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TikTok CEOのKevin Mayer氏、就任から約3か月で辞任

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アメリカ事業の売却を迫られるTikTokのCEO、Kevin Mayer氏は26日、CEOの座を辞任する意向を明らかにした。 詳細情報:Kevin氏は従業員へ向けたメッセージにて、辞任の意を明らかとしたとNewYork Timesが報じた。同社CEOは、TikTok USのジェネラルマネージャーを務めているVanessa Pappas氏が暫定的に引き継ぐこととなっているという。 Kevin氏のメッ…

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アメリカ事業の売却を迫られるTikTokのCEO、Kevin Mayer氏は26日、CEOの座を辞任する意向を明らかにした。

詳細情報:Kevin氏は従業員へ向けたメッセージにて、辞任の意を明らかとしたとNewYork Timesが報じた。同社CEOは、TikTok USのジェネラルマネージャーを務めているVanessa Pappas氏が暫定的に引き継ぐこととなっているという。

  • Kevin氏のメッセージには、この数週間、政治的環境の変化が社内に波及する中、同氏の役職として何が最適解なのかをリフレクションし続け、その結果旅立つことを決めた旨が述べられている。
  • TIkTokは声明にて、同社の政治的環境変化がKevin氏が請け負った就任時の役割範疇を大きく変化させたことを認め、同氏の意思を尊重することを明らかにしている。

背景:Bytedance(字節跳動)は今年5月、ディズニーにてストリーミング事業の責任者を務めていたKevin氏をCEOとして受け入れたばかりであった。

  • Kevin氏は同社のグローバル展開における責任者として期待されていた。
  • Bytedanceの創業者でCEOのZhang Yiming(張一鳴)氏は、Kevin氏の就任当時「世界で最も実績のあるエンターテイメント事業のリーダーであるKevinは、我々が求めている理想像です」と述べていた。
  • トランプ大統領は8月6日、9月15日を境にアメリカにおけるいかなる事業者や個人とBytedanceの取引を禁止する大統領令に署名している。
  • 大統領は8月14日、Bytedanceに対しTIkTokのアメリカ事業を90日以内に売却することを要求する大統領令に署名している。
  • Bytedanceは24日、6日に署名された大統領令に正当性が無いと訴訟を起こした。同社は当局のプライバシーや国家安全保障上において脅威性を持たず、充分に対処可能であるとの意向を示している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

TikTokを創った男ーーエンジニアはいかにして10年で世界帝国を築いたのか(2/2)

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※本記事は.HUMANS社が運営するメディア「THE .HUMANS MAGAZINE」からの転載 (前回からの続き)ただ、ByteDance(字節跳動)がいきなり市場から評価されていた訳ではありません。立ち上げ当初のAI + 情報検索のアイデアはGoogleの領域でもあり、かつC向けニュースキュレートアプリで同社は失敗しています。さらに、Tencent(騰訊)の運営するニュースサイトを競合に回す…

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Image Credit : Solen Feyissa

本記事は.HUMANS社が運営するメディア「THE .HUMANS MAGAZINE」からの転載

(前回からの続き)ただ、ByteDance(字節跳動)がいきなり市場から評価されていた訳ではありません。立ち上げ当初のAI + 情報検索のアイデアはGoogleの領域でもあり、かつC向けニュースキュレートアプリで同社は失敗しています。さらに、Tencent(騰訊)の運営するニュースサイトを競合に回す必要があり、成長する可能性はないと投資家から批評されていたようです。

その中の1社がSequioa Capitalで、Bytedanceの最初の調達タイミングに出資を見送っています。最終的には投資グループ「Susquehanna International」から500万ドルの出資を受け、ようやくByteDanceの成長が始まります(ちなみにSequioa Capitalは2014年の2回目の調達時にはリード投資を実施)。

後日、Susquehanna Internationalの出資は大成功であることが裏付けられます。

ByteDance創業時、米国ではSnapchatがローンチされ、多くの国のティーン層で人気を集め始めていました。同アプリの人気ぶりを見てZhang氏は短尺動画やコメディー要素に着目。2014年には同じく中国人創業者のAlex Zhu氏がTikTokの原型とも言えるアプリ「Musical.ly」をローンチ。欧米で大人気となります。

