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IVPが開設した北京のインキュベーション・スペース「TechTemple」を訪ねて(2/3)——中国のスマホシフトを牽引する、新進気鋭スタートアップ

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Infinity Venture Partners(以下、IVP と略す)は先頃、北京市内にインキュベーション・スペース「Tech Temple(科技寺)」したが、筆者は11月11日~13日の3日間、IVP の LP Summit に帯同する形で、Tech Temple(科技寺) を訪問する機会を得た。前回に引き続き、その際のピッチの模様をお届けする。 今回ピッチした8社のうち、後半の4社は特にモ…

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Infinity Venture Partners(以下、IVP と略す)は先頃、北京市内にインキュベーション・スペース「Tech Temple(科技寺)」したが、筆者は11月11日~13日の3日間、IVP の LP Summit に帯同する形で、Tech Temple(科技寺) を訪問する機会を得た。前回に引き続き、その際のピッチの模様をお届けする。

今回ピッチした8社のうち、後半の4社は特にモバイル、特にスマートフォンに特化したソリューションを提供するスタートアップが多数を占めた。古くは山寨機(シャンザイキ)、最近では小米(Xiaomi)がスマホベンダーとして台頭するなど、これからの世界のスマホ業界を牽引するのは Saumsung や HTC ではなく、中国のスタートアップかもしれない、そんな思いを新たにさせられる、一連のセッションだった。

安米網(Appbyme)

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安米は、アプリの開発やデザインの経験の無い人たちに、自らアプリを作る環境を与えてくれるクラウドサービスだ。アメリカにも、InvisionFlinto など、スマートデバイス・アプリのプロトタイピングを実現してくれるサービスは存在するが、安米ではアプリ開発を完結し、マネタイズまで支援する。

中国国内には、DiscuzphpwindWordPress などPHPのよるCMSを使って、BBS(電子掲示板)を運営しているウェブマスターが多数存在する。BBSには既にユーザがついているので、スマートデバイスのネイティブアプリ 化をすると、そのままアプリのユーザになってくれるわけだ。ウェブマスターはテンプレートを選択して簡単に アプリが作成でき、プッシュ通知、ローカル広告、位置情報ゲーム、ソーシャルメディアによる共有機能、共同購入などの機能が自動的に追加できる。

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安米網CEO 趙健氏

安米の共同創業者である趙健(Zhao Jian)氏は、安米を始める前、中国のケータイ向け検索エンジン「YICHA(易査)」の技術責任者を務めていた。あらゆるサービスがモバイル化されていく中で、モバイルではコンテンツが検索しにくくなることに問題を感じており、モバイルでも十分に機能する検索のしくみを作りたいというのが、彼のビジョンだ。

これまでに、安米には5,400人のウェブマスターが登録していて、ここから5万件を超えるアプリがリリースされている。そのアプリを使うユーザの数は計3,000万人。同じ分野には、中国の AppCan追信(Zhuixin)などが存在するが、ユーザ数やアプリの数の点で、安米は他の群を抜いている。ビジネスモデルは、広告、開発者とのレベニューシェア、大規模デベロッパ向けのサブスクリプションの3つだ。

中国のBBSコミュニティには、北京や上海などの中央からは完全に独立したエコシステムが存在するようだ。趙氏によれば、地元の情報が手に入る地方都市のポータルがホットで、中でも、浙江省のある都市のポータルなどは非常に人気が高い。そこには、中央のウェブサイトにはないビジネスが存在し、安米は地方のウェブコミュニティに眠るビジネスチャンスを着実にマネタイズしていこうとしている。今後は、サービスを英語、日本語、韓国語にも対応させ海外展開を図る。

SayHi!(日本名:スマとも)

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SayHi!(スマとも)は、世界に展開している出会い系アプリで、デイリーアクティブユーザ(DAU)は65万人に上る。ユーザ はサウジアラビアなど中東に多く、そのほか、日本を含むアジア地域など。中国で開発されているアプリだが、 中国ではサービスしていない。市場の需要やマネタイゼーションの関係で、中国で開発しながら国外にのみ展開しているサービスが少なくない。

スマともでは、GPS 連動でユーザは近隣の他ユーザとチャットすることができるが、チャットするにはポイントが必要で、男性陣が人気のある女性とチャットするときには、1時間 につき1ポイントが徴収される。月額6,000円のVIP会員になれば、時間を気にせずチャットを楽しむことができる。

開発元の易思卓(Easyroid)CEO 史岩(Shi Yan)氏によれば、現在、iOSAndroid、Windows Mobile 向けにアプリを提供しており、画面全体にアニメーションが動く機能などによって、他のメッセンジャーアプリ等とも差別化を図っており、売上ベースで全体の29%が日本市場からもたらされているとのことだ。

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ピッチする、易思卓(Easyroid)CEO 史岩氏。

同様の機能を持つメッセンジャーアプリとしては、中国では Momo(陌陌)遇見などが強いが、世界的に見ると、BadooSkout などがより収益を挙げている。今後、SayHi! はエンターテイメント機能、ゲーム機能を追加し、ライバルアプリとの差別化を図りたい意向だ。

微世界(vWorld)

vworld_snapshot微世界(vWorld)の CEO を務める高嵩(Gao Song)氏は、かつて、金山軟件(HKG:3888、Kingsoft)のゲーム部門だった上水軒で、最高責任者を務めた人物だ。高氏によれば、中国のスマートフォンユーザは、主に学生とホワイトカラーからなる3億5,400万人に上るという。彼らには共通する特性がある。

