特集:iPhone12 vs Pixel 5

iPhone 12:4Gと5G、前モデルとのバッテリー比較テスト結果(3/4)

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(前からのつづき)Appleは3つのバッテリーサイズをもつ4種類のデバイスを提供することによって問題を解決しようとした。バッテリーのパフォーマンスをどのくらい妥協できるかを顧客の判断に委ねたのだ。 Tom’s Guideが実施した初期のバッテリーテストでは、ミッドレンジのiPhone 12とiPhone 12 Proのみが対象だった。これらは同じバッテリーを搭載し、同じ5Gハードウェア…

発表会で示されたiPhoneとWatchを同時に充電できるステーション/Image Credit : Apple

前からのつづき)Appleは3つのバッテリーサイズをもつ4種類のデバイスを提供することによって問題を解決しようとした。バッテリーのパフォーマンスをどのくらい妥協できるかを顧客の判断に委ねたのだ。

Tom’s Guideが実施した初期のバッテリーテストでは、ミッドレンジのiPhone 12とiPhone 12 Proのみが対象だった。これらは同じバッテリーを搭載し、同じ5Gハードウェアを備えている。それぞれ時間数は異なるものの、5Gを使用した場合の駆動時間は4Gを使用した場合に比べて2時間短くなった。

通信キャリアによっても異なる。T-MobileのネットワークのiPhone 12 Proは、AT&TネットワークのiPhone 12よりも5Gで40分以上、4Gで1時間長く駆動した。これが4G接続の併用に頼らないT-Mobileの5Gスタンドアロンを使用したからかどうかは分からないし、複雑な問題だが、なぜAppleが国際的な顧客基盤に対して5Gバッテリーの保証を行わなかったのかのヒントではある。

たとえそうでも、規定文書からこのモデルの一般的な意味でのバッテリー特性を理解することができる。iPhone 12とiPhone 12 Proのバッテリーは2,815ミリアンペアであり、iPhone 11の3,110ミリアンペアおよびiPhone 11 Proの3,046ミリアンペアと比較してエネルギー容量はおよそ7.5%から10%低下している。

来月のリリースでは、iPhone 12 miniのバッテリーは2,227ミリアンペア(iPhone 11よりも28%小さく、iPhone 12よりも21%小さい)なのに対し、iPhone 12 Pro Maxは3,687ミリアンペアのセルを持ち、iPhone 11 Pro Maxの3,969ミリアンペアよりも容量が7%ほど小さい。

記者の質問に対し、Appleは一般的に新しいCPU、スクリーンの向上、ソフトウェアのアップデートなど他に効率の改善が見込まれる可能性があるため、iPhoneシリーズでは毎年のバッテリー容量の低下は問題ではないと述べている。

しかしTom’s Guideのテストによると、4Gに関してはiPhone 11よりもiPhone 12の方が53分低下し、一方、iPhone 11 ProよりもiPhone 12 Proの方が1時間向上した。この差異の原因はネットワークの違いかもしれないが、別の要因かもしれない。テスターを混乱させる要因は他にもたくさんあることは疑いないだろう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:MagSafeが描く完全ワイヤレスの未来(5/5)

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MagSafeの未来は? (前回からのつづき)Appleが来年にはiPhoneで電源とデータの両面で完全にワイヤレスになるという保証はないが、MagSafeは確かにその傾向を示しているように見えるため、今後の状況がどうなっていくのか非常に興味がある。39ドルのMagSafe Chargerへの投資が価値あるものだという確信を私はまだ持てないが、待っているiPhone 12 Proに大きなメリットが…

Appleの49ドルのiPhone 12用クリアケースは、アクセサリを取り付けるためのマグネットリングが背面についた透明プラスチック製/Image Credit: Jeremy Horwitz/VentureBeat

MagSafeの未来は?

