量子アニーリング研究開発ソリューションを提供するシグマアイが総額約4億円、シリーズA資金調達を実施

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B2B向けに量子アニーリングマシンを活用した総合ソリューションを提供する、株式会社シグマアイ (東京都港区港南、代表取締役:大関真之・伊勢賢太郎)は、スパークス・グループ株式会社より資金調達いたしました。調達金額は総額約5億円となり、今回の調達を通じ、事業の成長を加速させるための人材採用、事業会社とのさらなる連携を行い、量子アニーリング技術の社会実装をさらに加速していきます。

【事業内容】
シグマアイは、量子アニーリングを活用した企業課題への総合ソリューションを提供しています。量子アニーリングマシン活用方法のコンサルティング、D-Wave Systems社のマシンタイム提供(2019年7月に日本初の大型利用契約を締結)事業を行っています。

【企業情報】
近年注目を集める量子科学技術を活用した量子アニーリングに、大規模で高次元データを瞬時に処理するための要素技術として強い期待が寄せられています。特に工場や物流、農業、防災などをはじめとした広い範囲で、組合せ最適化問題による効率的なスケジュールの設計や、機械学習による予測に量子アニーリングを活用する動きが活発となっています。黎明期から発展期を迎える量子科学時代において、シグマアイは、独自の量子アニーリングマシンの性能の限界を超える根幹技術を持ち、量子アニーリングの活用事例を豊富に持つ東北大学の研究成果を社会に還元するために、様々な研究開発機関、事業会社との共同開発を進める世界でも屈指のスタートアップ企業です。

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