  • 幼い頃からゲームに親しんできたので、ゲームのクオリティにはうるさい。
  • ソーシャルメディアを使ったシェアに慣れている。
  • 競争心が強い。

微世界は、リアルな場所の陣地取りをモバイルで楽しめるゲームアプリだ。Foursquare でチェックインの数を競ってメイヤーになるのではなく、ユーザ同士がゲーム上で戦い、その結果勝てれば、その場所のリーダーになることができる。勝ち進めるごとにポイントも上がって行く。

ゲーム上で北京市内のさまざまな場所を攻めて陣地を確保できたら、次は上海に行って攻める、というような世界感を提供したいと考えている。アプリはGPSと連動していて、高徳(Autonavi)のAPIを使って実在の場所と紐づく仕掛けになっているため、ゲームを使ったO2O(online to offline)サービスでマネタイズすることを展望している。

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vWorld CEO 高嵩氏

近日、映画のプロモーションをアプリ上で行い、アプリの中でチケットの購入まで行えてしまうサービスのテストを実施する予定だ。現在はまだオープンベータ版によるテスト中だが、来年の春節(1月31日)までにユーザ数100万人、DAU(デイリーアクティブユーザ数)10万人にまで持って行きたいとしている。

App Annie

THE BRIDGE ではモバイルアプリを紹介する際、頻繁に App Annie の値を引用するので、読者の多くにとっては、App Annie のサービスがどのようなものであるか、改めて説明は不要かもしれない。初めてこの名前を目にする人のために説明すると、モバイルアプリのダウンロード統計プラットフォームだ。iOS / Android / BlackBerry / Windows Mobile などのモバイルアプリについて、どのアプリがどの市場で人気で、どの程度稼いでいるかを知ることができる。

App Annie は本社を北京に置いているが、同社CEO Bertrant Schmitt によれば、現在、世界6都市のオフィスに130人の社員を擁している。今年の9月、シリーズCラウンドで Sequoia Capital、IDG Capital Partners、Greycroft Partners、Infinity Venture Partners から1,500万ドルを調達したのは記憶に新しいところだ。

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App Annie CEO Bertrant Schmitt

Bertrant は、App Annie の成長の経緯よりも、むしろ、世界のモバイルアプリの動向について知見を共有してくれた。現在のモバイルアプリ業界を見てみると、中国では iOS AppStore が成長しているのに対し、中国を除いた BRIC(ブラジル、ロシア、インド)では Google Play が著しい躍進を見せている。一方、売り上げベースで見てみると、やはり大きな数字をたたき出しているのは先進国が中心で、Android アプリの調子がいいのはアメリカと日本、特に Android と iOS の売上がうまくバランスがとれているのが日本市場、ということだ。(いずれも2013年9月現在のデータ)

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アプリ・デベロッパにとっては、自分のアプリがどの市場でどの程度売れているのか、正確な情報がわからないと開発やデザインの戦略プランを描くことができない。App Annie で市場動向を把握し、さまざまなグロースハック・ツール等を活用することで、デベロッパが〝売れるアプリ〟を試行錯誤するためのプロセスは格段に効率的になった。

App Annie 統計の概要をインフォグラフィックの形で公開して呼び水にし、想定顧客を自社サイトに誘導している。より詳細な情報が欲しい顧客にはプレミアムアカウントで情報を販売する、というビジネスモデルは、マネタイゼーションに苦慮するニュースメディアにとっても、参考にすべきところが多い。


App Annie のピッチが終わると、TechTemple のボールルームはオープニング・パーティーの場と化した。北京は町が大きく、スタートアップは北西の中関村から、北東の三里屯まで随所に分散している。しかし、この日は北京の各地から、起業家や投資家が集まり、筆者も懐かしい顔ぶれと再会の杯を交わすことができた。

ちょうど TechTemple がある北新橋(ベイシンチャオ)のあたりを境に、北京は東側が新興開発地域、西側は北京古来の集落・胡同(フートン)がひしめき合う旧市街となっている。TechTemple から10分も歩けば、池を囲んで飲食店が並ぶエリア后海(ホーハイ)など、生活をカジュアルに楽しめる場も数多いので、スタートアップ文化が盛り上がるには、またとないロケーションだと思う。

最終回となる次稿では、第1部で紹介した中国のテックニュースメディア「36気(36Kr)」が教えてくれた中国の新進気鋭のスタートアップと、今回訪問することができた中国有名ネット企業の動向についてスポットを当てる。

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ボードルームに集まる人々。
このスペースを活用して、さまざまなイベントが開催されることになるだろう。
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パーティーで談笑する、北京のスタートアップ・コミュニティの人々。
筆者が北京でよく会う起業家や投資家も、もれなく招かれていた。
オープン間もないにもかかわらず、その存在が地元では十分に認知されているようだ。
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レセプション兼カフェとなっている一角。
コーヒーが美味しかったので、「請給我一杯咖啡!」と連呼して、結果的にかなり飲んだ。
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TechTemple の外観。北京・北新橋(ベイシンチャオ)の
天海商務大厦(ティエンハイ・ビジネスビル)の1F/2F を贅沢に使った空間だ。

LINEがAndroidデベロッパー向けテストプラットフォーム構築のためにBaidu(百度)と提携

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LINEは、Baidu Cloud Crowdsource Testing Platform(百度雲衆測平台)と1年間提携することを発表した。このプラットフォームは、国内メーカーが製造する(特にAndroidシステムスマートフォン上における)LINEアプリの適応問題を検証するものだ(中国語記事)。 Apploverと同様、Baidu Cloud Crowdsource Testing Platfo…

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LINEは、Baidu Cloud Crowdsource Testing Platform(百度雲衆測平台)と1年間提携することを発表した。このプラットフォームは、国内メーカーが製造する(特にAndroidシステムスマートフォン上における)LINEアプリの適応問題を検証するものだ(中国語記事)。