(前回からのつづき)Appleが来年にはiPhoneで電源とデータの両面で完全にワイヤレスになるという保証はないが、MagSafeは確かにその傾向を示しているように見えるため、今後の状況がどうなっていくのか非常に興味がある。39ドルのMagSafe Chargerへの投資が価値あるものだという確信を私はまだ持てないが、待っているiPhone 12 Proに大きなメリットが見られなかった場合は返すことになるかもしれない。 私の現在のワイヤレス充電ソリューションは、ほぼすべての状況で十分に機能し、プラスチック製のAppleケースに49ドル、特別なACアダプタに追加のドルを費やす必要はない。

とはいえ、Apple Watchの磁気充電ケーブルとiPhoneのこれまでのLightningコネクタの息の長さを考えれば、Appleが近い将来に小型やより優れたiPhone磁気充電ソリューションを出す可能性は低いと思われるため、最終的にはMagSafeのエコシステムを購入する可能性はある。 完璧でなくともiPhoneはソフトウェアの更新によって改善されていく一方MagSafeはそうはならないため、時間が経てば経つほどに普及し、より重要になってくるだけだと私は推測する。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:デスクや車、ポケットの中で利用するMagSafe(4/5)

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デスクやナイトスタンド、車やポケットの中で利用するMagSafe (前回からのつづき)MagSafeのもう1つの課題は、水平方向と垂直方向に最適な位置と角度を見つけることだ。Appleは早い段階で、ユーザは金やスチールバンドのApple Watchをナイトスタンドや机の上に置いたままにしておきたくないだろうと予想し、時計を直立させて充電できる磁気充電ドックを作成した。有線のiPhoneドックは、デ…

Case-MateのPower Pad Proのようなマルチデバイスチャージャーは、よりリーズナブルでより優れた充電の利便性を提供するが、iPhoneの充電スピードはMagSafeほどではない/Image Credit: Jeremy Horwitz/VentureBeat

デスクやナイトスタンド、車やポケットの中で利用するMagSafe

(前回からのつづき)MagSafeのもう1つの課題は、水平方向と垂直方向に最適な位置と角度を見つけることだ。Appleは早い段階で、ユーザは金やスチールバンドのApple Watchをナイトスタンドや机の上に置いたままにしておきたくないだろうと予想し、時計を直立させて充電できる磁気充電ドックを作成した。有線のiPhoneドックは、デバイスが垂直から少しだけ傾いた角度になるものが長期間採用されている。Appleは代わりにAirPowerと呼ばれる平面のマルチデバイス対応ワイヤレス充電パッドを発表したが、リリース前に発売中止となったことで悪名高く、市場には多くの競合製品が溢れている。

AppleはMagSafeで何か違う試みをしていることが明らかになった。 MagSafe Duoと呼ばれる折りたたみ式のAppleWatchとiPhoneに対応した充電ソリューションを発表したが、発売日も価格も公表していない。これは、両方のデバイスそれぞれが別の磁気充電盤を利用する設計のようだ。

AirPowerと同様に、iPhoneの画面は水平になり(ナイトスタンドでは見づらく、机に置く方が最適だろう)、iPhoneを取り外したときにも、安定して充電面が水平な状態を保つために十分な重さがあると思われる。これでデバイスをMagSafeから外す際に手動で取り外さなくていはいけないのでは、というここ最近の懸念は解消されたが、AppleはMagSafeDuoに最低でも120ドルの値段をつけようとしている。

個人的にはMagsafeよりも早く、Case-MateのPower Pad Pro(記事冒頭の画像)のようなマルチデバイス向けの卓上充電器を入手することになるだろう。これはiPhoneとApple Watchの画面を直立させて表示し、AirPodsを充電するための専用スペースも備えている。私はこの100ドルのアクセサリをここ一週間ほど使用しているが、MagSafeほど充電が速くなくても、はるかに実用的なソリューションだと思っている。

MagSafeを使用した自動車ソリューションは、素晴らしい結果にもひどい結果にもなり得る可能性がある。 AppleがiPhone 12を発表したことで、BelkinがエレガントなMagSafe車載マウントの発売に向けて取り組んでいることが明らかとなり、多くの人は充電機能も含まれていると考えていた。