こうした動画アプリの流れができつつある中、そこに一石を投じたのがByteDanceでした。具体的にはMusical.lyのような口パク動画のコンテンツプラットフォームに、Toutiao(今日头条)に活用したAI技術を統合し、ユーザーの好みや検索結果に基づいてコンテンツ提案する仕組みを編み出したのです。

そして2016年9月、TikTokの中国版であり、サービスの原点でもある「Douyin(抖音)」をローンチします。200日で開発を完成させ、1年も経たないうちに1億ユーザーを中国とタイで獲得。毎日10億以上の動画視聴される巨大メディアとなりました。そしてToutiaoの急成長を元手に集めた資金を使い、Musical.lyを2017年に約10億ドルで買収。2018年頃から統一ブランドとして世界的な急成長を見せるに至ります。

Douyinにおける最も注目すべき点は、大半のユーザーがほとんどの時間を「For Youページ」で過ごすことにあります。ここではアルゴリズムがユーザーに最適なコンテンツを提案し、ユーザーが閲覧済みのコンテンツに基づいてどの動画を楽しむかを予測すると同時に、バイラルする可能性のあるコンテンツを表示します。

TwitterとFacebookでは、新しいユーザーが誰かをフォローしたり、友達を追加したりしない限りサービスが立ち上がらない根本的な問題を抱えています。両社ともこの最初のハードルを下げるために何年もの歳月を費やしてきました。

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Image Credit : Kon Karampelas

一方、AIによる動画コンテンツ提案の仕組みを駆使すれば、良いコンテンツさえあればユーザー同士のフォロワー数に関係なく、立ち上げ初期から急速にサービスを普及させられると考えたのです。

さらにDouyin上に投稿されたコンテンツのキュレーション提案は、ユーザーがプラットフォームに戻ってくるための強い動機付けとなります。Zhang氏はToutaioの事業を通じてこのAIによるコンテンツキュレートの可能性を十分認識しており、その集大成を動画市場のトレンドに乗って形にしたのです。

アプリをパーソナライズするための一貫した改善は機械学習で実施され、プロダクトがプロダクトを成長させるループを生み出します。ユーザー行動を追跡することにより、アプリがどのように使用され、そして体験が改善できるのか、さらなるインサイトを得ることができるようになりました。

TikTokも同様のAIアプローチを採用したことで、強い中毒性を世界中に普及させることになります。まさにAIサービスとしての不動の地位を築き上げ、ByteDanceの帝国を建設するに至ったのです。

それでは16年のローンチまで何もしていなかったといえば違います。

2013年、すでにZhang氏はグローバル展開の礎を作っていました。AIに基づいたアルゴリズムが異なるコンテンツフォーマットに対し、たとえ異なる言語であっても最適なコンテンツのレコメンデーションを可能にする技術開発を進めていたのです。当時はニュースキュレーション向けの技術ではありましたが、汎用性の高い形でToutiaoおよび中国圏以外でもすぐに実装できる体制ができていました。

また、Douyinローンチ前には平均2~5分の長さの様々な動画クリップを投稿できるショートフォームの動画プラットフォーム「Toutian Video」を立ち上げています。その後ロングフォームの動画にまで拡大し、コンテンツ制作者は動画の再生回数が多い場合、動画から収益化する仕組みも確立させています。

続けて、ユーザーがオリジナルのミュージックビデオを作り投稿できるサービス「Flipagram(フリッパグラム)」を買収。同社はユーザーが自分の動画を友達と共有できる特徴を持ったサービスでした。こうして動画市場参入を着実に進めていたのです。

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Image Credit :Solen Feyissa

Zhang氏がエンジニアから起業家・経営者へと変化を示す、こんなエピソードがあります。

彼の原点は最初に参加したスタートアップKuxunから始まっています。当時はエンジニアとしての視点しか持ち合わせておらず、Douyinローンチ直後もその思考が強かったようで、主に若者向けの製品であったこともあり、自分では動画を何も作らずにただ閲覧する側であったそうです。

しかし、徐々にその考え方を改め、後には経営陣全員に自分のTikTok動画を作成させることを義務化し、一定数のいいね!を獲得することを求めるようになったと言います(未達の場合は腕立て伏せの罰ゲーム付き)。