Apploverと同様、Baidu Cloud Crowdsource Testing Platform は本質的にAndroidのユーザや電話をクラウドソースするコミュニティで、その目的は、デベロッパーに何百というAndroid端末やライブテスターにアクセスを提供するテストプラットフォームを作ることである。

Baidu(百度)のテストプラットフォームのほかに、LINEは地図データをメッセージツールに送るBaidu Map(百度地図)とも提携した。LINEは、Qihoo 360(奇虎)、NetEase(網易)、Alibaba(阿里巴巴)、Wandoujia(豌豆荚)などの国内提携先とも協力を継続する点を強調した。中国の通信会社のほか、電話機や電話機器メーカーとも協力していくと付け加えた。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

中国発、サードパーティAndroidアプリストア・トップ10(2012年版)

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 中国のサードパーティのAndroidアプリストアが強く、また数も増えつつある。デザインもずいぶん綺麗になった。昨年の夏、その内8つを取り上げた。今回は数あるサードパーティAndroidアプリストアの中でも最もダイナミックで興味深い10のストアを取り上げる。 良いニュースは、今までのストアより格段と美しくなっている事だ。悪いニュースは、まだ海賊版があふれている…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国のサードパーティのAndroidアプリストアが強く、また数も増えつつある。デザインもずいぶん綺麗になった。昨年の夏、その内8つを取り上げた。今回は数あるサードパーティAndroidアプリストアの中でも最もダイナミックで興味深い10のストアを取り上げる。

良いニュースは、今までのストアより格段と美しくなっている事だ。悪いニュースは、まだ海賊版があふれている事と、制限が緩いことによって悪質なアプリがストア内に入るリスクがある点だ。また、中国でのAndroidアプリへの支払い方法の問題に誰も対処していないため、全体的に無料アプリや広告収入のアプリが中心となっている。

公式のAndroidストアであるGoogle Playは、中国では開発者と消費者のどちらにもスルーされており課金アプリのサポートも十分ではない。これは、第三者ストアが今まで以上に必要とされる事を意味している。以下に10の競合をリストする。

10の競合

1.Baidu App Storeリンク

実際には、数ある第三者ストア(以下のリストのストアも含む)からアプリを選出しているアグリゲーターだ。しかし、ストアが新しい事、また中国の検索エンジン大手Baidu (NASDAQ:BIDU))のアプリである事が特徴。この無料アプリストアは、Baiduのモバイルのトップページとリンクされている。独自アプリもある。

2. Tencent App Gemリンク

中国のもう一つのネット大手、Tencent(HKG:0700)はAndroidのアプリを打ち出している。昨年の夏から、名前、URLとデザインを変えたので多少混乱するかもしれない。まだ、Androidをパソコンを同期させるTencentの「iTunes for Android」と緩く連携している。Tencent App Gemはアプリの形式を取り、またAndroidのタブレット版もある。

3.Wanduojiaリンク

または、英語名SnapPea(リンク)。中国のスマートフォンユーザが何でもかんでもクラウド上で管理する事を好まない事に一番に気がついたのがWandoujiaだった。そのため、同アプリは広大なアプリストア、モバイルアプリストアとPC同期アプリが付いてくる。Wandoujiaは中国版Android用Flipboardの使用権を獲得するなど面白いタイアップで今年知名度を上げた。実際にはアグリゲーターであって、自社でアプリをホストしている訳ではない。

北京発のこのスタートアップは、他の第三者ストアとは異なり先月SnapPeaのローンチで海外に進出した。ただ海外版では、ウェブサイトをベースとしたアプリストアは無い。

4.App Chinaリンク

上述したように、集団から抜け出す為にAppChinaはよりクリエイティブになる努力をしている。こちらもウェブサイトを改良し、個人的にはこのリストの中で最もかっこ良くなっていると思う。また、去年から地元の開発者と積極的に活動している。昨年の夏から見ると、今年2月にAppChinaは初回ラウンド投資で4000万人民元($635万米ドル)をまとめている。

5. D.en Games Centerリンク

こちらも改良し、整頓されてよりプロっぽくなった。去年はあまりに見た目が悪かったのでリストには含まなかった。現在はストアにアクセスするための素敵なAndroidアプリがある。(こちらを参照)。名前から示唆されるように、ゲームに焦点が当てられているが普通のアプリも取り扱う。D.en、あるいは中国名「Dag Le」はRovio Mobileと長年に渡りオフィシャルパートナーで、広告無しのAngry Birdsのタイトルを配信している。

6. Gfanリンク

こちらも化粧直しをしたスタートアップストアで、BBS掲示板から完全に自立したストアへと成長した。私たちが聞いたところによると、今後は開発者やゲームのスタジオとのタイアップを増やしていく計画だそうだ。

7. Anzhiリンク

正式名称はGoAPKとい名前だった。国境を超えて中国に無断で持ち込まれた免税スマートフォンに、「グレーな輸入者」によってプリインストールされるという危険な戦略のおかげで今でも広く使用されている。Android携帯を改ざんする人たちにとってAnzhiが有益である事が推測される。ユーザを獲得する一つの方法ではあるだろう。海外の人が中国でAndroid携帯を買う場合は細心の注意を払わなければならない。多分事前に改ざんされ、Google Playが抜かれている事だろう。というより、中国を訪れた時にAndroid携帯やタブレットを買うべきではない。

8. HiAPKリンク

こちらもまたAnzhiのように疑わしい方法で成長を遂げた。とはいえ、このモバイルアプリストアはアップデートも定期的に行われ、見た目も遥かに良くなった。

9.N-Duo Marketリンク

スタートアップサイトが綺麗になり、またAndroidタブレットアプリ用の使えるセクションが作られたのは嬉しい事だ。

10. Taobao App Marketリンク

先月ローンチされ、中国最大のeコマースサイトがAndroidアプリ市場に参入してきたのは興味深い。もしかしたら、これはAndroidの支払い方法の問題を解決するかもしれない。なぜなら、このストアは巨大オンラインの支払いプラットフォームであるAlipayを運営するAlibaba社によるストアだからだ。ただし現在はまだサードパーティのアプリストアに過ぎない。

