国内外のエネルギー企業に採用されている、スマートメーターデータを活用した高圧料金プラン見積もり作成ツール「SMAP Simulator」の本格拡販開始

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AI解析により高精度なロードカーブが実現、競争力ある提案が可能に

ENECHANGE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:城口洋平、代表取締役社長:有田一平 )は、ENECHANGEグループであるSMAP ENERGY Ltd.(本社:イギリスロンドン市、CEO:城口洋平)が開発する、データ解析プラットフォーム「SMAP」※プロダクトの1つである高圧需要家向け料金プラン見積もり作成ツール「SMAP Simulator」を広く販売することにいたしましたのでお知らせいたします。
※「SMAP」はSmart-Meter Analytics Platformの略称です。
データ解析プラットフォーム「SMAP」は、従来の1500倍になった電力データを活用したサービスを小売電気事業者向けに展開しており、2017年10月に、小売電気事業者の売上・コスト等の各種データを可視化することで収益環境をいち早く改善することをサポートするプロダクトとして「SMAP収益性分析」の外販開始を発表し、今年3月には第2弾として、株式会社Looop協力のもと開発した「SMAP TOU」時間帯別料金プラン(Time-of-Use)を発表いたしました。SMAPプロダクトの第3弾となる「SMAP Simulator」は、通常2週間から1カ月を要する高圧需要家向けの見積もり作成を80%自動化(RPA化)し、電力ロードカーブのAI解析による予測精度向上も期待できるプロダクトです。

小売電気事業者が抱える課題は3つ

多数の新電力事業者の皆様から「3つの課題」があるとの声を頂き、「SMAP Simulator」の開発を実施しました。

1. 見積もり工数の増加:多くの小売事業者は料金プランの見積もり作成を表計算で行っています。手動で都度単価や料金プランの設定を行うため、多くの工数とコストがかかっているのが現状です。

2. 電力データを見積もり時に活用しきれていない:需要家のデータを活用できず、定型的な「代表カーブ」を当てはめて需要予測を行っているため、新規顧客に対して適切な単価設定できていないという現状があります。

3. 調達コストの見誤りによる収益性予測の誤差増大:JEPXの変動など、調達電源の変化に応じて原価予測を柔軟に見直すなどのオペレーションができていない現状があります。

「SMAP Simulator」ができる提供価値

1.高圧見積もりにかかる作業を最大80%削減
これまで手動で時間がかかっていた見積もり作成作業を「SMAP Simulator」がPRA(Robotic Process Automation)として支援することで、作業が高速化できるため業務効率を大幅アップが可能になります。またすべてをクラウド化することにより、スマートフォンなどからの作成や閲覧も可能になるため、本社・営業所・代理店などかかわるすべての関係者による見積もり作成から承認業務までが効率的に管理でき、営業効率の劇的な改善が実現できます。

図:SMAP Simulator シミュレーション画面

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