実際、Microsoftをすぐに退職していることからわかるように、自分のビジョンとは違い、動きが制限されてしまう働き方にはすぐに辟易としてしまう性格を持っているようです。これを傲慢・ワンマンだという見方もありますし、同氏の強いビジネスセンスと直感を最大限活かすための生き方であるとの意見もあるでしょう。しかし、今となってはZhang氏の直感に従う意思決定が正しいことが、TikTokの大成功によって証明されています。この点は一長一短、議論の呼ぶ点でもあるかもしれません。

さて、Zhang氏の模範とする企業として挙げているのがGoogleです。Googleは言わずと知れた国境のない企業です。他方、ByteDanceはAIを軸に、Googleが苦手なC向けコンテンツサービス領域で、サービスに国境のないTikTok・Douyinを生み出しました。

TikTokの仕組みはByteDance前のキャリアで培われ、そしてToutiaoによって検証され、現在に至ります。ここに至るまで、大学卒業から数えて15年ほど。Douyin誕生までであれば10年と少し。10年という期間は、スタートアップを0から立ち上げ・コミットして独り立ちするまでに費やされる目安期間であるとしばしば聞きます。

これはZhang氏にとっても例外ではないようです。

最近は何かと物騒な噂の多いByteDanceですが、スタートアップの視点から見れば学び多い半生史です。全く同じような人生を送る人は誰一人いないでしょうが、同じほど起業の荒波に揉まれながら、最終的には結果を残す人は多くいるはずです。同様に日本から世界的なサービスを生み出す人がどのように登場するのか期待が膨らみます。

本稿は次世代コンピューティング時代のコミュニケーションデザイン・カンパニー「.HUMANS」代表取締役、福家隆氏が手掛ける「 THE .HUMANS MAGAZINE」からの要約転載。Twitterアカウントは@takashifuke。同氏はBRIDGEにて長年コラムニストとして活動し、2020年に.HUMANS社を創業した

TikTokとマイクロソフトの買収交渉が再開、タイムリミットは9月15日

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中国企業の Bytedance(字節跳動)と Microsoft は、トランプ米大統領が7月31日に人気の動画共有アプリ「Tiktok」を禁止すると発言したことを受けて、TikTok のアメリカ事業の買収交渉を再開した。 重要視すべき理由:TikTok 運営の Bytedance(字節跳動)へのプレッシャーは、アメリカのみの話でなく世界各国で起こり始めている。先月にはインドでアプリの利用が禁止され…

Photo credit: Alexey Malkin / 123RF

中国企業の Bytedance(字節跳動)と Microsoft は、トランプ米大統領が7月31日に人気の動画共有アプリ「Tiktok」を禁止すると発言したことを受けて、TikTok のアメリカ事業の買収交渉を再開した。

重要視すべき理由:TikTok 運営の Bytedance(字節跳動)へのプレッシャーは、アメリカのみの話でなく世界各国で起こり始めている。先月にはインドでアプリの利用が禁止され、日本においても一定の制限の必要性について議論が進められている

  • 現在のアメリカの法律では、無料で提供されるアプリの利用禁止は法的・技術的のどちらの側面においても不透明な点が多い。
  • Bytedance の買収申し出は、Tiktok がアメリカでの事業継続を図る手段を模索するものである。

詳細情報:Microsoft は2日、7月31日に報じられたトランプ大統領の発言を受けて、中断していた Bytadance との買収交渉を再開すると発表した。交渉期限は9月15日としている。

  • トランプ大統領は、大統領令を用いて TikTok のアメリカにおける利用制限をかける可能性を示唆していた。また、一部ではアプリストアへ TikTok アプリ掲出を許している Apple や Google を罰する、あるいは、Huawei(華為)のように国家安全保障にリスクを与える外国企業リストに Tiktok を加える、との憶測さえあった
  • Microsoft は、CEO  の Satya Nadella 氏がトランプ大統領と対談したのを受け、買収に向けた協議を再開すると発表した。
  • ロイターによれば、Bytedance は既に1,000憶ドル以上の企業価値を誇り、ニューヨークなどでの上場を検討していたが、7月31日にアメリカでの上場計画を撤回したという。また、ロイターによれば、Bytedance は本拠地に近い香港や上海に上場する可能性が高いとされる。
  • しかし、トランプ大統領の動向に伴い、香港や上海での上場へと切り替えたとされている。
  • 忠実な Tiktokのユーザからは、トランプ大統領の決定に対するオンライン批判が相次いでいる。アメリカ市民自由連盟はツイートの中で、禁止措置の可能性について「表現の自由を脅かすもので、技術的にも不可能である」と主張した。
  • TikTok は トランスペアレンシーセンターを7月29日に立ち上げ、専門家が Tiktok のモデレーションポリシーとアルゴリズムをリアルタイムで調査できるようにするとを発表するなど、ユーザと政府にその運営がアメリカの法律範囲内に収まっているとアピールしてきた。