昨年のリストから除外されたストアはEOE Marketだけで、その理由は他社に比べて少し使い古した感があるからだ。例えば、有名なメッセージアプリであるWeixin(英語名はWeChat)は他のストアのほとんどでは1000万単位でダウンロードされていたにも関わらず、EOE Marketからは数100万しかダウンロードされなかった。

さて、ネット決済の状況を整理するなど何か革新的で便利な変化を起こすのはこのうちのどれだろうか?そろそろ、結論が出るだろう。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

GMIC 2012: スタートアップ・コンペティション「G-Startup」出場のファイナリストが決定

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これまで 本サイトでもご紹介してきたが、いよいよ来週 5月10日と11日、北京でGMIC(Global Mobile Internet Conference、全球互連網大会)が開催される。Startup Dating は、GMIC のプロモーション・メディア・パートナーを務めており、読者の方々は20%割引で入場チケットを購入できる。(チケッティング・サイトから、Startup Dating 向けデ…

これまで 本サイトでもご紹介してきたが、いよいよ来週 5月10日と11日、北京でGMIC(Global Mobile Internet Conference、全球互連網大会)が開催される。Startup Dating は、GMIC のプロモーション・メディア・パートナーを務めており、読者の方々は20%割引で入場チケットを購入できる。(チケッティング・サイトから、Startup Dating 向けディスカウントコード「GMIC-SUDT」を入力。)

GMIC のアトラクションの一つ、スタートアップ・コンペティション「G-Startup」のファイナリストが決定したので、紹介させていただく。

今年の G-Startup コンペティションは、19カ国から100件もの申し込みがあった。参加者全員が最善のピッチをし、Plug and Play(アメリカ)、China Accelerator(中国加速)、Innovation Works(創新工場)の審査員には、タフな決断を強いることになった。その結果は、最も挑戦的で刺激的なものだったと言っていいだろう。選ばれたファイナリストを以下にご紹介しよう。

ファースト・ピッチ・コンペティション

ファースト・ピッチ・コンペティションでは、次の出場者を予定。このうちの一社が、アーリー・ステージ・コンペティションに進むことができる。

  • Urthecast(カナダ) – Urchest は世界で初めて、地球のストリーム映像をHD画質で提供するビデオプラットフォームの構築を目指す。国際宇宙ステーションのロシアのモジュール部にカメラを配置し、ユーザはリアルタイムで地球のHD映像を見ることができる。
  • Viatun(ロシア) – 特許を取得したVPN技術とトラフィックを優先するサーバを用いて、モバイルユーザに高速のウェブアクセスを廉価で提供する。Symbain、iOS、Android、Windows Mobile など、すべての主要モバイルOSで利用可能。
  • Mugeda(中国)– クラウド上のデータベースを通じ、PC、スマートフォン、タブレット上で HTML5 アニメを共有できるサービス。ソーシャル環境上で、アニメーターやウェブ開発者らが作品を共有することができる。
  • Monaca(日本) – モバイルアプリが人気を博す一方、異なるプラットホームが複数存在するのは、開発者には頭痛の種だ。Monaca は、クラウドベースのモバイル開発環境で、複数のモバイルプラットホーム用に HTML、CSS、JavaScript を生成するワンクリック・エンジンを提供する。複数のOS向けに開発する手間が省けるようになる。(関連記事
  • Guobi(中国・国笔– 手書きで文字が調べられる辞書は、中国人には役に立たないことが多い。Guovi (国笔)は文字を続けて流し書き入力できるので、ユーザに不便を感じさせない。部首入力、筆順入力、簡体字対応、クラウドベースの辞書連動などにより、テキスト入力の技術を革新する。

アーリー・ステージ・コンペティション

  • Between(韓国) – 韓国の VCNC社が開発した iPhone/Android アプリの「Between」。恋人とのプライベートな想い出を、プライベートでソーシャルなスペースに、二人だけが共有できる形で保存できるサービス。チャット履歴、写真、メモを蓄積し、恋人との関係をこれまでになく素晴らしいものにできる。
  • Phewtick(日本) – チャンスを増やすには、人に出会う機会を増やすしかない。ならば、偶然知り合えるような集まりを、もっと日常的に(あるいはもっと偶然ではない形で)知ることはできないだろうか? Phewtick は、時間、場所、雰囲気などユーザが入力した情報に基づいて、同じ分野の新しい人々に出会う機会を提供するプラットフォームだ。
  • Danqoo(中国・短趣) – 毎日の生活で、あなたの興味は何だろう? Danqoo を使えば、興味がある分野について、あなたが見つけたもの、誰かとシェアしたいものを、いつでもどこでも記録することができる。友人をインバイトし、見つけたものを記録し、アイデアや考えを共有しよう。
  • Doudou(中国・兜兜) – 父兄と教師の関係は、家族と同様に重要な人間関係だ。Doudou Mobile は、父兄や教師が写真、カレンダー、メッセージを保存したり、子供を中心とするプライベートなネットワークが構築できるよう、私立学校や塾のためのプラットホームの提供を目指している。
  • Vimention(フィンランド)– グローバルかつローカルに、ユーザが最も熱い状態とつながっていられるように、モバイルアプリを提供する。人通りの多い街の広場に腰かけ、まわりで起きている出来事が見える状況を想像してほしい。Vimention を使えば、世界中からあなたの見たいものを見ることができる。

