NICTの多言語音声翻訳技術のライセンス事業をみらい翻訳が開始

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【ポイント】
■みらい翻訳は、NICTの多言語音声翻訳技術を利用希望者にソフトウェア製品としてライセンスする事業を開始
 ▶ 翻訳モデルのカスタマイズサービス、ソフトウェア保守のオプションサービスを実施
 ▶ NICTからの研究開発成果物に瑕疵担保を付帯

 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、東京都小金井市、理事長: 徳田 英幸)と株式会社みらい翻訳(みらい翻訳、本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 栄藤 稔)は、ライセンス事業に関する契約を締結しました。このライセンス事業は、2018年11月15日にNICTが実施した「多言語音声翻訳のライセンス事業を行う企業・団体の募集(※1)」にみらい翻訳が応募したものです。これに伴い、みらい翻訳では、本日からライセンス提供物の問い合わせ及び申込み受付を開始します。
 申込みを開始する提供物は以下になります。
 ▶ 音声認識エンジン(11言語)
 ▶ 機械翻訳エンジン(会話系31言語対、文書系21言語対)
 ▶ 音声合成エンジン(11言語)
 ▶ 音声翻訳サーバプログラム、辞書登録ツール(音声認識用、機械翻訳用、音声合成用)
提供物・サービスへの申込みは、みらい翻訳コーポレートサイト(https://miraitranslate.com)で受付し、順次提供します。
※1: https://www.nict.go.jp/info/topics/2018/11/15-1.html

【背景】
多言語音声翻訳システムに対する社会的な期待やニーズが急激に増大し、今後、企業が持続的にビジネスを実施できる環境が求められてきた中、NICTは、2018年11月15日に多言語音声翻訳技術の利用を希望する企業に円滑に技術移転するため、「多言語音声翻訳のライセンス事業を行う企業・団体の募集」を開始しました。みらい翻訳では、この事業に応募し、NICTによる審査を経て、今回の契約締結に至りました。

【ライセンス提供の内容条件と提供物】
・商用及び評価・開発用途限定の2種のライセンスプランを用意
・ソフトウェアはバイナリとソースコードの2種の提供形態を用意
・ライセンス提供物に瑕疵責任を付帯
・下記表に記載のない言語についても、NICTから追加でライセンス提供された場合にはできる限り速やかに提供

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