ーー MagSafeというのは充電機を意味しますよね?/回答:いいえ、電源インターフェースのない40ドルの磁気マウントです。(訳注:Belkinの該当製品は充電機能はついていない)

AppleとBelkinは、ほとんどの車にUSB-Cポートもしくは20ワット出力の電源はなく、代わりにAppleのCarPlayナビゲーション・エンターテインメント系ソフトウェアで使用するための5ワットのUSB-Aポートがある状況を踏まえ、MagSafeとワイヤレスのCarPlayデータインターフェイスへの移行を検討していると考えるのが妥当だろう。

どんな理由かはさておき、AppleはiPhoneに取り付けてポケットに入れておける革製のMagSafeカードウォレットなどのソリューションも推進しているが、カードを取り出したり、MagSafeで充電する場合にはこれをいちいち取り外す必要がある。私はあまり意味を感じないが、Appleは人々が喜んで買うであろう59ドルの革財布を売るだけで満足しているに違いない。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone 12:5Gなのにバッテリーが小さくなった「mini」の盲点

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(前回からのつづき)Verizonの大規模な5Gマーケティングキャンペーンは、「5G built right」というキーワードを掲げ、5Gが提供するネットワーク性能の高速化を謳っている。ただ、ネットワーク性能は5Gデバイスの性能にも大きく依存するため、例えば最低でもユーザーにバッテリー消費を心配させない設計は求められるだろう。 だからAppleが選択したデバイスの縮小化は、バッテリー持ちの観点では…

(前回からのつづき)Verizonの大規模な5Gマーケティングキャンペーンは、「5G built right」というキーワードを掲げ、5Gが提供するネットワーク性能の高速化を謳っている。ただ、ネットワーク性能は5Gデバイスの性能にも大きく依存するため、例えば最低でもユーザーにバッテリー消費を心配させない設計は求められるだろう。

だからAppleが選択したデバイスの縮小化は、バッテリー持ちの観点では大きな足かせになるかもしれない。デバイスの早期レビュアーは、実際のユーザーにとっては重要となるにもかかわらず、この観点を見過ごしているのだ。iPhone 12 miniは、世界で最も小さく、薄く、そして軽い5G対応スマホになるかもしれない。しかし、バッテリー消費にデバイスが耐えられるのかは非常に疑問である。

Image Credit : Apple

その一方、世界の様相は多くの点で特異な状態に変わってきており、バッテリー消費が問題にならない可能性もある。米国などの幾つかの国では、通勤サイクルが極端に減少していてバッテリーに対する懸念は少なくなっている。とはいえ、例えば5Gダウンロードのために莫大な電力を使用したり、2つのセルラー接続を同時に維持することが5G対応デバイスには強制されるため不安はぬぐえない。ただ、いくつかの地域と状況では、既存の4Gモデルデバイスと比べても5Gデバイスの方が電力消費が低い傾向を見せるケースもあることが報告されている(次につづく)

ドイツで進むローカル5Gの普及と日本の現在地

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ピックアップ―:Germany likely to see many more private 5G networks ニュースサマリ―:2020年9月に、ドイツの通信産業を監督する連邦ネットワーク庁(BNetzA)が、ローカル5Gネットワークを展開するべく、公共部門民間部門合わせて74件のライセンスを付与したと発表した。この数字は同年4月発表時点の33件の2倍以上に及び、ローカル5G活用が積極的…

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ピックアップ―:Germany likely to see many more private 5G networks

ニュースサマリ―:2020年9月に、ドイツの通信産業を監督する連邦ネットワーク庁(BNetzA)が、ローカル5Gネットワークを展開するべく、公共部門民間部門合わせて74件のライセンスを付与したと発表した。この数字は同年4月発表時点の33件の2倍以上に及び、ローカル5G活用が積極的に推進されている。

重要なポイント:ここで付与されるローカル5Gネットワークは、基本はドイツが国家を上げて推進するインダストリー4.0のシナリオでの活用が期待されているが、農業や林業といった他の領域での活用の期待もされている。

