フリット、外国語クイズを解いて報酬をもらえるeラーニング・外国語学習サービス 「アーケード」を発表

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・翻訳、翻訳チェックなどさまざまな形で外国語を練習して無料でネイティブの添削サービスやポイントを獲得できる
・アーケード外国語学習サービスを元に高品質な言語データ生産の好循環構造を確立
・11月28日JETRO東京本部で「AI翻訳・言語データ産業グローバルトレンド」無料セミナーも開催予定

統合翻訳プラットフォームであり言語データ企業であるフリット(代表サイモン・リー www.flitto.com)が無料で外国語学習を行いながら添削やポイントももらえるeラーニング・サービス「アーケード(Arcade)」を発表した。

アーケード参加者は翻訳、翻訳チェック、書き取り、スピーキングなどさまざまな活動を通して希望する外国語を練習しながら現金のように使用出来るフリットポイントを獲得できる。参加者が提出した全ての解答はネイティブが無料で添削を行い、正確な解答にはフリットポイントが付与される。無料添削を通じて間違った表現を正し、より自然で正確な外国語の文章を身につけ、実力に見合った適切な報酬を受けることことで学習のモチベーションを高めるシステムである。

アーケード参加方法はシンプルだ。アプリやウェブのアーケードタップの参加情報ページで母国語と学習したい言語を選択し、翻訳、検収(添削)、書き取り、スピーキングの4タイプの学習に参加すればいい。現在は英語、中国語、韓国語などの翻訳クイズと特定レベル以上の翻訳家から参加が可能な添削(検収)の2タイプの問題を提供しており、書き取りとスピーキングは順次アップデートする予定である。

フリットはAI翻訳や人による翻訳を一箇所で利用できる統合翻訳プラットフォームとして2016年末から多言語ビックデータ生産・販売を行う企業として進化をとげた。日本の大手IT企業を含むマイクロソフト他、シリコンバレーの企業、Baidu、テンセント等、屈指のグローバル企業と言語データ販売パートナーシップを結んでおり、民泊・バケーションレンタルサイトのHomeAway by Expedia日本支社とは翻訳提携中である。

今回のアーケードサービス発表を通じてフリットはeラーニング・外国語学習プラットフォームとして事業領域を広げることとなった。フリットがクイズ報酬型外国語学習サービスを発表した背景には、より多くのユーザーがこのサービスを経験し、言語データベースを構築する好循環構造を確立することにある。学習者がアーケードで外国語を練習し、クラウドソーシング翻訳家が入力した文章を校正する過程で自然で正確度の高い言語データが生産される。これ以外にもフリットは語学教育業界とさまざまな協力を模索しており、言語に関する全ての領域を網羅する企業として飛躍する見通しである。

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