背景:TikTok はアメリカで絶大な人気を持つ。月間アクティブユーザは推定7,000万人を誇り、2020年にはアメリカ市場のみで約5億米ドルを稼ぐ可能性がある。

  • アメリカ当局は、中国政府がアメリカ人のユーザデータにアクセスすることを懸念している。Bytedance による2017年の Musical.ly 買収に関し、対米外国投資委員会(CFIUS)が調査を開始したと、昨年11月にロイターが報じた
  • TikTok のアメリカにおける運営の問題は数か月前から指摘されていた。6月にはBlack Lives Matter のハッシュタグを検閲したとして非難を受け、7月にはアメリカの連邦機関が、13歳未満のユーザからのデータ収集など2019年2月に規制当局との間で交わした合意を Tiktok が遵守しているかどうかについて調査を開始した。
  • Bytedance の世界的な地位は不安定になっている。インドでは TikTok の全面禁止が決まり、同社は60億ドル程度の出費が余儀なくされるとみられる
  • トランプ政権は、TikTok がいつでも中国共産党の要請に応じてアメリカ人のユーザデータにアクセスできるのではないかとの懸念から、今年初めに Tiktok を禁止する可能性について主張し始めた
  • TikTok は2019年の声明でトランプ大統領の主張を否定しており、「我々のデータには、中国の法律は適用押されない。中国政府からのコンテンツ削除要請は一度もなく、仮に求められても拒否する意向だ」と述べている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

ByteDance(字節跳動)、香港か上海での上場を検討中【報道】

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人気の短編動画アプリ「TikTok」およびその中国語版「Douyin(抖音)」を運営する中国のテック大手 ByteDance(字節跳動)が、中国事業の香港か上海への上場を検討していると、関係者の話を引用してロイターが報じた

Image credit: ByteDance(字節跳動)

情報筋によると、同社は香港での上場を希望しており、香港証券取引所、クリアリング機構、中国の証券規制当局と協議しているという。

また、TikTok を含む中国以外の事業についても、ヨーロッパやアメリカでの上場を計画しているという。情報筋によると、話し合いはまだ初期段階にあるようだ。

Tech in Asia は ByteDance に IPO 計画の詳細を問い合わせたが、同社の広報担当者は「市場の噂」についてのコメントを拒否した。

この報道にあたり、アメリカ上場の中国企業は Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の騒動を受けて規制強化に直面している。米中の緊張が高まる中、中国のオンライン旅行大手 Ctrip(携程)と検索大手 Baidu(百度)は、NASDAQ からの上場廃止を検討中とされる。

ByteDance は昨年、30億米ドル以上の純利益を記録したと報じられたが、これはユーザのトラフィックが大幅に増加し、Tencent(騰訊)や Baidu から広告主誘致に成功したことによるものだ。また、第1四半期には56億米ドルの収益を上げ、今年は約286億米ドルの収益目標を設定している。

今年初め、ByteDance の時価総額が1,400億円に達したとロイターが報道した。この情報筋は、香港か上海に単独上場すれば、同社の中国事業の時価総額は1,000億米ドル以上に達するかもしれないと述べた。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

自民党議員ら、「TikTok(抖音)」など中国アプリの制限検討を政府に提言へ

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日本の国会議員らは28日、中国政府がユーザデータにアクセスするのを防ぐため、「Tiktok(抖音)」など中国アプリを制限しようとしていると発表した。 重要視すべき理由:中国政府が中国企業を介してユーザデータにアクセスすることについて、世界的にセキュリティ上の懸念が高まっている。短編動画アプリ Tiktok など中国アプリ59件は6月30日、インドのアプリストアから禁止・排除された。アメリカもデータ…