詳細情報:上記のようにライセンスを付与された企業には、NTT DATA Deutschland GmbHのようなSI企業、ローデシュワルツのようなエレクトロニクス企業、AudiやMercedesといった自動車メーカー、Bayerischer Rundfunkのような放送局など多岐に渡る。

  • ドイツでは、大企業や研究機関によって既にコネクテッドな都市交通やスマートグリッド、スマート工場といった様々なトピックで5G関連のプロジェクトが走っている。
  • 日本の総務省によるとローカル5Gとは、携帯電話事業者による全国向け5Gサービスとは別に、地域の企業や自治体等が自らの建物や敷地内でスポット的に柔軟に自営のネットワークを構築するシステムを指す。キャリアの提供する5Gサービスとの相違点は、(1)携帯事業者によるエリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先⾏して構築可能(2)⽤⽤途に応じて必要となる性能を柔軟に設定することが可能(3)他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくいといった相違点がある。
  • 日本国内では富士通が2020年3月に国内初で商用のローカル5Gの無線局免許を取得し、ローカル5Gシステムの運用を開始したことを皮切りに、ローカル5Gを活用した実証実験が活発化しつつある。ここでは、多地点カメラで収集した高精細映像のデータ伝送にローカル5Gを活用し、AIによる人の様々な動作解析で、不審行動などを早期に検知するセキュリティシステムを実現し、建物内の防犯対策強化を目指す。
  • 2020年10月に「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」における実証内容が決定。既に、トヨタ自動車株式会社のMR技術を活用した遠隔作業支援やNTTデータ経営研究所の遠隔医療を始めとして、製造業・医療・農林水産業・流通業・観光業など様々なインダストリーで実証実験の実施が決まっている。
  • 富士通が日本マイクロソフトとローカル5Gを活用してリアルタイムに施設内のデータを可視化するシステムの有効性を検証したが、これはローカル5Gとクラウド環境を結合することでネットワークやアプリケーション処理の負荷に応じた最適なシステムを実現した点が特徴。
  • 川崎重工業、オプテージ、べニックソリューションでスマートファクトリーの実現に向けた実証実験を10月から開始。川崎重工播磨工場で運用中の遠隔操縦で熟練作業者の動きを再現するロボットシステム「Successor(R)-G」で、高精密画像の無線伝送による操作性の検証。将来的には、ローカル5Gを整備した工場間や工場と建設現場間を高速の光通信で接続し遠隔地でのロボットの操作を目指す。
  • 東京都とNTT東日本、NTTアグリテクノロジーの3社はローカル5Gを活用した最先端農業の実装に向けた連携協定の締結をしたように、企業同士の提携はもちろん自治体と企業が提携する事例も出てきている。

背景:電子情報技術産業協会によると、ローカル5Gの市場規模が、国内では、2020年時点で62億円のところが2030年には1兆3千億円とCAGR71.3%で成長し、グローバルでは、2020年時点で1,000億円のところが2030年には10.8兆円へとCAGR65%の成長が見込まれ、いずれも非常に大きいビジネスポテンシャルが想定されている。

執筆:國生啓佑/編集:岩切絹代

iPhone 12:5Gになって気になるのは「バッテリーの持ち」(1/4)

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これまで包括的なiPhoneのレビューを書いていた経験から言えるのだが、最も時間のかかるテストが結構重要だったりする。例えばバッテリーが実世界の条件の下で本当に持つかどうかを確認する評価がそれだ。Appleはいつも3Gと4Gの通話時間やインターネットアクセス、ビデオ再生といった異なる数字において、特定の保証をしている。しかし、熱心なレビュアーによってそれらAppleの公式の数字は常に正確でないこと…

Image Credit: Apple

これまで包括的なiPhoneのレビューを書いていた経験から言えるのだが、最も時間のかかるテストが結構重要だったりする。例えばバッテリーが実世界の条件の下で本当に持つかどうかを確認する評価がそれだ。Appleはいつも3Gと4Gの通話時間やインターネットアクセス、ビデオ再生といった異なる数字において、特定の保証をしている。しかし、熱心なレビュアーによってそれらAppleの公式の数字は常に正確でないことが発見されている。例えばデバイスがあるタスクについては謳ってる時間より遥かに長く動く一方、別のものでは早々にシャットダウンする、みたいな話だ。

