイヤレス充電とデータのテスト始めている。2014年に発表され、2015年にリリースされたこのデバイスは、電源に磁気充電ケーブルを使用し、データ転送にはBluetoothとWi-Fiの組み合わせを使った。

AppleがUSBや独自のオールインワンコネクタを代替品として使用していなかったことについては誰も深く考えておらず、結果として理想的な充電速度とデータ転送速度には満たなかった、ということが判明した。

その後の技術革新により、Watchは磁気パックを使ってより速く充電できるようになり、Wi-FiやBluetoothのアップデートでデータをより速く送受信できるようになった。しかし同じような理屈で、iPhoneの電源コードやデータコードをカットするのは簡単なことではない。ワイヤレスの速度が有線のオプションに追いつくまでには時間がかかったのだ。

現時点で存在するものは、少なくともいくらかのユーザーにとって気にならない程度のものにはなった。というのも、以前のiPhoneは18ワットの有線充電をサポートしており、新しいiPhoneは15ワットのMagSafeワイヤレス充電をサポートしたからだ。

USB 3.0は最大5Gbpsの有線転送速度を約束しているが、Wi-Fi 6は1~5Gbpsのワイヤレス転送速度を約束しており、5Gセルラーネットワークはギガビット速度を自慢し始めるようになった。一方、Bluetooth 5は2Mbpsのバックアップデータ送信方法として機能する。一般的に言えば、ワイヤレス技術は移行の準備ができた、と言えるのだ。

ここの変遷については議論の余地がある。ある一部のユーザーはApple独自のLightningコネクタでやるのが大好きだろうし、他方、完全ワイヤレスでどうしてもやりたい人もいるだろう。またまた、iPhoneがUSB-Cコネクタに切り替わることを望んでいる人もいる。Androidみたいに。

しかし、だ。Appleは今回の件で静かに、USB-Cの採用よりも完全にiPhoneのコネクタを離れることを示したのだ。その方向性は明らかにワイヤレスへの道を指し示していると考えている。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

 

iPhone 12 Proの「LiDAR(ライダー)センサー」って何ができるの?ーーSnapがAR開発ツールをアップデート

SHARE:

SnapはAppleの最新のiPhone 12 Proスマートフォンで採用された「LiDAR(ライダー)センサー」を使った、クールなAR効果を作成できる拡張現実開発環境の新バージョンを発表した。 このソーシャル・チャット企業は、LiDARを活用したSnap Lensesが新世代のARの先駆けとなるだろうとしている。LiDARは光と測距を検出してくれるのだが、レーザーを使用して物体を照らし光が反射す…

SnapはAppleの最新のiPhone 12 Proスマートフォンで採用された「LiDAR(ライダー)センサー」を使った、クールなAR効果を作成できる拡張現実開発環境の新バージョンを発表した。

このソーシャル・チャット企業は、LiDARを活用したSnap Lensesが新世代のARの先駆けとなるだろうとしている。LiDARは光と測距を検出してくれるのだが、レーザーを使用して物体を照らし光が反射するまでの時間に基づいて、物体がどれくらい離れているかを判断する。iPhone 12 Proは10月23日、iPhone 12 Pro Maxは11月13日に出荷されるのだが、このどちらもLiDARスキャナーセンサーを搭載しており、周囲の物体の形状を検出し、その物体の表面にAR画像をより正確にマッピングすることで新たな臨場感を加えることができるのだ。

Snapは本日(原文掲載時は10月14日)Lens Studio 3.2を発表し、開発者がLiDARを活用してiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max用のLiDAR搭載Lensesを開発できるようになった。Snapによると、AR体験はよりシームレスに現実世界に重ね合わせることができ、Snapchatのカメラは映し出すシーンの計測メッシュを見ることができ、表面やオブジェクトの位置や意味をよりよく理解できるようになった、としている。

Snapは、この新しいレベルのシーン理解により、Lensesが周囲の世界とリアルに対話できるようになるとしている。iPhone 12 ProのA14 BionicとARKitソフトウェアを使用することで、開発者は何千ものARオブジェクトをリアルタイムでレンダリングし、没入感のある環境を作り出すことができるのだ。