Photo credit: Alexey Malkin / 123RF

日本の国会議員らは28日、中国政府がユーザデータにアクセスするのを防ぐため、「Tiktok(抖音)」など中国アプリを制限しようとしていると発表した。

重要視すべき理由:中国政府が中国企業を介してユーザデータにアクセスすることについて、世界的にセキュリティ上の懸念が高まっている。短編動画アプリ Tiktok など中国アプリ59件は6月30日、インドのアプリストアから禁止・排除された。アメリカもデータセキュリティへの懸念から、Tiktok のブロックを検討している。

詳細情報:日本でも Tiktok は人気を集めているものの、与党自民党の議員らはデータセキュリティを第一に考えようと急いでいる。早ければ9月にも政府に規制案を提出する予定だ

今の時代、IT 機器やソフトウェアを見るときには、情報がどのように収集され、どのように使われているのかを、より一層意識しなければならない。(自民党ルール形成戦略議員連盟会長 甘利明氏)

  • 28日の日本の新聞によると、アメリカは同盟国である日本が Tiktok など中国アプリを禁止したり制限したりすることに参加するよう期待しているという。専門家は、日本の首相の中国に対する硬直した姿勢が、日本がアメリカの見解に従う可能性を非常に高くしていると考えているが、アメリカ国務省の次官は、この問題では日本の主権を尊重すると述べている。
  • Tiktok の日本への進出は、2018年初頭に日本で最も人気のあるインフルエンサーをプラットフォームに起用したことで軌道に乗った。今日では日本国内で5番目にダウンロード数の多いアプリとなり、推定1,000万人のユーザが利用している。
  • TechNode(動点科技)が以前報じたところでは、Tiktok は2019年、アメリカ、インド、日本市場の戦略的重要性と急速な成長を挙げて、成長戦略をアメリカ、インド、日本市場に集中させることを公にした。現在、Tiktok は、まさにこれら3つの市場で、より深く精査される状態に直面している。

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【via TechNode】 @technodechina

【原文】

中国で拡大する声の市場、ByteDance(字節跳動)が次に狙う「AIナレーション」の世界

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<ピックアップ> 字节跳动通过新 App 番茄畅听入局长音频市场 ニュースサマリー:北京に拠点を置き、TikTok(抖音)を運営する ByteDance(字節跳動)は6月8日、AI がテキストのナレーション生成を行うオーディオブックアプリ「Fanqie Changting(番茄暢聴)」をリリースした。 重要視すべき理由:オーディオコンテンツ市場は中国で急成長。オンラインオーディオの消費者数は201…

「Fanqie Changting(番茄暢聴)」

<ピックアップ> 字节跳动通过新 App 番茄畅听入局长音频市场

ニュースサマリー:北京に拠点を置き、TikTok(抖音)を運営する ByteDance(字節跳動)は6月8日、AI がテキストのナレーション生成を行うオーディオブックアプリ「Fanqie Changting(番茄暢聴)」をリリースした。

重要視すべき理由:オーディオコンテンツ市場は中国で急成長。オンラインオーディオの消費者数は2018年には4億1,600万人に達し、今年は62億人民元(約940億円)規模に達すると予測。ByteDance はオーディオコンテンツ領域でも AI を活用し、事業を拡大しようとしている。

詳細情報:TikTok 以外にも多くの事業を展開する ByteDance が AI オーディオブックアプリ「Fanqie Changting」をリリース。開発元は Zhending Technology(臻鼎科技)だが、実際のコントロールは ByteDance CEO Zhang Yiming(張一鳴)氏と言われている。コンテンツの多くは人間ではなく AI によってナレーションされている。

  • Fanqie Changting は、月額18人民元(約270円)、3ヶ月で50人民元(約760円)、6ヶ月では99人民元(約1,500円)で販売している。有料メンバーはオーディオブックをダウンロードして広告無しで聴くこと、他のアプリ内購入に使用できるゴールドコインの形で報酬を獲得するオプション等がある。
  • ファンタジー小説など幅広い本を備えており、ユーザーは標準・感情・ブティックの男性または女性の AI ナレーションから選択することが可能。
  • これにより、ByteDance は中国の長編オーディオの領域に足を踏み入れることとなる。現在は Ximalaya(喜馬拉雅)、Lychee FM(またの名を Lizhi=荔枝)、Dragonfly FM(蜻蜓 FM)などのプレイヤーが支配している。
  • Tencent(騰訊)も、今年の4月に独自の統合ポッドキャスト、オーディオブック、一般的なロングオーディオプラットフォームをリリースしたばかり。