グロース・ステージ・コンペティション

  • Leiyoo(中国・磊友)– HTML5 は中国市場にとっては、まだ比較的新しい存在だ。Leiyoo は HTML5ゲームの開発だけでなく、ユーザやプログラマ向けにゲームの開発環境を提供している。中国でのモバイルゲームの拡大に伴い、Leiyoo が価値ある存在になることが期待されている。
  • Wandoujia(中国・豌豆荚) – モバイルゲームやアプリのマーケットプレースを構築するのは難しいが、豌豆荚がそれを変えようとしている。モバイルユーザにゲームやアプリを見つけるプラットフォームを提供し、アプリ探しをより簡単で便利なものにしてくれる。(関連記事
  • Mila(スイス) – 中小企業を経営するのは容易ではないが、その企業が世界経済の一端を担っていることはよくあることだ。Mila は、ソーシャルメディア、スマート・アシスタント、モバイル決済システムなどを使い、中小企業にプロダクトやサービスの取引を活性化する手段を提供する。
  • Mokipay(リトアニア)– 携帯電話で決済したいと感じたことはないだろうか? Mokipay は、銀行や小売業者にクラウドベースのモバイル決済サービスを提供する。携帯電話に暗証番号を入力するだけで、便利に決済を完了することができる。
  • Julu Mobile(中国・巨鹿移動)– 中国初のハイエンド・モバイルユーザ向け広告プラットフォームを構築し、モバイル広告体験を改善する。ユーザの興味に合わせて、最適化された広告コンテンツを提供し、ユーザにも広告主にもより付加価値の高い方法でエンゲージメントを提供する。その結果、アクションあたりのコストを下げてROIを向上、モバイルサービスの開発者に対し、他のプラットフォームよりも、より高い広告売上を提供する。

イベント当日は、Tech in Asia や Technode などの記事翻訳に加え、現地からのリアルタイム・レポートもお届けしたいと考えている。乞うご期待。

360Buy(京東商城)のアプリDL数1000万件−目指すはモバイル経由の売上げ25%

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 中国で2番目に大きいB2CのECサイトである360Buyは、同社のモバイルショッピングアプリのダウンロード数が1000万件を突破したと発表した。 360Buyのアプリは、iOS、Android、Symbian、WP7、Web TVなどクロスプラットフォームで提供されており、スマートフォンやテレビで商品を閲覧しながら購入することができる。 同社のアプリは昨年の…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国で2番目に大きいB2CのECサイトである360Buyは、同社のモバイルショッピングアプリのダウンロード数が1000万件を突破したと発表した。

360Buyのアプリは、iOS、Android、Symbian、WP7、Web TVなどクロスプラットフォームで提供されており、スマートフォンやテレビで商品を閲覧しながら購入することができる。

同社のアプリは昨年の2月にリリースされたばかりだが、2011年の第2〜4四半期の間に中国ユーザーによるダウンロード数は倍増したという。

360Buyのユーザーはアプリを使用して買い物をする際、代金引換払いか、99BillやUnionPay経由でのオンライン決済のどちらかを選択することが多い。360Buyは、昨年Alibaba(阿里巴巴)が持つ競合支払いプラットフォーム、Alipayの使用を停止している

360Buyは、サイト売上げの20%〜25%はやがてモバイルアプリ経由になると予想しており、モバイルECサイトの更なる繁栄を見込んでいる。現段階でのモバイルアプリ経由の売り上げ数値は明らかにしていない。

1000万ダウンロードは、AppleのiTunesやNokiaの Ovi storeに加え、WandoujiaやAppChinaなどのAndroid appストアから集計された数だ。

信じられないことに、360BuyはGoogle Play(元Android Market)から同アプリを削除したようだ。中国企業の間で流行っているAndroid用アプリの‘.apk’を直接ユーザーに提供するか、前述のアプリストア以外のアプリストア経由で提供することになるため、ダウンロードデータを確認するのは難しい。

360Buyは2011年、高級ファッションストアを追加したり、ロシアの投資グループ「DST」から大口の資金を確保したりと積極的に動いた一年だった。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

中国のジェイルブレイクビジネス「91Assistant」、アメリカや香港での上場を望む

【翻訳 by Conyac】 【原文】 昔テックギークにとって趣味だったiPhoneのジェイルブレイクは、今や金になるビジネスだ。昨年4月のワシントン・ポスト紙のレポートによると、アメリカでは主要な裏AppStoreである「Cydia」(りんごの木に穴を開ける虫にちなんで名付けられた)は年間約1000万米ドルを儲け、週間アクティブユーザ数は約450万人に及ぶ。 中国のジェイルブレイク利用者は、アプ…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

昔テックギークにとって趣味だったiPhoneのジェイルブレイクは、今や金になるビジネスだ。昨年4月のワシントン・ポスト紙のレポートによると、アメリカでは主要な裏AppStoreである「Cydia」(りんごの木に穴を開ける虫にちなんで名付けられた)は年間約1000万米ドルを儲け、週間アクティブユーザ数は約450万人に及ぶ。

中国のジェイルブレイク利用者は、アプリをiPhoneにダウンロードするのに主に91Assistant(91手机助手)を利用している。昨年スマートフォン市場で700~800万人民元の収益を得たNetDragon Websoftから出資を受けている。ツールにはAndroidバージョンもある。一般に、中国のiPhoneユーザの70~80%と、Androidユーザーの40~50%は91Assistantを利用しているという。これは中国のモバイルアプリにとって最も重要な流通経路の一つなのだ。

NetDragonのCFOであるJoe Wu氏は、すでにモバイル区分である91 Limitedから脱し、アメリカか香港で上場する計画だと述べた。

iPhone裏市場というビジネス

91Assistantを利用すると、ユーザーはコンピュータを使用して簡単にアプリケーションをダウンロードできる。しかしiPhoneの場合、彼らは最初にその電話やiデバイスを”ジェイルブレイク”しなければいけない。ジェイルブレイクとは、iPhoneからAppleが課している制限を取り除く工程のことだ。