Lens Studio 3.2の新しいインタラクティブなプレビューモードで開発者は、新しいiPhone 12 Proを手にする前に、Lensesを作成して実際にプレビューすることができる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

【5G iPhone 12 公開】搭載されたLidarスキャナの効果(4/4)

SHARE:

(前回からのつづき)AppleはiPhone 12 ProモデルにLidarスキャナを搭載した。これらは、ルームスキャンやARアプリケーションに使用されるだけでなく、動画や写真でより高速なオートフォーカスを可能にし、低照度のオートフォーカスの速度を6倍に向上させるとしている。 iPhone Xで導入された悪名高いスクリーンノッチはiPhone 12ファミリーで4度目の登場となった。伝統的な「自撮り…

ProとPro Macでカメラ性能が異なる・Image Credit : Apple

(前回からのつづき)AppleはiPhone 12 ProモデルにLidarスキャナを搭載した。これらは、ルームスキャンやARアプリケーションに使用されるだけでなく、動画や写真でより高速なオートフォーカスを可能にし、低照度のオートフォーカスの速度を6倍に向上させるとしている。

iPhone Xで導入された悪名高いスクリーンノッチはiPhone 12ファミリーで4度目の登場となった。伝統的な「自撮り」カメラと顔認証用の深度センサー、そしてイヤースピーカーを搭載する。Appleのライバルは、スクリーンの下にカメラを配置するといった方法で常に見せない模索を続けると共に、パンチングされたカメラホールやポップアップカメラといった視覚的に目立たないデザインを採用している。

iPhone 11 ファミリーと同様にAppleはそれぞれをガラス仕上げすることで各ファミリーを区別し、カラーバリエーションを用意した。Evan Blass氏のイベントでリークされた通り、標準的なiPhone 12 シリーズは背面がガラスで、ホワイト、ネイビーブルー、オレンジっぽい赤、アクアグリーン、iPhone 12 Proは背面が艶消しガラスでピカピカのゴールド、シルバー、スペースグレイに取って代わったグラファイト、パシフィックブルーとなった。ガラスで金属フレームをサンドイッチするという点ではiPhone 11と似ているが、今年のフレームはAppleがiPhone 4で採用したクラシックなフラットエッジに戻った。コーナーの角丸はこれまでのiPad Proモデルと似ている。

iPhone 12とiPhone 12 Proは10月16日に予約受付開始、10月23日に出荷。iPhone 12 miniとPro Maxは11月6日予約開始、11月13日から出荷が始まる。(編集部注:日本時間でもiPhone 12とiPhone 12 Proは16日予約で23日に販売開始、miniとPro Maxは11月6日予約で11月13日販売開始となっている)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

【5G iPhone 12 公開】A14 Bionicプロセッサと更に進化したカメラ(3/4)

SHARE:

(前回からのつづき)iPhone 12はTSMCの最新式5nmプロセスで製造されたSoCである「Apple A14 Bionic」プロセッサを搭載している。5nmスケールで製造されたチップは、前世代の7nmプロセッサよりも小さく、電力効率が高い。より多くのトランジスタを詰め込んでおり、同じ消費電力でより高い計算能力を発揮する。A14のトランジスタ数は118億であり、AppleはCPUとGPUのパフ…

前回からのつづき)iPhone 12はTSMCの最新式5nmプロセスで製造されたSoCである「Apple A14 Bionic」プロセッサを搭載している。5nmスケールで製造されたチップは、前世代の7nmプロセッサよりも小さく、電力効率が高い。より多くのトランジスタを詰め込んでおり、同じ消費電力でより高い計算能力を発揮する。A14のトランジスタ数は118億であり、AppleはCPUとGPUのパフォーマンスが他のスマートフォンチップよりも最大50%速いとしている。昨年のA13 Bionicと比較すると、CPUのパフォーマンスも20〜27%速く、グラフィックスのパフォーマンスも最大72%速くなっている。AI部門では、Appleは11 TOPS(1秒あたり11兆回の処理能力)を約束している。これにより、機械学習機能が以前のチップと比較して70〜80%向上するはずだ。

