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特集:瞑想とマインドフルネス

特集:瞑想とマインドフルネス

コロナ禍で、「心の健康」を保つことが以前に増して難しくなっています。その原因は、リモートワークから来る仕事上の課題、孤独感、家族との関係性、経済的不安、生活リズムの変化などさまざまです。メディテーション(瞑想)とマインドフルネスの獲得に関連したサービスを提供するスタートアップは、ニューノーマルが生み出した新たなビジネストレンドです。

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特集:瞑想とマインドフルネスの話題

従業員の欠勤など生産性の低下に対する研修アプローチ「レジリエンス」ーーheadversityがシード資金を獲得

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ピックアップ:Edtech startup headversity secures $1 million in seed funding to evolve its workplace resilience training platform ニュースサマリ:7月22日企業のレジリエンスをトレーニングするアプリを開発するheadversityはシードラウンドにて個人投資家から100万ドルを調達した…

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ピックアップ:Edtech startup headversity secures $1 million in seed funding to evolve its workplace resilience training platform

ニュースサマリ:7月22日企業のレジリエンスをトレーニングするアプリを開発するheadversityはシードラウンドにて個人投資家から100万ドルを調達した。

同社はカナダのアルバータ州にて2016年に設立されたスタートアップで、メンタルヘルスの専門家や心理学者、学習やマーケティングの専門家を中心に、人々がチャレンジをしたり精神的な健康を維持するためのプラットフォームを開発している。

レジリエンスは経営学や組織論で注目が集まっている概念で、ストレスが一定以上かかったときに元の状態に戻る力のことを指す。同社はオフライン、オンラインのプログラムやゲーミフィケーションを組み合わせたプログラムを提供し、組織的にレジリエンスを鍛え、メンタルヘルスや組織力へのアプローチを可能にしている。

ATB FinancialやCopeman Healthcare、カナダのオリンピック委員会などの組織がパイロット版のプログラムを提供しており、今回調達した資金を用いてプロダクト開発やサポート、マーケティングの強化に取り組むという。

話題のポイント:今回取り上げたスタートアップが重視するのは「レジリエンス」という概念です。もともと2013年にダボス会議で取り上げられた考え方で、テクノロジーやグローバル化など様々な側面で不確実性が増す中、人々の変化によるダメージを抑え、創造的に飛躍するための力として活用が期待されています。

この概念の経営の文脈での論考としてリンダ・グラットンの「未来政府」があります。同書では企業のレジリエンスを考えるフレームとして以下の3つを紹介しています。

  1. 感情面:クリエイティビティを発揮できるような、ポジティブな感情が働くか
  2. 知識・知恵面:素早くアイディア・考えを集約し、統合することができるか
  3. 内外の人間関係面:社内外の相互作用が活発に発生し、発揮されているか

やや抽象的ですが同書の中では、個人で実践できるレベルで、十分な休息をとる、仕事とプライベートのポジティブサイクルを作る、自分の仕事を見直すなどの具体的なアクションが挙げれらています。

headversityはこのレジリエンス強化を企業にソリューションとして提供しています。精神疾患の治療や予防といった類のメンタルケアの枠を超えて、マインドフルネスや自己分析などを用いたアプローチも提供し、より社員が積極的に参加できる研修と言えるかもしれません。

同社のCEOで精神科医のRyan Todd氏は、多くの企業が取り組んでいる精神疾患で働けない人へのアプローチはどうしてもハードルが高くなる傾向があり、それ以上にその他95%の人に対して逆境を乗り越えるための手段を提供したいと語っています。

個人向けのサービスが中心であったメンタルヘルステック領域ですが、個人でケアを続けることのハードルは高く、企業向けのサービスであることのメリットは大きいと思われます。

出勤している社員の健康問題による業務遂行能力低下を測定するものとして、プレゼンティーイズム(出社してるけど業務に支障がある状態)が注目されています。ある米国の労働者のデータでは健康問題による労働者一人あたりの損失額を比較した際、医療費が2778ドル、休業による損失が661ドル、プレゼンティーイズムはなんと6721ドルとなっています。

欠勤や休職など目に見える形ではない生産性の低下に対するアプローチとして、headversityはこのプレゼンティーイズムへのソリューションとなり得るのではないでしょうか。(執筆:矢部立也

体験消費の戦場は「自宅」へーーライブ瞑想「Journey LIVE」が240万ドルの資金調達

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ピックアップ:  Journey launches its real-time group ‘Peloton for Meditation’ ニュースサマリー : 5月9日、他のユーザーと一緒にリアルタイムで15分の瞑想クラスを楽しめるiOSアプリ「Journey LIVE」が240万ドルの資金調達を発表。同社は2015年にニューヨークで創業、累計調達額は260万ドルに及ぶ…