ここで2つの裏話を紹介しよう。まず、これらのテストを公正かつ一貫して実施することは、レビュアーにとって本当にひどいプロセスになる。二つ目。バッテリーの寿命は、新しいセルラー世代が出たばかりのタイミングでは特に重要になる。特に5G接続はいくつかの条件下で急速にバッテリーを消耗させる。通勤している人は仕事から帰宅した時点で十分な電力が残っていないだろうし、他の何百万人ものユーザー(経営者、従業員、そして学生)は電力不足に陥る可能性がある。日中に充電でもしない限り、日が暮れる前にバッテリーはほぼ死ぬことになる。

ちなみに初期のAndroid 5Gスマートフォンの数々は、こういった懸念を予想して大きなバッテリーを搭載していた。

しかし、だ。なんと5GのiPhoneは逆の方向に行ったのだ。iPhone 12, 12 Pro、12 Pro Maxは前のモデルよりバッテリーが小さい。Appleは同じく5G接続ができるiPhone 12 miniをラインナップに加えているが、現実的に考えてこちらのバッテリー容量も少ないはずだ。

AppleがiPhoneのバッテリー寿命について口を閉ざしているのは偶然ではない。というのもこれまでにiPhoneでは、バッテリー基準を徐々に「昨年モデルに準ずる」という考え方にシフトしていって、Appleはその後、毎年更新していた「バッテリーテスト情報」のページでの寿命測定値の公開を中止してしまっていたからだ。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

iPhone12・MagSafe復活:発見した、ある問題点(3/5)

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iPhoneのMagSafeユーザーインターフェイスの曖昧さ (前からのつづき)MagSafe以前からiPhoneに実装されていたワイヤレス充電は曖昧なものだった。新世代でその曖昧さはより大きくなったようだ。「急速充電」を目玉とすることもあるAndroidとは異なり、iPhoneはこれまでユーザーに対して標準的な充電の代替手段を告知してこなかった。このことは5W・7.5Wワイヤレス充電以前からちょ…

iPhoneのMagSafeユーザーインターフェイスの曖昧さ

前からのつづき)MagSafe以前からiPhoneに実装されていたワイヤレス充電は曖昧なものだった。新世代でその曖昧さはより大きくなったようだ。「急速充電」を目玉とすることもあるAndroidとは異なり、iPhoneはこれまでユーザーに対して標準的な充電の代替手段を告知してこなかった。このことは5W・7.5Wワイヤレス充電以前からちょっとした問題だった。Appleのマーケティング戦略に反して、より高価な「iPhone専用」アクセサリのほうが速く充電できるというテスト結果はほとんど、もしくは全く見つかっていない。だが、MagSafeの登場で問題はますます大きくなった。

1つの問題点として、技術的にサポートされているiPhoneの大部分はMagSafeのほうが充電が速くなるとは明示していない。見栄えのよくないパックに39ドルを払い、ウォールアダプターを19ドルで購入しても、パフォーマンスが向上しない上にユーザー体験も良くならないのだ。iOS14.1がリリースされたばかりだが、iPhone 12以前のモデルでの実行で有線・無線充電の速度に関する手がかりはないままだ。ユーザーは知っていることしか分からないのだ。

最新のiPhone 12は、Apple Watchの磁気充電ドックと同じように、MagSafeでの充電開始時に稲妻を丸く囲むアニメーションが短時間だけ表示される。しかしそれだけだ。ホーム画面に戻ると、充電にどれほど長時間かかろうとも標準的な稲妻型のバッテリーアイコンが表示されるだけだ。特別なインジケーターは用意されていない。充電速度のインジケーターがないことで、選択肢が「低速」と「それほど低速ではないかもしれない」の二択しかなくても許されるのかもしれない。だがそこに「高速」という選択肢があるとよかっただろう。

