新型ドローン「Next」シリーズによる次世代の橋梁点検手法の実証実験を実施

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グリーン・コミュニティの実現を目指す日本アジアグループ株式会社(コード:3751、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:山下 哲生)傘下の国際航業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土方 聡、以下「国際航業」)と、株式会社エアロネクスト (東京都渋谷区、代表取締役社長:田路 圭輔、以下「エアロネクスト 」)は、エアロネクストの新型ドローン「Next INDUSTRY(TM)」を活用した次世代の橋梁点検手法の実証実験を実施いたしました。
本実証実験で撮影した映像を9月3~6日に京都で開催される「Industry Co-Creation (TM) (ICC) サミット KYOTO 2018」のカタパルト・パークにて展示予定です。
橋梁点検は、国が定める統一的な基準により、5年に1度、近接目視による点検を行うことが定められています。今後、この点検サイクルを継続していくためには、管理橋梁数が膨大であることによる財政負担の軽減、作業者の経験値・技術力に左右されない、品質の均質化が求められています。このような橋梁インフラの安心・安全を継続的に確保していくための課題解決には、ドローン等を活用した点検業務の効率化が必須です。

本実証実験では、エアロネクストが持つ独自重心制御技術4D Gravity™を搭載したドローン「Next INDUSTRY™」により、機体とカメラやセンサーなどの搭載物の物理的な距離を確保すし、従来のドローンでは難しかった対象物への接近や狭い空間への侵入、橋梁現場での安定飛行を実現いたしました。今後は、搭載物の重量が機体の飛行に影響を与えない4D Gravity™の利点を最大限に活かして、橋梁点検専用Next INDUSTRY™には24時間飛行を実現する地上給電システムを採用する予定です。

インフラ整備の豊富な実績を持つ国際航業とエアロネクストは、橋梁点検専用Next INDUSTRY™の実用化に向けて、非GPS環境下で自律飛行が可能な制御プログラムを搭載した実用機体を開発し、点検業務の効率化とコスト削減を両立するドローンの本格的な活用を目指します。

群馬県内での実証実験の様子

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