ピックアップ:  Journey launches its real-time group ‘Peloton for Meditation’

ニュースサマリー : 5月9日、他のユーザーと一緒にリアルタイムで15分の瞑想クラスを楽しめるiOSアプリ「Journey LIVE」が240万ドルの資金調達を発表。同社は2015年にニューヨークで創業、累計調達額は260万ドルに及ぶ。

朝の起床時間に合わせて瞑想クラスが毎日配信される。専属トレーナーがライブ動画を通じて配信を行い、ユーザーはチャットを通じてリアルタイムに質問ができる。配信時間の都合のつかない人向けに録画コンテンツも配信される。

料金体系は月額支払いで19.99ドル、年払いで月額7.99ドル、無制限アクセス・一括支払いで399ドルとなっている。競合瞑想アプリ「Calm」や「Headspace」は月額12.99と7ドルほど低価格。しかし多すぎるコンテンツ数で自分の好きなコンテンツが見つけづらい点や、一人で瞑想を続けなければならない体験から継続率はJourney LIVEより低くなっているとのこと。

室内トレーニングバイクを販売し、ニューヨークのスタジオから専属トレーナーが毎日コンテンツをライブ配信する「Peloton」のサービス仕様と同じく、リアルタイムに多数のユーザーと一緒にコンテンツを楽しめるモチベーションが競合優勢性になっている。

話題のポイント : 本サービスから学べる点は「顧客を軸にした事業トレンド」です。具体的には「製品チャネル」と「コミュニケーション」が変わったと言えます。

先に要点だけまとめます。

  1. フィットネス市場の製品体験チャネルは顧客の最も通いやすい場所である自宅へと移行した
  2. ターゲットを絞りきった良質なコミュニティを基盤に、ライブ動画配信手法がトレンドに

まずは「チャネル」からです。元々フィットネス市場は、月額サブスクモデルで地元のジムに通い放題(今は料金設定が変わっている)を謳った「ClassPass」の登場により大きな節目に直面しました。

ジムクラスのコンテンツはオンラインで購入・体験はオフラインで消費するフィットネスEC市場に、サブスクリプション要素を取り込んで旧来のビジネスモデルを刷新したのです。

記事でも紹介されているPelotonはこうしたClassPassのモデルに対して、新たなチャネル設定を行いました。約2,000ドルの室内トレーニングバイクを開発し、体験消費の場所を顧客の自宅へと移したのです。大きく製品チャネルシフトを起こしたと同時に商材カテゴリーも変更。

ClassPassではコンテンツの種類がオフライン体験商材に限られていましたが、Pelotonではオンライン商材へとシフト。商材を変えることでコンテンツ消費のあり方を自宅へと最適化させました。

ここで学べる点は、ジムという「店舗」を軸に考えられていたフィットネス事業が、顧客が最も心地よくコンテンツ体験できる「自宅」へと移った点。

あらゆることが店舗というロケーションベースで考えられていた慣習が、顧客を軸にした事業展開になったことで根底から覆りました。たとえば店舗軸の考えとして、商圏の設定やローカル・プロモーションなどが挙げられます。こうした戦略思考は顧客が自社製品を自宅で体験するとなった時代では無意味なものになります。

このトレンドはあらゆる小売市場で発生すると思われます。構造的な大きな戦略シフトが求められていることを示唆しているのです。Journeyの事例もこのトレンドを踏襲しています。

次に「コミュニケーション」です。今回の事例では「ライブ動画」と「コミュニティ」が挙げられます。

日本ではトリビアアプリが一時期流行り、今となってはVTuberが席巻しているように思えるライブ動画市場。

しかし単にライブ動画をコミュニケーション軸に置くだけでは失策に終わってしまうでしょう。ライブ動画は単なるツールであってコミュニケーションを加速させる起爆剤にはなりません。必ず磐石なコミュニティが存在しない限り成功に至りません。

Pelotonの事例では2,000ドルの高級価格帯バイクで勝負をすることで、あえて顧客セグメントを絞り込みました。健康意識及び可処分所得の高い人たちに対して最高のフィットネス体験を届ける「ラグジェリー・コミュニティ」という優越感を与えることで根強いファン層を獲得したのです。

ジムでは不特定多数の様々な人たちが集まるため特別な感情は得られませんが、ライブ動画を通じて知り合えるいわゆる意識高い系の人たちのコミュニティは帰属意識を自然と高めます。

トレーニングは1人で行うよりグループで体験した方が緊張感も生まれて継続率も上がるフィットネス市場特有の傾向も手伝ってコミュニティー成長速度は加速します。

この点、Journeyは大型ジム店舗で見かけるヨガトレーニングクラスを自宅でできるようにしている体験だけが基盤になっており、Pelotonほど緻密なコミュニティ構築戦略ができていません。顧客がコミュニティに入るインセンティブがヨガ好きという比較的弱め・かつ競合性の低い要素だけに見えるため、これが原因で成長が限定的なものになってしまうのかどうかに個人的には注目をしています。

