BUIDL、トヨタファイナンシャルサービスとVehicle ID/Personal ID基盤の構築およびID間連携に関する実証実験を完了

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Securitize Inc.(本社:米国、代表取締役:カルロス・ドミンゴ、以下Securitize)の完全子会社である株式会社BUIDL (本社:東京都中央区、代表取締役:ジェームス・エイチ・フィン)とトヨタファイナンシャルサービス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:福留 朗裕)は、ブロックチェーン技術が幅広い領域における基盤技術となる可能性を見据えて、Vehicle ID/Personal ID基盤の構築およびID間連携に関する実証実験を完了いたしました。本実証実験は、2019年4月に設立されたトヨタグループ横断のバーチャル組織「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」における取り組みの一つです。
■ 本実証実験の概要
 Personal IDは、将来的にトヨタグループのみならずあらゆる場所で利用できる共通IDとして、消費者自身で情報を管理できる自己主権型IDをコンセプトに開発を行いました。発行、証明書を利用した認証や、Personal IDに紐づく契約締結、それに加えてポイント支払いなどの処理を実装しています。

 また、Vehicle IDでは車両情報の登録、整備情報の記録、情報閲覧権限の管理、所有権の移転などが可能な基盤を構築しました。Vehicle IDに紐付く車両情報は、Personal IDに紐づいた所有権や閲覧権限を元に制御されるよう、相互の基盤は連携して動作します。スケーラビリティが必要な処理はレイヤー2技術を使用、秘匿化が必要なVehicle IDに関してはコンソーシアムで管理するなど、目的に応じてシームレスに動くような設計となっています。

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