背景:ByteDance はオンライン教育市場に対しても AI を活用した幼少期向けオンライン教育アプリケーション「GuaGuaLong English(瓜瓜龍英語)」「GuaGuaLong Mind(瓜瓜龍思維)」を4月にリリース。新規事業として、AI を活用したアプリ・サービスを近年多く展開している。

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via TechNode 中文版(動点科技)

執筆:國本知里/編集:岩切絹代・平野武士

パンデミックで拡大、ByteDanceが狙う「中国・640億ドルAIオンライン教育市場」

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ピックアップ:TikTok maker launches its own AI tutor in online education push ニュースサマリー:ショートムービアプリ「TikTok」を運営するByteDanceは、幼少時向けAIオンライン教育アプリケーション「GuaGuaLong English」・「GuaGuaLong Mind」を4月にリリースした。同社は2018年より、同事業へ…

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Photo by Julia M Cameron on Pexels.com

ピックアップ:TikTok maker launches its own AI tutor in online education push

ニュースサマリー:ショートムービアプリ「TikTok」を運営するByteDanceは、幼少時向けAIオンライン教育アプリケーション「GuaGuaLong English」・「GuaGuaLong Mind」を4月にリリースした。同社は2018年より、同事業へ本格参入しており既に200以上の商標登録を実施しているとされる。

重要視すべき理由:ByteDanceはニュースアプリToutiaoや、ショートムービーアプリTikTokなどの機械学習技術を強みに成長を遂げてきた。インドにおいても同社はAIを活用した教育コンテンツ事業を推し進め、BtoBコミュニケーションツールLarkでも中英自動リアルタイム翻訳を搭載するなどAI事業に力を入れていることが分かる。今後は元々の強みであるAI技術により、中国の教育領域でもプラットフォームを強化し、中国の教育業界で新規参入者としてシェア拡大を狙っている。

詳細情報:ByteDanceは、2020年4月にGuaGuaLong EnglishとGuaGuaLong Mindの2つの教育アプリをリリース。GuaGuaLong Englishは2〜8歳の子供に英語を教えることを目的に、GuaGuaLong Mindは3〜6歳の子供たちに数学を教えることを目的として立ち上げられた。

  • GuaGuaLongは恐竜をイメージして作られているAIチューターのブランド。GuaGuaLong Englishでは、単語を誤って発音している場合をAIで検出することを鹿野としているのが特徴。専用アプリを通した月額・年額制のサービスとなっている。
  • 中国の国家知的財産局によると、ByteDanceは2018年から「GuaGuaLongコーディング」から「GuaGuaLong書道」までの200以上の「GuaGuaLong」商標を登録。
  • 中国のオンライン教育市場は2020年までに4,538億元(640億米ドル)の価値があると予測されており、幼稚園から高校までの幼稚園から高校までのオンライン教育ユーザーの数は今年までに約3770万人に達する。

背景:中国では、教育用アプリのデイリーアクティブユーザーが8700万人から1億2700万人と46%急増している。K-12教育プラットフォームのデイリーアクティブユーザーは、コロナパンデミックの間に2300万人増加。

中国の教育市場はニューオリエンタルエデュケーションやTALエデュケーショングループなど、3〜4社のトップ企業でも、幼稚園から高校生までのオンライン教育の市場シェアは5%未満しか占めていない。ByteDanceなどの新参者が業界を統合し、トッププレーヤーになる可能性がある。

執筆:國本知里/編集:平野武士

Bytedance(字節跳動)、TikTok(抖音)のCEOにディズニー元幹部を抜擢——米国での懸念噴出に対応か

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人気の短編動画アプリ「Tiktok(抖音)」を運営する Bytedance(字節跳動)は19日、Tiktok の CEO に元ウォルト・ディズニー・カンパニーのストリーミング部門元幹部 Kevin Mayer 氏を任命したと発表した。 重要視すべき理由:同社は、中国企業による所有であることをめぐる懸念に対処する取り組みを強化している。Bytedance は4月、サイバーセキュリティのベテラン Ro…