Pelotonを真似た製品やサービスは幾つか見かけることがあります。しかし単に製品チャネルを自宅へと移し、ライブ動画でコンテンツ配布するだけでは弱いかもしれません。チープなコミュニティだけでは継続率向上の施策はすぐに陰りが見えると感じます。

どのような層に対して、他社とは違うどのようなインセンティブやモチベーション与えられるコミュニティなのかを考え尽くす必要がありそうです。2,000ドルという破格の室内バイク販売から動画コンテンツの月額サブスクモデルで成長を続け、上場間近にまで迫ったPeloton級になるには最低限必要な思考材料と言えるでしょう。

シンガポールの若き起業家、VRセラピーのスタートアップでSequoiaからの支援を獲得

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Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 Jennifer Zhang 氏が認知症を患っている人のための転倒検知システムを作ったのは、彼女が15歳の時だった。 彼女は Tech in Asia にこう語る。 私がそのシステム…

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


Jennifer Zhang 氏が認知症を患っている人のための転倒検知システムを作ったのは、彼女が15歳の時だった。

彼女は Tech in Asia にこう語る。

私がそのシステムを設計し始めたのは、家族に認知症患者がいたからです。私が生まれた時、祖母は認知症を患っていました。祖母が他界するまでの10年間、私は祖母のもとを訪れ続けました。

現在22歳になった Zhang 氏の新たなスタートアップは、同様の人々の役に立つことを目指している。認知症やアルツハイマー病、および脳卒中の患者に向けてバーチャルリアリティセラピーの多くのコースを提供しているのだ。

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DancingMind 設立者兼 CEO の Jennifer Zhang 氏
Photo credit: Jennifer Zhang

Zhang 氏の祖母は度重なる事故による脳損傷で「従来の認知療法を受けるにはあまりにも重篤」だった。シンガポール人起業家である Zhang 氏は、セラピーの恩恵を受けることができるはずの多くの人々が、多数の障壁でその機会を逃していることに気が付いた。それこそが、彼女が DancingMind で解決しようと目指していることなのだ。

新たなセラピー

オックスフォード大学で数学とコンピュータサイエンスを修めた彼女は2018年9月に新たなベンチャーを始め、シンガポールとイギリスのヘルスケア施設がその VR プログラムを使い始めている。現在 DancingMind にはこの2国で開発者とサポートスタッフを合わせて15名の従業員がいる。

Zhang 氏は都市国家シンガポールの課題に対処することでビジネスをスタートさせた。

同社 CEO である彼女は広東語や福建語の中に飛び込んできたベトナム人やフィリピン人スタッフを例に挙げてこう説明する。

シンガポールでヘルスケアに従事する外国人と、現地のさまざまな訛りを話す高齢の患者との間には大きな言語的障壁があることが分かりました。

彼女の VR セラピーのコンテンツは様々な訛りでセッションを提供することでこの問題を解決する。

その他の取り組むべき課題は、Zhang 氏がセラピーの需給の大きなギャップと評するものである。

DancingMind を始める前にリサーチを行った際、Zhang氏は「人間的な感じ」を失うことなく「品質を保ったままで自動化する方法を考えたい」と感じた。

セッションは Facebook の Oculus や HTC のヘッドセットで幅広く利用できるように設計されている。

コンテンツ作成だけではない。Zhang 氏はヘッドセットを着用している患者からデータを取ることができる特許取得済みのシステムも考案している。このデータはセラピストが個人の経過を評価するために閲覧することができる。

DancingMind は15のヘルスケア団体とランプサム契約(一括総額請負契約)を結んでいるが、これは月ごとのサブスクリプション方式よりも好まれるからであると Zhang 氏は言う。クライアントはセラピストに支出することなくより多くのセラピーセッションを得ることができるため、数ヶ月以内に費用に対するリターンを得ることになると同社は計算している。

認知訓練

同社の VR セッションは3つの基本単位から成っている。理学療法、認知療法、そしてマインドフルネスだ。

例えば、ある理学療法のクラスはロッククライミングのゲームである。スタッフの介助を受けながら患者は頂上を目指し、システムはセラピストに患者の動きの役に立つデータを与える。

非常にゲーム化されていて、とても楽しいものです。

Zhang 氏は指摘する。

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DancingMind のバーチャル・セッションに取り組む男性
Photo credit: DancingMind

認知療法のパートは注意力を養う役に立つ。その VR セッションの1つは料理のシミュレーションだ。認知症患者は毎日しなければならないことをする能力を失いがちであるため、これは有用であると Zhang 氏は考えている。

