一般社団法人Edgecrossコンソーシアム(以下、本コンソーシアム)は、「Edgecross*1」とクラウドなどの様々なITシステムとの接続容易性を向上するための新たなインタフェース『ITゲートウェイインタフェース(以下、本インタフェース)』を2019年5月31日(金)より公開します。
また、同日に、本インタフェースを用いて会員企業が保有する各種ITシステムと接続するためのアプリケーション『ITゲートウェイ』が容易に開発可能となる開発キット『ITゲートウェイ開発キット(GDK)」と、本インタフェースに対応した『Edgecross基本ソフトウェアの新バージョン』をEdgecroossマーケットプレイスよりリリース致します。
これにより、ユーザー企業は、会員企業が開発したITゲートウェイをEdgecrossマーケットプレイス*2などを通じて入手し、活用することで、ITシステムとの接続自由度が増し、エッジコンピューティングを軸としたより付加価値の高いバリューチェーンの構築が可能となります。
さて、本コンソーシアムの会員数は250社を超え、Edgecross基本ソフトウェアのライセンス販売も1,600ライセンスを超えました(2019年4月末日現在)。引き続き本コンソーシアムは、会員と共にEdgecrossの普及促進活動を通じた製造業のIoT化や、日本政府が 提唱する「Society5.0*3」とSociety 5.0につながる「Connected Industries*4」の活動への寄与を加速します。
*1:企業・産業の枠を超え、コンソーシアム会員が共に構築し、FAとITの協調を実現するオープンな
エッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム
*2:Edgecrossコンソーシアムが運営する売り手と買い手が参加できるインターネット上の取引市場
*3:内閣府「第5期科学技術基本計画」で示された、サイバー空間とフィジカル空間(実社会)が 高度に融合
した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組み
*4:経済産業省が2017年3月に発表した日本の産業が目指すべき姿(コンセプト)