「モバイルフォンに新しいOSをインストールすることに似ている」とJoe氏は言う。「誰かがWindowsがプリインストールされている新しいパソコンを買って、気に入らなくてそのマシンにLinuxをインストールし直すように。」

iPhoneのジェイルブレイクは合法ではあるものの、Appleはこの方法を「製品保証違反」と言っている。ソフトウェアのダウンロードは別にして、91Assistantは画像翻訳や音楽、ビデオその他のデータの取り扱いや電話帳のバックアップなどあらゆる面でユーザーを助けてくれる。

急速な成長

この手のものが最初に中国に現れてから、91Assistantは急速にiPhoneユーザーに広まった。今日、中国のiPhoneユーザーの70~80%、1200~1300万人が91Assistantを使用してアプリケーションをモバイルにダウンロードしている、とJoe氏は言う。

NetDragonはAppStoreのサードパーティ運営を実務とする。これまで取り扱ったアプリケーション数は24万1,658件。アプリケーション販売のためのApple公式チャンネルでJoe氏は、「iTunesの代わりになるものだ」と話す。

91AssistantはAndroid用のバージョンも提供する。中国における全てのAndroidユーザーのうち、2000万人以上、およそ40~50%が利用する。ユーザーの数は今年急速に増加することが展望されている。「中国のスマートフォンユーザーは今年1億人増えるだろう。我々はその半分の5000万人が91Assistantを使ってくれることを期待している」とJoeは述べた。

Joe氏の目算は実現する可能性が大きいだろう。中国で3番目に大きなワイヤレスオペレーターであるChina Telecomが、3月9日よりiPhone 4Sの販売を開始すると発表しており、中国におけるiPhone普及率は上がるはずだ。現時点では、わずかに大きいとされているChina Unicomだけが中国本土でのiPhone販売を行っている。中国のワイヤレス企業最大手のChina Mobileは国内で開発された3Gテクノロジーを駆使しており、いまだAppleとの契約締結には至っていない。

収益と投資

NetDragonは昨年モバイル事業で、およそ7000万人民元から8000万人民元の利益を計上している。この収益は、広告収入とゲーム、eコマース企業とのパートナーシップ締結によるものとなっている。

「弊社のモバイル部門はすでに黒字化している」と、NetDragonのCFOであるJoe Wu氏は述べた。ユーザー基盤が拡大され、モバイルインターネットが発達したため、本年度の収益は3倍になると予測している。

91 Limitedの60%はいまだNetDragonの管理下にあるものの、IDG、Vertex、そしてDT Capitalを含むベンチャーキャピタル企業数社は、91 Limitedに合計3400万米ドルの資金を注ぎ込んでいる。

「本年度、弊社モバイル部門の米国市場もしくは香港市場での上場を考えている。インターネット事業をより熟知している米国市場での上場を目指したい。」

競争者

しかしながら、この91 Assistantの成功は競争相手を市場へと促す結果となった。

Innovation Works(創新工場)によって成長したプロジェクトの1つWandoujia(豌豆荚)はその一例だ。Google Chinaの元代表Lee Kaifu氏がGoogleを2009年に去った後、北京で設立した。業界内部の人間によると、Wandoujiaは2010年にそのサービスを開始し、Androidにのみ焦点を置き、1000万人以上ものユーザーを誘引しているそうだ。

また別の競争相手はiToolsで、iPhoneとその他のiOSデバイスを専門にしている。中国の最大手インターネット企業のTencent(騰訊)の初期メンバーであったFeng Linyi氏とKung Hoising氏の2名により設立されたThink Speed Groupが立ち上げた。彼らはTencentの主要商品であるQQインスタントメッセージングサービスの構築に携わっていた。

iToolsは機器をジュエルブレイクする必要がないため、91 Assistantよりも便利になっており、昨年7月にサービスが開始されてから350万人ものユーザーを獲得している。そのうち40%は中国からだ。

昨年11月、香港株式市場に上場しているCome Sure Group Holdingsは、iToolsの51%を買収する旨の基本合意書に署名した。取引の完了は4月に見込まれている。また当企業はTencentとも潜在的な協力体制についての協議を行っている。「彼らがTencentの支援を得ることができれば、iToolsはたやすく数千万人ものユーザーを獲得することができるだろう」と業界内部の者は述べた。

加えて、Tencentは自身も同様の製品を販売しており、競争が激しいものである事は理解している。「恐れる必要はない。ただベストを尽くすだけだ。」

Qihoo(奇虎)360とのパートナーシップ

しかし明るい面もある。最近、91 Assistantは販売促進の為にQihoo 360 Technologyとパートナーシップを結んだ。Qihoo 360は同国の主要なアンチ・ウィルス提供会社だ。月間で3.5億人の利用ユーザーを誇り、顧客数ベースでは中国で3本の指に入るインターネット企業だ。両社共同製品、360(91) Assistantは素早くマーケット・シェアを得ている。

【via Technode】 @technodechina

中国で人気ー8つの非公式アンドロイドマーケットをご紹介

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 アンドロイド全体が大きくオープンになるにつれて、モバイルOSにアプリを入れる方法が自由になってきている。中国以外の世界の多くでは、オフィシャルなアンドロイドマーケットが本来のアプリ供給元になるのだが、中国では状況がまったく異なっている。数十のアプリストアが、合法にー但し一部を除いてだがーアプリ業界を支配しつつある。 調査会社DCCIからの資料によると、アンド…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