患者の記憶力や処理技能を測るため、このシミュレーションは患者がアニメーションのペットに料理の仕方を教えるという三人称視点を使っている。このアプローチは患者の尊厳を尊重し、あまり説教臭くないものであると Zhang 氏は強調する。

そしてマインドフルネス部分だ。

VR レッスンのようなものは、水槽の中で行われるリラクゼーションと呼吸運動である。そこではバーチャルな動物が周囲を泳ぎ回っている。VR ではない瞑想セッションと似たものだが、心の中に思い浮かべる必要がないため、よりアクセスしやすいものになっている。

Zhang 氏は患者からこれらのマインドフルネスセッションは「まるでバーチャルな休暇に出かけるよう」だというフィードバックを受け取っている。

認知症患者の80%は抑鬱を感じているため、セラピーのプロセスにおいて楽しさは重要な部分であると彼女は言う。また一部の患者は寝たきりなので、たとえ施設に庭のようなリラックスできる空間があっても、なかなかそこに行くことができない。

すでに起業経験者

DancingMind は Zhang 氏の最初のベンチャーではない。

高校時代にシンガポールの A-Star Labs で一度限りのプロジェクトとして作った転倒検知システムは別として、彼女の最初のビジネスは教育分野で、K-12(幼稚園の年長から高校卒業まで)の成績優秀者向けの教材作成だった。

スマートフォンやタブレット向けにデザインされた教材は、「シンガポールのギフテッド教育プログラムに進むため」の受験生をターゲットとしていたと Zhang 氏は回想する。

彼女が18歳の時に設立された教育スタートアップは、彼女が大学に行くため「継続が困難」であるということが分かるまで4ヶ月間続いた。同社は現在「休止中」であるが、彼女に利益と励みになるフィードバック、同社サービスのおかげで学校が快適になり成長したと感じられるという生徒の声を与えるものだった。

自身の職業はプログラマーであるとする Zhang 氏は、彼女が創案するものとベンチャーとの間に共通のテーマを見ている。

彼女はこう言う。

私が従事した2社は両方とも、最初はニッチなものに見えましたが、その後に実際は非常に幅広いものであり、非常に一般的なニーズに対処するものとなりました。

Zhang 氏は彼女のコーディングが「社会に直接的でポジティブなインパクト」を与えるものであってほしいと考えており、彼女が雇用する新たなエンジニアに対してもそう強調している。

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Oculus の VR ヘッドセット
Photo credit: Marc Mueller / Unsplash

過去の経験から彼女は貴重なことを学んだ。「直観的な製品を作ることに注力するようになり」、それはまたスケーラビリティに富むものでもあると彼女は明かした。

それが、DancingMind が大量生産されている VR ヘッドセットを使う理由の一部でもある。どこにでもあり、次第に安価に、そして軽量になっている。

この先の計画

彼女は現在、東南アジアならびに国際市場にわたる DancingMind の拡大を「探って」いる。

また最近ではその取り組みを加速させる資金を入手した。

この若き CEO は現在 Sequoia Capital India の新規インキュベータ「Surge」に参加している。このプログラムでは16週間のスタートアップ支援カリキュラムと、多くのインキュベータよりも高額な150万米ドルの資金調達を大手投資企業から得ることができる。

ヘルスケア企業は「非常に資本集約的」であることを考えれば、Surge はこういった「まだ拡大の重要なステージにある間に、非常に大規模なシード投資を必要とする」ビジネスの大きなニーズ、そして以前は満たされなかったニーズを満たしたのだと Zhang 氏は語った。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

瞑想分野のユニコーンスタートアップCalm、10億ドルのバリュエーションで8,800万米ドルを調達

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瞑想とメンタルヘルスに特化したスタートアップの Calm は、TPG Growth がリードするシリーズ B ラウンドで8,800万米ドルを調達した。このラウンドには他にも Insight Venture Partners、ハリウッド俳優 Ashton Kutcher 氏の Sound Ventures、Creative Artists Agency(CAA)も参加した。 今回のラウンドで Cal…

Calm 創業者の Alex Tew 氏と Michael Acton Smith 氏

瞑想とメンタルヘルスに特化したスタートアップの Calm は、TPG Growth がリードするシリーズ B ラウンドで8,800万米ドルを調達した。このラウンドには他にも Insight Venture Partners、ハリウッド俳優 Ashton Kutcher 氏の Sound Ventures、Creative Artists Agency(CAA)も参加した。

今回のラウンドで Calm の合計調達額は1億1,500万米ドルを達成し、サンフランシスコを拠点とする同社は名高いユニコーン企業の仲間入りを果たした。現在の同社の評価額はちょうど10億米ドルである。