筆者はAppleがユーザーインターフェイスに美しさを求めたことは理解する。充電の低速、中速、高速をアイコンの色、アニメーション、マークなどで区別しないほうがシンプルだ。しかしやはりここは電気自動車の充電のように100%となるまでにどのくらいの時間がかかるかが分かったほうがありがたいと思う。一般的かどうかは分からないが、iPhoneにとっても助けになるだろう。iPhoneは有線でのフル充電に2時間ではなく4時間かかることは確かだ。ユーザーもこのことを知っておくべきだ。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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iPhone12・MagSafe復活:充電時間や使い勝手はどうなる(2/5)

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iPhoneにおけるMagSafeのハードウェア実装 (前からのつづき)Apple Watchの磁気充電ドックは1メートルのケーブルの先に直径1インチほどの磁気パックが付いているが、iPhoneのMagSafeには直径2インチを超える大きな磁気パックが付いている。個人的にこの差は大きい。 詳しくは述べないが、MagSafeの丸い磁気アタッチメントがiPhoneケースに付けるとどれほど見映えが悪いか…

AukeyのOmnia Miniは旧型のiPhone・Apple Watch用の5W USB充電器と同じフォームファクタで20W USB-C充電を行うことができる。Image credit: Jeremy Horwitz/VentureBeat

iPhoneにおけるMagSafeのハードウェア実装

前からのつづき)Apple Watchの磁気充電ドックは1メートルのケーブルの先に直径1インチほどの磁気パックが付いているが、iPhoneのMagSafeには直径2インチを超える大きな磁気パックが付いている。個人的にこの差は大きい。

詳しくは述べないが、MagSafeの丸い磁気アタッチメントがiPhoneケースに付けるとどれほど見映えが悪いか、あるいはiPhoneを持ち上げる時に手動で取り外さなければならないことについて、SNSで不満が見受けられたことは申し上げておく。こうした問題点は第2世代のMagSafeアクセサリでは解消されるだろうと思うが、現状、少し厄介だ。

Apple Watchはごく一般的なApple 5W USB電源アダプタ(最近までiPhoneとWatchに同梱されていたアイテム)で充電できる。しかしMagSafeには新型の20W USB-Cウォールアダプタが必要だ。ほとんどのコンピューターのUSB-Cポートではフルスピードで動作しないが、最新のAppleのラップトップか、おそらく他のMacからであれば3アンペアの電力を引き出すことができる。大部分のユーザーはウォールアダプタを利用したいと考えるだろうが、iPhoneにはAppleの19ドルのパワーキューブも39ドルのMagSafeも付属してこない。上の写真のAukeyの新しいOmnia Miniを使用すれば数ドルといくらかの物理的スペースの節約になる。しかもAppleのアダプターと同じ20WのUSB-C出力を、はるかに小さいフォームファクタで提供してくれる。

Appleなどのメーカーが充電電力を測定する方法として「15W」「18W」「20W」といった数字を挙げてきたが、実際のところこれはどういう意味なのだろうか?

簡単にいうと、数値が大きいほど「ピーク時の」バッテリー充電速度が速くなる。ただし現実的には充電システムというものは、ずっとピーク速度で充電するわけではなく、バッテリーの損傷を防ぐために速度を落とす。バッテリーのサイズはデバイスごとに異なるため、最も簡潔なのはバッテリー残量が0%から100%になる時間を表示することだ。また、現在の有線充電システムにおいては2時間充電が一般的だ(最先端ではないが)。

以前、iPhoneのワイヤレス充電と有線充電の速度には大きな差があった。大まかに言えばその差は2時間どころか4時間もあった。しかしiPhone 12シリーズではおおむね解消されている。2017年のiPhone 8・iPhone Xを皮切りに、AppleはQi認定5Wワイヤレス充電と、Apple純正アクセサリでのみ使用できる独自の「iPhone専用」7.5Wワイヤレスのサポートを開始した。