アンドロイド全体が大きくオープンになるにつれて、モバイルOSにアプリを入れる方法が自由になってきている。中国以外の世界の多くでは、オフィシャルなアンドロイドマーケットが本来のアプリ供給元になるのだが、中国では状況がまったく異なっている。数十のアプリストアが、合法にー但し一部を除いてだがーアプリ業界を支配しつつある。

調査会社DCCIからの資料によると、アンドロイドは世界のモバイルOSのマーケットシェアの23パーセントを占めている。一方、シンビアンは依然首位で29パーセントのシェアである。

しかし、以下の表を見ると、この2つのプラットフォームはまったく正反対の歴史を歩んでいる。Googleアンドロイドは、競合品のiPhone 4と比べて100ドル以下の低価格品を拡販しており、数ヵ月で世界的に普及しているシンビアンを追い抜くであろう。中国においてはもう少し先になるが、同じ方法で進んでいる。

中国でのスマートフォンの推定利用台数は、一様ではない。1,000万から1,800万台の間であるが、幅広い端末提供という意味ではApple社のiPhoneの利用台数を超えるものと推測される。

しかしながら、Googleは中国での有料アプリケーションのサービス展開を実施できておらず、中国のスマートフォン搭載アプリケーションのファン達の要求を満たす大きな市場にはまだ余地がある。何百万人もの消費者の注目を得ようと躍起になっている、8つの非公式のアプリケーションストアを紹介しよう。

8社のライバル


1:Tencent(騰訊)のアプリストアが、先月始まったデスクトップのTencentアプリアシスタントを補う形で先週オープンした。このストアは、QQナンバーでログインできたり、店内でアプリの特長を共有したりコメントが出来たりする非常にソーシャルなストアである。このストアとデスクトップとで、Tencentはアンドロイドでのアプリや写真、音楽の共有をGoogleがやっているより上手に実施しているようだ。ストアの情報はここだ。


2:PeaPod(豌豆荚)は、どの会社よりも先にアンドロイドビジネスに参入し、中国産アンドロイドストアで、デスクトップのみに特化した唯一の中国スタートアップだ。この会社はInnovation Works(創新工場、訳注:中国のシードアクセラレーター)出身で、言い換えれば、この会社は、中国の最先端をいくウェブの権威であり起業家(そして、中国Googleの前最高責任者)であるLi Kai-fu(李開復)氏が生み出した会社ということである。Innovation Worksは先週、更に1億8,000万米ドルの資金をシリコンバレーから得た。ストアの情報はここだ。


3:AppChinaは、Innovation Worksから資金とハウツーを受けているもうひとつのスタートアップである。ということは、これまたLi氏の援助を受けているDiaxin(点心)のアンドロイドベースのモバイルOS「Tapas」と連携しているということであり、将来のTapasOSデバイスにプレインストールされる可能性が高いということになる。AppChinaは、ストアから前述したPeapodのデスクトップユーティリティに直接アプリをダウンロードできるオプションも提供している。ストアの情報はここだ。


4:HiMarket/HiAPKは、中国のオンラインゲームから売上を上げているリストから先週見つけたNetDragon(網竜)という会社より資金提供をを受けている。(但し、NetDragonは全体の1.5%しかランク入りしていなかったが)。HiMarketはこのリストの3から8の間に入っていることから、存在するアンドロイドアプリは大体登録されているだろう。或いは、並行輸入されたデバイス、特に絶大な人気があるシムロック解除されたHTCのスマートフォンにプレインストールされていることも多い。ストアの情報はここ


5:GoMarket/GoAPKは、利用者が無料版や海賊版のアプリを共有するとんでもない人気掲示板から出てきた会社だ。現在は、密輸された(本物だが)中国のHTC端末にプレインストールされていることが多い、マーケット独立型のアプリである。このリストに載っている他のストアと同様の方法で、広告や主に海外デベロパーの許可を得て販売しているライセンス取得済みのアプリを中心に取り扱っている。6月には、中国のテック系最大手企業のShanda(盛大)から100万米ドルの資金援助を受けた。ストアの情報はここ


6:N-Duo Market / Nduoaは、過去にShandaから支援を受けていたが、途中で中断されてしまった。それにもかかわらず、辛抱強く頑張り、マーケットプレイスアプリで最も見た目のいいタブレットバージョンをもつ。ストアの情報はここだ。


7:EOE Market (写真上)は、彼らのマーケットプレースで広告やアプリ配信で生き残りに苦労している小さなアプリにユーザーをきめ細かく誘導している。公開されている資金調達の情報などはないが、EOE は良い運営状況にあり、幅広い人気を誇るAngryBirdsなど、中国国内で人気があるアプリケーションのほとんどを配布している。ストアの情報はここ


8:最後のGFansは、中国でのアンドロイドアプリケーションシェアにおける草の根的な存在となっている。有料アプリの海賊版が氾濫するフォーラムとして始まったGFansは、いくつかの改善と考案を経て、非常に人気のある正当なアプリストアへと生まれ変わった。将来的にはアプリケーション・ストアのかわいらしいタブレット版なども考案中とか。ストアの情報はここ。



これらがリストの全容だ。アンドロイドの中国国内のユーザー数が2000万人を突破しようとするところだが、これらのストアはアンドロイド上での人気を築き上げていくチャンスを持ち合わせている。そして、スタートアップを造り上げ売買契約に持ち込むのだ。

もちろん、中国の電話会社3社は、各自アプリストアを持っている。が、それらのサイトは、その他のサイトで利用可能なサービスの幅・選択肢を持ち合わせておらず、電話会社のアプリストアは、その他のサービスをどのようにどこで入手すればいいか見当がつかない人々のためのいわば、 “騙しの選択肢” でしかない。