共同設立者で共同 CEO の Alex Tew 氏はこう語る。

今回の資金調達により国際的な成長とコンテンツへの追加投資を最優先にすることで、私たちの世界をより健康で幸せにするというミッションは加速していくでしょう。

Calm のアプリ「Meditate」

人気を博した Mind Candy の Moshi Monsters のクリエイターである Michael Acton Smith 氏と、Million Dollar Homepage に携わった Tew 氏によって2012年に設立した Calm は、ここ最近ベンチャーキャピタルの注目を集める数多くのマインドフルネススタートアップの1社となった。昨年だけ見ても、モチベーションを上げてくれるメッセージアプリを開発した Shine は500万米ドルを調達し、Simple Habit は〝一口サイズ〟の瞑想計画オーディオで1,000万米ドル、BioBeats はストレス対策の瞑想と呼吸法で300万米ドルを手にしている。その他にもこの業界で注目すべきは Headspace で、同社は数多くのVCから資金を調達している

Calm のサブスクリプションサービスは年間プランで毎月5米ドルの料金設定で、不安やうつ、不眠症を解消するための合計100時間以上におよぶ様々な音声プログラムが用意されている。

今回の投資ラウンドは Calm がシリーズ A ラウンドで2,700万米ドルを調達してから1年もたたないうちに行われ、9月にはドイツ語版のローンチにより初のグローバル進出を果たした。これと同時に、アメリカン航空との提携も発表し、同社の機内娯楽サービスに瞑想のコンテンツを導入した。他にも Uber のような有名企業と提携を行っている。

Calm はここ数年で利益を出しているだけでなく、現在、世界初のメンタルヘルス関連のユニコーン企業であることが証明された。同社の社員が50人しかいないことを考えると、これはかなりの偉業である。しかしこの成長は時代の流れを映しているのかもしれない。瞑想業界は米国内だけでも10億米ドル以上の価値を持つといわれており、広義のウェルネス分野は Global Wellness Institute によれば数兆米ドルにもなるとされている。

Acton Smith 氏は次のように付け加えた。

Calm は瞑想アプリからスタートしましたが、まったくそれ以上の企業になりました。

私たちのビジョンは、21世紀で一番価値と意味のあるブランドを作り上げるというものです。健康やウェルネスは4兆米ドルの産業なので、この急成長中の重要分野におけるリーディングカンパニーを作ることができる大きなチャンスがあると信じています。

同社は2018年に収入が4倍になったこと、年次収益率に基づくとこのままいけば年間1億5,000万米ドルの収益になることにも言及した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

「呼吸」をするロボットを抱きしめて睡眠不足解消へーースリープテックに挑戦するオランダのスタートアップ

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世界では5人に1人が睡眠不足であるというが、オランダのスタートアップ Somnoxは、そんな睡眠不足で悩む大勢の人々により良い睡眠を提供するために「スリープロボット」を開発している。 ふかふかの素材で包まれたこの柔らかいロボットは、睡眠時に抱き枕のように抱えると、人間のように「呼吸」を開始する。ユーザーは自然と呼吸のリズムをロボットの「呼吸」リズムに合わせるようになり、それによってストレスが軽減し…

Credit: Somnox

世界では5人に1人が睡眠不足であるというが、オランダのスタートアップ Somnoxは、そんな睡眠不足で悩む大勢の人々により良い睡眠を提供するために「スリープロボット」を開発している。

ふかふかの素材で包まれたこの柔らかいロボットは、睡眠時に抱き枕のように抱えると、人間のように「呼吸」を開始する。ユーザーは自然と呼吸のリズムをロボットの「呼吸」リズムに合わせるようになり、それによってストレスが軽減しリラックスした状態となって良い眠りにつけるという仕組みなのだそうだ。

また、ロボットは心臓の鼓動音や子守唄、瞑想ガイドなどユーザーが付属のアプリで設定した音声も発することができる。

「睡眠不足をテクノロジーで解決できないか?」

Somnoxはデルフト工科大学の学生が中心となって、立ち上がったスタートアップだ。ロボット工学やインダストリアルデザインを学んでいた学生が中心となって立ち上げ、ファウンダーたちは20代前半と若い。

ファウンダーや彼らの友人たちで不眠を患っていたり、睡眠不足に悩んでいる人は多かった。「なぜ、睡眠不足に対する有効なテクノロジーを使ったソリューションがないのか?」副作用のリスクがある薬に頼らない解決方法が必要だと考えた。

この身近な問題を自分たちの専門分野であるロボティクスとデザインで解決したいと考え、試作品づくりをスタートした。

試作品が完成し、テストに協力してくれるユーザーを募ったところ1週間で2000通ものメールが届いたという。これに手応えを感じて「これはスタートアップにして取り組むべきかもしれない」と思ったという。

