タレントプール利用企業の半数が「使いこなせていないけど運用し続けている」課題は「アプローチタイミング」と「情報のアップデート」~タレントプールの利用実態に関するアンケート調査~

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日本初の登録不要のエンジニア向けAIヘッドハンティングサービス「scouty」(スカウティ)を展開する株式会社scouty(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:島田 寛基)は、企業の採用担当者を対象としたアンケート調査を実施いたしました。

タレントプールは近年取り入れる企業が多くなってきている採用手法です。
将来的に採用する可能性がある候補者をリスト管理しておくことで、採用枠が空いたタイミングや候補者が転職を考えはじめたタイミングで応募を促します。
本調査では、タレントプールの利用実態と活用にあたっての課題について、企業の採用担当者にアンケートを実施しました。
サマリー
調査の結果、タレントプール運用を行っている企業、行いたい企業が多い一方で、タレントプール運用を行っている企業の半数がタレントプールを使いこなせていないと自覚していることがわかりました。
また、使いこなせていない理由としては「アプローチタイミングがわからない」「情報のアップデートができない」という二点が非常に大きいことも浮き彫りになりました。

・採用活動の主な課題は「スキルマッチした人材の発見」と「母集団形成」
・選考前に候補者とコミュニケーションをとるカジュアル面談実施企業が半数以上
・転職のタイミングが合わずに選考に進まなかった経験を採用担当者の2割以上が経験
・タレントプール利用「している/してみたい」が半数以上も、「タレントプールしたデータを使いこなせていない」
・タレントプール活用の課題は「アプローチタイミング」と「情報のアップデート」

調査結果の詳細
本調査では、タレントプールの利用実態とともに、タレントプール運用の入り口となるカジュアル面談の実施状況や課題、その他の採用課題についてもアンケートをとりました。

1. 採用課題は「スキルマッチした人材の発見」と「母集団形成」が他の回答を圧倒
採用活動における課題で最も多かった回答は「求めているスキルの人材を見つけ出せない」で51.6%でした。続いて「十分な候補者数が集まらない」が42.4%と、3位の「採用費用の増大」(26.0%)を大きく引き離しました。

求人倍率が上昇し売り手市場となっている今日では、求めているスキルにマッチした候補者の母数を確保するという採用活動の初期の段階で多くの企業がつまづいてしまっているようです。
特にエンジニア採用に関わっている採用担当者では「十分な候補者数が集まらない」が48.9%、「求めているスキルの人材を見つけ出せない」が55.0%と、課題がより顕著に表れています。これは、他の職種にくらべてエンジニア採用が採用困難な職種であることを物語っていると考えられます。

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