iPhone 11のデュアルカメラ(超広角・標準)デザインを維持しながら、iPhone 12の背面カメラは絞り値f/1.6、暗所での性能を高めるため光学的にアップグレードされている。Proにはそれぞれズームレンズが追加されているが、iPhone 12 Proには52mm相当の2倍光学ズーム、Pro Maxには65mm相当の2.5倍光学ズームとなっており、ユーザーにとって画面サイズ以外にも好みのモデルを選ぶ要素の1つとなりそうだ。Proモデルのイメージセンサーサイズの改善とDSLRスタイルのセンサーシフト光学式手ぶれ補正技術により、昨年のモデルよりも87%も多くの光を画素に集めることができるようになった。

アップデートされたナイトモード・Image Credit : Apple

iPhone12モデルの前面カメラと背面カメラはそれぞれコンピュテーショナルフォトグラフィーを使用してナイトモードがアップグレードされた。三脚使用時にはナイトモードのタイムラプス機能も新たに追加されている。ProについてはAppleは「Apple ProRAW」という新しいフォーマットを導入している。これはRAW画像形式に複数のほぼ同時露光の利点を組み合わせたもので、撮影者は露光後に画像のレベルを微調整し直すことができる。

4K/60fpsのDolby Vision対応HDRのサポートを含む、新しい10ビットHDR動画録画モードも導入されている。Qualcommは昨年12月にこの機能を備えたCPU、Snapdragonを発表したが、Appleは、iPhone 12 Proのカメラがこの機能を備えた初のスマートフォンカメラとなり、さらに、スマートフォンからダイレクトにDolby Vision HDR動画を編集することのできる初のデバイスになるだろうと主張している。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

【5G iPhone 12 公開】国際モデルは5G「ミリ波」非対応(2/4)

SHARE:

(前回からのつづき)またAppleは、iPhone 11 Proと同様のフォームファクタで大きめのディスプレイを持つiPhone 12 Pro(999ドル)とiPhone 12 Pro Max(1,099ドル)も発表した。標準的なiPhone 12モデルと同じく、Proのコントラスト比は2,000,000:1で輝度は1,200nitsだが、ケースの素材はサージカルステンレスを採用、IP68の防水防…

前回からのつづき)またAppleは、iPhone 11 Proと同様のフォームファクタで大きめのディスプレイを持つiPhone 12 Pro(999ドル)とiPhone 12 Pro Max(1,099ドル)も発表した。標準的なiPhone 12モデルと同じく、Proのコントラスト比は2,000,000:1で輝度は1,200nitsだが、ケースの素材はサージカルステンレスを採用、IP68の防水防塵性能で水深6mの耐水性を備えている。iPhone 12 ProおよびMaxは容量128GBからとなっているのに対し、iPhone 12およびminiモデルは64GB。キャリアによる価格の差はない。

すべてのモデルは、有線充電にApple独自のLightningコネクタを引き続き使用するが、ユニバーサルQiワイヤレス充電もサポートする。加えて、MagSafeと呼ばれるApple電源ソリューションも復活した。これは15ワットの速度で磁気誘導充電できるというもので、これまでのiPhoneのQi充電器の倍速にあたる。MagSafeは同梱ではなく39ドルで別売され、対応ケースは49ドルとなっている。有線アクセサリも少し変更された。Appleは、表面上は環境上の理由から、新しいiPhoneにUSB電源アダプターとイヤホン「EarPods」を同梱しないとしているが、USB-CからLightningへのケーブルは4つのモデルすべてに付属する。

5Gに関してはAppleによると米国版iPhone 12は低、中、高の5G帯域をサポートするが、国際モデルは高周波帯域(ミリ波)非対応となっている。使用地域に関係なく、iPhone 12では「Smart Data Mode」によって4Gネットワ​​ークと5Gネットワ​​ークを自動的に切り替え、バッテリーのパフォーマンスを向上させる。Appleは理想的な条件下で低・中帯域(Sub-6)のテストを国際的に行った結果、iPhone 12は最大速度3.5Gbpsだったとしている(米国のミリ波速度は最大4Gbps、平均1Gbps)。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