Somnoxは2015年に創業。彼らの出身校であるデルフト工科大学が運営するインキュベータ「YES!Delft」に参加してサポートを受けた。

ちなみに、YES!Delftはこれまでに200以上のスタートアップをサポートし、参加したスタートアップが調達した額は3億1600万ユーロにも到達する。

ロボットの人間的な呼吸が、ユーザーをリラックスさせる

上:Somnoxの試作品の内部
Credit: Somnox

Somnoxの仕組みだが、ユーザーがSomnoxを抱きしめるとロボットは呼吸をする人間のお腹のようにゆっくりと動き始めて「呼吸」をする。その呼吸とユーザーの呼吸のタミングが徐々に一致し、ユーザーはリラックスした状態で呼吸できるようになり眠りにつけるという。

Somnoxはユーザーが眠っているか起きているかを理解して、起きているユーザーに対しては適切なタイミングで感覚をくすぐり(tickle)、睡眠へと導くとのこと。その特許取得済みの技術がこのプロダクトの鍵であるようだ。

そのほか、ユーザーが設定した音声を流したり、温度の調整、ライトをつけて起床時に起こすといった機能も備えている。

これまでに24ヶ月を研究開発に費やし、5000名を超える人からのフィードバックを受けて、何百回も試作品を作り変えていった。医療機関とも協力して、臨床の評価も得る予定だ。

小売価格は500ユーロほどで考えているものの「Sleep as a service」として、睡眠不足が解決するまでの期間だけを貸し出す仕組みも検討中であるとのこと。

現在Kickstarterでキャンペーンを実施中。すでに目標額を上回り、12万8000ユーロ(約1500万円)に達している(11月24日時点)。

ミッションは「2025年までに、この世界でもっともナチュラルな睡眠ソリューションによって10万名の人々を助けること」だそうだ。

ハーバード大学の心理学者が設計、1日5分の隙間時間で続けられる瞑想アプリ「Simple Habit」

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一切のデジタル製品やサービスから距離を置く「デジタルデトックス(digital detox)」。それがスマホでもPCでも、画面とにらめっこする生活からしばし抜け出すことで、見も心も解放しようと試みるもの。一方で、デジタルなものを排除するのではなく、むしろそれを使うことで安らぎや精神の安定をもたらそうとするアプリケーションなどが登場しています。 少し前に本媒体でも紹介したのが、瞑想アプリ「Pause…

一切のデジタル製品やサービスから距離を置く「デジタルデトックス(digital detox)」。それがスマホでもPCでも、画面とにらめっこする生活からしばし抜け出すことで、見も心も解放しようと試みるもの。一方で、デジタルなものを排除するのではなく、むしろそれを使うことで安らぎや精神の安定をもたらそうとするアプリケーションなどが登場しています。

少し前に本媒体でも紹介したのが、瞑想アプリ「Pause」です。スマホの画面上で指先をゆっくり動かすことでリラクゼーション効果が得られるのだとか。この瞑想、北米で起業家などと話をしていると、普段から取り入れているという人がけっこういます。とはいえ、瞑想と言われても座禅を組むことくらいしか思いつかないという人もいるはず。邪念を振り払うのも一筋縄ではいきません。

Appleの「New Apps We Love」に登場

1日5分の瞑想アプリ「 Simple Habit」
1日5分の瞑想アプリ「 Simple Habit」

そんな人のために開発されたアプリが「Simple Habit(シンプル・ハビット)」。1日5分だけ、瞑想の時間を取り入れてそれを習慣にするためのiOSアプリです。ハーバード大学の心理学者や瞑想の専門家による監修の元、設計されてました。

先月2016年5月には、Appleの「New Apps We Love」のアプリにも選抜されたばかり。収録する瞑想セッションの数は100以上。まずは、音声で瞑想をガイドしてくれる先生を選ぶことから始まります。音声ガイドはどれも英語ですが、中にはFuyuko Toyotaさんという人気の日本人の先生もいるそう。

売却した「Locket」に続く2度目の起業

Simple Habitの創業者 Yunha Kimさん
Simple Habitの創業者 Yunha Kimさん

Simple Habitを立ち上げたのは、一つ前の事業「Locket」を2015年7月に売却したYunha Kimさん。Locketは、スマホのロック画面を活用したメッセージアプリ。このLocketを手がけている最中、忙しすぎてストレスが溜まり、それを解消する手段として瞑想を始めました。同じように忙しいビジネスマンなどに取り入れてほしいと、今回Simple Habitを開発するに至りました。

忙しい人のために設計されたSimple Habitは、「朝」「就寝前」「職場」「休憩中」「歩行中」などシーンや場所を選んでから始められます。たった5分という時間なので、ちょっとした隙間時間を見つけて瞑想を継続することが可能。起業家がストレス発散のために使っていたり、手術前の執刀医が集中力を高めるために使ったりと、さまざまなニーズに応えています。

