メディカルデータカード、シー・アール・シーと連携

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~患者さんが血液検査結果などをスマホで受取るサービスを開始~

メディカルデータカード株式会社(代表取締役社長 西村邦裕、東京都新宿区)は、株式会社シー・アール・シー(代表取締役 江川洋、福岡市南区)のシステムと連携し、メディカルデータカードが提供する個人向け医療アプリ MeDaCa(R)、および医療機関向けウェブサービス MeDaCa PRO(R)を介して、医療機関の承認のもと臨床検査結果をオンラインで患者さんへ直接渡すサービスを開始しました。シー・アール・シー様利用の医療機関様は、検査の翌日に結果を確認し、ドクターの任意のタイミングで、患者さんの MeDaCa アカウントに検査データをオンラインで送信することができます。患者さんは、スマートフォンやパソコンで MeDaCa アプリを通じて検査結果をいつでもどこでも参照できます。当社は digital PHR(注1) を実現する医療情報プラットフォームを使って、より良い医療体制に貢献していきます。
クリニックや病院を受診して血液検査などの検査を行うと、次回以降の外来受診時に紙に印刷した検査結果報告書を受け取ります。しかし、紙の検査報告書は持ち運びに適さず、また紛失しやすく利便性が低い状況です。クリニックで行った血液検査などは、採血当日の夜間に臨床検査センターで測定し、ほとんどの検査は翌日には検査結果が出ます。糖尿病や高血圧症、心臓病、肝機能障害などの慢性疾患の患者さんは、次回の外来受診時にドクターから検査結果の説明を受け、検査報告書を受け取ります。通常、検査をしてから結果を知るまでに2週間から1か月程度のタイムラグが発生しています。

本サービスでは、シー・アール・シー様で取り扱う検査結果を、MeDaCa PRO を導入していただいた医療機関のドクターの確認の後、患者さんの MeDaCa アカウントに直接デジタルで送付することが可能になります。本サービスにより、患者さんは MeDaCa で検査結果を一元的に管理でき、また急な病気の時でも、過去の検査結果をドクターへ簡単に伝えることができるようになります。医療機関のドクターは、検査結果にコメントを付けて送信できるため、早めの受診を勧めるなど、新たなサービス展開も可能になります。 

                      システム構成図

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