【Apple 5G戦略】5Gの先を見据えたAppleの戦略(5/5)

SHARE:

ウルトラワイドバンド(UWB)にWi-Fi、Bluetooth (※編集部注:この記事はAppleの発表会の直前に公開されたJeremy記者の考察コラムです) (前回からのつづき)iPhone 12発表会では、5GとA14 Bionic以外にもおそらくいくつか新機能の発表があることは予想できる。 ウルトラワイドバンド:2019年9月、アップルは謎の新しいU1チップをiPhone 11に実装し、詳細…

Appleの「Find My」アプリは近い将来、アクセサリーの追跡も可能になる・Image Credit: Jeremy Horwitz/VentureBeat

ウルトラワイドバンド(UWB)にWi-Fi、Bluetooth

(※編集部注:この記事はAppleの発表会の直前に公開されたJeremy記者の考察コラムです)

(前回からのつづき)iPhone 12発表会では、5GとA14 Bionic以外にもおそらくいくつか新機能の発表があることは予想できる。

ウルトラワイドバンド:2019年9月、アップルは謎の新しいU1チップをiPhone 11に実装し、詳細な位置情報提供に留まらず、将来的には「驚くべき」新機能へ繋がると説明していた。しかしそれ以降話題に上がることはなく、先月のApple Watch Series 6で久々に登場した。強いて言えば、iPhone 11でエアドロップを利用した際の転送リンクアップに役立っているくらいだろう。注目すべきなのは、U1は2020年に発表されたiPhone SE, iPad Pro、iPad Air、iPad、またApple Watch SEでは触れられておらず、Appleにとっての重要度が下がっていることだ。

そのため、U1はAppleの位置情報追跡機能を支えるために活用され、噂されるApple Tag・AirTagsなどで登場するのではないだろうか。同社ウェブサイトの「Hi, Speed」グラフィックはパック型のTagをベースとしているとの憶測も飛んでいる。

Wi-Fi 6E: AppleはiPhone 11でWi-Fi 6サポートを発表し、最新のiPadは同様の規格を採用、かつデュアルバンド(2.4GHz、5Ghz)にも対応している。その最新版となるWi-Fi 6Eは既に発表されており、特定地域でより速い接続を可能とするという。しかし、iPhone 12で採用となるかはまだ未定だが、Qualcomnが既にリリース済みなことを踏まえれば可能性はあるだろう。

Bluetooth 5.2:Wi-Fi 6Eと同じQualcomnチップには、最新のBluetooth 5.2が実装されており、LE Audioと呼ばれる新機能が追加されている。これは、バッテリー消費を抑え、従来の約半分の遅延クオリティーを実現している。こちらも、iPhone 12で実装されるかは未定だが、可能性は高いと言えるだろう。

5Gの先に

iPhone 12自体にはそこまで期待は高くないものの、AppleがiPhone 12を中心に一体どういった発表会を作り上げるのかにはとても興味がある。確かに5Gネットワークはそこまで完ぺきではないものの、デバイス自体の満足度は非常に高くなるのではないだろうか。とはいえ、今この時点で5Gデバイスを買う必要はあるのだろうか?という疑問が湧くのは当然だろう。

一方、iPhoneのようなブランドデバイスの場合、新機能はやはり大きなセールスポイントになる。

それを踏まえると、近年のAppleは将来のテクノロジー発展を踏まえた戦略を歩んでいるように思える。3D Touchや次のビッグウェーブのためのLidar、U1などがその典型例だろう。だからこそ、発表会では5Gが一般的になった世界でどういったソフトウェアやサービス体験を計画しているのかについて触れられることを期待している。

FaceTimeやAR、CPU、GPUs、ワイヤレスチップやカメラなどが5Gを通してさらに進化することは疑いの余地がない。現時点における課題は明確で、いったい誰が、そしてどのように5Gネットワークを大規模構築していくのかである。4Gより少々パフォーマンスが改善された5Gなど、だれも望んでいないのだから。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】