Simple Habitのアプリのダウンロードは無料ですが、アプリ内課金は月額11.99ドル(現在はキャンペーン価格で、正規価格は15.99ドル)。キャンセルはいつでも可能です。まずは試してみたいという人のために、7日間のフリートライアルが用意されています。

ローンチ後1週間で9万3000ダウンロードーー指先がリラクゼーションを生む、不思議な瞑想アプリ「Pause」

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10月8日、つい1週間前にローンチされたある「瞑想アプリ」が筆者の周囲で話題だ。そのアプリの名は「Pause」。指先をスマホのスクリーン上で動かすことで、リラクゼーション効果が得られるアプリである。 有料アプリ(1.99米ドル)だが、好奇心に駆られて早速ダウンロードして使ってみたところ、そのビジュアルデザインの美しさと新しさに魅了された。アプリに指示される通りに、白い小さな点に指を当て、その周りの…

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10月8日、つい1週間前にローンチされたある「瞑想アプリ」が筆者の周囲で話題だ。そのアプリの名は「Pause」。指先をスマホのスクリーン上で動かすことで、リラクゼーション効果が得られるアプリである。

有料アプリ(1.99米ドル)だが、好奇心に駆られて早速ダウンロードして使ってみたところ、そのビジュアルデザインの美しさと新しさに魅了された。アプリに指示される通りに、白い小さな点に指を当て、その周りの円のゆっくり漂うような動きに合わせて、指先もゆっくり動かしていく。すると、指先の周りにさらに雫のような物体が集まり、指先の周囲の色がどんどんと広がっていく。

幻想的な美しいゲーム「Monument Valley」を開発したデジタルプロダクト制作会社 ustwo が設計・開発に関わっているとのことで、このPauseもまたユニークで幻想的なデザインが実現されている。

なぜまたこのようなアプリが誕生したのか興味がわき、アプリを開発した会社 PauseAbleのファウンダー / CEO のPeng Cheng氏に話を伺ってみた。

ユーザーの自由な解釈が可能なデザインに

佐藤:このアプリを知らない読者のために、どのようなアプリかを教えてください。

Cheng氏:東洋文化がそのコンセプトのベースにあるアプリといえます。注意を一つのものに集中させる、という瞑想や太極拳の考え方を取り入れています。瞑想をやったことがあればお分かりになると思いますが、瞑想をやろうとしても、すぐに色々な考えが頭の中に浮かんできて、注意散漫になってしまうことはよくあります。それを解決するために、このアプリは指先をゆっくり動かすことで精神の集中を保つことを目的にしています。

またモバイル端末が、指の動きに合わせてユーザーに素敵なフィードバックを継続的に与えるので、ユーザーは集中に対する「ご褒美」を与えられ、さらに継続して集中できるという仕組みになっています。

「フィードバック」とはつまり、指先の周囲の色がどんどんオーガニックに広がっていくインタラクティブなデザインのことですね。これはどのようにして生まれたのですか?

ユーザーが自由に様々な解釈をできるような抽象的なデザインにすることを重視しました。このデザインに至る前に、他のデザインも検討したこともあります。一つは、海の表面に浮かんでいる氷を指でゆっくりドラッグすると、氷がどんどん海底に沈んでいき、海底に着地したら画面が真っ黒になるというものだったのですが、意外にも「海に沈んでいくのが怖い」というフィードバックを何人かのユーザーの方から得て、このアイデアは採用しないことにしました。

色もユーザーが好みの色を使うことができるようにしました。スタート画面では、ランダムに表示された色がゆっくり変化していくのですが、自分の好きな色になったら画面に触れて、その色を使うことができます。

Pauseの色のパターン
Pauseの色のパターン

テクノロジーを使って「今この瞬間」に集中する方法を生み出す

「自由な解釈、選択を可能にするデザイン」とは面白いですね。ところで、そもそもこのアプリを作ろうと思い至った最初のきっかけはなんですか?

