データ分析AI企業向けの秘匿計算サービス「SeDi Computation」を株式会社Acompanyが発表

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機密データを用いた高精度かつ安全な分析を実現する

概要

なめらかなデータ活用社会を目指す株式会社Acompanyが、データ分析AI企業向けに秘匿計算を提供するサービス「SeDi Computation」を発表しました。このサービスを用いることで、従来は機密データであるために提供されなかったデータに対しても安全に分析を行うことが可能になります。また、匿名化・モザイク処理されたデータとは異なり、元データの情報量を減らすことなく秘匿化するため、高い精度での分析が可能になります。

背景

今日では、データを用いた新たな価値創出が重要性を増しており、外部のデータ分析AI企業に企業内のデータを提供するケースが増加しております。しかし、データ分析AI企業に機密データを提供することで発生する漏洩リスクへの懸念から、データの出し渋りが起きています。また、機密データを渡す場合に行われる匿名化・モザイク処理は、データの持つ情報量を減らしてしまうことで、分析精度が悪化してしまう課題が存在します。このような課題を解決するために、Acompanyは秘匿計算サービス「SeDi Computation」を開発しています。また、このサービスは暗号化データ活用システム「SeDi」の上に構築しています。

SeDi Computationの技術

「SeDi Computation」は、データ分析AI企業とその顧客企業が使うために、機密データ秘匿化・保管・使用権限の管理・秘匿計算の実行を提供します。秘匿計算にはマルチパーティ計算(Multi-Party Computation:MPC)を使用します。「SeDi Computaion」の技術概要は以下です。

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