それでも、ワイヤレス充電はモデルによっては4時間以上かかる場合がある。現時点でiPhone 12が15Wワイヤレス充電をサポートしているとは言え、実際にはMagSafeを使用して有線並みの約2時間で充電できるモデルもあるだろう。

その速度を実現するにはiPhone 12に20WのウォールアダプターとMagSafeが必要だ。パック内とiPhone内の磁石が充電コイルの位置を正確に合わせてくれる。これは古いiPhoneには物理的に不可能な技だ。技術的には、MagSafeは前述の8およびXのような古いiPhoneとも下位互換性がある(Appleのオンラインストアもそう謳っている)。

だがそうしたiPhoneの背面にはパックの磁石がしっかりと取り付けられないので、結果的に充電速度はQiよりも劣る。筆者がiPhone 11 ProでMagSafeをテストしたところ、30%から100%に達するのに4時間近くかかった。これはMagSafe以外の充電器と同じくらい遅い。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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iPhone12・MagSafe復活:「完全ワイヤレス」への道の始まり(1/5)

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2020年も待望の終わりに近づく中、ワイヤレス充電技術はそれなりに一般的になり、ある程度手頃な価格となった。従来の電源ケーブルをいじくり回すよりも遥かに便利だ。消耗したスマートフォンやウォッチ、Bluetoothイヤホンを12ドルや20ドルの誘導充電パッドの上にポンと置くだけで、数時間後にはフル充電したものを手に入れることができる。 しかし、ここにきてワイヤレス充電は混乱を巻き起こそうとしている。…

Apple Watchのマグネット充電ケーブルとMagSafeクリアケース、AppleのiPhone用MagSafe充電器。Image Credit:Jeremy Horwitz/VentureBeat

2020年も待望の終わりに近づく中、ワイヤレス充電技術はそれなりに一般的になり、ある程度手頃な価格となった。従来の電源ケーブルをいじくり回すよりも遥かに便利だ。消耗したスマートフォンやウォッチ、Bluetoothイヤホンを12ドル20ドルの誘導充電パッドの上にポンと置くだけで、数時間後にはフル充電したものを手に入れることができる。

しかし、ここにきてワイヤレス充電は混乱を巻き起こそうとしている。そして意外に思うかもしれないが、Appleはその混乱の中心いるのだ。

先週、AppleはUSB-Cに取って代わられる前のMacBookに搭載されていた、あの磁気充電コネクタのトレードマーク「MagSafe」の名前を復活させた。電源につまずくことを心配していたコンピュータユーザーにとって、MagSafeは磁石で簡単に外れるにも関わらず、電源プラグのフルスピード充電を約束してくれる、まさに衝撃的な存在だった。

そして今、iPhone用のMagSafe充電器が登場したのだ。ーーびっくりするぐらいデカい金属とプラスチックのパックで、ある一定の条件下であれば特定のiPhoneにおいて充電速度と利便性の両方を約束してくれる。もちろん価格もプレミアムだ。

私の情報筋によると、2020年後半に実施されたMagSafe公開は、iPhoneが2021年に従来のコネクタから離れていくための第一歩になると考えられる。この動きはライバルたちがここ数年に示したものを追随したものになる。ここで予想されるのは、スマートフォンユーザーたちは今後このチャージプレートを探すよりも、ここにあるケーブルの方を気にし出すということだ。一方、完全ワイヤレス充電への移行は、どの企業にとっても、そして少なくともAppleにとってスムーズなものではない。

ではここからその理由を書いてみたいと思う。

5年以上の歳月をかけて

手始めとしてまず、2006年のMacBook版MagSafeを振り返ってみるのがいいだろう。実際にAppleは初代Apple Watchで完全ワイヤレス充電とデータのテスト始めている。2014年に発表され、2015年にリリースされたこのデバイスは、電源に磁気充電ケーブルを使用し、データ転送にはBluetoothとWi-Fiの組み合わせを使った。