このアプリのきっかけは3年前に遡ります。当時、私は鬱症状と大きなストレスに悩まされていて、一度しっかりと人生の休憩を取らなければならない状況に置かれていました。そこで、私は休みを取って、瞑想や太極拳を練習したんです。

そこで気づいたことは、すべての人が自分の頭に浮かぶ考えの方向性をコントロールする力を持っていて、逆に考えに自分が支配されないようにすることができるという点です。それに気づいて、自分の頭に浮かんでくる色々な考えをうまくコントロールできるようになったら、日常生活のあらゆることをより深く楽しめるようになりました。食べるもの、周囲の人間との付き合い方、すべてにおいてです。

とはいえ、頭に浮かぶ考えをコントロールすることは簡単ではありません。瞑想しようとしても、すぐに色々な考えが頭に浮かんで、集中力は散漫になります。なので、私は現代のインタラクティブテクノロジーを使って、自分の心を今この瞬間、この場所に集中させる方法を生み出せないかと考えはじめました。そこで考えたのが、指先を自分の集中力の錨とする方法です。

もともと、私はソフトウェア工学の学士号を取得していたのですが、ソフトウェアプログラマーとしては10年ほどブランクがありました。なので、ビデオチュートリアルで、2週間ほどiPhoneアプリのプログラミングを独学で習得して、さっそくプロトタイプを作りました。指先の動きに合わせて、サウンドトラックが流れるというものなのですが、それだけでもかなり集中を保つ上で効果があるものだったので「これだ!」と思いました。

ustwoの人たちとは知り合いだったので、彼らの元にプロトタイプを見せにいって、一緒にアプリを開発することになりました。

とてもパーソナルな強い動機に動かされたプロジェクトだったのですね。
実際にアプリをローンチして、これまでのマーケットの反応はどうですか?

10月8日にアプリをローンチしたのですが、Appleにもピックアップされて大きな反響があり、1週間で9万3000ものダウンロードがありました。

眠る前に使ったら、よく眠れるようになったという感想を数多くいただきました。また、集中力に問題のある子供を教育している機関や心的外傷後ストレス障害のケアをしている方からの問い合わせもありました。

現在のアプリは英語しかありませんので、ユーザーは圧倒的に米国が多いですが、日本語も含めて多言語に展開していく予定ですし、リクエストの多いAndroid版も早めにローンチしたいと思っています。

日本語も追加されるとは楽しみです! いつ頃になりそうですか?

うーん……お約束はできませんが、数週間以内には日本語も追加することを目指しています。

楽しみにしています。ありがとうございました!

ストレスをトラッキングするーー瞑想とマインドフルネスのためのウェアラブル 5選

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<ピックアップ> 5 pieces of wearable tech for meditation & mindfulness スポーツ用のウェアラブルガジェットはよく見かけるが、瞑想やヨガのためのウェアラブルはどうだろう? The Next Web がとりあげていた「瞑想とマインドフルネスのためのウェアラブルガジェット 5選」で紹介されていたプロダクトが興味深かったので、ご紹介したい。…

Spire
呼吸パターンを読み取り、ストレスレベルを測定する Spire

<ピックアップ> 5 pieces of wearable tech for meditation & mindfulness

スポーツ用のウェアラブルガジェットはよく見かけるが、瞑想やヨガのためのウェアラブルはどうだろう? The Next Web がとりあげていた「瞑想とマインドフルネスのためのウェアラブルガジェット 5選」で紹介されていたプロダクトが興味深かったので、ご紹介したい。

スタンフォード大学の「Calming Technologies Lab」という研究室が設計したSpireはベルトまたはブラジャーにクリップで留める滑らかな石で、石に埋め込まれたセンサーが呼吸のパターンを計測し、日中の歩数を数えることで、ユーザーの緊張状態のレベルを正確に示す。

その結果からストレスレベルが最適な状態よりも高いと判断すると連動するアプリで通知が送られる仕組みだ。Spireは熱狂的なユーザーがいるとのことだが、それは「正しく呼吸をする」というシンプルながらも忘れがちな行動をユーザーにリマインドするという、現実的な問題に対するソリューションを提供しているからであろうと記事は分析している。

Prana
Prana

そのほかに紹介されていたBeingはウォッチ型の「マインドフルネストラッカー」で、心拍数や血圧、睡眠周期をトラッキングすることで良いストレスと悪いストレスを見分けることができると謳う。

また、SmartMatは2万1000個のセンサーが埋め込まれたリスポンシブヨガマットで、マット上でヨガをするユーザーの身体バランスや圧力などを感知する。ブレスレット型のウェアラブルで、心拍数レベルのモニターをすると同時に時間帯やユーザーの活動に応じて心拍数の調整を促すWellBe、ウエストに装着して呼吸と姿勢の状態をモニターするPranaといったプロダクトも。

ヨガやセラピー、瞑想などのリラクゼーション関連の市場が大きい欧米ゆえにこうしたアイデアが豊富なのだろうと感じるが、こうしたテクノロジーガジェットの背景にあるコンセプトとは対極に位置しているようにも見えるヨガや瞑想にまでこうしたテクノロジーが導入されつつある流れは興味深い。

完全に「ストレスがトラッキングできる」時代に突入したら、労働環境や都市デザインなどにも活用されるシーンが増えるのではないか、など未来の生活に対する想像は尽きない。記事で紹介されていた5製品の詳細については、原文をご参照のほど。

via. The Next Web