見積査定工数を1/5に削減。購買部門向け見積査定システムRFQクラウド提供開始

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~製造業における資材・部品調達の見積査定を容易にして原価低減を実現~

A1A株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松原脩平、以下「A1A」)は、製造業の資材・部品調達を行う購買部門の見積査定業務を支援するサービス「RFQクラウド(アールエフキュークラウド)」の提供を開始いたしました。またこれに先立ちBEENEXT2 Pte. Ltd.、PKSHA SPARX Algorithm Fund及び複数名の個人投資家から計約3億円の資金調達を実施いたしましたのでお知らせいたします。
RFQクラウドは、現場の課題解決ノウハウを取り入れた「購買担当者視点の見積支援」を行うクラウド型SaaSシステムです。煩雑な見積もりプロセスをクラウド上で完結することで、複数サプライヤーから受領した見積もりの比較や過去の類似品との価格比較などを容易にし、最適価格による購買の実現と業務効率化を可能にします。
RFQクラウドのベータ版においては、40社以上の企業に導入され、すでに実績を上げております。今後も本製品を通じて、部品・資材の適正価格での調達を追求する現場の支援を行ってまいります。
(サービスご紹介のURLはこちらhttps://rfqcloud.com

1.背景

製造業では数万点単位の資材や部品について、部品ごとに複数の見積もりを取り寄せ査定しています。膨大な査定工数ですが、現状では見積査定のプロセスとデータ管理がアナログであるため以下のような課題が発生しています。

・部品を提供するサプライヤーごとに見積もりのフォーマットやデータのファイル形式が異なり、見積項目を比較しながらの査定が難しい。

・過去の見積もりがデータベースに蓄積されておらず保管場所がバラバラであるため、過去の見積実績を参照しながらの査定に時間がかかる。

・本来であれば資材や部品の見積もりを適切に精査し原価低減につなげたいが、見積査定の周辺事務に追われて時間を十分に確保できない

当社にて見積査定を行う購買担当者100人以上にヒアリングを行った結果、上記の課題を抽出。その解決につながるサービスとして、購買担当者とサプライヤーの取引をクラウド上で完結する「RFQクラウド」を開発いたしました。共通フォーマットを導入することで見積査定にかかわる作業工数を5分の1に削減することが可能となります。購買担当者が膨大な時間をかけて行っていた見積査定の業務を効率化して最適な価格で資材・部品を調達可能とし、原価の低減を支援いたします。

図1:RFQクラウドシステム概念図

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