AppleがUSBや独自のオールインワンコネクタを代替品として使用していなかったことについては誰も深く考えておらず、結果として理想的な充電速度とデータ転送速度には満たなかった、ということが判明した。

その後の技術革新により、Watchは磁気パックを使ってより速く充電できるようになり、Wi-FiやBluetoothのアップデートでデータをより速く送受信できるようになった。しかし同じような理屈で、iPhoneの電源コードやデータコードをカットするのは簡単なことではない。ワイヤレスの速度が有線のオプションに追いつくまでには時間がかかったのだ。

現時点で存在するものは、少なくともいくらかのユーザーにとって気にならない程度のものにはなった。というのも、以前のiPhoneは18ワットの有線充電をサポートしており、新しいiPhoneは15ワットのMagSafeワイヤレス充電をサポートしたからだ。

USB 3.0は最大5Gbpsの有線転送速度を約束しているが、Wi-Fi 6は1~5Gbpsのワイヤレス転送速度を約束しており、5Gセルラーネットワークはギガビット速度を自慢し始めるようになった。一方、Bluetooth 5は2Mbpsのバックアップデータ送信方法として機能する。一般的に言えば、ワイヤレス技術は移行の準備ができた、と言えるのだ。

ここの変遷については議論の余地がある。ある一部のユーザーはApple独自のLightningコネクタでやるのが大好きだろうし、他方、完全ワイヤレスでどうしてもやりたい人もいるだろう。またまた、iPhoneがUSB-Cコネクタに切り替わることを望んでいる人もいる。Androidみたいに。

しかし、だ。Appleは今回の件で静かに、USB-Cの採用よりも完全にiPhoneのコネクタを離れることを示したのだ。その方向性は明らかにワイヤレスへの道を指し示していると考えている。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

 

iPhone 12 Proの「LiDAR(ライダー)センサー」って何ができるの?ーーSnapがAR開発ツールをアップデート

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SnapはAppleの最新のiPhone 12 Proスマートフォンで採用された「LiDAR(ライダー)センサー」を使った、クールなAR効果を作成できる拡張現実開発環境の新バージョンを発表した。 このソーシャル・チャット企業は、LiDARを活用したSnap Lensesが新世代のARの先駆けとなるだろうとしている。LiDARは光と測距を検出してくれるのだが、レーザーを使用して物体を照らし光が反射す…

SnapはAppleの最新のiPhone 12 Proスマートフォンで採用された「LiDAR(ライダー)センサー」を使った、クールなAR効果を作成できる拡張現実開発環境の新バージョンを発表した。

このソーシャル・チャット企業は、LiDARを活用したSnap Lensesが新世代のARの先駆けとなるだろうとしている。LiDARは光と測距を検出してくれるのだが、レーザーを使用して物体を照らし光が反射するまでの時間に基づいて、物体がどれくらい離れているかを判断する。iPhone 12 Proは10月23日、iPhone 12 Pro Maxは11月13日に出荷されるのだが、このどちらもLiDARスキャナーセンサーを搭載しており、周囲の物体の形状を検出し、その物体の表面にAR画像をより正確にマッピングすることで新たな臨場感を加えることができるのだ。

Snapは本日(原文掲載時は10月14日)Lens Studio 3.2を発表し、開発者がLiDARを活用してiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max用のLiDAR搭載Lensesを開発できるようになった。Snapによると、AR体験はよりシームレスに現実世界に重ね合わせることができ、Snapchatのカメラは映し出すシーンの計測メッシュを見ることができ、表面やオブジェクトの位置や意味をよりよく理解できるようになった、としている。

Snapは、この新しいレベルのシーン理解により、Lensesが周囲の世界とリアルに対話できるようになるとしている。iPhone 12 ProのA14 BionicとARKitソフトウェアを使用することで、開発者は何千ものARオブジェクトをリアルタイムでレンダリングし、没入感のある環境を作り出すことができるのだ。

Lens Studio 3.2の新しいインタラクティブなプレビューモードで開発者は、新しいiPhone 12 Proを手にする前に、Lensesを作成して実際にプレビューすることができる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】