中国ではまだきちんとしたアプリケーションの支払システムが確立しておらず、これは非常に残念なことではある。これらの電話会社は、キャリア・ビリングという支払システムを導入したが、まだまだ説得力のあるものではないようだ。

【via Penn Olson 】 @pennolson

[翻訳News] 続編:元グーグル中国・李開復氏が育てるのは、パクリのスタートアップか

【翻訳 by 池田 将】 昨日、私は Innovation Works(創新工場)についての記事を書いたが、いくつかのフィードバックをいただいた。概ね私の考えに賛同いただけたものや、そうでないものもあった。(創新工場に勤務するある人は、実際にこの件について電話をくれた。) まず、一つ間違いを正しておきたい。Dianxin(点心)は、アンドロイド・クローンではない。それは、中国人向けに最適化された、…

【翻訳 by 池田 将】

昨日、私は Innovation Works(創新工場)についての記事を書いたが、いくつかのフィードバックをいただいた。概ね私の考えに賛同いただけたものや、そうでないものもあった。(創新工場に勤務するある人は、実際にこの件について電話をくれた。)

まず、一つ間違いを正しておきたい。Dianxin(点心)は、アンドロイド・クローンではない。それは、中国人向けに最適化された、アンドロイド上で動くスマートフォンOSである。また、Wandoujia(豌豆荚手机精灵)が、91 Assistant(91手机助手)の焼き直しかどうかについては議論の余地がある。(これについては、さらに調査をした上で記述したいと思う。)

しかし、Umeng(友盟)は極めてFlurryに似ていて、創新工場が手がける別のプロジェクトである、DianDian(点点網)Tumbler に近いものだ。

現在、創新工場は26のプロジェクトを抱えている。そのうちのいくつかは、他のネット企業のアイデアに極めて酷似したものだ。先に電話をくれた創新工場の人物によると、その理由は、中国で仕事をしているからにほからなないとのことである。その人物は私にこう言った。「これらは、創新工場が考えたアイデアではなく、起業家たちが出してきたアイデアなのです。」

しばらく考えて、私は突如こう思った。確かに、欧米の成功モデルのクローンやリメイク(あるいは、なんと呼んでも構わないが)を起業家が持ち込んで来たら、インキュベータは必然的にそういうビジネスプランを選ぶことになるのだろう。

問題は創新工場や、特定のインキュベータにあるわけではない。これは我々をとりまく雰囲気の問題だ。Renren(人人網)は自らを「中国のFacebook」と名乗ることで、上場株価がさらに30%上昇した。人人網がスタートしたとき、それはまさに Facebook のようで、実際、同社のCEO 陳一舟氏(Joe Chen)は Facebook をコピーしたことを認めている。(別に彼はこのことを恥じていない)

中国の新世代のネット起業家は、陳氏の足跡をたどっているに過ぎない。そして、この状況を、人人網、Youku(優酷網)Sina Weibo(新浪微博)などに出資している、すべての投資家が助長しているのだ。

【via Technode】(@technodechina)

[翻訳News] 元グーグル中国・李開復氏が育てるのは、パクリのスタートアップか

【翻訳 by 池田 将】 数日前、私(訳注:シャーマン・ソウ女史)は友人たちと中国の起業家について話をしていた。私が考えていることをまとめるならば、それは「山寨(シャンザイ)」という言葉に他ならないのではないかと友人たちは私に語った。 山寨とはパクリということだ。ただ、それは単なるコピーという意味に加えて、考慮されたローカライゼーションの意味も含んでいることが多い。中国におけるインターネットで名を…

【翻訳 by 池田 将】

数日前、私(訳注:シャーマン・ソウ女史)は友人たちと中国の起業家について話をしていた。私が考えていることをまとめるならば、それは「山寨(シャンザイ)」という言葉に他ならないのではないかと友人たちは私に語った。

山寨とはパクリということだ。ただ、それは単なるコピーという意味に加えて、考慮されたローカライゼーションの意味も含んでいることが多い。中国におけるインターネットで名を馳せるサービスのすべては、欧米の成功モデルのクローンとしてスタートしている。Baidu(百度)グーグルのクローン、Tencent(騰訊網、QQ)は中国版のICQ、Taobao(淘宝)eBay をモデルとし、Renren(人人網)は中国の Facebook であり、Sina Weibo(新浪微博)Twitter を模倣している。

そして、彼らはサービスをローカライズし、中国人の間で普及するように努めた。そのプロセスにおいては、数字の上で、クローンが当初手本としたオリジナルのサービスを上回るケースも出始めた。例えば、騰訊網の QQ は6億人のアクティブ・ユーザを獲得し、昨年12億ドル(約1000億円。Technode原文では1兆2000億ドルとなっていましたが、騰訊網の決算資料を元に修正しました。)の利益を達成した。ICQ はもはやネットにおいてメジャーではないが、業界の内情を知る人々は、新浪微博は Twitter を上回る機能を提供するだろうと推測している。

グーグル中国の長であった李開復氏 (Kaifu Lee) が創設したインキュベーション施設、Innovation Works(創新工場)を見てみると、この傾向はより明らかだ。多くの創新工場が手がけるプロジェクトは、成功したインターネット企業のクローンだ。彼らのポートフォリオ企業を見てみると、Dianxin(点心)はアンドロイドのクローンであるし、Wandoujia(豌豆荚手机精灵)は、アメリカのスタートアップ Flurry を手本として、NetDragon(網竜)Umeng(友盟)が作った携帯電話管理ソフト「91 Assistant(91手机助手)」を模倣しようとしている。

きっと創新工場をよく知る読者なら、さらに多くの例を上げられるだろう。そこで少し考えてみた。李開復氏が Innovation Works(創新工場)の名前を Shanzhai Works(山寨工場)に変えれば、実際の活動をより反映したものになるのではないか。

【via Technode】 @technodechina