Photo credit: Alexey Malkin / 123RF

人気の短編動画アプリ「Tiktok(抖音)」を運営する Bytedance(字節跳動)は19日、Tiktok の CEO に元ウォルト・ディズニー・カンパニーのストリーミング部門元幹部 Kevin Mayer 氏を任命したと発表した。

重要視すべき理由:同社は、中国企業による所有であることをめぐる懸念に対処する取り組みを強化している。Bytedance は4月、サイバーセキュリティのベテラン Roland Cloutier 氏を CISO(最高情報セキュリティ責任者)に任命した。また昨年には、YouTube の元幹部 Vanessa Pappas 氏などアメリカで幹部を任命するなど、Tiktok を中国の運営から切り離す努力を強化している。

  • Mayer 氏は Bytedance の上級職にも就いており、Bytedance の中国本社が現在も Tiktok を厳しく管理していることを示唆している。

詳細情報:Bytedance が18日に発表した声明によると、同社は Mayer 氏を Bytedance COO 兼 Tiktok CEO に任命した。

  • Mayer 氏は、Bytedance の創業者兼 CEO Zhang Yiming(張一鳴)氏の直属となり、同社のグローバル展開を指揮することになる。また、Mayer 氏は Bytedance の企業開発、営業、マーケティング、広報、セキュリティ、コンテンツモデレーション(不適切コンテンツの監視)、法務を担当することになると同社は述べている。
  • Mayer 氏は18日にディズニーを退任し、Bytedance には6月1日に着任する。
  • 声明によると、Tiktok の前身である Musical.ly の創業者であり、現在 Musical.ly の社長を務める Alex Zhu(朱駿)氏 は、Bytedance の製品・戦略担当 VP に就任する。

Mayer 氏はグローバルビジネスを成功させた豊富な経験を持ち、世界中のユーザのクリエイティビティを刺激するという我々のミッションに最適な人物だ。世界で最も実績のあるエンターテインメント経営幹部である Mayer 氏は、Bytedance の製品ポートフォリオを次のレベルに引き上げる上で適任だ。(Bytedance の創業者兼 CEO Zhang Yiming 氏)

背景:Mayer 氏は、ディズニーの複数のストリーミング事業を担当する子会社 Direct-to-Consumer & International の会長を務めていた。11月に開始したストリーミングサービス「Disney+」のグローバルローンチを主導し、5ヶ月で5,000万人以上の加入者を集めた。

  • Bytedance は、時価総額が約1,000億米ドルと推定される世界で最も評価額の高いスタートアップの1つであり、中国以外の市場での存在感を精力的に拡大している。創業者の Zhang 氏は3月、国外事業を引き継いだ
  • Tiktok は中国との関係をめぐってアメリカでの監視の目が厳しくなっている。調査会社 Sensor Tower によると、アメリカでダウンロード件数1億7,200万件に達したアプリが国家安全保障上のリスクをもたらす可能性があるかどうかについて、アメリカの議員数人が疑問を呈している
  • Tiktok は今年3月、セキュリティとプライバシーに関する懸念に対処するため、アメリカのオフィスにコンテンツモデレーションのトランスペアレンシーセンターを設置すると発表した

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

ByteDance(字節跳動)、動画編集アプリ「Viamaker」の日本語版などローンチし世界展開を開始

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「TikTok」の運営で知られる ByteDance(字節跳動)は、中国で人気の動画編集アプリ「Viamaker」を海外市場で静かに立ち上げた。 重要視すべき理由:アプリストア調査会社の Sensor Tower のデータによると、Viamaker の 中国版「剪映」は、90日以上にわたり、中国の Apple アプリストアで最もダウンロードされた無料アプリのトップ10にランクインしている。 Sen…

「Viamaker」
ByteDance(字節跳動)

「TikTok」の運営で知られる ByteDance(字節跳動)は、中国で人気の動画編集アプリ「Viamaker」を海外市場で静かに立ち上げた。

重要視すべき理由:アプリストア調査会社の Sensor Tower のデータによると、Viamaker の 中国版「剪映」は、90日以上にわたり、中国の Apple アプリストアで最もダウンロードされた無料アプリのトップ10にランクインしている。

  • Sensor Tower によると、同アプリは3月に500万ダウンロードを記録した。
  • このアプリの人気は、短編動画アプリ TikTok の中国版「剪映」や「Xigua(西瓜)」など、ByteDance のビデオストリーミングサービスに弾みをつけるかもしれない。

