~緊急調査 新型コロナウイルス感染症の介護事業所への影響~ 衛生用品が著しく不足、マスクは53%の施設が備蓄残り10日、95%以上が直近1週間の納品予定なし

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地域ケア情報見える化サイト「ミルモネット」を活用して調査を実施

AIやICTなどを活用した介護福祉プラットフォームを提供する株式会社ウェルモ(代表取締役:鹿野 佑介、所在地:東京都千代田区、以下「ウェルモ」)は、2020年3月3日(火)~4日(水)に新型コロナウイルス感染症の介護事業所への影響を緊急調査しました。

ウェルモは、全国約35,000件の介護サービス情報を掲載しているWEBサイト「ミルモネット」を運営しており、そのネットワークを活用し調査票の配布、集計を行いました。

その結果、日常的に衛生用品の利用が不可欠な介護現場において、衛生用品の中でも特にマスクや消毒用アルコールが大幅に不足しており、納品の予定も不安定であることが明らかとなりました。
広く報道されている通り、高齢者は新型コロナウイルス感染症による重症化のリスクが高いことから、今回の調査から介護サービス利用者や介護職員が新型コロナウイルス感染症の高い危険にさらされていることが伺えます。

ウェルモは今回の結果を受け、医療機関へは衛生用品の優先配布が指示されている中、介護現場へも同様の衛生用品の優先配布などが必要である旨、政府関係者に要望としてお伝えしています。今後も介護事業所とのネットワークを生かし、介護現場の状況を集約・発信し、介護事業所の運営支援のためにできる活動をして参ります。

【調査結果サマリー】
◆今後1か月に使用予定の衛生用品の確保状況
<マスク>
 ・全国平均で半数以上の53.8%の施設が3割(日数換算で10日程度)以下の備蓄量
 ・全国平均で11.3%が備蓄なし
<消毒用アルコール>
 ・全国平均で45.1%の施設が、3割(日数換算で10日程度)以下の備蓄量
 
◆直近1週間の衛生用品の納品の有無
・マスクは全国平均で95.3%、消毒用アルコールは88.7%が直近の1週間納品の予定がない

【介護現場からの声(一部抜粋)】

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