詳細情報:Google Play のアプリページによると、ByteDance は4月24日に Viamaker のサービスを開始し、29日午後時点でダウンロード数が10万件を超えている。

  • 同社 web サイトによれば、Viamaker の海外版は現在、英語、日本語、韓国語、ポルトガル語の4言語に対応している。
  • 中国語版は1年ほど前から提供を開始している。ユーザは Douyin のアカウントを使って Viamaker にログインし、Viamaker から Douyin に動画を投稿することができる。また、ユーザは Viamaker 上の動画を他のユーザと共有することもできる。
  • Viamaker の動画編集インターフェイスは剪映と同じだが、ユーザアカウントシステムと動画共有機能が存在しない。

背景:このアプリを開発したのは、ByteDanceが2018年に3億米ドルで買収したスタートアップ Shenzhen Lianmeng Technology (臉萌科技)だ。

  • Shenzhen Lianmeng Technology はビューティー自撮りアプリ「FaceU」で最初に有名になり、アプリストアトラッカーの Qimai(七麦)によると、2016年と2017年の初めに中国のアプリストアの無料アプリチャートでトップになった。
  • ByteDance は先日、同社の創業者兼 CEO の Zhang Yiming(張一鳴)氏が海外事業の責任者に異動したことで、リーダーシップを大幅に再編成したと発表した

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

「TikTok(抖音)」運営のByteDance(字節跳動)、時価総額は1,000億米ドルに到達か【報道】

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Financial Times は、TikTok および Douyin(抖音)開発元の Bytedance (字節跳動)の時価総額は現在、最近の中国企業株式のセカンダリーマーケットにおける同社の株価に基づいて計算すると、最大で1,000億米ドルに上ると推定されると報じた。 重要視すべき理由:この最新の評価額は、2018年時点の評価額750億米ドルよりも約3分の1程度高くなっている。 詳細情報:Fi…

上海の Bytedance(字節跳動)ビル受付で働くスタッフ
Image credit: TechNode/Emma Lee

Financial Times は、TikTok および Douyin(抖音)開発元の Bytedance (字節跳動)の時価総額は現在、最近の中国企業株式のセカンダリーマーケットにおける同社の株価に基づいて計算すると、最大で1,000億米ドルに上ると推定されると報じた。

重要視すべき理由:この最新の評価額は、2018年時点の評価額750億米ドルよりも約3分の1程度高くなっている。

詳細情報:Financial Times は3月30日、複数の関係者の情報を引用し、最近同社の株式がセカンダリーマーケットで売却された後、複数の投資家が非公式的ながら Bytedance に対し900億米ドルから1,000億米ドル程度の評価額を付けたと報じている

  • 投資家向けレターを引用した報道によれば、これらの投資家にはニューヨーク拠点の投資会社 Tiger Global が含まれ、同社はこの21ヶ月間、評価額を将来フリーキャッシュフローに対し低い割引率で算出し Bytedance の株式を購入してきたとされる。
  • 2018年、ソフトバンクや General Atlantic などの投資家が Bytedance に約30億米ドルを出資した際には、評価額は750億米ドルだったと Bloomberg が報じている。Bytedance のスポークスパーソンは3月31日、TechNode(動点科技)の問合せに対し、「この評価額を確認していない」と語った。
  • Financial Times の報道によると、Tiger Global は Bytedance の評価額が約半分であった頃から株式の購入を開始し、セカンダリーマーケットでの購入を通じて持分を増やしているという。
  • Bytedace は、この取引についてコメントを拒否した。
  • Tiger Global は投資家向けレターの中で、Bytedance が2017年に中国のオンライン広告市場の約4%を掌握したと述べ、今年は約19%を掌握すると予測している。市場調査会社 eMarketer によると、中国のデジタル広告支出総額は今年810億米ドルに達すると予想されている

背景:Financial Times は昨年10月、Bytedanceが今年第1四半期に香港での IPO を視野に入れていると報じた。同社は当時この報道を否定し、近日中に株式を公開する予定はないと述べた。

  • Tiger Global の中国市場における投資先には、オンラインサービスプラットフォームの Meituan-Dianping(美団点評)、EC 大手の Alibaba(阿里巴巴)、配車サービスの Didi Chuxing(滴滴出行)などがある。

【via TechNode】 @technodechina

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